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雑誌で金持ちになる(ニュアンスの)財布だったり壺だったりを売る広告があったりするじゃないですか。アレはokでこれがngな理由は何なんでしょうか。エピデンスのない治療法の特集してる雑誌もありますし。クオリティペーパー()とか関係なしに、素朴に疑問です。#新聞と雑誌の違い?でもそれって規定あるんでしょうか?
嘘臭い広告にも新聞社はさほど目くじらは立てないが、今回のは特に癌が治るといった病気に苦しむ人を惑わす可能性の高い内容であったから、朝日が不適切性の指摘を受け入れて素直に対応したところを、揚げ足を取るように盛り上がってる感じ、かな?
問題があるとすれば広告を載せた媒体よりもまず出版社だわな、普通に考えて。
アメリカでの判例ではあるが、「ウィンター対パトナム判決 [kyoto-u.ac.jp]」という有名な裁判を代表として、本の内容を鵜呑みにしてひどい目に遭った読者が、出版社を相手取って裁判を起こすというのはよくあるけど…
内容上誤った情報をもつ書物の出版者には欠陥のある製品を販売したことに対する不法行為上の厳格責任(後述、「不法行為上の厳格責任について」を参照)があるはずだ、と損害を被った顧客が訴えた裁判が数多くあった。概して、これらの裁判で原告が勝利することはなかった。
…と、まあこういう見解が一般的なのよ。
朝日新聞に限らず、胡散臭いを超えて詐欺じゃなきゃトンデモ療法だろって書籍の広告は、ほぼ毎日1面の広告に掲載されてる感じですよ。というかむしろ1面にはまともな広告は掲載されないと判断していいレベル。
他社の権利を侵害しない限り、表現の自由は尊重されるべきだし、出版社を責めるのは難しい。
どんな本を出版するかは表現の自由だけど新聞がどの広告を受け入れるかもまた表現の自由なんだよね
たとえばEM菌の広告を受け入れて提示するのは詐欺の片棒を担ぐことだと考えた新聞社が独自の判断でその広告を拒絶するのもまた表現の自由
> 新聞がどの広告を受け入れるかもまた表現の自由
そこは簡単には言えない問題です。特に出版物の場合は、他者の自由を守らないものは自分の自由も守れない、という(大袈裟に言えば)信念みたいなものはあります。
虚偽、あるいは社会に害悪があると断定できれば即座に掲載拒否できますが、医療分野(とくにがん)は丸山ワクチンや子宮頸がんワクチンみたいに、医師でも異論を唱える例が多数あるわけです。
長い時間をかけて審査すればいいのですが、広告は記事ではなくてビジネスですからそこまで手間をかけられず、どうしても漏れてしまうことがある。
今回は外部指摘をきっかけに「まずい」となった。とはいえ治療法の真偽に踏み込むとものすごく時間がかかる(日本ではありえないけど海外なら普通、あるいはその逆、なんていくらでもある)。とりあえず外形的な医師免許の有無をもって「広告掲載は不適切」という広報をした、ということでしょうね。
# 「中の人」系だけど、何の中身かは言えません
他者の自由を守らないものは自分の自由も守れない、という(大袈裟に言えば)信念みたいなものはあります。
いや、新聞は広告を受け入れるのも拒絶するのも自由だよ。「他者の自由を守る」ってのはそれは一私企業がするものじゃなくて国が守るべきことなので新聞はそこは関係なく好きな広告だけを載せてればいいです。
本来は…というか狭い意味では、表現の自由ってのは「政府が民の発言を調査して発表前にシャットアウトするのはダメよ」であって、「マスコミは持ち込まれたものは何でも発表しないとダメ」ではないですからね。てか、後者を認めるとどんなクソ原稿でも新聞社に送ったら頒布してもらえることになっちゃう。
私企業はポリシーとか理念とかを掲げてそれに従う形で自由に選んで良くて、その結果について外から「表現の自由に反してる」とか言われるのは”自由”の乱用ですよね。そのポリシーがクソだったり理念に従ってない行動をしたなら「クソだ」と言われモノが売れなくなる、ってあたりにコントロールのキモがあるのであって、「表現の自由を守ってない」という形で非難されるのは言葉の乱用、思考停止。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
色んな意味で基準がわからない (スコア:0)
雑誌で金持ちになる(ニュアンスの)財布だったり壺だったりを売る広告があったりするじゃないですか。
アレはokでこれがngな理由は何なんでしょうか。
エピデンスのない治療法の特集してる雑誌もありますし。
クオリティペーパー()とか関係なしに、素朴に疑問です。
#新聞と雑誌の違い?でもそれって規定あるんでしょうか?
Re:色んな意味で基準がわからない (スコア:0)
嘘臭い広告にも新聞社はさほど目くじらは立てないが、今回のは特に癌が治るといった病気に苦しむ人を惑わす可能性の高い内容であったから、
朝日が不適切性の指摘を受け入れて素直に対応したところを、揚げ足を取るように盛り上がってる感じ、かな?
問題があるとすれば広告を載せた媒体よりもまず出版社だわな、普通に考えて。
Re:色んな意味で基準がわからない (スコア:2, 参考になる)
アメリカでの判例ではあるが、「ウィンター対パトナム判決 [kyoto-u.ac.jp]」という有名な裁判を代表として、
本の内容を鵜呑みにしてひどい目に遭った読者が、出版社を相手取って裁判を起こすというのはよくあるけど…
内容上誤った情報をもつ書物の出版者には欠陥のある製品を販売したことに対する不法行為上の厳格責任
(後述、「不法行為上の厳格責任について」を参照)があるはずだ、と損害を被った顧客が訴えた裁判が数多くあった。
概して、これらの裁判で原告が勝利することはなかった。
…と、まあこういう見解が一般的なのよ。
Re:色んな意味で基準がわからない (スコア:1)
朝日新聞に限らず、胡散臭いを超えて詐欺じゃなきゃトンデモ療法だろって書籍の広告は、ほぼ毎日1面の広告に掲載されてる感じですよ。というかむしろ1面にはまともな広告は掲載されないと判断していいレベル。
Re: (スコア:0)
他社の権利を侵害しない限り、表現の自由は尊重されるべきだし、出版社を責めるのは難しい。
Re:色んな意味で基準がわからない (スコア:2)
他社の権利を侵害しない限り、表現の自由は尊重されるべきだし、出版社を責めるのは難しい。
どんな本を出版するかは表現の自由だけど
新聞がどの広告を受け入れるかもまた表現の自由なんだよね
たとえばEM菌の広告を受け入れて提示するのは詐欺の片棒を担ぐことだと考えた新聞社が独自の判断でその広告を拒絶するのもまた表現の自由
Re: (スコア:0)
> 新聞がどの広告を受け入れるかもまた表現の自由
そこは簡単には言えない問題です。特に出版物の場合は、他者の自由を守らないものは自分の自由も守れない、という(大袈裟に言えば)信念みたいなものはあります。
虚偽、あるいは社会に害悪があると断定できれば即座に掲載拒否できますが、医療分野(とくにがん)は丸山ワクチンや子宮頸がんワクチンみたいに、医師でも異論を唱える例が多数あるわけです。
長い時間をかけて審査すればいいのですが、広告は記事ではなくてビジネスですからそこまで手間をかけられず、どうしても漏れてしまうことがある。
今回は外部指摘をきっかけに「まずい」となった。とはいえ治療法の真偽に踏み込むとものすごく時間がかかる(日本ではありえないけど海外なら普通、あるいはその逆、なんていくらでもある)。とりあえず外形的な医師免許の有無をもって「広告掲載は不適切」という広報をした、ということでしょうね。
# 「中の人」系だけど、何の中身かは言えません
Re: (スコア:0)
他者の自由を守らないものは自分の自由も守れない、という(大袈裟に言えば)信念みたいなものはあります。
いや、新聞は広告を受け入れるのも拒絶するのも自由だよ。
「他者の自由を守る」ってのはそれは一私企業がするものじゃなくて国が守るべきことなので新聞はそこは関係なく好きな広告だけを載せてればいいです。
Re: (スコア:0)
本来は…というか狭い意味では、表現の自由ってのは「政府が民の発言を調査して発表前にシャットアウトするのはダメよ」であって、「マスコミは持ち込まれたものは何でも発表しないとダメ」ではないですからね。
てか、後者を認めるとどんなクソ原稿でも新聞社に送ったら頒布してもらえることになっちゃう。
私企業はポリシーとか理念とかを掲げてそれに従う形で自由に選んで良くて、その結果について外から「表現の自由に反してる」とか言われるのは”自由”の乱用ですよね。
そのポリシーがクソだったり理念に従ってない行動をしたなら「クソだ」と言われモノが売れなくなる、ってあたりにコントロールのキモがあるのであって、「表現の自由を守ってない」という形で非難されるのは言葉の乱用、思考停止。