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>Webとか論文とかでは横線だけの表をよく見るけど、
論文等で縦線を引かないのは、欧米のタイプライタ文化に基づくものですね。
・横線は項目名の上下と表の一番下の3本、または項目名の下のみ1本を「-」で引く データ同士を区切る横線は無くても成り立つし、タイプライタだと却って見づらい (横線で1行分の間隔をとってしまう)
・各項目の先頭(左端)をタブで合わせれば縦線が無くても区分されて見える。
# 日本的手書き文化だと罫線もさる事ながら、ワープロでフリーカーソルモードとか出てくる訳ですね
mysql(mariaDB)のコマンドラインでSELECTしたらめっちゃ縦線出るけど、どこの文化の影響だろ?HTMLのTABLEも指定しないと縦横罫線じゃない?コンピュータ文化かな?
財務諸表とか論文とか。
財務諸表って、基本的にマイナスの数値って使わないですね。
聞いた話しによると、経理(簿記)仕組みができた時代には、まだマイナスの数という概念がなかったからだとか。
出典はいろいろあると思いますが、いま探したら以下の資料がみつかりました。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ssa/grp/06/04dai2shou.pdf [hokkaido.lg.jp]
このP17に、以下のような記述があります。
---------------------------------------------------------------また、複式簿記は「T 字型」といわれる左右(借方と貸方)に欄を分けた勘定記入を利用している。このT 字型の利用によって、負数(マイナスの数)やゼロの認識が可能になった。ここではT 字型の記帳方法についての概説は避けるが、利益計算にあっては、利益(プラス)のみならず、損失(マイナス)や損益なし(ゼロ)の可能性がある。しかるに、複式簿記の完成した15 世紀後半にあっては、数学的には負数やゼロの概念は存在せず、したがって、現在のような「-(マイナス)」の符号や「0(ゼロ)」を使った計算はできなかった。しかし、複式簿記を用いれば、このような計算が可能であり、これも当時複式簿記が広く利用されるようになった大きな要因であったと思われる。---------------------------------------------------------------
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
タイプライター文化 (スコア:5, 参考になる)
>Webとか論文とかでは横線だけの表をよく見るけど、
論文等で縦線を引かないのは、欧米のタイプライタ文化に基づくものですね。
・横線は項目名の上下と表の一番下の3本、または項目名の下のみ1本を「-」で引く
データ同士を区切る横線は無くても成り立つし、タイプライタだと却って見づらい
(横線で1行分の間隔をとってしまう)
・各項目の先頭(左端)をタブで合わせれば縦線が無くても区分されて見える。
# 日本的手書き文化だと罫線もさる事ながら、ワープロでフリーカーソルモードとか出てくる訳ですね
Re: (スコア:0)
mysql(mariaDB)のコマンドラインでSELECTしたらめっちゃ縦線出るけど、どこの文化の影響だろ?
HTMLのTABLEも指定しないと縦横罫線じゃない?
コンピュータ文化かな?
Re: (スコア:0)
財務諸表とか論文とか。
Re:タイプライター文化 (スコア:0)
財務諸表って、基本的にマイナスの数値って使わないですね。
聞いた話しによると、経理(簿記)仕組みができた時代には、まだマイナス
の数という概念がなかったからだとか。
出典はいろいろあると思いますが、いま探したら以下の資料がみつかり
ました。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ssa/grp/06/04dai2shou.pdf [hokkaido.lg.jp]
このP17に、以下のような記述があります。
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また、複式簿記は「T 字型」といわれる左右(借方と貸方)に欄を分けた勘定記入
を利用している。このT 字型の利用によって、負数(マイナスの数)やゼロの認識が
可能になった。ここではT 字型の記帳方法についての概説は避けるが、利益計算にあ
っては、利益(プラス)のみならず、損失(マイナス)や損益なし(ゼロ)の可能性
がある。しかるに、複式簿記の完成した15 世紀後半にあっては、数学的には負数や
ゼロの概念は存在せず、したがって、現在のような「-(マイナス)」の符号や「0(ゼ
ロ)」を使った計算はできなかった。しかし、複式簿記を用いれば、このような計算が
可能であり、これも当時複式簿記が広く利用されるようになった大きな要因であった
と思われる。
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