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https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/01_seido/05_faq/index.html [jsps.go.jp]科研費FAQ R3.10.版>【Q44072】 科研費の研究遂行上必要なものとして、他の研究にも使用可能な汎用性のあるパソコン等>の物品やソフトウェア等を購入することは可能でしょうか?>【A】 可能です。科研費により購入した汎用性のある物品等については、科研費の補助事業専用とするこ>とは必ずしも求めていません。科研費の補助事業の遂行に支障がなければ、研究機関外の研究者>を含め科研費以外の研究のために使用しても差し支えありません。
「お上」はOKって言ってるぞ。少なくとも令和3年現在では。
たぶんこいつは他プロジェクトの研究費も含めて科研費って呼んでるんじゃないかな。例えばムーンショット事業とかは他に使うなって言われてるわ。
上に同意。科研費はかなり融通が効くし間接経費もつくので、指摘されているような問題はほぼないんだけど、各省庁が公募するトップダウン系の研究費はガチガチに縛りがあって査察もくる。たとえば汎用プリンターとかディスプレーとかはその手の研究費で買うのは基本NGで、大学なり機関の運営費で整備すべき、という扱い。ただし最近は大学の運営費交付金が削減著しいので、縛りの緩い科研費を獲得して補填しないとそういう備品整備も厳しい、という状況。
こういうの、一般企業の会計でも全く同じだよね。特定プロジェクトの研究開発費にするか、一般の経費として計上するかを勝手に変えてはいけない。
別ツリーにもあるように、問題は研究室運営の費用が足りないことであって、プロジェクトの費用を他に流用したら不正会計になっちゃうよ。研究室の運営費は別から調達してね。
お金のかかる難しい研究のための費用は出すから、諸経費は大学持ちな、って事なら正しいんでないの?
>お金のかかる難しい研究のための費用は出すから、諸経費は大学持ちな、って事なら正しいんでないの?
ところが、地方大学だとその諸経費を出す余力が無い。そこそこ大きなプロジェクト研究があって、応募したところ応募数も少なく見事採用。ところが設備費はそのプロジェクトからでるけど、その設備で使う電気代は大学経費。その電気代が半端なく高くて、これどうするんだよと教授会で紛糾。その時になってはじめて、「それで応募数が少なかったんか・・」と気付くが、後の祭り。学部全員の教員教育費が削られて5万円/年になるという体たらくです。その前に教員研究費はもちろん0円/年です。
大学の予算が少ないのは、別の問題だと思うけど。研究費の使い方に融通が利かないと使いづらいというのは理解しました。
国が研究費用出すことは同じなのに、プロジェクトによって諸経費が大学持ちになったりならなかったりするのが正しいと思えるなら認識が歪んでるんじゃない?
プロジェクトによって使用用途が限定されるのは当たり前だろ?その中で汎用的な経費としても利用できるプロジェクトがあるというだけで。
このツリーの大元に書かれているように汎用的に利用できる方が標準なのに、「その中で汎用的な経費としても利用できるプロジェクトがある」と表現するのはひどい印象操作ですね。
ツリーの大元に書かれているように、FAQになるぐらいには経費として使用できるか確認が必要なのだが?
そのFAQに「こういうのはOK」と書かれているのだから、FAQに合致しないルールの方が例外なのは当然でしょう?いつまで詭弁を続けるんですか?
管理めんどくせーんだよ統一しろ、くらいの意見だったら同意出来るんだけどあなたの言い方はその領域を超えていて、向こう側が歪んで見える場所にいるように思う
一端、大学側で買って使用した期間とかでリース、レンタル料取るとかは出来ないのかね
でかい所ならその業務で効率化どころか利益出せるかもしれんけど、日大の騒ぎの最中では。
科研費は、「研究者による自由な発想に基づく研究を実施するために、「研究者に」配分している (大学等の研究機関は、慣例的に「研究者に配分する資金を預かり管理している」扱いをしている)」という扱いなので、採択課題の遂行「に」使用していることを「研究者が」説明できれば、割と柔軟に使用できる。科研費以外の大半の国系の研究資金は、採択課題の遂行を資金配分機関から「(研究者ではなく) 研究機関に」委託しているので、使途の縛りは科研費よりは厳しい。ただ、実際には、採択課題の遂行に使用していることを研究者が説明できれば、採択課題の遂行が滞らない範囲であれば使用していても追及はされない。使途に占める当該採択課題の割合は、科研費よりは高いことは期待されているだろう。
購入した設備備品 (実験装置など) については、科研費であろうとなかろうと、採択課題に関係しない他の研究者に対して、使用していないマシンタイムを適切な料金で提供することが、近年では期待されている。逆に、購入したとしても遊んでいる時間が多いと想定される設備備品を購入しようとした場合は、自機関や他機関の同種装置を借りたり、集中利用する期間にリースで導入したり、分析を外注したりすることが期待されている。
このような、科研費とその他資金の趣旨の違いを理解せず、一緒くたに「研究費」と認識して不満を募らせている研究者や、無知に基づいて不当な要求をしてくる事務担当者も多い。
間接経費については、一般には、大学本体と研究者の所属部局に一定の割合で配分される。大学本体に配分された分について、「私の金を不当に召し上げる」と批判する研究者も多いが、実際には、電子ジャーナルや学内共用機器の維持管理など大学全体の研究環境の整備、研究支援体制の整備、会計・契約管理などに使用されている (そもそも、委託費の場合は機関同士の契約なので「私の金」ではない)。部局に配分された分は、全額を部局全体の研究環境の整備に使ったり、部局と資金獲得者に一定の割合で配分される。配分方針は、部局により割と異なる。
いるよね。横やり入れることで自分のポジションを確保しようとするやつ。総務部とかでそれやられるとマジで困る。あと品管もな。
品質向上に全然繋がらないどころか書類の体裁を優先させるために却って品質低下するQAってあるね。現場の足を引っ張らない事務方の能力って本当に大事だなって思う。
書類についてはISO9001に文句言ってくれ。あれが全ての元凶。
QMSなんで、規格が悪いんじゃなくて余計な書類を作らせる御社のManagement Sytemの作りがよろしくないのですよ。
外部監査があるからなぁ。審査員が「体裁はともかくまぁ管理してるからOKでしょ」ってノリならいいんだけどねぇ。
それは審査機関変えたほうがいい。特に2015以降の改定で、そういう書類の体裁にかかわる内容はバッサリ無くなった。そういうのに対応できずに見た目だけ審査するような所は金払うだけ無駄だよ。
見た目だけで審査してくれたほうがいいところも多いんじゃないの。
ほんとそれ、あんな認証とってる方が今やネガティブ
いやいやいや。体裁だけと思ってるのは、あなたが意味わかってないからですよ。ISO9001の審査は甘すぎるってことだな。
それ、マニュアル通りに作業しないという業務が常態化しているのが問題。マニュアルを逸脱したらITシステムからアラートが上がって、業務が止まるようにしてしまえばいいのよ。
根本的には、マニュアルを整備する気も、守らせる気も更々無いという管理職の問題だし、それを理解せずにISO9001を導入しようとしている経営者の問題。
レビュー品質ではなくレビュー記録の品質だけ上がるアレな。
過去に研究と称して変な物品購入したアホな同僚がいたんでしょ。
監査で問題を指摘されて是正勧告とかされたんじゃないの?それから用途含めて厳格運用されるようになって面倒になっているだけ。暴れる奴がいると新しく面倒なルールが出来て、他の人にも迷惑が掛かるのは世の中の仕組みでしょたぶん悪いのは適当に研究費を使っていた同僚だよ
> 暴れる奴がいると新しく面倒なルールが出来て、他の人にも迷惑が掛かるのは世の中の仕組みでしょ> たぶん悪いのは適当に研究費を使っていた同僚だよそこが間違っているとされている部分でしょ。現実的には不正を犯す奴は常に一定数はいる前提で、ある程度は容認するのが正しい。不正を無くすことを追求しすぎて、結局予算が無駄になってしまうのは、そもそもの運用方針が間違ってるということ。
♪開き直る その態度が気にいらないのよ
昔はある程度は容認されていたんでしょ?それを勘違いして、それこそあなたのように「予算が無駄になる」って理由で適当な利用をして問題になったんでしょう。その問題にならない程度に運用できない人達が多いから厳格運用されているんじゃないの?
だから、そんな事はみんな分かってるよ。それが間違ってるという話題でしょ。
あなたは「これぐらいならセーフ」のしきい値が世間一般より低いんだと思うそして「これぐらいならセーフ」と多数が思うラインよりも上に線が引かれる
目的外使用や私的流用が容認されていたことは、今までもない。以前は預り金が横行していたが、基金化など制度改善により、そのような必要性はなくなった。
預り金: 「試薬や物品を購入したことにして、年度末に業者に対応する費用を支払い、翌年度当初に納品を受けたり現金をバックさせる」「年度末に研究補助時間数を増やし、翌年度当初の研究補助対価に充てる」などする行為。以前は、科研費の実際の配分が6月頃などとなることがあり、4-6月の研究費が手元にないという制度欠陥を補う必要悪として存在していた。
印象的には、大阪大学は今も昔も錬金技術や研究資金不正技術の研究開発が盛ん。
> 大阪大学は今も昔も錬金技術や研究資金不正技術の研究開発が盛ん。さすが商都、なのか
阪大は不正が発覚した場合の広報技術の研究開発も盛んだね。「臭いものには徹底的に蓋」な広報のやり方をしてる (本部が積極的に隠蔽工作をする) から、いつまでたっても錬金技術や研究資金不正技術の研究開発が続く。
阪大院卒だが確かに不正流用のように感じることは多かったし、これ絶対にダメなやつだよなって院生同士で笑ってたことも多かった。私専用のパソコンには「〇研」ってシール貼られてたけど、私はその「〇研」にまったく関与してなかったみたいな感じでね。ただそれが本当に制度上、不適切なのか適切なのかは知らない。適切な利用だったのかもしれない。
#予算に上限があるなんて感じることもなく、思いついたことはなんでもできたいい大学だよ
うちも(科研費ではないけど)補助金使って仕事していた経験があるけど、これ以上にうるさかったよ。その時勢は"税金の使い方"に非常に厳しい時代。市民オンブズマンが、行政の明細はたとえ補助事業であっても、一品ごとに理由と根拠を要求していたそうです。
もちろん過去に世の中で補助金の無駄遣いがあったからそこまでエスカレートしたのだろうけど、その余波で、会議資料のモノクロページ数とカラーページ数、それを会議参加者予定人数と予備を含め30部です、みたいなことまで明記させられた。
タレコミ同様、プリンターは資産にならないようリースとし、印刷枚数で料金を支払う契約。前述のとおり認められた印刷以外は自腹で、という話です。
その手の1円たりとも見逃さない的な過剰管理への対応で肝心の本業に専念できないと、補助をした目的が達成できず、補助金全体をドブに捨てるようなものなんだけどな世の中の多くの人は角を矯めて牛を殺すという故事を知らんらしい
研究費の不正使用なんかが起こった日にはマスコミが騒ぐし世論も「血税をなんだと思ってるんだ!」とぶっ叩くので。大学としてはガチガチに管理するのが部分最適になってるんですよね。
蟻の穴から堤も崩れるという故事成語は知らんの?
馬鹿げた管理を徹底しだしてから崩れ始めたんじゃないか
出す側としてはそうなるよねかといって10%は弾力的に運用してよいとか言ったらギリギリまで流用するやつ出てくるだろうし専門家の能力活用を重視するなら緩くして置いて専業の監視官が抜き打ちチェックするとかにするべきなのか
それも結局出す側がチェックすることになって事務官が教授に「最初からちゃんと書いてください」になるか…
ちょっと怒られるぐらいしかたないという図太さと、悪質でなければちょっと怒られるぐらいで済むという寛容さを併せ持つような感じになっていかんとなぁ
結局全員で神経質な奴に合わせさせられてるから無駄なコストがかかるんだよね1円の無駄を省くためなら100円かけても全く惜しくないっていう人の声を聴きすぎなんだよ
補助金は、科研費や委託費以上に厳しいよ。受領者が元々やるつもりだったことのうち、「この費用でやる」といったことを補助するのだから、やると言っていないことに支出はできない。チェックは厳格。また、ほとんどの場合、間接経費は計上できない。
運用が厳格であればあるほど正しいわけではないはずだ、という本論とは関係ないな
うんだからそういう厳格さが非効率さを招くってことだよ出す方の意図も分かるけど実際には意図通りになってないんだから改善しなきゃ
これってまったく関係ない人にパソコン渡してもいいってことなのかな?
物理的に離れててる場所のまったくかすりもしない研究用科研費購入のパソコンがうちの研究室でも実際に支給されてた。そういうのまで正当に「研究機関外の研究者」に含んでたら何でもありだよな。
河野が行政改革相だったときは河野にTwitterで直訴したら何とかなった気もするが岸田内閣になって遠ざけられてしまったんだよなあ
どちらかというと、今回の件の事務職員は河野の圧力で文科から出た通達すら無視あるいは疑念を抱いているんだろうな。所属機関の事務局長や研究推進事務・会計事務の担当課長に、どんどん通報すればいい。
河野太郎「ローカルルールです」ってやつだな。最近、京大の知り合いから「サル問題でめっちゃ厳しくなってきつい」と愚痴られたが、東工大とか、昔から、今の厳しくなった京大よりさらに厳しい。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:5, 興味深い)
https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/01_seido/05_faq/index.html [jsps.go.jp]
科研費FAQ R3.10.版
>【Q44072】 科研費の研究遂行上必要なものとして、他の研究にも使用可能な汎用性のあるパソコン等
>の物品やソフトウェア等を購入することは可能でしょうか?
>【A】 可能です。科研費により購入した汎用性のある物品等については、科研費の補助事業専用とするこ
>とは必ずしも求めていません。科研費の補助事業の遂行に支障がなければ、研究機関外の研究者
>を含め科研費以外の研究のために使用しても差し支えありません。
「お上」はOKって言ってるぞ。少なくとも令和3年現在では。
Re:悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:2, 参考になる)
たぶんこいつは他プロジェクトの研究費も含めて科研費って呼んでるんじゃないかな。
例えばムーンショット事業とかは他に使うなって言われてるわ。
Re:悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:4, 参考になる)
上に同意。
科研費はかなり融通が効くし間接経費もつくので、指摘されているような問題はほぼないんだけど、
各省庁が公募するトップダウン系の研究費はガチガチに縛りがあって査察もくる。
たとえば汎用プリンターとかディスプレーとかはその手の研究費で買うのは基本NGで、大学なり機関の運営費で整備すべき、という扱い。
ただし最近は大学の運営費交付金が削減著しいので、縛りの緩い科研費を獲得して補填しないとそういう備品整備も厳しい、
という状況。
Re:悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:1)
こういうの、一般企業の会計でも全く同じだよね。
特定プロジェクトの研究開発費にするか、一般の経費として計上するかを勝手に変えてはいけない。
別ツリーにもあるように、問題は研究室運営の費用が足りないことであって、プロジェクトの費用を他に流用したら不正会計になっちゃうよ。
研究室の運営費は別から調達してね。
Re: (スコア:0)
お金のかかる難しい研究のための費用は出すから、諸経費は大学持ちな、って事なら正しいんでないの?
Re:悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:5, 興味深い)
>お金のかかる難しい研究のための費用は出すから、諸経費は大学持ちな、って事なら正しいんでないの?
ところが、地方大学だとその諸経費を出す余力が無い。
そこそこ大きなプロジェクト研究があって、応募したところ応募数も少なく見事採用。ところが設備費はそのプロジェクトからでるけど、その設備で使う電気代は大学経費。その電気代が半端なく高くて、これどうするんだよと教授会で紛糾。その時になってはじめて、「それで応募数が少なかったんか・・」と気付くが、後の祭り。学部全員の教員教育費が削られて5万円/年になるという体たらくです。その前に教員研究費はもちろん0円/年です。
Re: (スコア:0)
大学の予算が少ないのは、別の問題だと思うけど。
研究費の使い方に融通が利かないと使いづらいというのは
理解しました。
Re: (スコア:0)
国が研究費用出すことは同じなのに、プロジェクトによって諸経費が大学持ちになったりならなかったりするのが正しいと思えるなら認識が歪んでるんじゃない?
Re: (スコア:0)
プロジェクトによって使用用途が限定されるのは当たり前だろ?
その中で汎用的な経費としても利用できるプロジェクトがあるというだけで。
Re: (スコア:0)
このツリーの大元に書かれているように汎用的に利用できる方が標準なのに、「その中で汎用的な経費としても利用できるプロジェクトがある」と表現するのはひどい印象操作ですね。
Re: (スコア:0)
ツリーの大元に書かれているように、FAQになるぐらいには経費として使用できるか確認が必要なのだが?
Re: (スコア:0)
そのFAQに「こういうのはOK」と書かれているのだから、FAQに合致しないルールの方が例外なのは当然でしょう?
いつまで詭弁を続けるんですか?
Re: (スコア:0)
管理めんどくせーんだよ統一しろ、くらいの意見だったら同意出来るんだけど
あなたの言い方はその領域を超えていて、向こう側が歪んで見える場所にいるように思う
レンタルとかリース (スコア:0)
一端、大学側で買って使用した期間とかでリース、レンタル料取るとかは出来ないのかね
Re: (スコア:0)
でかい所ならその業務で効率化どころか利益出せるかもしれんけど、日大の騒ぎの最中では。
Re:悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:1)
科研費は、「研究者による自由な発想に基づく研究を実施するために、「研究者に」配分している (大学等の研究機関は、慣例的に「研究者に配分する資金を預かり管理している」扱いをしている)」という扱いなので、採択課題の遂行「に」使用していることを「研究者が」説明できれば、割と柔軟に使用できる。
科研費以外の大半の国系の研究資金は、採択課題の遂行を資金配分機関から「(研究者ではなく) 研究機関に」委託しているので、使途の縛りは科研費よりは厳しい。ただ、実際には、採択課題の遂行に使用していることを研究者が説明できれば、採択課題の遂行が滞らない範囲であれば使用していても追及はされない。使途に占める当該採択課題の割合は、科研費よりは高いことは期待されているだろう。
購入した設備備品 (実験装置など) については、科研費であろうとなかろうと、採択課題に関係しない他の研究者に対して、使用していないマシンタイムを適切な料金で提供することが、近年では期待されている。逆に、購入したとしても遊んでいる時間が多いと想定される設備備品を購入しようとした場合は、自機関や他機関の同種装置を借りたり、集中利用する期間にリースで導入したり、分析を外注したりすることが期待されている。
このような、科研費とその他資金の趣旨の違いを理解せず、一緒くたに「研究費」と認識して不満を募らせている研究者や、無知に基づいて不当な要求をしてくる事務担当者も多い。
間接経費については、一般には、大学本体と研究者の所属部局に一定の割合で配分される。
大学本体に配分された分について、「私の金を不当に召し上げる」と批判する研究者も多いが、実際には、電子ジャーナルや学内共用機器の維持管理など大学全体の研究環境の整備、研究支援体制の整備、会計・契約管理などに使用されている (そもそも、委託費の場合は機関同士の契約なので「私の金」ではない)。
部局に配分された分は、全額を部局全体の研究環境の整備に使ったり、部局と資金獲得者に一定の割合で配分される。配分方針は、部局により割と異なる。
Re: (スコア:0)
いるよね。
横やり入れることで自分のポジションを確保しようとするやつ。
総務部とかでそれやられるとマジで困る。あと品管もな。
Re: (スコア:0)
品質向上に全然繋がらないどころか書類の体裁を優先させるために却って品質低下するQAってあるね。現場の足を引っ張らない事務方の能力って本当に大事だなって思う。
Re: (スコア:0)
書類についてはISO9001に文句言ってくれ。
あれが全ての元凶。
Re:悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:1)
書類についてはISO9001に文句言ってくれ。
あれが全ての元凶。
QMSなんで、規格が悪いんじゃなくて余計な書類を作らせる御社のManagement Sytemの作りがよろしくないのですよ。
Re: (スコア:0)
外部監査があるからなぁ。
審査員が「体裁はともかくまぁ管理してるからOKでしょ」ってノリならいいんだけどねぇ。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re: (スコア:0)
それは審査機関変えたほうがいい。
特に2015以降の改定で、そういう書類の体裁にかかわる内容はバッサリ無くなった。
そういうのに対応できずに見た目だけ審査するような所は金払うだけ無駄だよ。
Re: (スコア:0)
見た目だけで審査してくれたほうがいいところも多いんじゃないの。
Re: (スコア:0)
ほんとそれ、あんな認証とってる方が今やネガティブ
Re: (スコア:0)
いやいやいや。
体裁だけと思ってるのは、あなたが意味わかってないからですよ。
ISO9001の審査は甘すぎるってことだな。
Re: (スコア:0)
それ、マニュアル通りに作業しないという業務が常態化しているのが問題。
マニュアルを逸脱したらITシステムからアラートが上がって、業務が止まるようにしてしまえばいいのよ。
根本的には、マニュアルを整備する気も、守らせる気も更々無いという管理職の問題だし、
それを理解せずにISO9001を導入しようとしている経営者の問題。
Re: (スコア:0)
レビュー品質ではなくレビュー記録の品質だけ上がるアレな。
Re: (スコア:0)
過去に研究と称して変な物品購入したアホな同僚がいたんでしょ。
監査で問題を指摘されて是正勧告とかされたんじゃないの?
それから用途含めて厳格運用されるようになって面倒になっているだけ。
暴れる奴がいると新しく面倒なルールが出来て、他の人にも迷惑が掛かるのは世の中の仕組みでしょ
たぶん悪いのは適当に研究費を使っていた同僚だよ
Re: (スコア:0)
> 暴れる奴がいると新しく面倒なルールが出来て、他の人にも迷惑が掛かるのは世の中の仕組みでしょ
> たぶん悪いのは適当に研究費を使っていた同僚だよ
そこが間違っているとされている部分でしょ。
現実的には不正を犯す奴は常に一定数はいる前提で、ある程度は容認するのが正しい。
不正を無くすことを追求しすぎて、結局予算が無駄になってしまうのは、そもそもの運用方針が間違ってるということ。
Re:悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:2, おもしろおかしい)
♪開き直る その態度が気にいらないのよ
Re: (スコア:0)
昔はある程度は容認されていたんでしょ?
それを勘違いして、それこそあなたのように「予算が無駄になる」って理由で適当な利用をして問題になったんでしょう。
その問題にならない程度に運用できない人達が多いから厳格運用されているんじゃないの?
Re: (スコア:0)
だから、そんな事はみんな分かってるよ。それが間違ってるという話題でしょ。
Re: (スコア:0)
あなたは「これぐらいならセーフ」のしきい値が世間一般より低いんだと思う
そして「これぐらいならセーフ」と多数が思うラインよりも上に線が引かれる
Re: (スコア:0)
目的外使用や私的流用が容認されていたことは、今までもない。
以前は預り金が横行していたが、基金化など制度改善により、そのような必要性はなくなった。
預り金: 「試薬や物品を購入したことにして、年度末に業者に対応する費用を支払い、翌年度当初に納品を受けたり現金をバックさせる」「年度末に研究補助時間数を増やし、翌年度当初の研究補助対価に充てる」などする行為。以前は、科研費の実際の配分が6月頃などとなることがあり、4-6月の研究費が手元にないという制度欠陥を補う必要悪として存在していた。
印象的には、大阪大学は今も昔も錬金技術や研究資金不正技術の研究開発が盛ん。
Re: (スコア:0)
> 大阪大学は今も昔も錬金技術や研究資金不正技術の研究開発が盛ん。
さすが商都、なのか
Re: (スコア:0)
阪大は不正が発覚した場合の広報技術の研究開発も盛んだね。
「臭いものには徹底的に蓋」な広報のやり方をしてる (本部が積極的に隠蔽工作をする) から、いつまでたっても錬金技術や研究資金不正技術の研究開発が続く。
Re: (スコア:0)
阪大院卒だが確かに不正流用のように感じることは多かったし、これ絶対にダメなやつだよなって院生同士で笑ってたことも多かった。私専用のパソコンには「〇研」ってシール貼られてたけど、私はその「〇研」にまったく関与してなかったみたいな感じでね。
ただそれが本当に制度上、不適切なのか適切なのかは知らない。適切な利用だったのかもしれない。
#予算に上限があるなんて感じることもなく、思いついたことはなんでもできたいい大学だよ
Re: (スコア:0)
うちも(科研費ではないけど)補助金使って仕事していた経験があるけど、これ以上にうるさかったよ。
その時勢は"税金の使い方"に非常に厳しい時代。
市民オンブズマンが、行政の明細はたとえ補助事業であっても、一品ごとに理由と根拠を要求していたそうです。
もちろん過去に世の中で補助金の無駄遣いがあったからそこまでエスカレートしたのだろうけど、その余波で、
会議資料のモノクロページ数とカラーページ数、それを会議参加者予定人数と予備を含め30部です、みたいなことまで明記させられた。
タレコミ同様、プリンターは資産にならないようリースとし、印刷枚数で料金を支払う契約。前述のとおり認められた印刷以外は自腹で、という話です。
Re:悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:2)
その手の1円たりとも見逃さない的な過剰管理への対応で肝心の本業に専念できないと、補助をした目的が達成できず、補助金全体をドブに捨てるようなものなんだけどな
世の中の多くの人は角を矯めて牛を殺すという故事を知らんらしい
Re:悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:2)
研究費の不正使用なんかが起こった日にはマスコミが騒ぐし世論も「血税をなんだと思ってるんだ!」とぶっ叩くので。
大学としてはガチガチに管理するのが部分最適になってるんですよね。
Re: (スコア:0)
蟻の穴から堤も崩れるという故事成語は知らんの?
Re: (スコア:0)
馬鹿げた管理を徹底しだしてから崩れ始めたんじゃないか
Re: (スコア:0)
出す側としてはそうなるよね
かといって10%は弾力的に運用してよいとか言ったらギリギリまで流用するやつ出てくるだろうし
専門家の能力活用を重視するなら緩くして置いて専業の監視官が抜き打ちチェックするとかにするべきなのか
それも結局出す側がチェックすることになって事務官が教授に「最初からちゃんと書いてください」になるか…
ちょっと怒られるぐらいしかたないという図太さと、悪質でなければちょっと怒られるぐらいで済むという寛容さを併せ持つような感じになっていかんとなぁ
結局全員で神経質な奴に合わせさせられてるから無駄なコストがかかるんだよね
1円の無駄を省くためなら100円かけても全く惜しくないっていう人の声を聴きすぎなんだよ
Re:悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:1)
補助金は、科研費や委託費以上に厳しいよ。
受領者が元々やるつもりだったことのうち、「この費用でやる」といったことを補助するのだから、やると言っていないことに支出はできない。
チェックは厳格。
また、ほとんどの場合、間接経費は計上できない。
Re: (スコア:0)
運用が厳格であればあるほど正しいわけではないはずだ、という本論とは関係ないな
Re: (スコア:0)
うんだからそういう厳格さが非効率さを招くってことだよ
出す方の意図も分かるけど実際には意図通りになってないんだから改善しなきゃ
Re: (スコア:0)
これってまったく関係ない人にパソコン渡してもいいってことなのかな?
物理的に離れててる場所のまったくかすりもしない研究用科研費購入のパソコンが
うちの研究室でも実際に支給されてた。
そういうのまで正当に「研究機関外の研究者」に含んでたら何でもありだよな。
Re: (スコア:0)
河野が行政改革相だったときは河野にTwitterで直訴したら何とかなった気もするが岸田内閣になって遠ざけられてしまったんだよなあ
Re: (スコア:0)
どちらかというと、今回の件の事務職員は河野の圧力で文科から出た通達すら無視あるいは疑念を抱いているんだろうな。
所属機関の事務局長や研究推進事務・会計事務の担当課長に、どんどん通報すればいい。
Re: (スコア:0)
河野太郎「ローカルルールです」ってやつだな。
最近、京大の知り合いから「サル問題でめっちゃ厳しくなってきつい」と愚痴られたが、
東工大とか、昔から、今の厳しくなった京大よりさらに厳しい。