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お役所文書ってすごく書式にこだわるのだけど、そのあたりどう対処するのかな。 一太郎なら非プロポーショナル・フォントにすれば、昔ながらの原稿用紙みたいにきっちり文字をレイアウトした文書を簡単にできるけど、Wordってかなり深く設定しないとできない感じ。 レイアウトの雛形をきっちり作って、それを配布してというならいいけど、書式設定は各自がやってね、というふうにすると、レイアウト合わせで無駄な仕事が発生する気がする。(あと、センタリングとかインデントとか標準機能を使ってみためを整えることを前提にして欲しいな。)
私としては日本語文書作成に限るなら、一太郎の方がずっと直感的でわかりやすいと思う。Wordで羨ましいのはVBAが使えることぐらい。
//元記事の取り上げ方についてジャストシステムの見解を知りたいですね。
法律に関していえば、こだわってるのは書式じゃなく形式だろ。非常にWordに向いてる。誰か一人がスタイルつくればいいだけだから。
アウトラインで、初版発行までは〇条を動的に初版後に追加したのは〇条を固定で追加は〇条の2にするとか
改め文にするためdiffを出すとか
こういうの対応してるソフトあるのかな?
ワードの箇条書きは、そういうの対応
Wordにそんなありませんが、何か勘違いしてませんか?「〇条の2」は「大項目〇条の下の小項目2」ではなく、「〇条」と同格の大項目です。法律の条文なんかは、
第一条 大項目 一 中項目 イ 小項目 ロ 小項目 ハ 小項目 二 中項目 三 中項目第二条 大項目 一 中項目 二 中項目第三条 大項目…
といった箇条書きの階層構造になっています。ここで、ドラフト段階なら、間に新しい大項目が追加された時に、
第一条 元々の大項目1第二条 追加した大項目第三条 追加した大項目第四条 元々の大項目2第五条 元々の大項目3
といった番号の振り直しをしても問題ありませんが、本番リリース後にこれをやると、この条文を参照している文章がすべて無効になっ
インデントの問題ではなく、大項目を挿入した時の採番をどうするか、という問題ですよ。同じ「大項目追加」という操作(LaTeXでいうところの \section 追加)で、状況によって
(本番リリース前)見出し番号を「二条」(=前のセクション番号+1)に自動で設定して、以後を「三条、四条…」と番号を採番しなおす(一般的な自動採番による見出し表示)
(本番リリース後)リリース時点で割当済の見出し番号はもう変更しない。項目追加時には、見出し番号を「一条の二」(前のセクション番号+「の二」)に自動で設定する。ただし、リリース後の追加項目同士では自動採番は行う。一条と二条の間に後から2項目以上追加したら「一条の二」「一条の三」…になる。割当固定された番号が「一条の三」と「二条」の間なら、「一条の四」「一条の五」…という採番になるし、「一条の二」と「一条の三」の間なら、「一条の二の二」「一条の二の三」…になる。
という「自動採番後の番号固定」ができるような機能はないのか、というのが元コメの要求でしょう。
ちなみに、中項目の方も後から挿入したら「一」「一の二」「二」になります
なるほど、それなら確かに採番表示は実現できますね。でも、「どういう採番すべきかを手動で制御している」(単なるitem追加とinsertedsection階層追加の使い分けが必要)、「論理的な文書構造とコマンドの階層構造が一致していない」という泥臭いものだと思います。
その程度ならWordでも一太郎でもできるでしょうけど、こんなので、LaTeXでできるって自慢されてもなぁって感じ。
LaTeXで提案するなら、リリース番号なんかを引数に入れて
\begin{section}{1} … \end{section} → 第一条 …\begin{section}{1} … \end{section} → 第二条 …
↓
\begin{section}{1} … \end{section} → 第一条 …\begin{section}{2} … \end{section} → 第一条の二 …\begin{section}{2} … \end{section} → 第一条の三 …\begin{section}{1} … \end{section} → 第二条 …\begin{section}{2} … \end{section} → 第三条 …
\begin{section}{1} … \end{section} → 第一条 …\begin{section}{2} … \end{section} → 第一条の二 …\begin{section}{3} … \end{section} → 第一条の二の二 …\begin{section}{2} … \end{section} → 第一条の三 …\begin{section}{3} … \end{section} → 第一条の四 …\begin{section}{1} … \end{section} → 第二条 …\begin{section}{2} … \end{section} → 第三条 …\begin{section}{3} … \end{section} → 第四条 …
といった見出し生成処理をやらせる、ぐらいの綺麗な案を出してほしかったなぁ。これぐらいならLaTeXでも実現可能でしょう。文書の論理構造もちゃんとできてる。(でも前方参照しないといけないから、マルチパスコンパイルが必須かな)。
もっとも、この場合は「リリース番号」というバージョン管理を手動で行う羽目にはなってるわけですが。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
書式設定 (スコア:4, 興味深い)
お役所文書ってすごく書式にこだわるのだけど、そのあたりどう対処するのかな。
一太郎なら非プロポーショナル・フォントにすれば、昔ながらの原稿用紙みたいにきっちり文字をレイアウトした文書を簡単にできるけど、Wordってかなり深く設定しないとできない感じ。
レイアウトの雛形をきっちり作って、それを配布してというならいいけど、書式設定は各自がやってね、というふうにすると、レイアウト合わせで無駄な仕事が発生する気がする。
(あと、センタリングとかインデントとか標準機能を使ってみためを整えることを前提にして欲しいな。)
私としては日本語文書作成に限るなら、一太郎の方がずっと直感的でわかりやすいと思う。Wordで羨ましいのはVBAが使えることぐらい。
//元記事の取り上げ方についてジャストシステムの見解を知りたいですね。
Re: (スコア:0)
法律に関していえば、こだわってるのは書式じゃなく形式だろ。
非常にWordに向いてる。誰か一人がスタイルつくればいいだけだから。
条文専用機能 (スコア:1)
アウトラインで、
初版発行までは〇条を動的に
初版後に追加したのは〇条を固定で追加は〇条の2にするとか
改め文にするためdiffを出すとか
こういうの対応してるソフトあるのかな?
Re: (スコア:0)
ワードの箇条書きは、そういうの対応
Re: (スコア:2)
Wordにそんなありませんが、何か勘違いしてませんか?
「〇条の2」は「大項目〇条の下の小項目2」ではなく、「〇条」と同格の大項目です。
法律の条文なんかは、
といった箇条書きの階層構造になっています。
ここで、ドラフト段階なら、間に新しい大項目が追加された時に、
といった番号の振り直しをしても問題ありませんが、本番リリース後にこれをやると、この条文を参照している文章がすべて無効になっ
Re: (スコア:0)
大項目中項目小項目のためのインデントする箇条書きと、大項目を挿入するためのインデントしない箇条書きがあるだけの話
LaTeXでそういう環境書くならどうとでも作れそう。Wordでも一太郎でもそれができないってことはないんじゃないの。知らんけど。
Re:条文専用機能 (スコア:1)
インデントの問題ではなく、大項目を挿入した時の採番をどうするか、という問題ですよ。
同じ「大項目追加」という操作(LaTeXでいうところの \section 追加)で、状況によって
(本番リリース前)
見出し番号を「二条」(=前のセクション番号+1)に自動で設定して、以後を「三条、四条…」と番号を採番しなおす(一般的な自動採番による見出し表示)
(本番リリース後)
リリース時点で割当済の見出し番号はもう変更しない。
項目追加時には、見出し番号を「一条の二」(前のセクション番号+「の二」)に自動で設定する。
ただし、リリース後の追加項目同士では自動採番は行う。一条と二条の間に後から2項目以上追加したら「一条の二」「一条の三」…になる。
割当固定された番号が「一条の三」と「二条」の間なら、「一条の四」「一条の五」…という採番になるし、
「一条の二」と「一条の三」の間なら、「一条の二の二」「一条の二の三」…になる。
という「自動採番後の番号固定」ができるような機能はないのか、というのが元コメの要求でしょう。
ちなみに、中項目の方も後から挿入したら「一」「一の二」「二」になります
Re:条文専用機能 (スコア:1)
だって同じ操作じゃないのだから。
初版は
\begin{section}
\item 第一条
\item 第二条
\item 第三条
\end{section}
って書く。
子項目があるなら
\begin{section}
\item 第一条
\item 第二条
\begin{subsection}
\item 第二条第一項
\item 第二条第二項
\begin{subsection}
\item 第三条
\end{section}
となる。ここまでは分かるよね?
改正で末尾に条文を足したければ
\begin{section}
\item 第一条
\item 第二条
\begin{subsection}
\item 第二条第一項
\item 第二条第二項
\begin{subsection}
\item 第三条
\item 第四条
\end{section}
のように\itemを増やす。
改正で条文を挿入したければ
\begin{section}
\item 第一条
\item 第二条
\begin{subsection}
\item 第二条第一項
\item 第二条第二項
\begin{subsection}
\begin{insertedsection}
\item 第二条の二
\item 第二条の三
\end{subsection}
\item 第三条
\end{section}
のように挿入のための環境とカウンタを用意すればいいだけ。
後は環境ごとに\itemで生成されるラベルを目的の表現になるよう組み立てる。
バージョン管理とか番号の固定とか難しいことを考える要素はどこにもない。 どうしても固定したければ\item数を計算してる変数に勝手に代入すればいいけど、そんな必要はないよね。
Re: (スコア:0)
それはそうと、 これをWordでやる方法は知らんけど、まさかLaTeXでできる程度のことがWordにできないわけないだろきっと。
Re:条文専用機能 (スコア:1)
なるほど、それなら確かに採番表示は実現できますね。でも、
「どういう採番すべきかを手動で制御している」(単なるitem追加とinsertedsection階層追加の使い分けが必要)、
「論理的な文書構造とコマンドの階層構造が一致していない」
という泥臭いものだと思います。
その程度ならWordでも一太郎でもできるでしょうけど、
こんなので、LaTeXでできるって自慢されてもなぁって感じ。
LaTeXで提案するなら、リリース番号なんかを引数に入れて
↓
↓
といった見出し生成処理をやらせる、ぐらいの綺麗な案を出してほしかったなぁ。
これぐらいならLaTeXでも実現可能でしょう。文書の論理構造もちゃんとできてる。
(でも前方参照しないといけないから、マルチパスコンパイルが必須かな)。
もっとも、この場合は「リリース番号」というバージョン管理を手動で行う羽目にはなってるわけですが。
Re: (スコア:0)
「改正を行う」環境なりコマンドなりを作ってLaTeXに数えさせろよ・・・
「文書の論理構造」で頭が固まってるんだろうな。
改正したからってすべての法律が過去に遡って即時適用になるわけじゃないんだから、法律においては改正の履歴自体が「論理構造」を成しているんだが。