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>発生した遅れは5分ほど。
5分間だけ周波数が変わったってことじゃなくて、周波数が変わってしまった(周期が長くなった?)結果5分の遅れが生じてるってことかな。
>元記事にはないが、再生可能エネルギーの普及などが原因になっている可能性もありそうだ(日経ビジネス )。
交流電流の周波数って発電機に依存するんですよね。新しく増えている再生可能エネルギーではその辺の規格(?)が正確には守られていないってことなんだろうか。風力発電だと、プロペラのモーター直結でそこの仕様が効いてそう。太陽光発電だとバッテリーに直で貯めそうだから送電する時はインバーター通してそう。
系統の周波数に同機するように発電するんですよ。というか自動的に同期する。古典的な水力発電のような、発電機を直接回して送電してるようなやつ(インバーターを介してない)の場合、系統からの周波数を発電機に突っ込んでから発電してる。一旦モーターとして空回りさせておき、そこに発電用のタービン繋ぐと、加わった力で発電されて出て行く。
複数人で乗れる自転車あるじゃない。アレのペダルが同期してるのと同じと考えれば良いです。誰かサボっても、みんなで全力でも常に同期してる。
そして、周波数を同じに維持するためには、負荷の量と発電量が釣り合う必要がある。自転車で例えるならば、下り坂と上り坂で同じ回転数を維持するためには、ペダルを踏む力を増減しなきゃいけない。
今回欧州で起きてるのは、負荷が大きくなりすぎてる、という現象ですね。上り坂だけど足の力が足りないから、わずかに減速してるという状況。需給バランスが正常化すれば解消します。
再生可能エネルギーが関係ないとは言い切れないですが、今回の件は セルビアとコソボの政治問題が原因 [itmedia.co.jp] という分析があります。
「欧州大陸の電力系統は配電や送電事業者によって全地域の基本的なニーズを確実に満たせるようになっている。正直なところ、時計が遅れること以外に特にリスクはない」ITmedia [itmedia.co.jp]
コソボに原因がある事は分かったが、状況がよく分からない。セルビア系地域が電気代払ってない分を、供給絞ってる(あるいは盗電状態)ということか。
盗電されてるけど、その分は需要予測に反映されないので、実際の需要予測と表面上の需要予測が一致せず、実際の需要に対し供給が少なくなり不安定になる、ということ。
大まかに言えば、需要と供給が合ってないわけだけど、細部が不明。盗電たって実需あるんだから、予測できるし、周波数変動があればすぐ分かる。対応しないったって、まるごと対応しなかったら、もっと無茶苦茶な事にならないのか。
ちなみにセルビア系住民はコソボの4%。結構少ない。コソボ自体が金なくて電力不足っつう話で終わる気もしないでもない。知らんけど。
自転車の例えだと火力発電は周りの様子を見て力加減を調整するけど、再生可能エネルギーは風任せ、天気任せの気分屋で回りを見ない。
8人乗りの自転車の6人が火力発電のうちはうまく調整できるからいいけど、逆に再生可能エネルギーが6人になると調整しきれなくて速度の微調整ができなくなる。
なるほど、俺の交流がハッテンしないのはパワーが足りなかったのか
>新しく増えている再生可能エネルギーではその辺の規格(?)が正確には守られていないってことなんだろうか。
発電機の規格を守っても、送電量が変化すると系統上で周波数が変化するらしい。
>風力発電だと、プロペラのモーター直結でそこの仕様が効いてそう。
直結はほぼありません。そういう機種も無いわけじゃあない。
>太陽光発電だとバッテリーに直で貯めそうだから送電する時はインバーター通してそう。
バッテリーを設置しているところなんかほぼありません。
# 周波数が統一されているからなんでしょうけど電気時計が未だにあるのかって感じ。# 日本じゃ50Hz/60Hzの問題もあってかもうほぼ見ないでしょうな。
昔、電池でテンプを廻す懐中時計を持ってたけど、これも電気時計では?つまり商用電源周波数free、且つ非クオーツの電気時計。そういや昔、非クォーツ音叉電気時計ってのもあったな。
# レコードプレーヤーの回転数タイミングストロボ(交流電源点灯)が、四段(=50Hz100/3rpm・50Hz45rpm・60Hz100/3rpm・60Hz45rpm)だった時代は今は昔。
むしろ商用電源の周波数って時計の基準に使える精度だっけ?という印象しか受けないんだが。100年前だとそんな時計もあったんだろうか。
周波数というか波数をカウントしているので、そういう用途用に24時間の波数は正確に合うよう発電所で調整していると聞いています。(いっとき周波数が落ちても、24時間の平均波数は合うように周波数を上げて調整)
波数をカウントする限りは、24時間の平均は正確(どれぐらい正確は発電所依存だが)。但し情報ソースは電力会社務めていた親父。公式でそういった文献みたことないが。
> 但し情報ソースは電力会社務めていた親父。公式でそういった文献みたことないが。東京電力 PG 管内だと 周波数調整・需給運用ルール 9.1.2 常時の調整目標と調整範囲 の 常時の時差の調整範囲 [tepco.co.jp]の事かと。系統連系している東北電力も同じルールになっているはずです。
電源同期のLEDデジタル使ってますけど、ほとんど狂いません実用性は高いですよ# 30年以上昔に作った秋月のデカデジです
30年前に中学校の技術の授業で作った電源同期の時計が、同じように全く狂いません。50Hzと60Hzを往復したのですが、どちらでも当然狂いません。#引っ越した直後に大幅に狂って一日焦ったのは内緒。
チープなつくりなのに捨てられないです。
誤差の累積が無いように電力会社側で電源周波数が管理されているのは良いのですが、停電には耐性が無いのが難点といえば難点#電子工作として電源同期デジタル時計は手ごろで良いと思うのだが、今は流行らないのよね
最初にはいった会社の寮(神奈川県)で隣室の人が京都出身でした。その人がうちから持ってきたAC電源の目覚まし時計がまさに交流電源周波数をカウントするやつで、時間が遅れてたのを思い出した。
今はもうあんまり見かけない、板がパタンパタンするデジタル(?)時計。
電池式の目覚まし時計に変えてからもしょっちゅう寝坊してたので、寝過ごした口実だったのかもしれない。
しかしそれだと一分で10秒遅れるわけで、普通に「遅れる」とかいうもんじゃなくて使いもんにならないのでは…一日で4時間遅れるのか
「変えてから」という事はしばらく戦ったんだろうか
私の場合関西から出てきた時に持ってきたオーブントースターのタイマーが50hzと60hz両方書いてありましたね。
そういえばやっすい電子レンジは火を噴いてお亡くなりになったんだったような
>今はもうあんまり見かけない、板がパタンパタンするデジタル(?)時計。今なら永遠の17歳^H^H^H6時59分で止まられないかやってみて挫折するんだろうな。
電源周波数はちょこちょこ変動してるけど、電圧だけでなく周波数及びカウントも電力会社が調整してると聞いたことがある
建物に設置してあるやつだとたいていこれだった水晶発振子が安く作れるようになったのが確か70年代♯セイコークォーツⅡとかリクォーツなんて腕時計が出たころつまり60年代はまず商用交流同期式の時計だったかと100年前は戻りすぎと思われる
♯レコード再生用のターンテーブルとかFDD,HDDも電源同期モーターで駆動してたりする
で、もうちょい遡って70年前だと、商用電源周波数のカウントで時計動かしたいんだけど、少しアテにならんので
秒針は電源周波数ベースで回すけど、周波数落ちても1秒に1周できるようちょっと早めに回して60秒で待機、別に1分ごとの信号を用意して、それによって再スタートなんてやってる時計もありました。
かの有名なSBBの時計でございます。ちょっと前にAppleがデザインパクって話題になったhttps://apple.srad.jp/story/12/10/13/1950225/ [apple.srad.jp]スイス鉄道時計 [wikipedia.org]
>電源周波数はちょこちょこ変動してるけど力率調整のために可能な限り周波数は合わせるんだっけ?電圧は1割変動して当たり前ぐらいの感覚だった。
>100年前は戻りすぎと思われる四捨五入して1世紀単位にしてしまいました。水晶発振子って割りと最近の技術だったんですね。
電圧は101±6V、202±20V、6600±300Vと結構な誤差がありますが、周波数は50±0.3Hz、60±0.2Hz(沖縄60±0.3Hz)と極めて正確に調整されています。周波数が狂った発電所は系統から解列され、時には大停電を引き起こします。
北米 (NERC) 年間標準偏差(一分間平均値)目標値東部:60±0.018 Hz 以内西部:60±0.0228Hz 以内テキサス:60±0.020 Hz 以内 (ERCOT管内)ケベック:60±0.0212Hz以内
欧州 (UCTE) 年間標準偏差(一分間平均値)目標値欧州:50±0.04Hz 以内
欧米の方が一桁少ないんですね。日本の電力品質は案外悪いのかも?
欧米の方が周波数の基準が厳しいのは確かですが、一桁も差はありません。北米の0.02%は1分間平均の標準偏差で、日本の規格は最大値なので直接比較できません。
日本の実績で言うと、以下のような情報があります。https://www.occto.or.jp/houkokusho/2017/171101_denkinoshitsu.html [occto.or.jp]実績として99%以上は0.1Hzに入っているので、正規分布を仮定すれば、標準偏差で0.02Hz=0.04%以下にはなりそうです。
この資料も、周波数調整と系統連系についてとても参考になります。http://www.re-policy.jp/keito/2/030912_09.pdf [re-policy.jp]
日本の電力品質は案外悪いのかも?
周波数の変動に関しては、良くないとされています。これは、欧米の電力ネットワークがメッシュなのに対して、日本の系統は基本くし型 [wikipedia.org]の上、連携相手が少ない上に遠いのやら50/60Hzで分断されてるのやら、とまぁそんな感じで。
まぁ、島国なので他国と繋ぐの難しいですし。それに、メッシュはメッシュで事故がおきると影響が大きくなること(大停電等)があります。
欧米は昇圧したり規格統一するタイミングで仕様ごと更改してるからじゃないのかな?明治期から商用電源の仕様を変えてないのは日本くらいのもの。
日本の0.3Hzとか0.2Hzとかは事故などでの変動上下限なので比べるものが違ってる。欧米も日本も平均値の実績はあんまり変わらない。
ターンテーブルが水晶発振器使うようになっても、回転数確認用のストロボスコープは電源周波数を基準に使ってますしね。
他でも出てますが、30~40年くらい前はそういう時計が割と多かったような。周波数切替が裏にあったりしました。
安定して精度の高い発振器は高価だったんでしょうね。
大昔とは言っても30年ちょっと前以前の電子工作雑誌とか電子工作キットでは、普通に商用交流を計時のソースにしてる時計がありましたよ。当時は安価なセラミック発振子が商品化される前で、時計に使うような周波数の発振回路と言えばコンデンサと抵抗器(CR発振回路)で作るか、もしくは、高価な水晶発振子を使うかしか選択肢がなかったですから。コンデンサと抵抗器で作るにも、高精度で安定的な物を作ろうとすれば水晶発振器並みのコストがかかりましたし、水晶発振器は、部品屋さんでは一個何百円とか何千円とか当たり前にしてましたから。# 誤差1%の金属皮膜抵抗器が一本100円以上当たり前にしてましたし、高精度で温度依存性の低いコンデンサはもっと高かった。
なので、安いCR発振回路で作るよりは数段周波数が安定していて、温度依存性も低く、しかも故障しにくい周波数源として、商用交流が重宝されていましたよ。# 大型のアナログ時計にせよ、交流モーターとギヤで周波数を分周していた時代ですし。
http://www.sharp.co.jp/products/kitchen/oven/prod03/index.html [sharp.co.jp]シャープの電子レンジでも50Hz用60Hz用って別れてる製品が、今もありますね。
工場のモーターなんかも商用電源の周波数に依存してるやつある。
参考 [srad.jp]
時計じゃないけれど、現行商品として タイムスイッチ [google.co.jp] があります。検索して出てきた画像に大きなダイヤルが付いているのは大体が電源同期式と言われるものです。よく見ると 50/60Hz 切り替えスイッチがあります。
「水晶から電波へとシフトする時計」記事へのコメントhttps://srad.jp/comment/158315 [srad.jp]
でも話題になっているが、1980年代位までは普通にあった
35-40年前は普通でした、電気時計。30年ちょっと前、友人が秋月(だったと思う)で電気目覚まし時計のキットを買ったという話をしていて、精度出ないだろと思ってたのですが数カ月に一度合わせれば十分だと言ってました。少なくとも当時の安物のゼンマイ式よりは精度が高かったです。凄いぞ東京電力。
#あの頃はまだクウォーツ式の時計は高価だった。
風力だって一旦DCにしてからインバータ通すと思うが
安定供給が必要だとそうなりますね。
発電<消費の関係になると、発電機が重たくなるので電圧低下・周波数が遅れ傾向になります。東日本大震災の時も計画停電の時期は周波数が若干の低下傾向になりました。
Swissgridによると、書き込み時点では-341.330s [swissgrid.ch]との事。累積5分ちょうどのエラーと考えると、(5*60)秒*50Hzで15,000サイクル足りなかったと。短く30日なら500サイクル(日差10秒)で116ppm、45日なら333サイクル(日差7秒)で77ppm。まぁ、機械式時計位の精度になっちゃった感じですね。
周波数は,電力の需要と供給のバランスに依存します。従来の発電方法(火力や水力など)は電力供給量をある程度コントロールできます。一方,太陽光や風力による発電は基本的には供給量は自然任せになります。(太陽光は通常バッテリーにためません。風力もコンバータ制御が多いです)
電力供給量に対して,再生可能エネルギーの割合が増えてくると供給量の制御が効きにくくなる(火力・水力発電の発電量を大きく変動させる必要がある)ので,需給バランスが崩れやすくなり,周波数が変動しやすくなるのです。
太陽光や風力発電の電力変動を抑制するためには・広い範囲に大量に設置する(平均としては変動が小さくなる)・火力・水力等を増やす(変動に対応できる量を増やす)・蓄電装置を併設して供給量の変動を吸収するなどの方法があるけれども,特に後者はコスト的になかなか大変と思われる。(蓄電装置は,価格が高い上に基本的に電力(利益)を生まないため。)
周波数調整に使う分には今の蓄電池価格は十分安いとかどこかで読んだような…
でもまだ不足分を予測してガスタービン回す方が安上がりなんじゃなかったっけ。
風力発電のAC出力の周波数変動をそのまま流すなんて無いだろ。こんなささいなレベルでなく、全く以て妨害しているのと変わらん事になるぞ。ちょっと自分で5「必ず50Hzで動く風力タービンを作る」とか考えてみれば判るだろ。凄まじい位に難しい。そんな事する位ならまだ、モーターで発電機回した方がマシだ。
再生可能エネルギー側の方が多分精度が高いよ。それよりも昔ながらの火力や水力のデッカイタービンが電力不足の為に急に負荷が増えてジリジリとズレた可能性の方が大きいかな。
再生可能エネルギー側の方が多分精度が高いよ。
自宅のコンセントをDMMで計ってみると、100%買電や連系運転のときは59.98〜60.02Hzと表示されることもあるけど、自立運転のときは60.00Hzしか見たことない。
デジタル・マルチ・メーターだっけ
♯某DMM.COMじゃない方
そりゃ自立運転の時は内蔵インバーターの周波数(周波数ソースはたぶん水晶かとか)だし。
LED信号機について調べていた時に日本は電気時計が月1分程度の誤差に収まるように周波数を維持しているとありました。0.2Hz以上の変動があるとモーターなどの精度が狂い工場から問い合わせがあるとか。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
時間 (スコア:0)
>発生した遅れは5分ほど。
5分間だけ周波数が変わったってことじゃなくて、周波数が変わってしまった(周期が長くなった?)結果5分の遅れが生じてるってことかな。
>元記事にはないが、再生可能エネルギーの普及などが原因になっている可能性もありそうだ(日経ビジネス )。
交流電流の周波数って発電機に依存するんですよね。
新しく増えている再生可能エネルギーではその辺の規格(?)が正確には守られていないってことなんだろうか。
風力発電だと、プロペラのモーター直結でそこの仕様が効いてそう。
太陽光発電だとバッテリーに直で貯めそうだから送電する時はインバーター通してそう。
Re:時間 (スコア:5, 参考になる)
系統の周波数に同機するように発電するんですよ。というか自動的に同期する。
古典的な水力発電のような、発電機を直接回して送電してるようなやつ(インバーターを介してない)の場合、系統からの周波数を発電機に突っ込んでから発電してる。
一旦モーターとして空回りさせておき、そこに発電用のタービン繋ぐと、加わった力で発電されて出て行く。
複数人で乗れる自転車あるじゃない。
アレのペダルが同期してるのと同じと考えれば良いです。誰かサボっても、みんなで全力でも常に同期してる。
そして、周波数を同じに維持するためには、負荷の量と発電量が釣り合う必要がある。
自転車で例えるならば、下り坂と上り坂で同じ回転数を維持するためには、ペダルを踏む力を増減しなきゃいけない。
今回欧州で起きてるのは、負荷が大きくなりすぎてる、という現象ですね。上り坂だけど足の力が足りないから、わずかに減速してるという状況。
需給バランスが正常化すれば解消します。
再生可能エネルギーが関係ないとは言い切れないですが、今回の件は セルビアとコソボの政治問題が原因 [itmedia.co.jp] という分析があります。
コソボ (スコア:2)
コソボに原因がある事は分かったが、状況がよく分からない。セルビア系地域が電気代払ってない分を、供給絞ってる(あるいは盗電状態)ということか。
Re: (スコア:0)
盗電されてるけど、その分は需要予測に反映されないので、実際の需要予測と表面上の需要予測が一致せず、実際の需要に対し供給が少なくなり不安定になる、ということ。
Re:コソボ (スコア:2)
大まかに言えば、需要と供給が合ってないわけだけど、細部が不明。盗電たって実需あるんだから、予測できるし、周波数変動があればすぐ分かる。対応しないったって、まるごと対応しなかったら、もっと無茶苦茶な事にならないのか。
ちなみにセルビア系住民はコソボの4%。結構少ない。コソボ自体が金なくて電力不足っつう話で終わる気もしないでもない。知らんけど。
Re: (スコア:0)
自転車の例えだと火力発電は周りの様子を見て力加減を調整するけど、
再生可能エネルギーは風任せ、天気任せの気分屋で回りを見ない。
8人乗りの自転車の6人が火力発電のうちはうまく調整できるからいいけど、
逆に再生可能エネルギーが6人になると調整しきれなくて速度の微調整ができなくなる。
Re: (スコア:0)
なるほど、俺の交流がハッテンしないのはパワーが足りなかったのか
Re:時間 (スコア:2, 参考になる)
>新しく増えている再生可能エネルギーではその辺の規格(?)が正確には守られていないってことなんだろうか。
発電機の規格を守っても、送電量が変化すると系統上で周波数が変化するらしい。
>風力発電だと、プロペラのモーター直結でそこの仕様が効いてそう。
直結はほぼありません。そういう機種も無いわけじゃあない。
>太陽光発電だとバッテリーに直で貯めそうだから送電する時はインバーター通してそう。
バッテリーを設置しているところなんかほぼありません。
# 周波数が統一されているからなんでしょうけど電気時計が未だにあるのかって感じ。
# 日本じゃ50Hz/60Hzの問題もあってかもうほぼ見ないでしょうな。
Re: (スコア:0)
昔、電池でテンプを廻す懐中時計を持ってたけど、これも電気時計では?
つまり商用電源周波数free、且つ非クオーツの電気時計。
そういや昔、非クォーツ音叉電気時計ってのもあったな。
# レコードプレーヤーの回転数タイミングストロボ(交流電源点灯)が、四段(=50Hz100/3rpm・50Hz45rpm・60Hz100/3rpm・60Hz45rpm)だった時代は今は昔。
Re: (スコア:0)
むしろ商用電源の周波数って時計の基準に使える精度だっけ?という印象しか受けないんだが。
100年前だとそんな時計もあったんだろうか。
Re:時間 (スコア:5, 興味深い)
周波数というか波数をカウントしているので、そういう用途用に
24時間の波数は正確に合うよう発電所で調整していると聞いています。
(いっとき周波数が落ちても、24時間の平均波数は合うように周波数を上げて調整)
波数をカウントする限りは、24時間の平均は正確(どれぐらい正確は発電所依存だが)。
但し情報ソースは電力会社務めていた親父。公式でそういった文献みたことないが。
Re:時間 (スコア:4, 参考になる)
> 但し情報ソースは電力会社務めていた親父。公式でそういった文献みたことないが。
東京電力 PG 管内だと 周波数調整・需給運用ルール 9.1.2 常時の調整目標と調整範囲 の 常時の時差の調整範囲 [tepco.co.jp]の事かと。系統連系している東北電力も同じルールになっているはずです。
実使用していますけどほとんど狂いません (スコア:1)
電源同期のLEDデジタル使ってますけど、ほとんど狂いません
実用性は高いですよ
# 30年以上昔に作った秋月のデカデジです
Re:実使用していますけどほとんど狂いません (スコア:1)
30年前に中学校の技術の授業で作った電源同期の時計が、同じように全く狂いません。
50Hzと60Hzを往復したのですが、どちらでも当然狂いません。
#引っ越した直後に大幅に狂って一日焦ったのは内緒。
チープなつくりなのに捨てられないです。
Re: (スコア:0)
誤差の累積が無いように電力会社側で電源周波数が管理されているのは良いのですが、停電には耐性が無いのが難点といえば難点
#電子工作として電源同期デジタル時計は手ごろで良いと思うのだが、今は流行らないのよね
Re:時間 (スコア:2)
最初にはいった会社の寮(神奈川県)で隣室の人が京都出身でした。
その人がうちから持ってきたAC電源の目覚まし時計がまさに交流電源周波数をカウントするやつで、時間が遅れてたのを思い出した。
今はもうあんまり見かけない、板がパタンパタンするデジタル(?)時計。
電池式の目覚まし時計に変えてからもしょっちゅう寝坊してたので、寝過ごした口実だったのかもしれない。
Re:時間 (スコア:2)
しかしそれだと一分で10秒遅れるわけで、普通に「遅れる」とかいうもんじゃなくて使いもんにならないのでは…一日で4時間遅れるのか
「変えてから」という事はしばらく戦ったんだろうか
私の場合関西から出てきた時に持ってきたオーブントースターのタイマーが50hzと60hz両方書いてありましたね。
そういえばやっすい電子レンジは火を噴いてお亡くなりになったんだったような
Re: (スコア:0)
>今はもうあんまり見かけない、板がパタンパタンするデジタル(?)時計。
今なら永遠の17歳^H^H^H6時59分で止まられないかやってみて挫折するんだろうな。
Re:時間 (スコア:1)
電源周波数はちょこちょこ変動してるけど、電圧だけでなく周波数及びカウントも
電力会社が調整してると聞いたことがある
建物に設置してあるやつだとたいていこれだった
水晶発振子が安く作れるようになったのが確か70年代
♯セイコークォーツⅡとかリクォーツなんて腕時計が出たころ
つまり60年代はまず商用交流同期式の時計だったかと
100年前は戻りすぎと思われる
♯レコード再生用のターンテーブルとかFDD,HDDも電源同期モーターで駆動してたりする
Re:時間 (スコア:1)
で、もうちょい遡って70年前だと、
商用電源周波数のカウントで時計動かしたいんだけど、少しアテにならんので
秒針は電源周波数ベースで回すけど、周波数落ちても1秒に1周できるよう
ちょっと早めに回して60秒で待機、
別に1分ごとの信号を用意して、それによって再スタートなんてやってる時計もありました。
かの有名なSBBの時計でございます。ちょっと前にAppleがデザインパクって話題になった
https://apple.srad.jp/story/12/10/13/1950225/ [apple.srad.jp]
スイス鉄道時計 [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
>電源周波数はちょこちょこ変動してるけど
力率調整のために可能な限り周波数は合わせるんだっけ?
電圧は1割変動して当たり前ぐらいの感覚だった。
>100年前は戻りすぎと思われる
四捨五入して1世紀単位にしてしまいました。
水晶発振子って割りと最近の技術だったんですね。
Re:時間 (スコア:2, 参考になる)
電圧は101±6V、202±20V、6600±300Vと結構な誤差がありますが、周波数は50±0.3Hz、60±0.2Hz(沖縄60±0.3Hz)と極めて正確に調整されています。
周波数が狂った発電所は系統から解列され、時には大停電を引き起こします。
Re:時間 (スコア:1)
北米 (NERC) 年間標準偏差(一分間平均値)目標値
東部:60±0.018 Hz 以内
西部:60±0.0228Hz 以内
テキサス:60±0.020 Hz 以内 (ERCOT管内)
ケベック:60±0.0212Hz以内
欧州 (UCTE) 年間標準偏差(一分間平均値)目標値
欧州:50±0.04Hz 以内
欧米の方が一桁少ないんですね。
日本の電力品質は案外悪いのかも?
Re:時間 (スコア:1)
欧米の方が周波数の基準が厳しいのは確かですが、一桁も差はありません。
北米の0.02%は1分間平均の標準偏差で、日本の規格は最大値なので直接比較できません。
日本の実績で言うと、以下のような情報があります。
https://www.occto.or.jp/houkokusho/2017/171101_denkinoshitsu.html [occto.or.jp]
実績として99%以上は0.1Hzに入っているので、正規分布を仮定すれば、標準偏差で0.02Hz=0.04%以下にはなりそうです。
この資料も、周波数調整と系統連系についてとても参考になります。
http://www.re-policy.jp/keito/2/030912_09.pdf [re-policy.jp]
Re: (スコア:0)
日本の電力品質は案外悪いのかも?
周波数の変動に関しては、良くないとされています。
これは、欧米の電力ネットワークがメッシュなのに対して、日本の系統は基本くし型 [wikipedia.org]の上、連携相手が少ない上に遠いのやら50/60Hzで分断されてるのやら、とまぁそんな感じで。
まぁ、島国なので他国と繋ぐの難しいですし。
それに、メッシュはメッシュで事故がおきると影響が大きくなること(大停電等)があります。
Re: (スコア:0)
欧米は昇圧したり規格統一するタイミングで仕様ごと更改してるからじゃないのかな?
明治期から商用電源の仕様を変えてないのは日本くらいのもの。
Re: (スコア:0)
日本の0.3Hzとか0.2Hzとかは事故などでの変動上下限なので比べるものが違ってる。
欧米も日本も平均値の実績はあんまり変わらない。
Re: (スコア:0)
ttps://gigazine.net/news/20180303-piezoelectric-quartz-crystal/
またその記事中に本格的な人工水晶の量産が実現したのは1973年からとあります。
Re: (スコア:0)
♯レコード再生用のターンテーブルとかFDD,HDDも電源同期モーターで駆動してたりする
ターンテーブルが水晶発振器使うようになっても、回転数確認用のストロボスコープは電源周波数を基準に使ってますしね。
Re: (スコア:0)
他でも出てますが、30~40年くらい前はそういう時計が割と多かったような。
周波数切替が裏にあったりしました。
安定して精度の高い発振器は高価だったんでしょうね。
Re:時間 (スコア:1)
大昔とは言っても30年ちょっと前以前の電子工作雑誌とか電子工作キットでは、普通に商用交流を計時のソースにしてる時計がありましたよ。
当時は安価なセラミック発振子が商品化される前で、時計に使うような周波数の発振回路と言えばコンデンサと抵抗器(CR発振回路)で作るか、もしくは、高価な水晶発振子を使うかしか選択肢がなかったですから。
コンデンサと抵抗器で作るにも、高精度で安定的な物を作ろうとすれば水晶発振器並みのコストがかかりましたし、水晶発振器は、部品屋さんでは一個何百円とか何千円とか当たり前にしてましたから。
# 誤差1%の金属皮膜抵抗器が一本100円以上当たり前にしてましたし、高精度で温度依存性の低いコンデンサはもっと高かった。
なので、安いCR発振回路で作るよりは数段周波数が安定していて、温度依存性も低く、しかも故障しにくい周波数源として、商用交流が重宝されていましたよ。
# 大型のアナログ時計にせよ、交流モーターとギヤで周波数を分周していた時代ですし。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
http://www.sharp.co.jp/products/kitchen/oven/prod03/index.html [sharp.co.jp]
シャープの電子レンジでも50Hz用60Hz用って別れてる製品が、今もありますね。
工場のモーターなんかも商用電源の周波数に依存してるやつある。
Re: (スコア:0)
参考 [srad.jp]
Re: (スコア:0)
時計じゃないけれど、現行商品として タイムスイッチ [google.co.jp] があります。検索して出てきた画像に大きなダイヤルが付いているのは大体が電源同期式と言われるものです。よく見ると 50/60Hz 切り替えスイッチがあります。
Re: (スコア:0)
「水晶から電波へとシフトする時計」記事へのコメント
https://srad.jp/comment/158315 [srad.jp]
でも話題になっているが、1980年代位までは普通にあった
Re: (スコア:0)
35-40年前は普通でした、電気時計。
30年ちょっと前、友人が秋月(だったと思う)で電気目覚まし時計のキットを買ったという話をしていて、精度出ないだろと思ってたのですが
数カ月に一度合わせれば十分だと言ってました。
少なくとも当時の安物のゼンマイ式よりは精度が高かったです。
凄いぞ東京電力。
#あの頃はまだクウォーツ式の時計は高価だった。
Re: (スコア:0)
風力だって一旦DCにしてからインバータ通すと思うが
Re:時間 (スコア:1)
安定供給が必要だとそうなりますね。
Re:時間 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
発電<消費の関係になると、発電機が重たくなるので電圧低下・周波数が遅れ傾向になります。
東日本大震災の時も計画停電の時期は周波数が若干の低下傾向になりました。
Swissgridによると、書き込み時点では-341.330s [swissgrid.ch]との事。
累積5分ちょうどのエラーと考えると、(5*60)秒*50Hzで15,000サイクル足りなかったと。
短く30日なら500サイクル(日差10秒)で116ppm、45日なら333サイクル(日差7秒)で77ppm。
まぁ、機械式時計位の精度になっちゃった感じですね。
Re: (スコア:0)
周波数は,電力の需要と供給のバランスに依存します。
従来の発電方法(火力や水力など)は電力供給量をある程度コントロールできます。
一方,太陽光や風力による発電は基本的には供給量は自然任せになります。
(太陽光は通常バッテリーにためません。風力もコンバータ制御が多いです)
電力供給量に対して,再生可能エネルギーの割合が増えてくると
供給量の制御が効きにくくなる(火力・水力発電の発電量を大きく変動させる必要がある)ので,
需給バランスが崩れやすくなり,周波数が変動しやすくなるのです。
太陽光や風力発電の電力変動を抑制するためには
・広い範囲に大量に設置する(平均としては変動が小さくなる)
・火力・水力等を増やす(変動に対応できる量を増やす)
・蓄電装置を併設して供給量の変動を吸収する
などの方法があるけれども,特に後者はコスト的になかなか大変と思われる。
(蓄電装置は,価格が高い上に基本的に電力(利益)を生まないため。)
Re: (スコア:0)
周波数調整に使う分には今の蓄電池価格は十分安いとかどこかで読んだような…
Re: (スコア:0)
でもまだ不足分を予測してガスタービン回す方が安上がりなんじゃなかったっけ。
Re: (スコア:0)
風力発電のAC出力の周波数変動をそのまま流すなんて無いだろ。
こんなささいなレベルでなく、全く以て妨害しているのと変わらん事になるぞ。
ちょっと自分で5「必ず50Hzで動く風力タービンを作る」とか考えてみれば判るだろ。
凄まじい位に難しい。
そんな事する位ならまだ、モーターで発電機回した方がマシだ。
Re: (スコア:0)
再生可能エネルギー側の方が多分精度が高いよ。
それよりも昔ながらの火力や水力のデッカイタービンが電力不足の為に急に負荷が増えてジリジリとズレた可能性の方が大きいかな。
Re: (スコア:0)
再生可能エネルギー側の方が多分精度が高いよ。
自宅のコンセントをDMMで計ってみると、100%買電や連系運転のときは59.98〜60.02Hzと表示されることもあるけど、自立運転のときは60.00Hzしか見たことない。
Re:DMMで吹いた(もっとオフトピ) (スコア:0)
デジタル・マルチ・メーターだっけ
♯某DMM.COMじゃない方
Re: (スコア:0)
そりゃ自立運転の時は内蔵インバーターの周波数(周波数ソースはたぶん水晶かとか)だし。
Re: (スコア:0)
LED信号機について調べていた時に日本は電気時計が月1分程度の誤差に収まるように周波数を維持しているとありました。
0.2Hz以上の変動があるとモーターなどの精度が狂い工場から問い合わせがあるとか。