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論点としては「正確な被害把握ができていない状況で、犯罪を認定するべきか。どの値を仮定として採用するか」という話なので、SimilarWebの値がどう、というのは論点じゃないよ。被害を推定するときに、相対的にどの程度信頼できるかという話になる。ところがしないできないとそう言う指摘をしている方も、SimilarWeb以上に多少なりとも根拠がある数字を持ってこれてない。
そこで、とりあえずその値を採用して話しているというのが現状。
SimilarWebは色々と問題のある方法で調査してようやくこの程度の値を出している。コンプアイアンスがちゃんとしている所
法律に詳しい方面の人ほど強い抵抗感を示すのはなぜか。
法律をつくるというのは、何かを制限して何かを得ることだといえます。身体的自由に対する侵害を防ぐために精神的自由を制限するのなら得失の釣り合いが取れるのですが、金銭的損害を防ぐために精神的自由を制限するのは割に合わないよね、というのが根幹にあるからだと思います。(基本的人権は日本国民の生命そのものであり、カネは所詮カネである、という前提でね)でも、もし被害額が莫大で業界が崩壊して多くの人が路頭に迷い電車に飛び込む者まで出るレベルの危機にあるとしたら、それは精神的自由の制限
それならば何故、犯罪被害の拡大防止措置に反対・妨害をする方々は、自ら件のサイト以上に信頼できる値を出すことをしないのですか?
多くの人は「どれだけ被害に遭ったかを被害者側が正確に算定し、誰の批判にも耐えるほどの確定情報がなければ、それは犯罪ではない」という世の中になって欲しくない、と思っています。
それに対して、被害者側が正確に算定し、誰の批判に耐えるほどの確定情報でなければならない、というのは、法律を専門とする人々はそこまで一般人と感覚がズレているという事を言いたいのでしょうか。
私はそうは思いません。ごく一部の非常に「
>こう言った状況において、法治国家としてまず踏み出す一歩としては、被害者の保護にあるべきです。
それを言いますと、何をおいても民主国家が守るべきものは基本的人権(とその一部をなす通信の秘密)であって、私人所有の金銭ごときのためにそれを捨ててはダメなんじゃないでしょうか。やっぱり物的損失と人身危害とでは重みが違います。
基本的人権にはまず真っ先に財産権が出てきて、通信の秘密は思想信条の自由から導き出される副次的な権利だから、どちらが直接的かと言う話なら財産権の方が上だろうよ。
片方の被害は、実際に発生している人権たる財産権の侵害。これは明確に答えられている。
それに対して、もう片方の通信の秘密については「実際にどのような具体的被害があるのか」と言う問いにきちんと答えられていない。妨害の急先鋒に立っている森弁護士も「「名誉毀損やプライバシーの侵害などもブロッキングすることになり、通信内容が監視されるような社会になり得る」と懸念 [nhk.or.jp]」と言うことで、実
私が1円を損するのを防ぐために、あなたの通信の秘密を侵害していいかと問うたら、あなたは財産権の方が上だからと許可してくれるのですか?
利害関係を調停するには、定量的な議論をしないとだめですよ。だから、被害額の算定に疑義がある時点では議論にならないのです。
通信の秘密に財産権が優越するなんて、ブロッキング推進派でもまともな人は誰もそんなこと言ってないよw利益衡量の話だからこそ被害額が問題になるんだよ。
だいたい、財産権をブロッキング以外の手段で守れば通信の秘密の懸念も生じないのに、なぜブロッキング以外の手段を取ろうとせずに、憲法違反の疑いがあるブロッキングに固執するんだろうね?
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海賊版対策の件なら、論点がちょっと違う (スコア:0)
論点としては「正確な被害把握ができていない状況で、犯罪を認定するべきか。どの値を仮定として採用するか」という話なので、SimilarWebの値がどう、というのは論点じゃないよ。
被害を推定するときに、相対的にどの程度信頼できるかという話になる。ところがしないできないとそう言う指摘をしている方も、SimilarWeb以上に多少なりとも根拠がある数字を持ってこれてない。
そこで、とりあえずその値を採用して話しているというのが現状。
SimilarWebは色々と問題のある方法で調査してようやくこの程度の値を出している。コンプアイアンスがちゃんとしている所
Re: (スコア:1)
法律に詳しい方面の人ほど強い抵抗感を示すのはなぜか。
法律をつくるというのは、何かを制限して何かを得ることだといえます。
身体的自由に対する侵害を防ぐために精神的自由を制限するのなら得失の釣り合いが取れるのですが、金銭的損害を防ぐために精神的自由を制限するのは割に合わないよね、というのが根幹にあるからだと思います。
(基本的人権は日本国民の生命そのものであり、カネは所詮カネである、という前提でね)
でも、もし被害額が莫大で業界が崩壊して多くの人が路頭に迷い電車に飛び込む者まで出るレベルの危機にあるとしたら、それは精神的自由の制限
Re: (スコア:0)
それならば何故、犯罪被害の拡大防止措置に反対・妨害をする方々は、自ら件のサイト以上に信頼できる値を出すことをしないのですか?
多くの人は「どれだけ被害に遭ったかを被害者側が正確に算定し、誰の批判にも耐えるほどの確定情報がなければ、それは犯罪ではない」という世の中になって欲しくない、と思っています。
それに対して、被害者側が正確に算定し、誰の批判に耐えるほどの確定情報でなければならない、というのは、法律を専門とする人々はそこまで一般人と感覚がズレているという事を言いたいのでしょうか。
私はそうは思いません。ごく一部の非常に「
Re:海賊版対策の件なら、論点がちょっと違う (スコア:1)
>こう言った状況において、法治国家としてまず踏み出す一歩としては、被害者の保護にあるべきです。
それを言いますと、何をおいても民主国家が守るべきものは基本的人権(とその一部をなす通信の秘密)であって、私人所有の金銭ごときのためにそれを捨ててはダメなんじゃないでしょうか。
やっぱり物的損失と人身危害とでは重みが違います。
Re: (スコア:0)
基本的人権にはまず真っ先に財産権が出てきて、通信の秘密は思想信条の自由から導き出される副次的な権利だから、どちらが直接的かと言う話なら財産権の方が上だろうよ。
片方の被害は、実際に発生している人権たる財産権の侵害。これは明確に答えられている。
それに対して、もう片方の通信の秘密については「実際にどのような具体的被害があるのか」と言う問いにきちんと答えられていない。妨害の急先鋒に立っている森弁護士も「「名誉毀損やプライバシーの侵害などもブロッキングすることになり、通信内容が監視されるような社会になり得る」と懸念 [nhk.or.jp]」と言うことで、実
Re: (スコア:0)
私が1円を損するのを防ぐために、あなたの通信の秘密を侵害していいかと問うたら、あなたは財産権の方が上だからと許可してくれるのですか?
利害関係を調停するには、定量的な議論をしないとだめですよ。
だから、被害額の算定に疑義がある時点では議論にならないのです。
Re: (スコア:0)
通信の秘密に財産権が優越するなんて、ブロッキング推進派でもまともな人は誰もそんなこと言ってないよw
利益衡量の話だからこそ被害額が問題になるんだよ。
だいたい、財産権をブロッキング以外の手段で守れば通信の秘密の懸念も生じないのに、
なぜブロッキング以外の手段を取ろうとせずに、憲法違反の疑いがあるブロッキングに固執するんだろうね?