CDCの2017-18年季節性インフルエンザ振り返り [cdc.gov] 1億5千万人分のワクチンを出荷155.3 million doses of flu vaccine 日本の出荷数は千万本なので絶対数で十分の一、人口を加味すると30分の1しかワクチンが出回っていないので、こういうところからもスプリットワクチンが弱いのか?米国の医療体制が間違っているのか?解らなくなる。 インフルエンザ関連入院が米国で71万症例あった。そのほかに流感によって心不全の増悪や心筋梗塞などの併発があって亡くなる例もあるが、日本人の方がアングロサクソンよりも虚血性心疾患が遥かに少ないので関連死も減るというなら、人種差で理解できるが。
敵はウイルスではなく、正常化バイアスと善意と共感 (スコア:4, すばらしい洞察)
結局、自分は罹っていないという、正常化バイアスな人が移動すれば拡大するし、ちょっとの心配で頻回に医療機関に行けばそこで今罹患してい無い伝染病を持ち帰る。
全粒子インフルエンザワクチンを接種すると液性免疫以外に細胞性免疫もある程度、賦活化される。しかし、発熱や過剰な免疫反応に伴う自己免疫性神経炎(ギランバレーやベル麻痺)をきたしやすく、善意と共感の声が、インフルエンザワクチンの摂取だけではなく、麻疹や風疹も含めた、ワクチンフォビアを招いた。
注射を避ける経鼻 [jst.go.jp]は接種部位の炎症が、脳の近く、脳神経の表層で起きる。炎症が免疫の呼び水なので、炎症を経ずに免疫を得ることはままならない。
そうすると反感や悪意を招かない、スプリットワクチンとノイラミダーゼ阻害剤が精々になる。日本は皆保険で回している。スプリットワクチンを高齢者に定期接種するようになり日本では国レベルでは超過死亡は2017-18 [mhlw.go.jp]冬季なかった。
CNN [cnn.com]はCDCが1976年以来、最高の8万人台の死者数を数えたとしているが、日米の差を産むのは、皆保険か、タミフルなどの使用量になる。一方、皆保険の豪州も2017年6月以降の死者が多かったので、残りは人種差でなければ、タミフルなどの過剰処方になってしまう。
日本が心配すべきは耐性インフルエンザウイルス。あと医療を含むインフラに公費をつぎ込み生産性を下げ、費用対効果を度外視して、善意と共感によって、国力が失われていくことを看過している正常化バイアス。
Re:敵はウイルスではなく、正常化バイアスと善意と共感 (スコア:2)
1億5千万人分のワクチンを出荷155.3 million doses of flu vaccine
日本の出荷数は千万本なので絶対数で十分の一、人口を加味すると30分の1しかワクチンが出回っていないので、こういうところからもスプリットワクチンが弱いのか?米国の医療体制が間違っているのか?解らなくなる。
インフルエンザ関連入院が米国で71万症例あった。そのほかに流感によって心不全の増悪や心筋梗塞などの併発があって亡くなる例もあるが、日本人の方がアングロサクソンよりも虚血性心疾患が遥かに少ないので関連死も減るというなら、人種差で理解できるが。
Re: (スコア:0)
確かにその通りだと思います。
ただ、SARSはエピデミック、MERSはエンデミック止まりでパンデミックには至っていません。
国内で大流行、もしくはいくつかの国でというのは十分あり得るでしょうけど、何十もの国で同時多発的に大流行が発生するという可能性は低いというのがWHOの認識だとは思います。
もっとも、鳥インフルエンザが変異して、ズーノーシスになったりしたら話は変わって来るとは思います。