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日経クロステックの木村岳史編集委員の この記事 [nikkei.com]が、かなり核心を突いていると思う。
1990年代初め頃から、情報処理技術者試験を受けてたけど、当時のカリキュラムでも情報化を行う際には、経営目的を理解して、それを実現するための業務改革を行ってと書かれていた。 でも、実際には今あるシステムをそのまま更新とか、ソフトウェアは塩漬けでハードだけ更新とかし続けてたから、情報化作業自体のノウハウすら失われてしまってるところが多いような気がする。 業務を情報システムに載せるのって、単に作業を機械化するのではなくて、外部状況の変化に対応して内部
そもそも日本のほぼ全ての企業には「経営目的」なんてもんは無いです。あるとしても「現状維持」か「働かずに金を得たい」、もしくはそれらを遠回しに表現したくらいのもんです。
これは長らく終身雇用を続けてきたことによる問題で、勤続年数を基準にして企業内の地位が自動的に決まる仕組みであったため、人事評価(加点評価)のコストをほぼゼロにできた一方、自分からは何もしてない(意志を持たない)人間ほど減点評価で優秀とみなされ、上に上にと地位が上がってしまったことにより、企業内で最も意志や意欲のない人間がトップになってしまったことによります。
永続を旨とする日本企業は、そう馬鹿にしたものじゃないと思うし、結果にも現れている。https://consult.nikkeibp.co.jp/shunenjigyo-labo/survey_data/I1-03/ [nikkeibp.co.jp]
立派な企業なら長寿命でもいいんですが、いわゆる「ボロ株企業」だったりすることも。
OECD「日本の小企業は、古い企業であり、経済のダイナミズムの欠如を示唆 」創業したての会社は、経済成長とイノベーションに重要な役割を果たしている。OECD諸国において、設立から5年未満の会社は、その規模にかかわらず、非金融業の雇用に占める割合は5分の1以下だが、新規雇用の半分を生み出している。日本再興戦略は、企業の開・廃業率を 2004-09 年平均の 4.5%から、米国の 10%に引き上げるとしている。企業の誕生率が低いことを考えると、日本は年老いた会社が多いと考えられる。日本では4分の3の小企業が創業から 10 年以上経っているが、大半の OECD 諸国では半分以下であ
OECD「日本の小企業は、古い企業であり、経済のダイナミズムの欠如を示唆 」
創業したての会社は、経済成長とイノベーションに重要な役割を果たしている。OECD諸国において、設立から5年未満の会社は、その規模にかかわらず、非金融業の雇用に占める割合は5分の1以下だが、新規雇用の半分を生み出している。日本再興戦略は、企業の開・廃業率を 2004-09 年平均の 4.5%から、米国の 10%に引き上げるとしている。企業の誕生率が低いことを考えると、日本は年老いた会社が多いと考えられる。日本では4分の3の小企業が創業から 10 年以上経っているが、大半の OECD 諸国では半分以下であ
個人を借金漬けにして預金不動産諸々回収するための技になってるから…
マンション経営詐欺とかもその一つでしょ。
創業時の補助金や税金免除などを目的に使い道が終わったらさっさと潰すのが多いのを比べても仕方ないんですけど。そういう会社を増やして一体どうすんの?利権を持つコンサル屋や専門家しか儲からないじゃん。
「新規雇用の半分を生み出している」と書いているでしょ。行政が、補助金や税金免除をつけるのは、雇用を生んだ会社のみ。会社を作るだけで、たちまちアメが集まってくるようなことはない。
創業100年や200年を超える企業は、改革を続けてるからこそ生き残ってるんだよね。古い企業は潰れて新しい企業が取って代わる国が多い中、日本では企業自身が改革によって生まれ変わる事例が多いからこそ、こういう数字になって現れる。
うん、そうやって「とりあえず終身雇用とか古いものを悪者として吊るし上げておけばいい」みたいなテンプレにハマってテコでも動かない人とかが偉くなったりしてね。
冗談はさておき、終身雇用が悪かったわけじゃない。なにしろ日本が一番勢い合った時代のシステムだし。もっと教育だったり国民性の変化だったり様々な要素が相互作用した結果であり単純なものではないはず。
そりゃ原因と結果が逆であって、高度経済成長であったから終身雇用が達成できた。放っておいても社会全体が経済成長しているから、ボロ株会社も儲かり、無能でも社内でお零れを頂戴できた。
♪サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ 二日酔いでも寝ぼけていてもタイムレコーダーガチャンと押せば どうにか格好がつくものさ チョッコラチョイとパァにはなりゃしねェ♪
そりゃこうなる。
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日経クロステックの木村岳史編集委員の この記事 [nikkei.com]が、かなり核心を突いていると思う。
1990年代初め頃から、情報処理技術者試験を受けてたけど、当時のカリキュラムでも情報化を行う際には、経営目的を理解して、それを実現するための業務改革を行ってと書かれていた。
でも、実際には今あるシステムをそのまま更新とか、ソフトウェアは塩漬けでハードだけ更新とかし続けてたから、情報化作業自体のノウハウすら失われてしまってるところが多いような気がする。
業務を情報システムに載せるのって、単に作業を機械化するのではなくて、外部状況の変化に対応して内部
Re:参考資料 (スコア:0)
そもそも日本のほぼ全ての企業には「経営目的」なんてもんは無いです。
あるとしても「現状維持」か「働かずに金を得たい」、もしくはそれらを遠回しに表現したくらいのもんです。
これは長らく終身雇用を続けてきたことによる問題で、勤続年数を基準にして企業内の地位が自動的に決まる仕組みであったため、
人事評価(加点評価)のコストをほぼゼロにできた一方、自分からは何もしてない(意志を持たない)人間ほど減点評価で優秀とみなされ、
上に上にと地位が上がってしまったことにより、企業内で最も意志や意欲のない人間がトップになってしまったことによります。
Re:参考資料 (スコア:1)
永続を旨とする日本企業は、そう馬鹿にしたものじゃないと思うし、結果にも現れている。
https://consult.nikkeibp.co.jp/shunenjigyo-labo/survey_data/I1-03/ [nikkeibp.co.jp]
Re: (スコア:0)
立派な企業なら長寿命でもいいんですが、いわゆる「ボロ株企業」だったりすることも。
Re: (スコア:0)
個人を借金漬けにして預金不動産諸々回収するための技になってるから…
マンション経営詐欺とかもその一つでしょ。
Re: (スコア:0)
創業時の補助金や税金免除などを目的に使い道が終わったらさっさと潰すのが多いのを比べても仕方ないんですけど。
そういう会社を増やして一体どうすんの?
利権を持つコンサル屋や専門家しか儲からないじゃん。
Re: (スコア:0)
「新規雇用の半分を生み出している」と書いているでしょ。
行政が、補助金や税金免除をつけるのは、雇用を生んだ会社のみ。
会社を作るだけで、たちまちアメが集まってくるようなことはない。
Re: (スコア:0)
創業100年や200年を超える企業は、改革を続けてるからこそ生き残ってるんだよね。
古い企業は潰れて新しい企業が取って代わる国が多い中、日本では企業自身が改革によって生まれ変わる事例が多いからこそ、こういう数字になって現れる。
Re: (スコア:0)
うん、そうやって「とりあえず終身雇用とか古いものを悪者として吊るし上げておけばいい」みたいなテンプレにハマってテコでも動かない人とかが偉くなったりしてね。
冗談はさておき、終身雇用が悪かったわけじゃない。なにしろ日本が一番勢い合った時代のシステムだし。
もっと教育だったり国民性の変化だったり様々な要素が相互作用した結果であり単純なものではないはず。
Re: (スコア:0)
そりゃ原因と結果が逆であって、高度経済成長であったから終身雇用が達成できた。
放っておいても社会全体が経済成長しているから、ボロ株会社も儲かり、無能でも社内でお零れを頂戴できた。
♪サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ
二日酔いでも寝ぼけていてもタイムレコーダーガチャンと押せば
どうにか格好がつくものさ
チョッコラチョイとパァにはなりゃしねェ♪
そりゃこうなる。