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>「高額な費用がかかる恐れ」というのはイソジン牛乳を飲んだ健康被害を回復するのと、標準治療を遠ざけた結果としてかな?健康被害はともかくイソジン牛乳とやらを飲んでるから標準治療はいいやってのはあまりなさそう。イソジン牛乳自体は安いだろうし。
しかしインフォームドコンセント以降パターナリズムは否定されたし、患者には自己決定権が元からあるもんだが、患者の判断能力が信用できない場合ってのはあるもんだな。慎重で確実な検証を好む現代医学が必ずしも他のアプローチより優れるという保証は理論的にはないものの(例えば検証リソース過小の状態を想定すれば明らかに劣る)、代替治療ってのは知る限りゴミしかない。ガン治療に関してはおよそ無意味な自由を担保する為に有名人を含め毎年一定数の人間を死なせている。
それにお医者様のいう事を聞いてるだけの方が患者としては楽だ。最近は対話やコミュニケーションの向上を経た上でのパターナリズム復権の兆しはあるそうだが、現実的な対処は啓蒙しかないのだろうか。
まず費用が高額になる理由について健康保険が適用されない自由診療は全額自費です.今回のは牛乳+うがい薬なので薬代は安いかもしれませんが「指導料」はこの医師の言い値.しかも,自由診療は自費だけど標準治療分は保険適用する,といった混合診療は一般的には認められていないので,仮に標準治療に該当する処置をこの病院で同時に受けても保険適用されません.例えばレントゲンとか点滴とか入院費とかも100%自己負担になります.検査費用から何から全部が最低3倍からのスタートです.
それ以外のコストについてよその病院行って普通の治療受ける分にはたぶん保険適用されるでしょう.でも変なもの飲んでるのがバレれば(飲用でない薬飲めば血液検査とかに出そう)当然飲むのを止められる訳で,続けてほしい代替医療提供側としてはよそには行かないように言い含めそうなものです.その結果「イソジン牛乳を飲んだ健康被害」と「標準治療を遠ざけた結果」(=状態の悪化)が生じ得ます.普通に対処していれば 1/3程度の費用で標準的な痛み苦しみで済んだはずが,コスト3倍で余計な苦痛(少なくともイソジン飲んだら相当気持ち悪くなると思う)が増える可能性が高い.体感的にも高いツケを払うことになることになるでしょう.
保険適用にならない最新治療を受けながら検査やケアは保険適用で,といういいとこ取りの触れ込みで混合診療解禁,という話が数年前から出ています.入院費とか検査とかで健康保険を受け取りながら,好き勝手に「ぼくのかんがえたさいきょうのちりょう」をやらかし手に負えなくなったら紹介状一枚でよそに丸投げ,という最悪のケースが考えられる以上簡単には賛成できないな,と私は考えています.# お産の分野では自然分娩礼賛の吉村医院と周辺の救急病院がこれに近い関係だったとか## 10年来ここ [hatena.ne.jp]をROMってた,医療とは無関係のAC
> 自然分娩礼賛の吉村医院
「自然分娩」というのは、(帝王切開ではなく)経膣分娩で、陣痛促進剤や吸引などは行わなかったものを指す言葉であり、ごく一般的な出産方法です。
吉村医院の称する前時代的な主張である「自然なお産」と、「自然分娩」は区別してほしいですね。
あぁそうか混合診療の話か。それならば相当の高額になるな。
とはいえ、イソジン牛乳の効果に納得して三割負担を捨てるという患者というのはまず考えられない。イソジンも牛乳も家庭で手に入るし、病院でイソジンや牛乳が手渡されるというのも想定しづらい。単に医師が行う健康上のアドバイス程度の話で、治療行為とはみなされない(実際見なされるはずだとしても誤魔化している)という程度に見える。骨折した時カルシウムを摂りなさいと言っても治療行為には当たらないだろうし。
元記事はこうなっている
民間療法などの注意点を発信する厚生労働省「『統合医療』情報発信サイト」の責任者、大野智・島根大教授は、根拠薄弱な療法の問題点を3点、指摘する。
①健康被害の可能性
②高額な費用がかかる恐れ
③標準的な治療を遠ざける危険性
「このひとつでも該当する『療法』は避けるべきです」と話す。(snip)大野さんは「①と③が該当する恐れがある」と指摘した。
それを引用したタレ
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
「高額な費用がかかる恐れ」 (スコア:0)
>「高額な費用がかかる恐れ」
というのはイソジン牛乳を飲んだ健康被害を回復するのと、標準治療を遠ざけた結果としてかな?
健康被害はともかくイソジン牛乳とやらを飲んでるから標準治療はいいやってのはあまりなさそう。
イソジン牛乳自体は安いだろうし。
しかしインフォームドコンセント以降パターナリズムは否定されたし、患者には自己決定権が元からあるもんだが、患者の判断能力が信用できない場合ってのはあるもんだな。
慎重で確実な検証を好む現代医学が必ずしも他のアプローチより優れるという保証は理論的にはないものの(例えば検証リソース過小の状態を想定すれば明らかに劣る)、代替治療ってのは知る限りゴミしかない。
ガン治療に関してはおよそ無意味な自由を担保する為に有名人を含め毎年一定数の人間を死なせている。
それにお医者様のいう事を聞いてるだけの方が患者としては楽だ。
最近は対話やコミュニケーションの向上を経た上でのパターナリズム復権の兆しはあるそうだが、現実的な対処は啓蒙しかないのだろうか。
Re:「高額な費用がかかる恐れ」 (スコア:2, 参考になる)
まず費用が高額になる理由について
健康保険が適用されない自由診療は全額自費です.
今回のは牛乳+うがい薬なので薬代は安いかもしれませんが「指導料」はこの医師の言い値.
しかも,自由診療は自費だけど標準治療分は保険適用する,といった混合診療は一般的には認められていないので,
仮に標準治療に該当する処置をこの病院で同時に受けても保険適用されません.
例えばレントゲンとか点滴とか入院費とかも100%自己負担になります.
検査費用から何から全部が最低3倍からのスタートです.
それ以外のコストについて
よその病院行って普通の治療受ける分にはたぶん保険適用されるでしょう.
でも変なもの飲んでるのがバレれば(飲用でない薬飲めば血液検査とかに出そう)当然飲むのを止められる訳で,
続けてほしい代替医療提供側としてはよそには行かないように言い含めそうなものです.
その結果「イソジン牛乳を飲んだ健康被害」と「標準治療を遠ざけた結果」(=状態の悪化)が生じ得ます.
普通に対処していれば 1/3程度の費用で標準的な痛み苦しみで済んだはずが,
コスト3倍で余計な苦痛(少なくともイソジン飲んだら相当気持ち悪くなると思う)が増える可能性が高い.
体感的にも高いツケを払うことになることになるでしょう.
保険適用にならない最新治療を受けながら検査やケアは保険適用で,といういいとこ取りの触れ込みで
混合診療解禁,という話が数年前から出ています.
入院費とか検査とかで健康保険を受け取りながら,好き勝手に「ぼくのかんがえたさいきょうのちりょう」をやらかし
手に負えなくなったら紹介状一枚でよそに丸投げ,という最悪のケースが考えられる以上
簡単には賛成できないな,と私は考えています.
# お産の分野では自然分娩礼賛の吉村医院と周辺の救急病院がこれに近い関係だったとか
## 10年来ここ [hatena.ne.jp]をROMってた,医療とは無関係のAC
Re: (スコア:0)
> 自然分娩礼賛の吉村医院
「自然分娩」というのは、(帝王切開ではなく)経膣分娩で、陣痛促進剤や吸引などは行わなかったものを指す言葉であり、ごく一般的な出産方法です。
吉村医院の称する前時代的な主張である「自然なお産」と、「自然分娩」は区別してほしいですね。
Re: (スコア:0)
あぁそうか混合診療の話か。
それならば相当の高額になるな。
とはいえ、イソジン牛乳の効果に納得して三割負担を捨てるという患者というのはまず考えられない。
イソジンも牛乳も家庭で手に入るし、病院でイソジンや牛乳が手渡されるというのも想定しづらい。
単に医師が行う健康上のアドバイス程度の話で、治療行為とはみなされない(実際見なされるはずだとしても誤魔化している)という程度に見える。
骨折した時カルシウムを摂りなさいと言っても治療行為には当たらないだろうし。
Re: (スコア:0)
元記事はこうなっている
民間療法などの注意点を発信する厚生労働省「『統合医療』情報発信サイト」の責任者、大野智・島根大教授は、根拠薄弱な療法の問題点を3点、指摘する。
①健康被害の可能性
②高額な費用がかかる恐れ
③標準的な治療を遠ざける危険性
「このひとつでも該当する『療法』は避けるべきです」と話す。
(snip)
大野さんは「①と③が該当する恐れがある」と指摘した。
それを引用したタレ