maia 曰く、

6日午後1時39分以降にソフトバンクの通信網で大規模な障害が発生し、MVNOを含み（Y!Mobile、LINE、mineo等）、約4千万人の契約者の大半に影響が出たとみられる。午後6時4分以降、順次復旧したようだ（産経）。また日本時間午後2時頃英国の通信事業者O2の4G回線がダウンしたという（ITmedia）。ソフトバンクとO2にはEricsson製の通信設備が納入されており、それが今回の通信障害の原因となったことをソフトバンクとEricssonは認めた（NHK）。ソフトバンクによれば、Ericssonのソフトウエアは9カ月前から運用しており、同ソフトウエアによる異常は、Ericssonの通信設備を使用する海外11カ国の通信事業者においても、ほぼ同時刻に同様に発生した。復旧はソフトウエアを旧バージョンに戻す形で行なわれた（プレスリリース）。

ソフトバンクの大規模な障害は2018年になって３度目で、2月には市外局番03につながりにくくなる障害が発生、約67万人に影響。9月にはメール約1030万通が消失、約436万人に影響が出た。今回の障害は影響人数と時間の長さから、総務省は電気通信事業法上の「重大事故」と判断し、30日以内に事故の詳細と再発防止策の報告を求める方針。