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この問題、対処は簡単です。
AIが生成した画像をクエリにして学習データに似た画像があるかないか画像検索を行うモジュールを追加して、似た画像があればその画像はユーザに見せない、ってやるだけ。
技術的には、画像検索のアルゴリズムなんていくらでもあって例えば20年ぐらい前に流行ったSIFT特徴量みたいな古典的なアルゴリズムを使うだけでも実用レベルで動作します。さらに古典的と言ってもハッシュベースの手法だから、クラウド使えば容易に負荷分散できる。スケールアウトできる。
特許はチェックする必要があるだろうけど、技術的問題は既に全部解決していると言っても過言ではないでしょう。つまり、この話は問題提起としては成立しているけど、対処が簡単だから大した脅威にはならないです。
そう簡単ではない。使えば分かるが、対象オブジェクトの生成とレイアウトがどこかで大きく分岐しているので、対象オブジェクトは、ほぼどこかのコピペ、但しポーズやレイアウトだけは異なる、という二次創作画像が頻繁に生成される。「画像全体として似た画像」はなくても、「構成する要素はほぼ元ネタのまま」が出来るだけなので、似た画像をカットする手法だけでは、解決にならないと考えられる。
さらに、手だけ変、みたいな一部分だけが元画像と異なるものも生成されやすく、「画像から切り出したオブジェクトデータベースと似たもの
行き着く先と言うか構成要素が初手からコラージュなんでどうしようもない。特定がしやすいかしにくいか、それだけでしかない。3Dシーンデータ←→二次元画像の変換とかに特化させて、有意なシーンデータの生成とか画風の再現を行うシステムならどうにかなり得たけど、ディープフェイクに次ぐ高度なコラージュシステムなんてしょーもない物もてはやすからこうなる。変換レイヤ一枚足したらそりゃあ難易度も精度もだだ下がりするだろうけど、先が全く見えない絶望的難易度ってほどでもないだろうに……
先走った結果生成系AIで唯一真っ先にクリーンな生成物出せるようになったかもしれない画像生成AI全部にケチがついた。3DCGの知見を活かせるから圧倒的に有利なはずなのに、勿体ない……
文章系でPerplexity.aiとかは出典示す方向に舵切れてて大変素晴らしいけど、あとはだいたい品質も内容もデータソースもごまかして終わり。しょーもな……
例えば、どう見たってダリが描いてないだろな「ダリが描いたラーメン」とかは?ケチがついてるの?
3DCGと言えば3Dモデルを出力できるのもあるし、まだまだ色々あるネタはつきないが、もうケチがついた、終わったですとな
権益面での話はトリアーエズ避けるが、技術面での今後の進歩は予想もつかない。論文フォローとか俺に出来るのかすら判らない位ザクザクある(AIの補助が欲しい)、芸術だけでなく材料とかの方面でも実用はゴリゴリ進んでいる
俺的には有る意味特異点来てしまったよ。特異点がどうとかは嘲笑う方針だったんだけどね
分野にも依るので一概には言えないが、例えば「John Bon Jovi」の絵を素材に使いたいと思ったとき、似顔絵なのか写真なのか、その贋作なのかで権利関係の処理がまったく異なってくる。#写真や肖像画には肖像権があるけどありだけど、特徴を捉えた似顔絵に肖像権はない。 ただし、出版権などほかの権利が設定されている場合はある。…いや、Stable Diffusionの「John Bon Jovi」の出力が、本物そっくりなんだよ。 多分、肖像権ひっかかるレベルで…。
今回の話は、あくまで「Stable Diffusion」についてのみ、権利関係の処理を明確に区別するビジネスにて、版元不明な原本を
調べなくて申し訳ないが、Stable Diffusion側は、出力された画像はStable Diffusion作成者に著作権があるとか、使ったユーザーに著作権があるとか言っているのかね?
また、既に耳タコになってそうだが、街の絵描きにボンジョビ描いてと言ったら写真を元にスーパーリアルに描かれました、お金を払いました、とどう違うんだ?とかボンジョビ画像を探せとググった場合とどう違うんだ?とか
まあ街の絵描きではなくて、おおっぴらにネットサービスだから訴訟の対象にはなりそうだけど。
ChatGPTに助言を頼んだ場合、それが何かのウェブサイトの完コピで、出典を明記していない場合は問題にはなり得るだろう。
それは実際に起こり得るが、ChatGPT自体が言うように、ChatGPTは機械学習モデルだからなあ。OpenAI側は助言じゃなくて機械学習モデルの出力を表示させてるだけですよ、と言うのかも知れない。
これでは俺には判断できないねえ。訴訟が出て判例がどうなるか、興味深く見守る事になるかな。
Getty Imagesが英米で訴訟を開始したので、その結果待ちですね。著作物の複製と透かしの無断使用で。
裁判の争点にはならなさそうですが、はたから見ても、少なくともStable Diffusionは複製画像に対して「出版権」を行使しているので(Webでサイトにイメージを表示した時点で”出版”となる)、著作権を持たないと主張するなら、それはそれで、他人の著作物を出版した行為を追及される感じでしょうか。
街の絵描きは、写真を元にしたら、その写真の肖像権を持っていないなら違反。持っているなら、お咎めなし。買った人間はを絵描きに権利を有することを確認したか否か、確認してだまされたかor知ってて買ったか、などの違いで、善意の第三者かどうかが裁判(になったらそ)の争点になるでしょう。
AIが関わったからといって、その過程で判決の見通しがすべて曖昧になるわけではありません。「モデル」の作成までに違法行為が認定されれば、「モデル」とその出力に使用停止命令が出るのは当然のことです。
追記すると、Stable Diffusionの違法行為が認定されたとき、無料で使って得たコンテンツをバラまいたユーザーは、侵害コンテンツをダウンロードした形になり…つまり、今の著作権法では違法行為をしたことになります。だまされたと主張することで罰は逃れることが出来る可能性がありますが(…違法の可能性あり、と予見できないことが証明できれば…今回の論文を根拠にその主張は認められない可能性もある…)、ばらまいた先からのコンテンツを回収する命令が出るでしょう。その回収にかかる費用は、本来ならStable Diffusion側に請求するものになりますが、ユーザーが無料利用していること、利用許諾などから、民事裁判してもカバー出来る額を回収できない可能性があります。…結論として、Getty Imagesが起こした裁判とは異なり、今回の論文が出たことで、Stable Diffusionが出版したものに違法なものが含まれることの予見可能性を否定できなくなったので、Stable Diffusionの結果を使うのは止しといた方が賢明です。もし、出力されたイメージを、映り込みや引用と認められる程度の様態以外でばらまいたのなら、傷口が浅いうちに、回収したほうがよいでしょう。
まあ俺は使ってないですが
https://gigazine.net/news/20221214-laion-5b-new-era-datasets/ [gigazine.net]
元データの記事。さて、ここにボンジョビ元画像などがあるのだろうけど、これの配布はフェアユースになるのか?あるいは使用にあたっては研究用に限定しろとか、ただし書きがあるのか?
stable diffusion側は、出力画像をどう使うべしと言っているんだろう?いずれにせよ、ネズミ帝国関連画像とかあったら何がなんでもネズミ帝国に訴訟に持ち込まれそうで
続き:検索エンジンの場合はこのような議論があったそうですね。https://blogs.itmedia.co.jp/kurikiyo/2008/06/faq-127a.html [itmedia.co.jp]
続き2:後は、一般ユーザーがstable diffusionの出力をばらまいた場合はどうなるか?
「stable diffusionの出力に元画像ほぼそのものがある可能性がある」事を知っていたとして、それがどのくらいの頻度で起こっているのか?というところも争点になるのですかね?どんどんばら蒔けと言いたい訳ではないですが。
加工せずにばらまいた一般人の場合は、そんなに厳しく追及されますかね?
それより著作権的に問題のある「配布」はネット上に多々あるような気もしますし、それをまず取り締まれよ、とも思いますけれども
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
対策は簡単 (スコア:0)
この問題、対処は簡単です。
AIが生成した画像をクエリにして学習データに似た画像があるかないか画像検索を行うモジュールを追加して、似た画像があればその画像はユーザに見せない、ってやるだけ。
技術的には、画像検索のアルゴリズムなんていくらでもあって
例えば20年ぐらい前に流行ったSIFT特徴量みたいな古典的なアルゴリズムを使うだけでも実用レベルで動作します。
さらに古典的と言ってもハッシュベースの手法だから、クラウド使えば容易に負荷分散できる。スケールアウトできる。
特許はチェックする必要があるだろうけど、技術的問題は既に全部解決していると言っても過言ではないでしょう。
つまり、この話は問題提起としては成立しているけど、対処が簡単だから大した脅威にはならないです。
Re: (スコア:4, 興味深い)
そう簡単ではない。
使えば分かるが、対象オブジェクトの生成とレイアウトがどこかで大きく分岐しているので、
対象オブジェクトは、ほぼどこかのコピペ、但しポーズやレイアウトだけは異なる、
という二次創作画像が頻繁に生成される。
「画像全体として似た画像」はなくても、「構成する要素はほぼ元ネタのまま」が出来るだけなので、
似た画像をカットする手法だけでは、解決にならないと考えられる。
さらに、手だけ変、みたいな一部分だけが元画像と異なるものも生成されやすく、
「画像から切り出したオブジェクトデータベースと似たもの
Re: (スコア:0)
行き着く先と言うか構成要素が初手からコラージュなんでどうしようもない。
特定がしやすいかしにくいか、それだけでしかない。
3Dシーンデータ←→二次元画像の変換とかに特化させて、
有意なシーンデータの生成とか画風の再現を行うシステムならどうにかなり得たけど、
ディープフェイクに次ぐ高度なコラージュシステムなんてしょーもない物もてはやすからこうなる。
変換レイヤ一枚足したらそりゃあ難易度も精度もだだ下がりするだろうけど、
先が全く見えない絶望的難易度ってほどでもないだろうに……
先走った結果生成系AIで唯一真っ先にクリーンな生成物出せるようになったかもしれない画像生成AI全部にケチがついた。3DCGの知見を活かせるから圧倒的に有利なはずなのに、勿体ない……
文章系でPerplexity.aiとかは出典示す方向に舵切れてて大変素晴らしいけど、あとはだいたい品質も内容もデータソースもごまかして終わり。しょーもな……
Re: (スコア:0)
例えば、どう見たってダリが描いてないだろな「ダリが描いたラーメン」とかは?
ケチがついてるの?
3DCGと言えば3Dモデルを出力できるのもあるし、まだまだ色々ある
ネタはつきないが、もうケチがついた、終わったですとな
権益面での話はトリアーエズ避けるが、技術面での今後の進歩は予想もつかない。論文フォローとか俺に出来るのかすら判らない位ザクザクある(AIの補助が欲しい)、芸術だけでなく材料とかの方面でも実用はゴリゴリ進んでいる
俺的には有る意味特異点来てしまったよ。特異点がどうとかは嘲笑う方針だったんだけどね
Re: (スコア:0)
分野にも依るので一概には言えないが、
例えば「John Bon Jovi」の絵を素材に使いたいと思ったとき、
似顔絵なのか写真なのか、その贋作なのかで権利関係の処理がまったく異なってくる。
#写真や肖像画には肖像権があるけどありだけど、特徴を捉えた似顔絵に肖像権はない。
ただし、出版権などほかの権利が設定されている場合はある。
…いや、Stable Diffusionの「John Bon Jovi」の出力が、本物そっくりなんだよ。
多分、肖像権ひっかかるレベルで…。
今回の話は、あくまで「Stable Diffusion」についてのみ、
権利関係の処理を明確に区別するビジネスにて、
版元不明な原本を
Re: (スコア:0)
調べなくて申し訳ないが、Stable Diffusion側は、出力された画像はStable Diffusion作成者に著作権があるとか、使ったユーザーに著作権があるとか言っているのかね?
また、既に耳タコになってそうだが、街の絵描きにボンジョビ描いてと言ったら写真を元にスーパーリアルに描かれました、お金を払いました、とどう違うんだ?とか
ボンジョビ画像を探せとググった場合とどう違うんだ?とか
まあ街の絵描きではなくて、おおっぴらにネットサービスだから訴訟の対象にはなりそうだけど。
ChatGPTに助言を頼んだ場合、それが何かのウェブサイトの完コピで、出典を明記していない場合は問題にはなり得るだろう。
それは実際に起こり得るが、ChatGPT自体が言うように、ChatGPTは機械学習モデルだからなあ。OpenAI側は助言じゃなくて機械学習モデルの出力を表示させてるだけですよ、と言うのかも知れない。
これでは俺には判断できないねえ。訴訟が出て判例がどうなるか、興味深く見守る事になるかな。
Re: (スコア:0)
Getty Imagesが英米で訴訟を開始したので、その結果待ちですね。
著作物の複製と透かしの無断使用で。
裁判の争点にはならなさそうですが、
はたから見ても、少なくともStable Diffusionは複製画像に対して「出版権」を
行使しているので(Webでサイトにイメージを表示した時点で”出版”となる)、
著作権を持たないと主張するなら、
それはそれで、他人の著作物を出版した行為を追及される感じでしょうか。
街の絵描きは、写真を元にしたら、その写真の肖像権を持っていないなら違反。
持っているなら、お咎めなし。
買った人間はを絵描きに権利を有することを確認したか否か、
確認してだまされたかor知ってて買ったか、などの違いで、
善意の第三者かどうかが裁判(になったらそ)の争点になるでしょう。
AIが関わったからといって、その過程で判決の見通しがすべて曖昧になるわけではありません。
「モデル」の作成までに違法行為が認定されれば、「モデル」とその出力に使用停止命令が
出るのは当然のことです。
Re:対策は簡単 (スコア:0)
追記すると、Stable Diffusionの違法行為が認定されたとき、無料で使って得たコンテンツをバラまいたユーザーは、侵害コンテンツをダウンロードした形になり…つまり、今の著作権法では違法行為をしたことになります。
だまされたと主張することで罰は逃れることが出来る可能性がありますが(…違法の可能性あり、と予見できないことが証明できれば…今回の論文を根拠にその主張は認められない可能性もある…)、ばらまいた先からのコンテンツを回収する命令が出るでしょう。その回収にかかる費用は、本来ならStable Diffusion側に請求するものになりますが、ユーザーが無料利用していること、利用許諾などから、民事裁判してもカバー出来る額を回収できない可能性があります。
…結論として、Getty Imagesが起こした裁判とは異なり、今回の論文が出たことで、Stable Diffusionが出版したものに違法なものが含まれることの予見可能性を否定できなくなったので、Stable Diffusionの結果を使うのは止しといた方が賢明です。もし、出力されたイメージを、映り込みや引用と認められる程度の様態以外でばらまいたのなら、傷口が浅いうちに、回収したほうがよいでしょう。
Re: (スコア:0)
まあ俺は使ってないですが
https://gigazine.net/news/20221214-laion-5b-new-era-datasets/ [gigazine.net]
元データの記事。さて、ここにボンジョビ元画像などがあるのだろうけど、これの配布はフェアユースになるのか?あるいは使用にあたっては研究用に限定しろとか、ただし書きがあるのか?
stable diffusion側は、出力画像をどう使うべしと言っているんだろう?いずれにせよ、ネズミ帝国関連画像とかあったら何がなんでもネズミ帝国に訴訟に持ち込まれそうで
Re: (スコア:0)
続き:
検索エンジンの場合はこのような議論があったそうですね。
https://blogs.itmedia.co.jp/kurikiyo/2008/06/faq-127a.html [itmedia.co.jp]
Re: (スコア:0)
続き2:
後は、一般ユーザーがstable diffusionの出力をばらまいた場合はどうなるか?
「stable diffusionの出力に元画像ほぼそのものがある可能性がある」事を知っていたとして、それがどのくらいの頻度で起こっているのか?というところも争点になるのですかね?
どんどんばら蒔けと言いたい訳ではないですが。
加工せずにばらまいた一般人の場合は、そんなに厳しく追及されますかね?
それより著作権的に問題のある「配布」はネット上に多々あるような気もしますし、それをまず取り締まれよ、とも思いますけれども