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単鏡で大きいものは作るのは大変だけど、小さいものを集めて使うのは安く(しかも市販品)できる、ということなのでしょうか。
長い焦点距離が必要な対象、例えば遠くの小さく見える銀河とかを詳細に観測しようとする場合は、大きな1枚鏡じゃないと駄目です。なぜかというと、回折の影響で解像力に限界があるから。口径が大きいほど限界が高くなりますね。天体の分解能は口径に比例して向上します。
今回のプロジェクトは、短い焦点距離で広い範囲を撮影するので、回折の影響がないですね。だから沢山束ねる方法が使える。超拡散銀河という非常に広い範囲(満月の何倍も広い)を撮影する目的だから使えるんだと思います。
ちなみに、この目的だと時間軸方向で重ねても良いんだと思います。でもレンズが120本あれば、120日分の観測が1日でできる。ってことですね。#時間軸方向で重ねて暗いものを撮影する、って方法はスマホのナイトモード(マルチショットのやつ)と同じです。
干渉計という技術を使えば、複数の望遠鏡を束ねて、望遠鏡間の距離を口径とする仮想的な望遠鏡として扱うことができ、単一の望遠鏡の分解能限界を超えた画像を得ることができます。
一番デカい例としてはブラックホールの画像の撮影に成功した(国立天文台のニュースリリース [nao.ac.jp])Event Horizen Telescope(official [eventhoriz...escope.org], Wikipedia(ja) [wikipedia.org])でしょうか。
#単に干渉計というとマイケルソン干渉計を想像しちゃうな、なんか適当な用語あるんでしょうか?
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
得られる光の量ってのは単純に面積比例すると思ってたけど (スコア:0)
単鏡で大きいものは作るのは大変だけど、
小さいものを集めて使うのは安く(しかも市販品)できる、ということなのでしょうか。
Re: (スコア:1)
長い焦点距離が必要な対象、例えば遠くの小さく見える銀河とかを詳細に観測しようとする場合は、大きな1枚鏡じゃないと駄目です。
なぜかというと、回折の影響で解像力に限界があるから。
口径が大きいほど限界が高くなりますね。天体の分解能は口径に比例して向上します。
今回のプロジェクトは、短い焦点距離で広い範囲を撮影するので、回折の影響がないですね。
だから沢山束ねる方法が使える。
超拡散銀河という非常に広い範囲(満月の何倍も広い)を撮影する目的だから使えるんだと思います。
ちなみに、この目的だと時間軸方向で重ねても良いんだと思います。
でもレンズが120本あれば、120日分の観測が1日でできる。ってことですね。
#時間軸方向で重ねて暗いものを撮影する、って方法はスマホのナイトモード(マルチショットのやつ)と同じです。
Re:得られる光の量ってのは単純に面積比例すると思ってたけど (スコア:1)
干渉計という技術を使えば、複数の望遠鏡を束ねて、望遠鏡間の距離を口径とする仮想的な望遠鏡として扱うことができ、
単一の望遠鏡の分解能限界を超えた画像を得ることができます。
一番デカい例としてはブラックホールの画像の撮影に成功した(国立天文台のニュースリリース [nao.ac.jp])
Event Horizen Telescope(official [eventhoriz...escope.org], Wikipedia(ja) [wikipedia.org])でしょうか。
#単に干渉計というとマイケルソン干渉計を想像しちゃうな、なんか適当な用語あるんでしょうか?