「『日本の仏教』」記事へのコメント

ん、初版て 1958年

[wood377 (46309)]

最近、ムックでも同じような題名があるなと検索かけたら、初版が　1958年とあった。

内容まで確認できないけど、日蓮系は、いつでもケンカしてるし、他はそれほどのエネルギーが無いってのでしょうか。
最近、他人の短所を漁るより、他にする事があるんじゃないかと思うこの頃。
# 何で、今まで生き延びてきたか、とか。

Re:

[AtsushiYamagata (718)]

本書での短所は、学問的な判断に基づいての評価が低いということです。基準はインド仏教です。

道元の評価は高く、その他、法然や日蓮など有名な人物たちはバッサリです。橋をかけたり、病院を建てたり、そういった社会事業にたずさわった無名な僧はたくさんいたのですが、有名な僧は一切関係しなかったとか。

日本の仏教は、インド仏教に対する無智と誤解にもとづいている、などという記述もあります。

本書を読むと、日本には、インド仏教とかけはなれた日本の仏教があると考えざるをえません。

Re:ん、初版て 1958年

[wood377 (46309)]

> 日本の仏教は、インド仏教に対する無智と誤解にもとづいている、
これはなんともですが、

今まで読み聞きした範囲では、日本仏教は、釈迦仏教(≠インド仏教)と違うと言うのは、通説みたいですね。釈迦の仏教 ..--> 中国仏教 --> 日本仏教みたいな感じ。
特に、密教みたいなのは、釈迦仏教ではありえないと、聞く。
釈迦の入滅後、経典の整理があり、中国に伝わった後、道教などの影響を受け、他宗の神様を取込み、本来は無い筈の死後の世界が作られ、呪文(般若心経も呪文を含む)も作られ、、日本に来て、独自に発展し、江戸期に、幕府に利用され、(葬式仏教と化し)、、、でしょうか。

もっともそれを言うと、今のヒンディーも昔と違うし、キリストも死ぬまで、(本人的には)ユダヤ教徒と聞く。

以上、半可通の理解です。

Re:ん、初版て 1958年

[AtsushiYamagata (718)]

宗教について書く場合には、タブーみたいなものがあるものと思っていました。本書では、そんなことに遠慮することなくズバッと書いてあります。論文や専門書なら当然ですが、新書なので驚いたのです。