早大で准教授が学生の修士論文を自分名義で学会誌に発表していた問題が発覚
早稲田大学・商学学術院の准教授が、学生の修士論文を無断で使用して論文を作成し、自分の単独論文として発表していたことが明らかになった(ITmedia)。
問題の論文は計4本あり、うち2本は日本経営学会の学会誌に、2本は大学内での紀要「早稲田国際経営研究」に掲載されたという。論文内のデータが当時の教え子3人の論文で使用されたものとほぼ同一だったほか、似たような表現も多用されていたそうだ。もちろん引用の表記などはなかったという。
准教授は当初3人の論文を元に「共著」として論文を執筆しており、その後それを元に単独名で論文4本を執筆。そのうち学会誌に掲載されたものと「早稲田国際経営研究」に掲載されたものの内容がよく似ていたため、二重投稿ではないかとして問題発覚の発端になったという。准教授側は不正行為を認めたが、故意の流用ではなく、学生の論文を論文誌に載せるためのリライトだったとして悪意はなかったとしている。
なお、准教授に対しては停職4ヶ月の処分が行われたとのこと。