キーボードがなぜQWERTYになったかの歴史的経緯 1
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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国立国語研究所のサイト「ことば研究館」の「ことばの疑問」コーナーに、パソコンのキーボードは,なぜABC順・五十音順ではないのですかと言う記事が上がっていたのでたれ込みたい。
著者によれば、19世紀末、元々配列の元になった英文タイプライターで「1」(いち)が「I」(アイ)「0」(ゼロ)と「O」(オー)と一緒だったことから始まり、ある程度は最初はある程度ABC・・・の順番に並べられていたものを、モールス電信を受信して書き写すのに都合が良い様に改良、英語に頻出する英字を隣り合わせにして、最後は特許を回避する為に移動が行われて、現在の形になったのだそう。
一方日本語配列は、20世紀前半に基礎が作られ、そこからカナ・英文両方打てるようにするあたりからカオス化が始まり、最終的にIBMがコンピュータ用に変更、最後にNTTが現在の形を作ったのだそうだ。それぞれのキーを移動させた理由はあっても,キー配列全体が1つの理由で説明できるわけではない
タレコミ子は「タイプライターのアームが絡まないように敢えて打ちづらく作った」という俗説を信じてしまっていたが、違ったみたい。
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実は焼き直し (スコア:2)
あ、タレコミありがとうございます。ただ、実は、このQ&A、昔に書いた『タイプライターからコンピュータへ:QWERTY配列の変遷100年間』 [sanseido-publ.co.jp]のダイジェスト版なんですよね。2015年の記事は、そんなに話題にならなかったのに、今回は話題になってるのが、私(安岡孝一)個人としては不思議だったりするのです。