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どんなものにも不備が見つかったりするけれど、その不備に適切に対処できる能力まで含めて人物の選別したいよね。問題文が印刷されていないといった明らかなミスならその場で試験監督官に申し出ればいいし。完璧なお手本が必要だと騒ぐような若造なんて欲しくない、他所の大学へ行って下さい、というのが本音じゃなかろうか。
受験者がお手本を求めるって話じゃなく、恣意的な運用無く公正に受験が行われているのかを証明するために出せ、って事だと思うけど。
受験者のお手本なんか既に予備校がいくらでも出してるよ。
京大を含む多くの国公立の場合、受験者や高校は希望すれば得点を知ることができる(そして、高校側が希望しないことはほぼあり得ないので、進学担当の先生に聞きに行けば教えてくれる)ので、公正に受験が行われているのかは正答を知るよりも遥かに正確に把握できるはず。
得点だけ、問題文と正答が不明でとして、どうやって公正かどうかを検証するんですか?
さらに、仮に得点で正確に把握できる、としても、現実として現状得点を得ることができる状態で問題が発生し、より検証可能性を進めなければならないということでこの話だよね。
問題文を受験生に持ち帰らせない大学は寡聞にして知らないなぁ。受験生が結託して秘密にするとも思えない。正答は、そこらの名門予備校の先生に問題を見せたら、あっという間に確実に満点になるようなのを作ってくれる。
その上で、あえて、問題を作った人らが示す、模範解答の一例を知りたい理由は何さ?
その理由は、オフィシャルな模範解答だからこのやり方が一番正しいに違いない、という誤解を助長するより優先されることなの?
なんで認めないと思ってるんだ?もちろん、認めるよ。計算問題なり証明問題なりで想定外の解き方を見かけたら、それがなんであれ、正しいかどうか検討する。立式、式展開、解答に間違いが無ければ満点。
ただ、阪大・京大の起こした事件のような、問題文の解釈に曖昧性があるのは採点時の想定外。
特に物理の場合、問題文+「音波というのはこういう性質だ」という知識、で式を立てるわけで、立ててある式が間違っていると「音波の性質をちゃんと覚えてこなかった受験生」として処理されてしまう。「あれこれの性質を理解できているか?」は物理の試験で問うべき
そう。そういう大事故に対しては、「複数の正答が有るぞ、どうなってるんだおい」と外からツッコミを入れるしかない。ところが、試験ってのはそもそもが「これが正答なはず」「いや違う」という受験者と出題者とのやりとりなわけで、「これも正答なはず」というツッコミも「いや違う」と一刀両断する体質が出来てしまっていた。だからツッコミが「お前が公表した正答と違う正答を見つけたんだけど」に変わったところで、何かが良くなるわけがない。
あらゆる「これも正答では?」という質問に対して、それが正答ではない理由を書面で回答、公表せよ、というような通達なら、意味がある。
そもそも詳細な採点結果が送られてこないと出題側が想定した正解と自分が想定した正解に齟齬が有るかどうかすらわからない。第三者による模範解答は間違いを含むことが有るとされているので齟齬が有ってもどちらの間違いか追求するのはただの受験生では難しいし、第三者による模範解答で解答が2つ有る事が示された所で、出題者が両者を正解として扱ったかどうかはわからない。
正解が公表されることで齟齬が有ったこと、自分の回答が不正解とされただろうことを確かに確認できるし、第三者の専門家が詳細に検討して他にも正答が有ることを証明することが可能になる。
まぁ「出題者側の模範解答に対する間違いの指摘に真摯に対応すること」って要件があったほうが良いとは思うが、出題者側の模範解答が公開されるだけでもそれなりに効果はある。
>第三者による模範解答で解答が2つ有る事が示された所で、出題者が両者を正解として扱ったかどうかはわからない。
そこのところの「解答が2つ有る」の意味を勘違いしてズレた意見になってる人が多いんじゃないかと思う。
A. 解き方は複数有るが、最終的な解は1つ(求まる数値とか、○○を証明した、の○○とかは1通り)B. 最終的に求まる解が複数
どんな問題でもAの意味での複数の解答があり得る。一方でBに該当する出題は「あり得ない」。「Bに該当する問題を出題することもあるだろう。そんなときに正解例が公開されていれば…」と皆さん勘違いされてるんじゃないかと思うけど、意図してBのパターンの問題を出題することは一切、無い。そして、どんな経緯であれ、Bだと分かった時点で出題ミスだと確定する。
まず通常のAの場合、予備校の先生10人が10人とも違う解答例を示したとしても、さらには大学の示した正解例がそれらのどれとも違っていても、Aの範疇に収まっている限り、何も問題は無い。ただの正常な試験問題。さらに、それら11個の正解例と自分の解答が異なっていても、○になってるかもしれない。
「それら本来有効な解答の内のどれかを、間違って×にしてやしないか」はという検証は、採点結果が全て公表されるか、(結局それとほぼ同じことだけど)正答として扱ったあらゆる解法が全て公表されるかでもしない限り、外部からは検証不可能。
計算用紙に自分の解答をメモるなりして持ち出しておいて、後日、専門家に模擬採点して貰えば、「その12パターン目の解法が正答として扱われるべき」かどうかまでは検証可能だし、それには大学の示した解答例なんてのは不要。そして、正答として扱われるべきである、と検証できたからといって、それが採点時に○として扱われたという保証には全く繋がらない。
一方で、Bは出題ミス。
Bに似たパターンとして、「条件によって異なる複数の解がある。条件とともに列挙せよ」という形式の問題もあるけど、その場合は「条件とともに全てを列挙した解答」だけが正答になるので、実質的にはAの一種。全部列挙していなければ部分点か、×。この手の問題に対して、専門家が一部だけしか列挙されていない解答を示して解けたと称することはない。うっかりやっちゃったとしたら専門家のミス。
問題文に「条件によって異なる複数の解がある。条件とともに列挙せよ」と明記されていなければ出題ミス。これは、外部の誰かが問題文を見て解いてみるだけで検証できる。
なので、
>第三者による模範解答で解答が2つ有る事が示された
時点で、学長の土下座記者会見が確定するレベルの不祥事だと証明し終わってる。あとは、認めようとしない大学にどう認めさせるかだけの問題。
>>第三者による模範解答で解答が2つ有る事が示された>時点で、学長の土下座記者会見が確定するレベルの不祥事だと証明し終わってる。
第三者が出す模範解答なんてちょくちょく間違ってるからなぁ…
見つけたらお知らせすれば良い。2冊の参考書に別の結論になる解答例が書いてあれば、どっちかが間違ってるのは確実。両方の編集部に知らせれば、どっちかが訂正されて、上手くするとお礼に図書カードぐらいは貰えるかも知れない。
あとそもそも、そういう食い違いがあれば、どこが間違ってるのかを見定めるのは専門家じゃなくても割と簡単。
まず、解くより、解かれたものを追う方が遙かに簡単なのは、自力ではある問題を解けない受験生が、解答例を見ながら解法を理解するという受験勉強が成立してるのを見りゃ分かる。
そして、「どこかが間違ってるかも知れないし、間違ってないかも知れないこの解答例が、合ってるかどうかを判定せよ」だと、「この解答例は間違ってる」が正解なのに、人間は、書いてある内容にうっかり釣られて「これで合ってるんじゃね?」と誤解するミスをしがち。でも、「どこかに間違いがあるので見つけて下さい」なら、そのうっかりミスは即座に自分で否定できる。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
京大の関係者じゃないけれど、京大の姿勢は応援したい (スコア:0)
どんなものにも不備が見つかったりするけれど、その不備に適切に対処できる能力まで含めて人物の選別したいよね。問題文が印刷されていないといった明らかなミスならその場で試験監督官に申し出ればいいし。完璧なお手本が必要だと騒ぐような若造なんて欲しくない、他所の大学へ行って下さい、というのが本音じゃなかろうか。
Re: (スコア:0)
受験者がお手本を求めるって話じゃなく、恣意的な運用無く公正に受験が行われているのかを証明するために出せ、って事だと思うけど。
受験者のお手本なんか既に予備校がいくらでも出してるよ。
Re: (スコア:0)
京大を含む多くの国公立の場合、受験者や高校は希望すれば得点を知ることができる(そして、高校側が希望しないことはほぼあり得ないので、進学担当の先生に聞きに行けば教えてくれる)ので、公正に受験が行われているのかは正答を知るよりも遥かに正確に把握できるはず。
Re: (スコア:0)
得点だけ、問題文と正答が不明でとして、どうやって公正かどうかを検証するんですか?
さらに、仮に得点で正確に把握できる、としても、現実として現状得点を得ることができる状態で問題が発生し、より検証可能性を進めなければならないということでこの話だよね。
Re: (スコア:0)
問題文を受験生に持ち帰らせない大学は寡聞にして知らないなぁ。受験生が結託して秘密にするとも思えない。正答は、そこらの名門予備校の先生に問題を見せたら、あっという間に確実に満点になるようなのを作ってくれる。
その上で、あえて、問題を作った人らが示す、模範解答の一例を知りたい理由は何さ?
その理由は、オフィシャルな模範解答だからこのやり方が一番正しいに違いない、という誤解を助長するより優先されることなの?
Re: (スコア:0)
その確実に満点になるような回答と採点基準が乖離しているから問題なんだろう?
オフィシャルな模範解答が知りたいんじゃなく、採点基準が納得いくかどうか、
前提条件はすべて公知か問題中に含まれているか、相互に検証したいんだよ。
模範解答が唯一の正答だなんてどこの世間知らずだ。
Re:京大の関係者じゃないけれど、京大の姿勢は応援したい (スコア:0)
ならなぜ採点側の想定した解法および解答以外を認めないんだ?
採点した段階で、前提の不足など分かりそうなものだろう。解法まで述べられているのだから。
Re: (スコア:0)
なんで認めないと思ってるんだ?もちろん、認めるよ。計算問題なり証明問題なりで想定外の解き方を見かけたら、それがなんであれ、正しいかどうか検討する。立式、式展開、解答に間違いが無ければ満点。
ただ、阪大・京大の起こした事件のような、問題文の解釈に曖昧性があるのは採点時の想定外。
特に物理の場合、問題文+「音波というのはこういう性質だ」という知識、で式を立てるわけで、立ててある式が間違っていると「音波の性質をちゃんと覚えてこなかった受験生」として処理されてしまう。「あれこれの性質を理解できているか?」は物理の試験で問うべき
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そう。そういう大事故に対しては、「複数の正答が有るぞ、どうなってるんだおい」と外からツッコミを入れるしかない。ところが、試験ってのはそもそもが「これが正答なはず」「いや違う」という受験者と出題者とのやりとりなわけで、「これも正答なはず」というツッコミも「いや違う」と一刀両断する体質が出来てしまっていた。だからツッコミが「お前が公表した正答と違う正答を見つけたんだけど」に変わったところで、何かが良くなるわけがない。
あらゆる「これも正答では?」という質問に対して、それが正答ではない理由を書面で回答、公表せよ、というような通達なら、意味がある。
Re: (スコア:0)
そもそも詳細な採点結果が送られてこないと出題側が想定した正解と自分が想定した正解に齟齬が有るかどうかすらわからない。
第三者による模範解答は間違いを含むことが有るとされているので齟齬が有ってもどちらの間違いか追求するのはただの受験生では難しいし、第三者による模範解答で解答が2つ有る事が示された所で、出題者が両者を正解として扱ったかどうかはわからない。
正解が公表されることで齟齬が有ったこと、自分の回答が不正解とされただろうことを確かに確認できるし、
第三者の専門家が詳細に検討して他にも正答が有ることを証明することが可能になる。
まぁ「出題者側の模範解答に対する間違いの指摘に真摯に対応すること」って要件があったほうが良いとは思うが、
出題者側の模範解答が公開されるだけでもそれなりに効果はある。
Re:京大の関係者じゃないけれど、京大の姿勢は応援したい (スコア:1)
>第三者による模範解答で解答が2つ有る事が示された所で、出題者が両者を正解として扱ったかどうかはわからない。
そこのところの「解答が2つ有る」の意味を勘違いしてズレた意見になってる人が多いんじゃないかと思う。
A. 解き方は複数有るが、最終的な解は1つ(求まる数値とか、○○を証明した、の○○とかは1通り)
B. 最終的に求まる解が複数
どんな問題でもAの意味での複数の解答があり得る。
一方でBに該当する出題は「あり得ない」。「Bに該当する問題を出題することもあるだろう。そんなときに正解例が公開されていれば…」と
皆さん勘違いされてるんじゃないかと思うけど、意図してBのパターンの問題を出題することは一切、無い。
そして、どんな経緯であれ、Bだと分かった時点で出題ミスだと確定する。
まず通常のAの場合、予備校の先生10人が10人とも違う解答例を示したとしても、
さらには大学の示した正解例がそれらのどれとも違っていても、Aの範疇に収まっている限り、何も問題は無い。ただの正常な試験問題。
さらに、それら11個の正解例と自分の解答が異なっていても、○になってるかもしれない。
「それら本来有効な解答の内のどれかを、間違って×にしてやしないか」はという検証は、採点結果が全て公表されるか、
(結局それとほぼ同じことだけど)正答として扱ったあらゆる解法が全て公表されるかでもしない限り、外部からは検証不可能。
計算用紙に自分の解答をメモるなりして持ち出しておいて、後日、専門家に模擬採点して貰えば、
「その12パターン目の解法が正答として扱われるべき」かどうかまでは検証可能だし、それには大学の示した解答例なんてのは不要。
そして、正答として扱われるべきである、と検証できたからといって、それが採点時に○として扱われたという保証には全く繋がらない。
一方で、Bは出題ミス。
Bに似たパターンとして、「条件によって異なる複数の解がある。条件とともに列挙せよ」という形式の問題もあるけど、
その場合は「条件とともに全てを列挙した解答」だけが正答になるので、実質的にはAの一種。全部列挙していなければ部分点か、×。
この手の問題に対して、専門家が一部だけしか列挙されていない解答を示して解けたと称することはない。うっかりやっちゃったとしたら専門家のミス。
問題文に「条件によって異なる複数の解がある。条件とともに列挙せよ」と明記されていなければ出題ミス。
これは、外部の誰かが問題文を見て解いてみるだけで検証できる。
なので、
>第三者による模範解答で解答が2つ有る事が示された
時点で、学長の土下座記者会見が確定するレベルの不祥事だと証明し終わってる。
あとは、認めようとしない大学にどう認めさせるかだけの問題。
Re: (スコア:0)
>>第三者による模範解答で解答が2つ有る事が示された
>時点で、学長の土下座記者会見が確定するレベルの不祥事だと証明し終わってる。
第三者が出す模範解答なんてちょくちょく間違ってるからなぁ…
Re: (スコア:0)
見つけたらお知らせすれば良い。2冊の参考書に別の結論になる解答例が書いてあれば、どっちかが間違ってるのは確実。
両方の編集部に知らせれば、どっちかが訂正されて、上手くするとお礼に図書カードぐらいは貰えるかも知れない。
あとそもそも、そういう食い違いがあれば、どこが間違ってるのかを見定めるのは専門家じゃなくても割と簡単。
まず、解くより、解かれたものを追う方が遙かに簡単なのは、
自力ではある問題を解けない受験生が、解答例を見ながら解法を理解するという受験勉強が成立してるのを見りゃ分かる。
そして、「どこかが間違ってるかも知れないし、間違ってないかも知れないこの解答例が、合ってるかどうかを判定せよ」だと、
「この解答例は間違ってる」が正解なのに、人間は、書いてある内容にうっかり釣られて「これで合ってるんじゃね?」と誤解するミスをしがち。
でも、「どこかに間違いがあるので見つけて下さい」なら、そのうっかりミスは即座に自分で否定できる。