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Anonymous Coward
on 2021年02月25日 10時42分
(#3983881)
> PW4000シリーズはB777以外にも採用実績のあるエンジンで、
名前というか系統がPW4000ってだけで、実際は別モノなんじゃないかな。
wikipedia [wikipedia.org]によれば、PW4000には3つのバリアント、24のモデルが記載されている。 トラブルを起こしているのがB777用のPW4000だとすれば、-112のバリアントのPW4000がダメダメって話にもなるかも。 B747用のPW4000がトラブルを起こしていない事は、-112に対する何の保証にもなってないよね。
PW4000 (スコア:4, 参考になる)
インシデントが多いエンジンやんけ...
2016年5月27日、東京羽田発 ソウル行き大韓航空2708便を運航していた777-300型機(HL7534)は離陸滑走時に左エンジン(PW4098)から出火
2018年2月13日、サンフランシスコ発ホノルル行きユナイテッド航空1175便を運航していた777-200型機(N773UA)は、着陸の約45分前に右エンジン(PW4077)ファンブレードの破損により、インレットとカウルの大部分がエンジンから分離した。
2020年12月4日、沖縄那覇発東京羽田行き日本航空904便(ボーイング777-200型機、登録番号JA8978、乗客178名、乗員11名)を運航していたが、沖縄を出発する
Re:PW4000 (スコア:2)
Wikipediaだけを見て、インシデントが多いエンジンと言い切るのは、
ちょっと乱暴だとは思うけど、
PW4000シリーズはB777以外にも採用実績のあるエンジンで、
数的にはB777用はごく一部のはずだけど、
インシデントはB777のものばかり。
しかも、破片が飛び出して機体損傷。みたいな、
当たり所が悪ければ墜落しかねないヤバイ話ばかり。
B777用のPW4000は、ちょっとやばいんじゃないか?
という気持ちになるには十分だな……
Re:PW4000 (スコア:1)
> PW4000シリーズはB777以外にも採用実績のあるエンジンで、
名前というか系統がPW4000ってだけで、実際は別モノなんじゃないかな。
wikipedia [wikipedia.org]によれば、PW4000には3つのバリアント、24のモデルが記載されている。
トラブルを起こしているのがB777用のPW4000だとすれば、-112のバリアントのPW4000がダメダメって話にもなるかも。
B747用のPW4000がトラブルを起こしていない事は、-112に対する何の保証にもなってないよね。
Re: (スコア:0)
3つのバリアントはそれぞれファン口径も全長も違う、ってことは、設計構想以外は別物に近いのでは?
口径が違えば必要な材料強度も全然異なってくるだろうから、小さいバリアントが大丈夫なのに大きいバリアントが金属疲労を起こしやすくても全然不思議はない。
Re: (スコア:0)
WikipediaのPW4000のページを見たら、
UAで-112系エンジンがトラブったのと同じ2021/2/21にベルギーで-94系エンジンを積んだ747BCF貨物機が
タービンブレード落下トラブルを起こしているとある
Re: (スコア:0)
B777用のPW4000ばっかりブローするなら、マウントやカウリングが悪くて変な振動を起こすとか、機体が重いから全力運転時間が長いとかの理由があることになる。
Re: (スコア:0)
機体とエンジンの相性が悪いんですかね。
航空機のパーツで「相性」なんて言いたくないけど。
Re: (スコア:0)
ボディや羽から流れて来る気流がタービンブレードを揺さぶって、想定以上に疲労が進んでしまう。みたいな「相性」は有ると思うよ。
Re: (スコア:0)
>しかも、破片が飛び出して機体損傷。みたいな、
>当たり所が悪ければ墜落しかねないヤバイ話ばかり。
破片はエンジン排気とともに後方に排出されただけで、カウリング/ケースによる飛散防止、いわゆるコンテインメント(containment)はちゃんと機能してたんじゃないの?
カウリング/ケースを突き破ってファンブレードの破片が横に飛び出すような事故が起きたらただちに全機飛行停止になるはずですが