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白血病解析プロジェクトに参加されている方達も多いかと 思います.その興味をほんの少しで良いですから, 骨髄バンク [jmdp.or.jp]にも 振り向けて頂けないでしょうか? 現在の登録者数は 16万5千人であり,目標の 30万人(ドナーが 一人も見つからない確率 5%以下)を大きく下回っています. # 現在は約 18% の患者さんにドナーが見つかっていません
登録だけなら 10cc の採血だけで済みます.実際に 移植に至った人(骨髄提供者の方)の 体験記 [nifty.com] も読めます.良く分か
> いろいろ制度的に問題があって、何度もそれを指摘しても明快な答が得られなかったので、とてもする気が起きません。
というのを読んで、ちょっと調べてみたところが……なんか、(財)骨髄移植推進財団ってのはかなり問題ありそうな団体ですな。一度経済的に破綻して、資金を取り崩したりしてるようだし。 全国骨髄バンク推進連絡協議会のページ [marrow.or.jp] から辿っていくと
ちょっと誤解を解くために説明したいと思います。
「東京の会通信」のこの記事を書いているのは、骨髄バンク(骨髄移植推進財団)を非常に近くから、つぶさに見ている人です。近くで見ていれば、それだけ色々な問題が目に付きやすいものですが、世の中一般の公益法人に比べれば、骨髄バンクが問題の多い団体であるとは言えないと思います。
たとえば、骨髄バンクは以前、旧厚生省からの天下りをひとり受け入れていました。現在はゼロです。(ゼロになった経緯では定かではありま
> 「東京の会通信」のこの記事を書いているのは、骨髄バンク > (骨髄移植推進財団)を非常に近くから、つぶさに見ている人 > です。近くで見ていれば、それだけ色々な問題が目に付きや > すいものですが、世の中一般の公益法人に比べれば、骨髄 > バンクが問題の多い団体であるとは言えないと思います。
いい加減なことを書いちゃダメだな。財団法人が資産を取り 崩す、というのは、これは余程のことなのね。というのも、 法律における財団法人の定義は
「公益の実現のために寄附された財産の集団、すなわち「財産」に法人格が認められたもの」
このトピックで何度目かの発言となる AC です。
正確を期すために補足しておくと、ドナー登録時のHLA検査は日本赤十字社が行っています。この検査費用、およびデータの管理費用などは国から日赤への助成金として支払われていて、だいたいドナー登録者ひとり当り27,000円程度です。この費用には骨髄移植推進財団(以下、財団という)は関与しません。
ただし、財団が積極的にドナー登録者を増やそうとしてキャンペーン登録会を行った場合には、医師、看護師への日当や会場費などが財団の負担となります。実際は、日赤よりも財団の方がずっと積極的だったというのが近年の状況です。
コーディネート局面では、費用は患者からの負担金と国からの助成金、それに寄付などで賄われます。患者が負担する費用は多ければ100万円程度、国からの助成は、アメリカの骨髄バンクに比べれば 1/10 ぐらいだと記憶しています。寄付は景気変動に左右されます。
なんだか説明していてもイヤになるくらい、脆弱な財政基盤の上で、取り敢えずどうにかこうにか機能する骨髄バンクとして運営されているのが実情です。コーディネータには専門職としての技量を期待したい所ですが、お金がないためにパートタイマー的な報酬でまかなっている、という情けない事情もあります。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
アレゲな人達にお願い (スコア:5, 興味深い)
白血病解析プロジェクトに参加されている方達も多いかと 思います.その興味をほんの少しで良いですから, 骨髄バンク [jmdp.or.jp]にも 振り向けて頂けないでしょうか? 現在の登録者数は 16万5千人であり,目標の 30万人(ドナーが 一人も見つからない確率 5%以下)を大きく下回っています.
# 現在は約 18% の患者さんにドナーが見つかっていません
登録だけなら 10cc の採血だけで済みます.実際に 移植に至った人(骨髄提供者の方)の 体験記 [nifty.com] も読めます.良く分か
しない (スコア:1)
発足前にはやる気満々だったんだけどね。
Re:しない (スコア:3, 参考になる)
> いろいろ制度的に問題があって、何度もそれを指摘しても明快な答が得られなかったので、とてもする気が起きません。
というのを読んで、ちょっと調べてみたところが……なんか、(財)骨髄移植推進財団ってのはかなり問題ありそうな団体ですな。一度経済的に破綻して、資金を取り崩したりしてるようだし。 全国骨髄バンク推進連絡協議会のページ [marrow.or.jp] から辿っていくと
Re:しない (スコア:0)
ちょっと誤解を解くために説明したいと思います。
「東京の会通信」のこの記事を書いているのは、骨髄バンク(骨髄移植推進財団)を非常に近くから、つぶさに見ている人です。近くで見ていれば、それだけ色々な問題が目に付きやすいものですが、世の中一般の公益法人に比べれば、骨髄バンクが問題の多い団体であるとは言えないと思います。
たとえば、骨髄バンクは以前、旧厚生省からの天下りをひとり受け入れていました。現在はゼロです。(ゼロになった経緯では定かではありま
Re:しない (スコア:1)
> 「東京の会通信」のこの記事を書いているのは、骨髄バンク
> (骨髄移植推進財団)を非常に近くから、つぶさに見ている人
> です。近くで見ていれば、それだけ色々な問題が目に付きや
> すいものですが、世の中一般の公益法人に比べれば、骨髄
> バンクが問題の多い団体であるとは言えないと思います。
いい加減なことを書いちゃダメだな。財団法人が資産を取り 崩す、というのは、これは余程のことなのね。というのも、 法律における財団法人の定義は
「公益の実現のために寄附された財産の集団、すなわち「財産」に法人格が認められたもの」
Re:しない (スコア:1)
検査の試薬も人件費もタダではありません。
保険の利かない検査だと、HLAの検査に\30,000ほどかかります。
ドナー候補は費用負担がいっさいありません。
では、検査費用はどこから出ているのでしょう?
あとは、推して知るべし。
Re:しない (スコア:0)
このトピックで何度目かの発言となる AC です。
正確を期すために補足しておくと、ドナー登録時のHLA検査は日本赤十字社が行っています。この検査費用、およびデータの管理費用などは国から日赤への助成金として支払われていて、だいたいドナー登録者ひとり当り27,000円程度です。この費用には骨髄移植推進財団(以下、財団という)は関与しません。
ただし、財団が積極的にドナー登録者を増やそうとしてキャンペーン登録会を行った場合には、医師、看護師への日当や会場費などが財団の負担となります。実際は、日赤よりも財団の方がずっと積極的だったというのが近年の状況です。
コーディネート局面では、費用は患者からの負担金と国からの助成金、それに寄付などで賄われます。患者が負担する費用は多ければ100万円程度、国からの助成は、アメリカの骨髄バンクに比べれば 1/10 ぐらいだと記憶しています。寄付は景気変動に左右されます。
なんだか説明していてもイヤになるくらい、脆弱な財政基盤の上で、取り敢えずどうにかこうにか機能する骨髄バンクとして運営されているのが実情です。コーディネータには専門職としての技量を期待したい所ですが、お金がないためにパートタイマー的な報酬でまかなっている、という情けない事情もあります。