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日経クロステックの木村岳史編集委員の この記事 [nikkei.com]が、かなり核心を突いていると思う。
1990年代初め頃から、情報処理技術者試験を受けてたけど、当時のカリキュラムでも情報化を行う際には、経営目的を理解して、それを実現するための業務改革を行ってと書かれていた。 でも、実際には今あるシステムをそのまま更新とか、ソフトウェアは塩漬けでハードだけ更新とかし続けてたから、情報化作業自体のノウハウすら失われてしまってるところが多いような気がする。 業務を情報システムに載せるのって、単に作業を機械化するのではなくて、外部状況の変化に対応して内部
その通りだと思います。そう言う意味では、#4218281 [srad.jp]の「「デジタル化」や「DX」自体が単なる営業用語」で「日本企業から、その実態は従来のIT化とほとんど変わらないと「見透かされている」」と言うのは、至極正しい指摘なんだけど、結局IT化すらまともにやれていないのが日本の状況、と言う事なんだよね。
IT化もDXも同じ括りの営業用語で、BPR辺りも同様だろう。なのに何度もこういう言葉が発明されるかと言うと、一度やれば済むと言う話じゃないからなんだよね。日本以外の国でも、業務改革は簡単な話ではないし、コンピュータも進歩するわけで、何度もやっている。日本は何度も一周目を回って周回遅れになってるのかもしれない。
>一度やれば済むと言う話じゃないからなんだよね。
外部環境は刻々と変わり続けるから、業務マニュアルみたいなものは絶えず修正が必要なんだけど、ここ最近の日本の制度って一度決めたら死んでも変えないってのばかりですよね。どうして、そういう業務手順になっているのか、ルールがあるのかといった意味を理解しないで、頑なに守るか全否定するかの両極端が多い。 最近話題のブラック校則にも通じるけど、日本人って現状把握と問題解決へのトレーニングが欠けてるというか、言われた事、決められたことを守りさえすればいいという躾が悪いような気がする。 あと、木村編集委員のコラム極限暴論で、しばしば取り上げ上げられるけど減点主義もダメだ。 私のところ(典型的なユーザー企業)だけかもしれないけど、現状ではIT導入とかになると、担当を決めたら、作業中は周囲が全く無関心という状況になる。これって迂闊に関わると仕事を割り振られて失敗すると減点されるとわかってるからだと思う。
>最近話題のブラック校則にも通じるけど、日本人って現状把握と問題解決へのトレーニングが欠けてるというか、言われた事、決められたことを守りさえすればいいという躾が悪いような気がする。
剣道や弓道のような「道」の考えがベースにあるような気もしますね。不合理だと思っても改善せず文句を言わず精進することが美徳みたいな。もちろん良い面もありますが。
剣道や弓道のような「道」の考えがベースにあるような気もしますね。
私は柔道しかやってませんが、少なくとも柔道は違います。柔道も、いろいろ変わってますからね。ルールにのっとった競技を世界化した時点で、変わらざるを得なかったとも言えます。剣道も違う気がしますね。弓道は知りません。
おや、そうなんですね。これは失礼。
私はバリバリの体育会系という訳ではありませんが、それでも昔は「練習中は腰を下ろすこと禁止(中腰は良い)」とか「みだりに水を飲むべからず」とか、謎ルールがあったもので。
最近はエビデンスベースド〇〇が流行りみたいですが、もっと浸透してほしい所です。
「練習中は腰を下ろすこと禁止(中腰は良い)」
少なくとも、柔道にはあり得ません。寝技をやるときには這いつくばったりしてますし。
「みだりに水を飲むべからず」とか、謎ルールがあったもので。
柔道に限らず、かなり前からそんな決まりは無くなっていると思いますよ。私の高校時代の柔道部にもありませんでしたし。
ただ、急激に水分を取り過ぎると、低ナトリウム血症になる可能性はある [yomiuri.co.jp]ので、がぶがぶ水を飲むのが良いわけでもありません。
1日に水7リットルくらい飲んだけど、全然低ナトリウム血症にならなかった、どれだけ飲んだらそうなるのやら。前後の日も4-5リットルは飲んでたし、毎日血液検査して医師の判断もされてたから、可能性は否定しないけどほぼ有り得ないと思う。
おまえ程度のヨワヨワな運動強度で問題になることは無い。そんだけ。
かなり前の定義をしていただけますか。ここはおっさんの支配する時空, 2000 年はつい先日、のはず。かなり前っていつでしょう。1980 年代前半だと中学校の運動部は水禁止なんじゃないですかね。
かなり前の定義をしていただけますか。
そんなこと聞いてどうするんですか? 揚げ足を取りたいだけですか?
1980 年代前半だと中学校の運動部は水禁止なんじゃないですかね。
私が言及したのは、「私の高校時代の柔道部」で、「中学校の運動部」の話はしてません。つまり、「私」個人の経験を語っただけであり、「高校」「中学」全般に言及したものではありませんし、「柔道部」「運動部」全般に言及したものではありません。# 最近、こーゆーの多いな。
ちなみに、私の中学時代の柔道部は、稽古中に水を飲まない、という決まりでしたよ。
ブラック校則の裏付けの根本があのすでに腐臭を放っている憲法でしょ。「日本人って現状把握と問題解決へのトレーニングが欠けてるというか、(GHQに)言われた事、決められたことを守りさえすればいいという躾が悪いような気がする。」が根本原因。
「日本人って現状把握と問題解決へのトレーニングが欠けてるというか、(GHQに)言われた事、決められたことを守りさえすればいいという躾が悪いような気がする。」が根本原因。
天皇を頂点(現在も権力は無くても権威は在る)とし、時々に将軍とか首相とかが政(まつりごと)を代行する運用でそれなりに上手くいってるんだから良いじゃん、ってことでしょ。政治も会社も。
大日本帝国憲法も一回しか変えてないし結局変えることは悪いことだというのが日本人に染み付いているのだろう。GHQがやってくるより前から。
あまり知られていないが、大日本帝国憲法の前に明治政府は、仮刑律・新律綱領・改定律例と律令制の修正を図っていた。結局無能な末期徳川幕府が締結した不平等条約改正の為、大日本帝国憲法を含む西洋式法典を整備する方向に切り替えたが、後の成り行きを見ると、律令制・武家諸法度・禁中並公家諸法度・寺院諸法度などが英国不定憲法式にある徳川幕府型の方が、日本には向いていたのだろう。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
参考資料 (スコア:3, すばらしい洞察)
日経クロステックの木村岳史編集委員の この記事 [nikkei.com]が、かなり核心を突いていると思う。
1990年代初め頃から、情報処理技術者試験を受けてたけど、当時のカリキュラムでも情報化を行う際には、経営目的を理解して、それを実現するための業務改革を行ってと書かれていた。
でも、実際には今あるシステムをそのまま更新とか、ソフトウェアは塩漬けでハードだけ更新とかし続けてたから、情報化作業自体のノウハウすら失われてしまってるところが多いような気がする。
業務を情報システムに載せるのって、単に作業を機械化するのではなくて、外部状況の変化に対応して内部
Re:参考資料 (スコア:2)
その通りだと思います。
そう言う意味では、#4218281 [srad.jp]の「「デジタル化」や「DX」自体が単なる営業用語」で「日本企業から、その実態は従来のIT化とほとんど変わらないと「見透かされている」」と言うのは、至極正しい指摘なんだけど、結局IT化すらまともにやれていないのが日本の状況、と言う事なんだよね。
IT化もDXも同じ括りの営業用語で、BPR辺りも同様だろう。
なのに何度もこういう言葉が発明されるかと言うと、一度やれば済むと言う話じゃないからなんだよね。
日本以外の国でも、業務改革は簡単な話ではないし、コンピュータも進歩するわけで、何度もやっている。
日本は何度も一周目を回って周回遅れになってるのかもしれない。
Re:参考資料 (スコア:1)
>一度やれば済むと言う話じゃないからなんだよね。
外部環境は刻々と変わり続けるから、業務マニュアルみたいなものは絶えず修正が必要なんだけど、ここ最近の日本の制度って一度決めたら死んでも変えないってのばかりですよね。どうして、そういう業務手順になっているのか、ルールがあるのかといった意味を理解しないで、頑なに守るか全否定するかの両極端が多い。
最近話題のブラック校則にも通じるけど、日本人って現状把握と問題解決へのトレーニングが欠けてるというか、言われた事、決められたことを守りさえすればいいという躾が悪いような気がする。
あと、木村編集委員のコラム極限暴論で、しばしば取り上げ上げられるけど減点主義もダメだ。
私のところ(典型的なユーザー企業)だけかもしれないけど、現状ではIT導入とかになると、担当を決めたら、作業中は周囲が全く無関心という状況になる。これって迂闊に関わると仕事を割り振られて失敗すると減点されるとわかってるからだと思う。
Re:参考資料 (スコア:3)
>最近話題のブラック校則にも通じるけど、日本人って現状把握と問題解決へのトレーニングが欠けてるというか、言われた事、決められたことを守りさえすればいいという躾が悪いような気がする。
剣道や弓道のような「道」の考えがベースにあるような気もしますね。
不合理だと思っても改善せず文句を言わず精進することが美徳みたいな。
もちろん良い面もありますが。
Re:参考資料 (スコア:2)
剣道や弓道のような「道」の考えがベースにあるような気もしますね。
私は柔道しかやってませんが、少なくとも柔道は違います。柔道も、いろいろ変わってますからね。
ルールにのっとった競技を世界化した時点で、変わらざるを得なかったとも言えます。
剣道も違う気がしますね。弓道は知りません。
Re:参考資料 (スコア:2)
おや、そうなんですね。これは失礼。
私はバリバリの体育会系という訳ではありませんが、それでも昔は「練習中は腰を下ろすこと禁止(中腰は良い)」とか「みだりに水を飲むべからず」とか、謎ルールがあったもので。
最近はエビデンスベースド〇〇が流行りみたいですが、もっと浸透してほしい所です。
Re:参考資料 (スコア:1)
「練習中は腰を下ろすこと禁止(中腰は良い)」
少なくとも、柔道にはあり得ません。寝技をやるときには這いつくばったりしてますし。
「みだりに水を飲むべからず」とか、謎ルールがあったもので。
柔道に限らず、かなり前からそんな決まりは無くなっていると思いますよ。
私の高校時代の柔道部にもありませんでしたし。
ただ、急激に水分を取り過ぎると、低ナトリウム血症になる可能性はある [yomiuri.co.jp]ので、がぶがぶ水を飲むのが良いわけでもありません。
Re: (スコア:0)
1日に水7リットルくらい飲んだけど、全然低ナトリウム血症にならなかった、どれだけ飲んだらそうなるのやら。
前後の日も4-5リットルは飲んでたし、毎日血液検査して医師の判断もされてたから、可能性は否定しないけどほぼ有り得ないと思う。
Re: (スコア:0)
おまえ程度のヨワヨワな運動強度で問題になることは無い。そんだけ。
Re: (スコア:0)
かなり前の定義をしていただけますか。
ここはおっさんの支配する時空, 2000 年はつい先日、のはず。かなり前っていつでしょう。
1980 年代前半だと中学校の運動部は水禁止なんじゃないですかね。
Re:参考資料 (スコア:1)
かなり前の定義をしていただけますか。
そんなこと聞いてどうするんですか? 揚げ足を取りたいだけですか?
1980 年代前半だと中学校の運動部は水禁止なんじゃないですかね。
私が言及したのは、「私の高校時代の柔道部」で、「中学校の運動部」の話はしてません。
つまり、「私」個人の経験を語っただけであり、「高校」「中学」全般に言及したものではありませんし、「柔道部」「運動部」全般に言及したものではありません。
# 最近、こーゆーの多いな。
ちなみに、私の中学時代の柔道部は、稽古中に水を飲まない、という決まりでしたよ。
Re: (スコア:0)
ブラック校則の裏付けの根本があのすでに腐臭を放っている憲法でしょ。
「日本人って現状把握と問題解決へのトレーニングが欠けてるというか、(GHQに)言われた事、決められたことを守りさえすればいいという躾が悪いような気がする。」が根本原因。
Re: (スコア:0)
「日本人って現状把握と問題解決へのトレーニングが欠けてるというか、(GHQに)言われた事、決められたことを守りさえすればいいという躾が悪いような気がする。」が根本原因。
天皇を頂点(現在も権力は無くても権威は在る)とし、時々に将軍とか首相とかが政(まつりごと)を代行する運用でそれなりに上手くいってるんだから良いじゃん、ってことでしょ。
政治も会社も。
Re: (スコア:0)
大日本帝国憲法も一回しか変えてないし結局変えることは悪いことだというのが日本人に染み付いているのだろう。GHQがやってくるより前から。
Re: (スコア:0)
あまり知られていないが、大日本帝国憲法の前に明治政府は、仮刑律・新律綱領・改定律例と律令制の修正を図っていた。
結局無能な末期徳川幕府が締結した不平等条約改正の為、大日本帝国憲法を含む西洋式法典を整備する方向に切り替えたが、後の成り行きを見ると、律令制・武家諸法度・禁中並公家諸法度・寺院諸法度などが英国不定憲法式にある徳川幕府型の方が、日本には向いていたのだろう。