アカウント名:
パスワード:
でも、それって一本足経営に失敗したら会社を精算して粛々と市場から退場できる社会だから成り立つ論法ではなかろうか？日本でそれやると再就職できない失業者が多発しませんかね？
でも、ジョブ化や解雇規制の撤廃には反対なんでしょ。今の日本の制度を守ったまま、欧米の雇用流動性だけ取り入れることは出来ない。
まあ、経済的には欧米の制度の方がトータルでは良い制度なんだと思うけど、努力しない／出来ないひとにはノーチャンスだし、新卒一括採用のおかげで若年層失業率が低いというメリットや、運良く安定的な会社に入ることができれば幸せになれる面もあるから、茹で蛙になるまで、今のまま行くだけなんだろうなぁと思います。
まず、欧米型の場合「努力しない／出来ないひとにはノーチャンス」ということはなくて、求められる職種/職務に応じて階層別で仕事があって、その賃金や待遇で満足できれば短期間で会社は変われど職務的には働き続けることができるし、1ステップ上を目指すなら転職するのが一般的。対して日本型の場合ホワイトカラーのサラリーマン/ブルーカラー工場勤務者/創業経営者以外のロールモデルがなく、また経営者以外は社内出世が前提なので、必然的に職務に直結する/しないに関わらない社内で必要な努力を強いられるし、ジョブホップ(短期間での転職繰り返し)、横滑り、出戻りは一般的に恥ずべき事になっている。この状況から鑑みるに日本の方がノーチャンスですよ。
世にたくさんいる自営業者が見えてないとこうなるサラリーマンしか知らん人生なんだろうね
起業って、サラリーマンの頃に培ったスキルと、そこで知った商材や業者を使ってやるものでしょ。「大学出てすぐ起業」なんてスーパーマンは一握り。それを鑑みれば、４５歳定年制という発言は間違ってない。３０歳でもいいぐらい。
起業じゃない自営業者もあるでしょ。代々続いてる老舗の料理屋とか、農林漁業者だって自営業者が多い。
まぁ、その場合は「サラリーマンの頃に培ったスキルと、そこで知った商材や業者」の代わりに、「親の代から伝わった技術と顧客や取引先」ってことで似たりよったりかもしれませんが。
サラリーマンがそうなるには、玉の輿に乗れるように、婚活を頑張る必要がありますな・・
自営業は欧米にも多いけどどっちみちチャンスって言うより最後のあれでは
欧米型とひとくくりにできるほど画一的じゃないよ。アメリカとイギリスは近いけど、フランスやドイツとは全く違う。
アメリカの場合は階層が日本より固定されてる。転職が多くて転職しないと給料上がらないのはその通りだけど、横方向スライドの転職が多くてステップアップの転職は稀。会社は社員に教育なんてしないのに、職務経験が無いと採用されないから。
だから「努力しない／出来ないひとにはノーチャンス」になるし、成功したい人は借金背負ってまで名門私立大学に入学して必死で勉強するって話になる。
「チャンス=ステップアップ」という定義ならその通り。でも、「同じ位置を維持できることもチャンスである」と定義すると見え方が変わると思う。基本的に日本の場合は、自分の資質(努力できる限界値)に対して見合った仕事を見つけても現状維持を是としないのが問題。
アメリカは学歴は重視するものの学校歴はどうでもいいので名門に行く必要もない。卒業で得られる資格や職務記述書に書けるスキルを重視するので手近な大学行って資格取ればいい。もちろんカネは必要だが。その資格も年月で陳腐化するので時代に求められる資格を取り直さなければいけないんだが、裏を返せばチャンスは社会人だろうが学齢期だろうが平等に存在しているってことを意味する。
日本みたいに新卒採用に失敗したら一生を台無しにしかねない世界よりチャンスはよっぽど多い。ただしスキルアップに使うカネを払う能力がない奴にはチャンスはないが、最底辺のブルーワークでない限り学費くらいは稼げる。
採用担当の立場から言えば、ジョブホッパーは鼻つまみする人物の可能性が高いからあまり採りたくないけど、横滑り・出戻りに悪い印象は特に無い。
話が飛躍するけど国民の意識レベルでは失敗した人（前科者込み）の社会復帰などの国民性や文化的な問題まで関係してくるから相当に難しいと思う。制度だけ取り入れれば良いわけじゃないよね。今の日本はそれで失敗という側面もあると思うし。
＞新卒一括採用のおかげで若年層失業率が低いというメリット
新卒一括採用のせいで氷河期世代は一生報われない人生になってしまったわけですが。既に40代後半に差し掛かって経歴書に書けるような職歴もなく、ひとつ上の世代だったら不労所得に甘んじられる夢の50代は訪れない。60代では貯金も退職金もなく放り出される運命が確定しているという地獄世代をどう救うんだよと。
で、ついでに言えば「努力」だったら人一倍してる世代ですよ。「今、頑張れば必ず報われる」と大人たちに騙されて、青春すら満足に謳歌せず激しい受験戦争に明け暮れてたわけですから。逆に荒れた底辺校でウェイウェイしてた奴の方が人脈を生かして喫茶店とか経営して成功してる有様だし。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
デパート方式はダメということ (スコア:5, 参考になる)
経営者はＡ事業、Ｂ事業・・・と抱えると
よほどの能力者でない限り全ての事業に精通することは不可能なので
本来、縮退事業とすべきものも他の儲かる事業に負ぶさったり
当初は収益が見込めない成長事業への投資判断が遅れたりする
昔はコングロマリットは善とされたが、今はコングロマリットディスカウントで
むしろ悪とされる
ＧEなども分社化を進めているし、日立も選択と集中を進めて子会社を次々と売却している
東芝も分割専業化することで経営判断がし易くなるでしょう
日本の半導体産業で生き残っているのは皆専業メーカーです
Re: (スコア:0)
でも、それって一本足経営に失敗したら会社を精算して粛々と市場から退場できる社会だから成り立つ論法ではなかろうか？
日本でそれやると再就職できない失業者が多発しませんかね？
Re:デパート方式はダメということ (スコア:0)
でも、ジョブ化や解雇規制の撤廃には反対なんでしょ。
今の日本の制度を守ったまま、欧米の雇用流動性だけ取り入れることは出来ない。
まあ、経済的には欧米の制度の方がトータルでは良い制度なんだと思うけど、努力しない／出来ないひとにはノーチャンスだし、
新卒一括採用のおかげで若年層失業率が低いというメリットや、運良く安定的な会社に入ることができれば幸せになれる面もあるから、
茹で蛙になるまで、今のまま行くだけなんだろうなぁと思います。
Re:デパート方式はダメということ (スコア:3, 興味深い)
まあ、経済的には欧米の制度の方がトータルでは良い制度なんだと思うけど、努力しない／出来ないひとにはノーチャンスだし、
新卒一括採用のおかげで若年層失業率が低いというメリットや、運良く安定的な会社に入ることができれば幸せになれる面もあるから、
茹で蛙になるまで、今のまま行くだけなんだろうなぁと思います。
まず、欧米型の場合「努力しない／出来ないひとにはノーチャンス」ということはなくて、求められる職種/職務に応じて階層別で仕事があって、その賃金や待遇で満足できれば短期間で会社は変われど職務的には働き続けることができるし、1ステップ上を目指すなら転職するのが一般的。
対して日本型の場合ホワイトカラーのサラリーマン/ブルーカラー工場勤務者/創業経営者以外のロールモデルがなく、また経営者以外は社内出世が前提なので、必然的に職務に直結する/しないに関わらない社内で必要な努力を強いられるし、ジョブホップ(短期間での転職繰り返し)、横滑り、出戻りは一般的に恥ずべき事になっている。この状況から鑑みるに日本の方がノーチャンスですよ。
Re: (スコア:0)
世にたくさんいる自営業者が見えてないとこうなる
サラリーマンしか知らん人生なんだろうね
Re: (スコア:0)
起業って、サラリーマンの頃に培ったスキルと、そこで知った商材や業者を使ってやるものでしょ。
「大学出てすぐ起業」なんてスーパーマンは一握り。
それを鑑みれば、４５歳定年制という発言は間違ってない。３０歳でもいいぐらい。
Re: (スコア:0)
起業じゃない自営業者もあるでしょ。
代々続いてる老舗の料理屋とか、農林漁業者だって自営業者が多い。
まぁ、その場合は「サラリーマンの頃に培ったスキルと、そこで知った商材や業者」
の代わりに、「親の代から伝わった技術と顧客や取引先」ってことで似たりよったり
かもしれませんが。
Re: (スコア:0)
サラリーマンがそうなるには、玉の輿に乗れるように、婚活を頑張る必要がありますな・・
Re: (スコア:0)
自営業は欧米にも多いけどどっちみちチャンスって言うより最後のあれでは
Re: (スコア:0)
欧米型とひとくくりにできるほど画一的じゃないよ。
アメリカとイギリスは近いけど、フランスやドイツとは全く違う。
アメリカの場合は階層が日本より固定されてる。
転職が多くて転職しないと給料上がらないのはその通りだけど、横方向スライドの転職が多くてステップアップの転職は稀。
会社は社員に教育なんてしないのに、職務経験が無いと採用されないから。
だから「努力しない／出来ないひとにはノーチャンス」になるし、成功したい人は借金背負ってまで名門私立大学に入学して必死で勉強するって話になる。
Re: (スコア:0)
「チャンス=ステップアップ」という定義ならその通り。
でも、「同じ位置を維持できることもチャンスである」と定義すると見え方が変わると思う。
基本的に日本の場合は、自分の資質(努力できる限界値)に対して見合った仕事を見つけても現状維持を是としないのが問題。
Re: (スコア:0)
アメリカは学歴は重視するものの学校歴はどうでもいいので名門に行く必要もない。
卒業で得られる資格や職務記述書に書けるスキルを重視するので手近な大学行って資格取ればいい。もちろんカネは必要だが。
その資格も年月で陳腐化するので時代に求められる資格を取り直さなければいけないんだが、裏を返せば
チャンスは社会人だろうが学齢期だろうが平等に存在しているってことを意味する。
日本みたいに新卒採用に失敗したら一生を台無しにしかねない世界よりチャンスはよっぽど多い。
ただしスキルアップに使うカネを払う能力がない奴にはチャンスはないが、最底辺のブルーワークでない限り学費くらいは稼げる。
Re: (スコア:0)
採用担当の立場から言えば、ジョブホッパーは鼻つまみする人物の可能性が高いからあまり採りたくないけど、横滑り・出戻りに悪い印象は特に無い。
Re: (スコア:0)
話が飛躍するけど国民の意識レベルでは失敗した人（前科者込み）の社会復帰などの国民性や文化的な問題まで関係してくるから相当に難しいと思う。
制度だけ取り入れれば良いわけじゃないよね。
今の日本はそれで失敗という側面もあると思うし。
Re: (スコア:0)
＞新卒一括採用のおかげで若年層失業率が低いというメリット
新卒一括採用のせいで氷河期世代は一生報われない人生になってしまったわけですが。
既に40代後半に差し掛かって経歴書に書けるような職歴もなく、ひとつ上の世代だったら不労所得に甘んじられる夢の50代は訪れない。
60代では貯金も退職金もなく放り出される運命が確定しているという地獄世代をどう救うんだよと。
で、ついでに言えば「努力」だったら人一倍してる世代ですよ。
「今、頑張れば必ず報われる」と大人たちに騙されて、青春すら満足に謳歌せず激しい受験戦争に明け暮れてたわけですから。
逆に荒れた底辺校でウェイウェイしてた奴の方が人脈を生かして喫茶店とか経営して成功してる有様だし。