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・フレネルレンズではありません#3701474 [srad.jp]の方が書いているように,フレネルレンズではありません.フレネルレンズは通常の凸レンズの屈折にかかわらない部分を切除したもので原理的には単なる凸レンズと一緒ですが,こちらは回折が特定位置に集光するように計算して作った回折レンズの一種です.
・特徴薄い:薄いので,樹脂のインプリント(硬い型を薄い樹脂層に押し付け,凹凸を成型する)で作れるため原理的には安価に量産が可能です.また光学系の小型化・軽量化が可能になります.多波長対応:最近流行りの「複数波長の回折が同一個所に集光するように微細構造を計算する」というものを使っているので,比較的広い波長域の光(論文では8~12 μmでデモ)を集光することができます.これが通常の回折レンズに対する長所になります.赤外:実験結果は赤外です.原理的には可視光でも行けますが,可視光全域の光に対し同じ位置にきっちり集光させるのはめんどくさそう(現状,スポット径も100~350 μm程度とそこそこありますし).
でも回折を使うと、焦点は1点じゃなくて回折格子の干渉縞のように同心円状にできてしまうんじゃないん?それだけ無駄になる光もあって、明るさの点でも不利なような気がするが。
一眼レフカメラ時代では反射望遠交換レンズ?のリング状ボケすら拒否感を持たれ、メジャーになれなかった結果屈折レンズが制覇したけど、スマホ付属カメラレンズではどうかなぁ。
リングボケ結構好きなんだけどなぁ。少数派か
リングボケは反射望遠レンズが廃れた理由のひとつでしかないかと思います。
* 絞れない* 焦点はミラー全体を動かすことで調整するので、AFを導入しようとするとモーターにめっちゃ負担がかかる(=高価かつ遅くなる)
リングボケは目立つ構図の時は使用を避ける、という対処が出来なくもないですが、このあたりの問題は回避しようがありません。
あと、これはミラーレンズの原理的な問題なのか実装されたレンズの問題だけなのかわかりませんが、画質が微妙・・・というか、はっきり言ってひどいですね。サムヤン製500mm F6.3という比較的新しいのを持ってますが、55-250mmのズームを使ってトリミングした方が解像度もコントラストもマシです。フレアとか入ったら目も当てられないことになります。敢えてリングボケを誘発したいのでなければ、シャレでしか使えないレンズです。
これ、回折は使ってるけど、昔ながらの回折格子(等間隔でスリットが並ぶ)とは違う。スリット間隔やスリットサイズを色々変えて組み合わせることで、レンズとしての性能を上げてる。(もちろん、無駄になる成分もゼロではないけど)
開き直って最初っからライトフィールドカメラとして作っちゃえば良いのじゃ?もうちょい複雑なパターンになるとは思うが。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
粗雑なまとめ (スコア:4, 参考になる)
・フレネルレンズではありません
#3701474 [srad.jp]の方が書いているように,フレネルレンズではありません.
フレネルレンズは通常の凸レンズの屈折にかかわらない部分を切除したもので原理的には単なる凸レンズと一緒ですが,こちらは回折が特定位置に集光するように計算して作った回折レンズの一種です.
・特徴
薄い:薄いので,樹脂のインプリント(硬い型を薄い樹脂層に押し付け,凹凸を成型する)で作れるため原理的には安価に量産が可能です.また光学系の小型化・軽量化が可能になります.
多波長対応:最近流行りの「複数波長の回折が同一個所に集光するように微細構造を計算する」というものを使っているので,比較的広い波長域の光(論文では8~12 μmでデモ)を集光することができます.これが通常の回折レンズに対する長所になります.
赤外:実験結果は赤外です.原理的には可視光でも行けますが,可視光全域の光に対し同じ位置にきっちり集光させるのはめんどくさそう(現状,スポット径も100~350 μm程度とそこそこありますし).
Re: (スコア:0)
でも回折を使うと、焦点は1点じゃなくて回折格子の干渉縞のように同心円状にできてしまうんじゃないん?
それだけ無駄になる光もあって、明るさの点でも不利なような気がするが。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
一眼レフカメラ時代では反射望遠交換レンズ?のリング状ボケすら拒否感を持たれ、メジャーになれなかった結果屈折レンズが制覇したけど、スマホ付属カメラレンズではどうかなぁ。
Re: (スコア:0)
リングボケ結構好きなんだけどなぁ。少数派か
Re: (スコア:0)
リングボケは反射望遠レンズが廃れた理由のひとつでしかないかと思います。
* 絞れない
* 焦点はミラー全体を動かすことで調整するので、AFを導入しようとするとモーターにめっちゃ負担がかかる(=高価かつ遅くなる)
リングボケは目立つ構図の時は使用を避ける、という対処が出来なくもないですが、このあたりの問題は回避しようがありません。
あと、これはミラーレンズの原理的な問題なのか実装されたレンズの問題だけなのかわかりませんが、画質が微妙・・・というか、はっきり言ってひどいですね。サムヤン製500mm F6.3という比較的新しいのを持ってますが、55-250mmのズームを使ってトリミングした方が解像度もコントラストもマシです。フレアとか入ったら目も当てられないことになります。敢えてリングボケを誘発したいのでなければ、シャレでしか使えないレンズです。
Re: (スコア:0)
これ、回折は使ってるけど、昔ながらの回折格子(等間隔でスリットが並ぶ)とは違う。
スリット間隔やスリットサイズを色々変えて組み合わせることで、レンズとしての性能を上げてる。
(もちろん、無駄になる成分もゼロではないけど)
Re: (スコア:0)
開き直って最初っからライトフィールドカメラとして作っちゃえば良いのじゃ?
もうちょい複雑なパターンになるとは思うが。