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映写機が無くなるとかならともかく、現像が出来ないだけでは国は放置かも…
フィルムスキャナー [wikipedia.org]があればアナログな現像は要らないような?
写真フィルムというのは光に反応して分解する薬剤を樹脂のシートに塗ったものですが、この薬剤は別に光の強度に応じた色に変化するわけではなく、色は変わりません。撮影した風景を見られるようにするためには、このシートごと暗室に持ち込み、指定の薬品や溶剤で洗うことで部分的に除去、定着、乾燥させて、分解度合いに対応した濃淡が見えるように加工する必要があります。これを現像といいます。
ネガティブ(ネガ)フィルムの場合は受けた光が多いほど薬剤が多く残り、ポジティブの場合は少なく残ります。薬剤が残らない部分はモノクロフィルムやカラーポジでは透明になり、カラーネガフィルムの場合は技術的な都合でオレンジ色のバイアスがかけられているため橙色になります。この現像が完了した状態のフィルムをフィルムスキャナーにかけ、カラーネガの場合はオレンジ色を除去し、さらにネガの場合は色反転を行うと撮影した写真が得られます。
したがって現像は常に必要です。
ちなみに、アナログ的にやる場合は引き延ばし機というドリルプレスのような機械にセットして印画紙という写真フィルムを応用した紙を置き、オレンジ除去フィルターや各種色調整フィルターを通した光を当て、引き延ばしレンズで拡大して焼き付けると紙焼き写真になります。かつてはこの焼き付けを行う部屋を写真室(フォト・ショップ)と称したわけですね。
唯一、ドリルプレスだけ言葉が分からなかった。うちにあるヤツはボール盤としか言ったことなかったなぁ。
現像の処理方法により同じフィルムでも全く違う写真、映画用フィルムが出来上がるってのを書いとかないと片手落ちな気がする。現像の時点で写真の色合いを変えたり写ってるものを消したり映ってなかったものを写ってたことにできる。それをやる部屋がPhotoshopでだからAdobeの色々できちゃうあのソフトもPhotoshopって名前になってる。てかAdobeのLightroomって本当ならdark roomだろ。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
部門名 (スコア:0)
映写機が無くなるとかならともかく、現像が出来ないだけでは国は放置かも…
Re: (スコア:1)
フィルムスキャナー [wikipedia.org]があればアナログな現像は要らないような?
Re:部門名 (スコア:3)
写真フィルムというのは光に反応して分解する薬剤を樹脂のシートに塗ったものですが、この薬剤は別に光の強度に応じた色に変化するわけではなく、色は変わりません。撮影した風景を見られるようにするためには、このシートごと暗室に持ち込み、指定の薬品や溶剤で洗うことで部分的に除去、定着、乾燥させて、分解度合いに対応した濃淡が見えるように加工する必要があります。これを現像といいます。
ネガティブ(ネガ)フィルムの場合は受けた光が多いほど薬剤が多く残り、ポジティブの場合は少なく残ります。薬剤が残らない部分はモノクロフィルムやカラーポジでは透明になり、カラーネガフィルムの場合は技術的な都合でオレンジ色のバイアスがかけられているため橙色になります。この現像が完了した状態のフィルムをフィルムスキャナーにかけ、カラーネガの場合はオレンジ色を除去し、さらにネガの場合は色反転を行うと撮影した写真が得られます。
したがって現像は常に必要です。
ちなみに、アナログ的にやる場合は引き延ばし機というドリルプレスのような機械にセットして印画紙という写真フィルムを応用した紙を置き、オレンジ除去フィルターや各種色調整フィルターを通した光を当て、引き延ばしレンズで拡大して焼き付けると紙焼き写真になります。かつてはこの焼き付けを行う部屋を写真室(フォト・ショップ)と称したわけですね。
Re:部門名 (スコア:1)
唯一、ドリルプレスだけ言葉が分からなかった。うちにあるヤツはボール盤としか言ったことなかったなぁ。
Re: (スコア:0)
現像の処理方法により同じフィルムでも全く違う写真、映画用フィルムが出来上がるってのを書いとかないと片手落ちな気がする。
現像の時点で写真の色合いを変えたり写ってるものを消したり映ってなかったものを写ってたことにできる。
それをやる部屋がPhotoshopでだからAdobeの色々できちゃうあのソフトもPhotoshopって名前になってる。
てかAdobeのLightroomって本当ならdark roomだろ。