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「文章の内容についての質問に答えてもらう」というテストが読書体験の貧富を測定するというのがそもそも疑問。
SFでよく言われるセンス・オブ・ワンダー [wikipedia.org]なんかは、文章の理解とは違った方向性の”読書体験”なわけで、そんな方法でテストしたらジャンルによって差が現れること自体は大いにありうる。 けど、それが豊かか貧しいかというスカラー的な評価として使えるものではないだろう。
SFに限らずフィクションにおけるセンス・オブ・ワンダーは一般に文章を理解した先にあるものだと思いますが。例えば高い城の男を読んでメタフィクションという構図を理解できなかったとしたらその人は高い城の男から得られるはずの読書体験の一部しか得られないと言えるわけですし。
無論難解な表現や情報の伝達を目的としない表現に接したときの感覚もセンス・オブ・ワンダーに含まれるとは思いますが、そういうのはSFよりは純文学とか呼ばれるジャンルが主として扱う領域でしょう。全体的に研究として雑というのは同意。
いやそんな構図は理解する必要ないぞ。体験というのは理解に先駆けるものだから。そもそも読書体験総体の何割を得たかとかその値が高い方がいいとか言ってるなら的外れ。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
読書体験が貧しい、というのがそもそも謎 (スコア:5, すばらしい洞察)
「文章の内容についての質問に答えてもらう」というテストが読書体験の貧富を測定するというのがそもそも疑問。
SFでよく言われるセンス・オブ・ワンダー [wikipedia.org]なんかは、文章の理解とは違った方向性の”読書体験”なわけで、そんな方法でテストしたらジャンルによって差が現れること自体は大いにありうる。
けど、それが豊かか貧しいかというスカラー的な評価として使えるものではないだろう。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:1)
SFに限らずフィクションにおけるセンス・オブ・ワンダーは一般に文章を理解した先にあるものだと思いますが。
例えば高い城の男を読んでメタフィクションという構図を理解できなかったとしたらその人は高い城の男から得られるはずの読書体験の一部しか得られないと言えるわけですし。
無論難解な表現や情報の伝達を目的としない表現に接したときの感覚もセンス・オブ・ワンダーに含まれるとは思いますが、そういうのはSFよりは純文学とか呼ばれるジャンルが主として扱う領域でしょう。
全体的に研究として雑というのは同意。
Re:読書体験が貧しい、というのがそもそも謎 (スコア:0)
いやそんな構図は理解する必要ないぞ。体験というのは理解に先駆けるものだから。
そもそも読書体験総体の何割を得たかとかその値が高い方がいいとか言ってるなら的外れ。