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一つは、私がこの極言暴論で何度も書いている通り、ユーザー企業のIT部門相手の人月商売は滅びるからである。これからのIT投資の主役となるのはユーザー企業の事業部門であり、彼らにとって人月商売のIT部門はお呼びではない……こうした人月商売のIT業界とは無縁なところで、新しいIT業界が生まれつつある。日本でもクラウドを活用したITベンチャーが続々と誕生しているし、ビジネスのデジタル化を進めるユーザー企業がIoT(インターネット・オブ・シングズ)などのプラットフォーマーとして、新たなITベンダーに変貌しつつある
なんてキレイごとを書いてるけれど、そのユーザ企業でのクラウドやIoT開発の現場でもいまだに実質進捗管理だけの元請け一次請け&作業要員の二次請け三次請けという構造がそのまま健在で、いったいどこで「人月商売のIT業界とは無縁なところで、新しいIT業界が生まれつつある」のかぜんぜん分からない。
日本のIT業界が多重下請け構造なのは、伝統的な終身雇用制のせいだよ。米国だったら発注側か一次請けが必要な人材を直接雇用する。そして要らなくなったら首を切る。技術力が低い人から順に。日本企業では一度雇った社員を首にするのが容易でないから二次請けを使うしかない。そして人月商売になる。
もともとは終身雇用の中での人数調整だったけど、今や「多重請負構造」自体でおいしい思いをしてる and 他の仕事ができないって人たちが存在するので、その人たちの処遇をどうにかするか法規制で殲滅するかしないと改善しないよ。
何より一次請けのOBが二次請けや三次請けの重役って関係も存在しているので関係打ち切りが困難な上に、「取引口座」って商慣習が存在する以上は既存の委託先を使い続けざるを得ないので、どうやっても関係性がズブズブになる。
最も始末が悪いのは下請けの労働環境は劣悪なので、もはやまともな技術者が入社しない。まともな技術者が存在しない業者に発注する評価基準は「人数」「工数」以外に説得力のある材料がない。
×終身雇用制の○終身雇用性だった
そこが変わったのに産業や企業の構造は変えず末端にしわ寄せしてるのが現状ですね
そう、映画製作のように「製品が市場にリリースされたので、メンバーはめでたく解散!」ってことができない。レビュテーションで回ってる業界だから、次のプロジェクトでも自分に声をかけてくれるよう、メンバーは必死に頑張るわけで。
米国はインドとか国外に出すだけでしょ。どこもおんなじ。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
健在じゃねーか (スコア:5, 興味深い)
なんてキレイごとを書いてるけれど、そのユーザ企業でのクラウドやIoT開発の現場でもいまだに
実質進捗管理だけの元請け一次請け&作業要員の二次請け三次請け
という構造がそのまま健在で、いったいどこで
「人月商売のIT業界とは無縁なところで、新しいIT業界が生まれつつある」のか
ぜんぜん分からない。
Re:健在じゃねーか (スコア:0)
日本のIT業界が多重下請け構造なのは、伝統的な終身雇用制のせいだよ。
米国だったら発注側か一次請けが必要な人材を直接雇用する。
そして要らなくなったら首を切る。技術力が低い人から順に。
日本企業では一度雇った社員を首にするのが容易でないから二次請けを使うしかない。
そして人月商売になる。
Re:健在じゃねーか (スコア:1)
もともとは終身雇用の中での人数調整だったけど、今や「多重請負構造」自体でおいしい思いをしてる and 他の仕事ができない
って人たちが存在するので、その人たちの処遇をどうにかするか法規制で殲滅するかしないと改善しないよ。
何より一次請けのOBが二次請けや三次請けの重役って関係も存在しているので関係打ち切りが困難な上に、「取引口座」って
商慣習が存在する以上は既存の委託先を使い続けざるを得ないので、どうやっても関係性がズブズブになる。
最も始末が悪いのは下請けの労働環境は劣悪なので、もはやまともな技術者が入社しない。
まともな技術者が存在しない業者に発注する評価基準は「人数」「工数」以外に説得力のある材料がない。
Re: (スコア:0)
×終身雇用制の
○終身雇用性だった
そこが変わったのに産業や企業の構造は変えず末端にしわ寄せしてるのが現状ですね
Re: (スコア:0)
そう、映画製作のように「製品が市場にリリースされたので、メンバーはめでたく解散!」ってことができない。
レビュテーションで回ってる業界だから、次のプロジェクトでも自分に声をかけてくれるよう、メンバーは必死に頑張るわけで。
Re: (スコア:0)
米国はインドとか国外に出すだけでしょ。
どこもおんなじ。