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これだけ売れても、ピークであった1999年の半分以下。空しい…。
また>成長に必要なのはコピーコントロールではなかった 部門
とあるが、ストリーミングは完全にDRMによってコピーできなくすることで実現されているので、まったく逆だわな。AppleがDRMをなくした音楽配信を始めてから全体としては市場は右肩下がりだった。それが、ピークに比べれば屁みたいなもんだとは言え、戻したのがDRMガッチガチに固めたストリーミング配信だとしたら、成長に必要だったのはコピーコントロールだったと言えてしまう。
まぁ、このまま萎んでいくよりは、盛り返した方がいいに決まっているのでお祝いを申し上げたい。しかし、はっきり言って外から見れば大失敗こいて衰退した後、配信の主導権を売り渡すことでようやく反転した、という状況なので、なぜ上手くいったかと言うよりも、どうしてこうなってしまったのかを分析する話だと思われる。
定額サービスが原動力とあるように、結局は「需要が違法視聴に食われていた」ことは間違いないね
「買わない奴はどのみち買わない」「タダで宣伝してやってるのだからむしろ貢献している」みたいな事を言って犯罪肯定していた人たちを黙らせることが出来るのは有難い
買わなかった層が月に千円払うようになっても月に万単位で買ってた層には物足りなくて売り上げは半分ということか
それでいいのか?
そういう分析ではレコードの復権を説明できない固定した価値観の「層」が増減するわけではなく、個人レベルで音楽の聴き方が多様化したのだその多様化にはDRMが間違いなく役に立っている(のでウザくもある)
レコードの復権って、それこそ最盛期に比べて3桁足らんぞ
どうも、市場がなくなるレベルまでめちゃくちゃにされた後、ちょっと戻っただけのをありがたがる風潮があるが、まったく質的にも量的にも違う話だからレコードの話は、残存者利益が得られるレベルまで市場が枯れたと言うだけの話漆塗りの漆器や、職人が一本一本丁寧に作った箸とかと同じ枠
「層」で切るなら流動性が低くなければ意味はないが、貧乏人はそうそう高級食器など買えないし、高級食器を普段使いする連中の目に安物が叶うことはないだろうそういう意味で高級食器の購入には流動性の低い「層」があるだろうが、音楽の購入にそういう社会的経済的裏付けのある「層」はあるのか?AKBが好きな「層」というなら別に否定はしないし、連中はCDへの支出の割合はとても高いだろうが、そういう話をしたいの?
層が増減するんじゃなくて、購入する層が変わっているという話ね。マクロで購買層という分析をするとき、売上増減に合わせて層が流動してが増減するという解釈は、ふつうやらない。購買層が変わったと考える。
レコードが音楽を聴く主要手段だったときは、日常の音楽を聴く手段として、レコードが購入されていた。
しかし、技術が変革してより便利なものが発生し、売れなくなった。この時点で、日常の音楽を聴く手段としては終わっている。
その後、レコードは、大きなジャケットや、再生装置により発生するエフェクトなど、日常の音楽を聴く手段とは別の価値が見いださるようになる。それらに価値を置く購買層が再び買い始めた。
この時点で、質(日常の最寄り品から、特別な買い回り品へ)と量(数千万枚から、数十万枚へ)が変化している。つまり、日常の音楽を聴く手段としてのレコードを使っていた層が大幅に人数を減らして再び買うようになった訳ではなく、違う層が現れて買い始めたと言うこと。
こういったイノベーションの途中で海賊版が現れ、それに対して対処を間違ったため日常の音楽を聴く手段に支払われる金額が減少し習慣が失われ、戻らない。これが、音楽業界が残した教訓だと思われる。
#じゃあどうしたらよかったのか、と言われても俺にはわからん…。
食器の喩えだとこう。漆器が最も安く、漆が最も入手性の良い防腐剤だった時代は日用品を買い求める層をターゲットとする購買層としていた。しかし、陶器や合成樹脂が発達、日用品として買う層は買わなくなった。一方で高級漆器は、日用品として買い求める層ではなく、それらに高付加価値を見いだす層が現れて売れるようになった。
しかし、日用品として漆塗りの漆器が大量に作られていたときとは、質的にも、量的にも違うものになっているのは分かるよね。つまり、日常の食器として漆塗り漆器を使っていた層が大幅に人数を減らして再び買うようになった訳ではなく、違う層が現れて買い始めたということ。
食器業界が音楽と異なるのは、食器業界内部で破壊的イノベーションが起きこと。人間国宝も所属する食器屋が、HCで300円で売ってる器も量産していたりする。一方の音楽業界は、IT業界が進出して、そちらに明け渡してしまった。日本の音楽業界がそれなりに踏ん張ってるのは、IT業界に単に明け渡すのではなく、自分たちで主導権を持ったままやり抜こうとしているからだったりもするようだ。ただし、Youtubeのような仕組みで迫られると辛い模様。
日本の音楽業界は、YouTubeやニコ動で有名になった作品や作曲家・歌い手のCDを売り出したりしてるぐらいですし、確かに主導権の維持に力を注いでいる印象はありますね。ネット発のCDも一過性の流行的な面もあったのかもしれませんが、大きなCDショップには未だにニコ動楽曲コーナーが存在する例もあるので、まだまだ地道に売り上げを稼いでいそうです。
音楽はテクノロジーにより急激な変化のさなかにある、というのが私の認識ですから、食器のゆっくりとした変化でたとえることはできない、ということだとおもいます後出しとのそしりはお詫びしてお受けします
手持ちの曲を見る限り、ダウンロードでアニソンがまともな品揃えになったのは2014年くらいからのようですそれより前はオリジナルとは別人が歌っているものしかなかったりと、残念でしたアニソン専門の配信サービスのANiUTaは2017年のサービス開始なので、その昔PeerCastでKotoko Channelを愛聴していた身にとっては、あっという間です
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
空しい…。 (スコア:0)
これだけ売れても、ピークであった1999年の半分以下。
空しい…。
また
>成長に必要なのはコピーコントロールではなかった 部門
とあるが、ストリーミングは完全にDRMによってコピーできなくすることで実現されているので、まったく逆だわな。
AppleがDRMをなくした音楽配信を始めてから全体としては市場は右肩下がりだった。それが、ピークに比べれば屁みたいなもんだとは言え、戻したのがDRMガッチガチに固めたストリーミング配信だとしたら、成長に必要だったのはコピーコントロールだったと言えてしまう。
まぁ、このまま萎んでいくよりは、盛り返した方がいいに決まっているのでお祝いを申し上げたい。
しかし、はっきり言って外から見れば大失敗こいて衰退した後、配信の主導権を売り渡すことでようやく反転した、という状況なので、なぜ上手くいったかと言うよりも、どうしてこうなってしまったのかを分析する話だと思われる。
Re: (スコア:0)
定額サービスが原動力とあるように、結局は「需要が違法視聴に食われていた」ことは間違いないね
「買わない奴はどのみち買わない」
「タダで宣伝してやってるのだからむしろ貢献している」
みたいな事を言って犯罪肯定していた人たちを黙らせることが出来るのは有難い
Re: (スコア:2)
買わなかった層が月に千円払うようになっても
月に万単位で買ってた層には物足りなくて
売り上げは半分ということか
それでいいのか?
Re: (スコア:0)
そういう分析ではレコードの復権を説明できない
固定した価値観の「層」が増減するわけではなく、個人レベルで音楽の聴き方が多様化したのだ
その多様化にはDRMが間違いなく役に立っている(のでウザくもある)
Re: (スコア:0)
レコードの復権って、それこそ最盛期に比べて3桁足らんぞ
どうも、市場がなくなるレベルまでめちゃくちゃにされた後、ちょっと戻っただけのをありがたがる風潮があるが、まったく質的にも量的にも違う話だから
レコードの話は、残存者利益が得られるレベルまで市場が枯れたと言うだけの話
漆塗りの漆器や、職人が一本一本丁寧に作った箸とかと同じ枠
Re: (スコア:0)
「層」で切るなら流動性が低くなければ意味はないが、
貧乏人はそうそう高級食器など買えないし、高級食器を普段使いする連中の目に安物が叶うことはないだろう
そういう意味で高級食器の購入には流動性の低い「層」があるだろうが、音楽の購入にそういう社会的経済的裏付けのある「層」はあるのか?
AKBが好きな「層」というなら別に否定はしないし、連中はCDへの支出の割合はとても高いだろうが、そういう話をしたいの?
Re:空しい…。 (スコア:0)
層が増減するんじゃなくて、購入する層が変わっているという話ね。
マクロで購買層という分析をするとき、売上増減に合わせて層が流動してが増減するという解釈は、ふつうやらない。購買層が変わったと考える。
レコードが音楽を聴く主要手段だったときは、日常の音楽を聴く手段として、レコードが購入されていた。
しかし、技術が変革してより便利なものが発生し、売れなくなった。
この時点で、日常の音楽を聴く手段としては終わっている。
その後、レコードは、大きなジャケットや、再生装置により発生するエフェクトなど、日常の音楽を聴く手段とは別の価値が見いださるようになる。それらに価値を置く購買層が再び買い始めた。
この時点で、質(日常の最寄り品から、特別な買い回り品へ)と量(数千万枚から、数十万枚へ)が変化している。
つまり、日常の音楽を聴く手段としてのレコードを使っていた層が大幅に人数を減らして再び買うようになった訳ではなく、違う層が現れて買い始めたと言うこと。
こういったイノベーションの途中で海賊版が現れ、それに対して対処を間違ったため日常の音楽を聴く手段に支払われる金額が減少し習慣が失われ、戻らない。
これが、音楽業界が残した教訓だと思われる。
#じゃあどうしたらよかったのか、と言われても俺にはわからん…。
食器の喩えだとこう。
漆器が最も安く、漆が最も入手性の良い防腐剤だった時代は日用品を買い求める層をターゲットとする購買層としていた。
しかし、陶器や合成樹脂が発達、日用品として買う層は買わなくなった。
一方で高級漆器は、日用品として買い求める層ではなく、それらに高付加価値を見いだす層が現れて売れるようになった。
しかし、日用品として漆塗りの漆器が大量に作られていたときとは、質的にも、量的にも違うものになっているのは分かるよね。
つまり、日常の食器として漆塗り漆器を使っていた層が大幅に人数を減らして再び買うようになった訳ではなく、違う層が現れて買い始めたということ。
食器業界が音楽と異なるのは、食器業界内部で破壊的イノベーションが起きこと。人間国宝も所属する食器屋が、HCで300円で売ってる器も量産していたりする。
一方の音楽業界は、IT業界が進出して、そちらに明け渡してしまった。
日本の音楽業界がそれなりに踏ん張ってるのは、IT業界に単に明け渡すのではなく、自分たちで主導権を持ったままやり抜こうとしているからだったりもするようだ。
ただし、Youtubeのような仕組みで迫られると辛い模様。
Re: (スコア:0)
日本の音楽業界は、YouTubeやニコ動で有名になった作品や作曲家・歌い手のCDを売り出したりしてるぐらいですし、確かに主導権の維持に力を注いでいる印象はありますね。
ネット発のCDも一過性の流行的な面もあったのかもしれませんが、大きなCDショップには未だにニコ動楽曲コーナーが存在する例もあるので、まだまだ地道に売り上げを稼いでいそうです。
Re: (スコア:0)
音楽はテクノロジーにより急激な変化のさなかにある、というのが私の認識ですから、
食器のゆっくりとした変化でたとえることはできない、ということだとおもいます
後出しとのそしりはお詫びしてお受けします
Re: (スコア:0)
手持ちの曲を見る限り、ダウンロードでアニソンがまともな品揃えになったのは2014年くらいからのようです
それより前はオリジナルとは別人が歌っているものしかなかったりと、残念でした
アニソン専門の配信サービスのANiUTaは2017年のサービス開始なので、その昔PeerCastでKotoko Channelを愛聴していた身にとっては、あっという間です