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uruyaの日記: 京極夏彦いろいろ

日記 by uruya

京極夏彦いろいろ

虚言少年 ソノ六・屁の大事件 / 小説すばる 二〇一〇年八月号
屁は凄い。生理現象なのである。出るべきものが出る、まったくもって当たり前の話なのである。そしてほぼ無害な気体だ。害といったって、多少臭うぐらいのものだ。臭い成分には有害な物質も含まれているが、屁ぐらいの濃度であれば、せいぜい窓を開ければ済んでしまうのである。だがその、無害な生理現象は、無限の笑いを秘めている。とりわけ小学生にとっては。今回はその、屁にまつわる事件なのだ。
主要登場人物は三名。まず卒業間

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uruyaの日記: 完訳 千一夜物語(10) / 豊島与志雄・他・訳

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完訳 千一夜物語(10) / 豊島与志雄・他・訳
★★★★☆

人の世のまことの智慧のたとえ話
第七七四夜
学問を志す青年は、たいそうな学者でありながら稼業の鍛冶屋をしている賢人の噂を聞き、遠方まで訪ねていった。ところが鍛冶屋は青年にふいごを吹かせるのみで、それ以外に何も言わない。そのまま十年がたち、鍛冶屋は青年に次のように告げる。青年よ、この世のすべての知識を持って故郷へ帰るがよい、なぜなら忍耐の美徳を得ることによって、お前はそれを獲得したからだ。

273701 journal

uruyaの日記: 怪談部屋 山田風太郎ミステリー傑作選 8 -怪奇篇- 2

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怪談部屋 山田風太郎ミステリー傑作選 8 -怪奇篇-
★★★☆☆

蜃気楼
人間華
手相
雪女
笑う道化師
永劫回帰
まぼろし令嬢
うんこ殺人
二十世紀ノア
冬眠人間
双頭の人
畸形国
黒檜姉妹
蝋人
以上のあらすじ

270235 journal

uruyaの日記: 青ひげ / カート・ヴォネガット

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青ひげ / カート・ヴォネガット
★★★☆☆

アルメリア人のラボー・カラベキアンは、かつて一定の評価を受けていた抽象画家であり、今は絵画収集家の老人である。ふたりめの妻と死別し、海辺の一軒家にひとりで住んでいる。別れた最初の妻との間にふたりの息子がいるが、妻も息子たちも寄りつきはしない。友人は売れない小説家ポール・スラジンジャーのみ。ほかにはコックとして雇っている母子だけが、今の彼の周辺にいるすべてだ。

しかしそんな生活に、サーシ・バーマンという女性が割り入ってくる。情熱家である彼女は、隠者のようなラボーの生活をぶちこわしはじめる。そして、ラボーが何かをしまったまま厳重に鍵をかけている、じゃがいもの納屋の中身に興味を示すのだった。

─────

非SF作品です。ブンガクですなあ。「感動作」という煽りほどの感動はないが、じわじわきます。

269194 journal

uruyaの日記: 金髪ロシア人幼女と混浴

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支笏湖畔丸駒温泉へ行って参りました。
ここの露天は湖と直につながっていて、そのときの湖水の水位に応じて深さが変わります。
温泉は底から湧き出しており、水門から取水して温度調節する方式。
眼前に湖がゆったりと広がり、対岸には風不死岳が勇壮な姿をたたえる絶好のロケーション。
これでわりと空いてたってんだから、もう言うことない。最高でした…

でタイトルの件ですが、客の中にロシア人(問いかけらしき言葉に一言「ダー」と発話したので)の家族がいてですね、
その中の女の子が、まーキャッキャはしゃいでかわいらしいこと。
そちらの気はないのでほほえましく見てたのですが、属性持ってる人ならまさに天国だろここ…と思ってちょっと笑いました。

でもこのご時世、男湯に女の子が入ってると、あまりじろじろ見るわけにもいかないのでちょっとだけ困りますよね。

268591 journal

uruyaの日記: 真田太平記(一) 天魔の夏 / 池波正太郎

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真田太平記(一) 天魔の夏 / 池波正太郎
★★★☆☆

織田徳川連合軍によって武田氏は滅びた。それに先立ち落城した高遠城から、槍足軽向井佐平次が、亡父の友人壺谷又五郎の意を受けた真田忍お江によって救出される。壺谷又五郎は真田家の草をたばねるもので、謀略の才を買った真田昌幸が、たっての願いで勝頼から譲り受けた男である。又五郎の庇護下で傷を癒した佐平次は、やがて源二郎の知己を得る。

武田氏滅亡後、織田氏に身を寄せた真田氏だったが、またしても大変動が起こった。本能寺の変である。

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今さら初読ですよ、っと。
池波先生といえば江戸時代ものというイメージが強いので、どんな感じかと思っていたら、テイストはあまりかわらない。穏やかな男気を持つ男たちが登場し、草のものたちが活劇を繰り広げる。リーダビリティも相当高く、すいすい読めました。全十二巻だけど、この分量にしては早く読み終わるかも。

267096 journal

uruyaの日記: 江戸川乱歩全集 第21巻 ふしぎな人 / 江戸川乱歩

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江戸川乱歩全集 第21巻 ふしぎな人 / 江戸川乱歩
★★★☆☆

妻に失恋した男
自分の妻に失恋した男が自殺した。見合い結婚した妻が、自分に愛情を示さないことに悩んでいたようだが…

秘中の秘
魔王殺人事件
リレー小説の端緒。

奇面城の秘密
脱獄した四十面相が、こんど根城にしたのは奇面城という奇怪な城。チンピラ別働隊のポケット小僧が、敵の本拠に乗り込む。

夜光人間
少年探偵団が催した肝試し会の最中、闇に浮かび上がる夜光人間があらわれた。夜光人間はその後東京中に出没、ついに美術品を狙って犯行予告をはじめる。

塔上の奇術師
少女探偵マユミさんに弟子入りしたふたりの少女。三人連れ立って歩いていると、時計塔の上にたたずむ、コウモリの姿をした奇妙な男があらわれる。

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uruyaの日記: 八犬伝(上)(下) / 山田風太郎

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八犬伝(上)(下) / 山田風太郎
★★★☆☆

曲亭馬琴は、謹言実直を絵に描いたような、コチンコチンに堅い人物だった。しかしこの男が紡ぎ出す戯作は、融通無碍。奇々怪々の冒険が描き出されるのだ。

書きだす前に筋を人に語ってきかせるのが癖だった馬琴は、八犬伝の書き出しを、葛飾北斎に話す。北斎は馬琴とは正反対の、奔放無頼な男である。馬琴の虚が戯作、実が生活だとすれば、北斎にとって絵こそ実、人生は虚。

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八犬伝パート「虚の世界」と、作者である馬琴を描くパート「実の世界」とが交互に書かれる構成。八犬伝パートはかなりかいつまんでますが、筋としては同じ。その章のあいだに、馬琴の創作に関する情景がはさまれる。

まあ少し毛色の変わった作品ですな。ただ、元の南総里見八犬伝が最高の素材なので、山風が抄訳したらつまらないわけがない。それなりに読めるので、ここから八犬伝に入るのもアリ…かなあ?

263222 journal

uruyaの日記: モダンタイムス / 伊坂幸太郎

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モダンタイムス / 伊坂幸太郎
★★★☆☆

渡辺拓海はシステムエンジニアで、恐妻家である。とはいえ普通の恐妻家とはわけが違う。妻の佳代子は、正体不明だ。何の仕事をしているかわからないが、二三日家をあけることがある。華奢な体つきのくせに体技の心得があるらしく、一度など首をきめられて意識を失いそうになった。彼女は過去に夫が二人いたらしが、一人は死に、一人は行方不明だという。わけを聞くと、浮気をしたからだ、とさらっと答えた。さらに彼女は、浮気に対して非常に過敏である。以前浮気を疑われたときは、彼女に頼まれたらしいお兄さんがやってきて、腕を折られた。そのときは佳代子の勘違いだったのだが、今目の前にいるお兄さんは、渡辺を椅子にしばりつけてペンチで爪をはさみ、浮気相手が写っている写真を見せ、同情の表情を浮かべながら、これは誰だと問う。

261733 journal

uruyaの日記: 早朝から自宅のドアノブをガチャガチャ回す音が… 1

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数日前。午前7時50分。チャイムが鳴ったかと思うと、ドアノブをガチャガチャ回す音がする。
ちょっと怖いので、出ずにモニターを見ると、数人の老人?なんだこりゃ?
判断つかずにそのまま見ていると、再度ドアをガチャガチャしたばかりか、ドアの郵便ポスト部分を開いて中を覗き込んでいる。
憤然として「何じゃこらあ!」と打って出たら、国勢調査でしたとさ。とっくに郵送したっつーの。

…何なんだあいつら。プライバシーの概念がない人種の行動は怖い。

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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり

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