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人から貰ってばっかりで自分は他人に提供しないと不評のAB型ですが(被害妄想気味)血小板の成分献血はAB型が適しているんだそうです。何型の人に輸血してもよく固まるから?いや、理屈は知らないけど、献血ルームで聞きました。
血液センターの中の人です。いつもご協力いただきまして誠にありがとうございます。
AB型の人は血漿中に抗Aと抗Bという抗体を持っていないので、いただいた血小板製剤はすべての患者さんに使用することができます。そのため、特にABO型が不適合となる組み合わせ(例えばドナーがA型、レシピエントがB型)の造血幹細胞移植(骨髄移植など)を行った患者さんにはどちらの血液型の赤血球とも反応しないAB型の血小板製剤が必須となります(移植直後は血小板を作る能力がまだ回復していませんので)
将来的にはiPS細胞から生産された血小板製剤が使われるようになるのかなと思いますが(感染症のリスクがありませんので)、まだまだ献血によって輸血医療が支えられております。今後とも献血にご協力いただければ幸いです。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
AB型の言い分 (スコア:0)
人から貰ってばっかりで自分は他人に提供しないと不評のAB型ですが(被害妄想気味)
血小板の成分献血はAB型が適しているんだそうです。何型の人に輸血してもよく固まるから?
いや、理屈は知らないけど、献血ルームで聞きました。
Re:AB型の言い分 (スコア:3, 参考になる)
血液センターの中の人です。
いつもご協力いただきまして誠にありがとうございます。
AB型の人は血漿中に抗Aと抗Bという抗体を持っていないので、いただいた血小板製剤はすべての患者さんに使用することができます。
そのため、特にABO型が不適合となる組み合わせ(例えばドナーがA型、レシピエントがB型)の造血幹細胞移植(骨髄移植など)を行った患者さんにはどちらの血液型の赤血球とも反応しないAB型の血小板製剤が必須となります(移植直後は血小板を作る能力がまだ回復していませんので)
将来的にはiPS細胞から生産された血小板製剤が使われるようになるのかなと思いますが(感染症のリスクがありませんので)、まだまだ献血によって輸血医療が支えられております。
今後とも献血にご協力いただければ幸いです。