新潟県警のサーバーに攻撃、荒らし行為のための踏み台にされた疑いも 48
タイムリーに悪用された模様 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
Intelの組み込み向けプロセッサ「Quark」の生産が終了されるようだ(PC Watch)。
すぐに生産終了するから、組み込み分野で信頼を失うんじゃないかな。GalileoやEdisonは購入して遊んだことがある。Raspberry Pi同様にLinuxを組み込んだボードを無謀にもArduinoにフィットさせようとして、Arduino実行デーモンを動かすという無茶をしていた。またGalileoはIOエキスパンダを使っていたのでレイテンシが酷かった。いずれもYocto Linuxという組み込み用のクロスコンパイルが必要なディストリビューションを使っていたため、Debian派生のRaspberry Piと比べて扱いづらかった。
Quarkはx86アーキテクチャを採用した低消費電力CPU。最終受注日は2019年7月19日、最終出荷日は2022年7月17日とのこと。
事の発端は、シンガポールで瓶入りのティラミスを販売する「The Tiramisu Hero」が、「2012年にシンガポールでつくった私達のオリジナルブランドロゴがコピーされ、只今日本で使用できなくなってしまいました」との告知を行ったこと(同社の告知)。日本で無関係の別の企業が「ティラミスヒーロー」という商標を取得したため、日本で同ブランドが利用できなくなったという。
同社は「ティラミスヒーローの名称にてフランチャイズや代理店の募集が、ネット等でなされておりますが、シンガポール本店「The Tiramisu Hero」並び、当社(日本支店)とは一切関係ありません。シンガポール本店並び、当社(日本支店)ではフランチャイズなどの募集は一切行っておりません」とし、日本では「アントニオヒーロー」「ティラミススター」という別のブランドで展開することを決めたとしている。
現在「ティラミスヒーロー」という商標はgramという名の企業が保有しているが、同社はほかの人気店の商品名も商標として登録・申請しており、さらに同社の「gram」という名前についても、そもそもは無関係な大阪の人気パンケーキ店の店名を勝手に商標登録していたものではないかとの疑惑が出ている。これを受けてSNSなどではgramを批判する声が相次いでいるほか、Wikipediaに作成された同社社長の項目(荒らしとして削除予定)では「日本の恥さらし」などと荒らされる状態になっている。さらに、飲食店の商標だけ得なく特許でも同様の行為を行っているのではないかという疑惑も出ている(@mimichanchan32氏のTweet)。
この騒動を受けて、gramはロゴ使用権をTiramisu Hero側に「お渡しする」と発表した(ITmedia)。ただ、この発表は商標自体の譲渡ではなく単に使用権を渡すだけのようにも読めるとの指摘もある(弁護士・福井健策氏のTweet)。
ジョナサン・スウィフトの小説「ガリバー旅行記」に登場するリリパット人やブロブディンナグ人の生理学的特徴について、日本学術振興会学術システム研究センター顧問の黒木登志夫氏が試算している(論文、Ars Technica)。
ガリバー旅行記では主人公のガリバーが小さな人々の国「リリパット」や大きな人々の国「ブロブディンナグ」を訪れる。論文では小説の描写からリリパット人の身長をガリバーの12分の1、ブロブディンナグ人の身長をガリバーの12倍とし、それぞれBMI値を23と仮定した試算となっている。ガリバーの身長については小説で6フィート未満との描写があり、論文では当時のイングランド男性の平均身長とされる1.71mをガリバーの身長と仮定している。なお、リリパット人についてはガリバーが6人を片手でつかみ、うち5人をポケットに入れるなど、もっと小さいと思われる描写もみられる。
リリパット国の巻ではガリバーとリリパット人の身長比を12:1として、ガリバーはリリパット人1,724人分の食糧が必要だと説明されている。これは身長比の3乗(1,728:1)の書き間違いか計算ミスだと思われるが、人間が必要とするエネルギー量が体重の3/4乗に比例し、体重が身長の2乗に比例することから、1日に必要なカロリーはリリパット人が57kcal、ガリバーが2,400kcal、ブロブディンナグ人が100,800kcalとなる。つまり、ガリバーに必要な食料はリリパット人の42倍、ブロブディンナグ人の42分の1だと論文は指摘する。
このほか、心拍数と呼吸数はリリパット人がガリバーの3.5倍、ブロブディンナグ人がガリバーの3.5分の1、寿命はリリパット人がガリバーの3.5分の1(ガリバーの寿命を60年としてリリパット人は17年)、ブロブディンナグ人が3.5倍(同210年)と試算されている。なお、リリパット人とガリバーの血圧は同じ(120mmHg)だが、身長が20mを超えるブロブディンナグ人は脳に血液を送る必要があることから250~880mmHgと推定されるとのこと。
論文では必要なエネルギー量から食料の量を割り出しているが、リリパット人やブロブディンナグ人の内臓もガリバーと同じ比率だとすれば、胃の容積はリリパット人がガリバーの1,728分の1、ブロブディンナグ人が1,728倍となる。そのため、ガリバーが満足する量の42分の1の食糧をリリパット人が食べることや、ブロブディンナグ人が満足する量の42分の1の食糧をガリバーが食べることは難しいと思われる。なお、リリパット人については、女性が12歳で結婚可能な年齢になるとの描写もみられる。
HUAWEIが中国向けに提供しているスマートフォンで、Twitterからダウンロードした画像が自動的に削除されるという挙動が確認されたという(reddit)。
「バックドア」と呼ぶ動きもあるようだが、遠隔操作ではないので該当しないと思われる。
redditに投稿されているコメントによると、削除時にはその旨がユーザーに通知されるとのことで、その意味でも「バックドア」ではないと指摘されている。Twitterは中国では検閲のために利用できないが、そのためこのような挙動になっているのではないかとも推測されている。
PHP向けのパッケージ管理ツールPEAR(Wikiepdiaページ)の公式サイトpear.php.netが19日、攻撃を受けた痕跡が見つかり、さらに改竄されたgo-pear.pharが発見されたことを明らかにした(今回のクラッキングに関するアナウンス)。
PEARは公式サイトをクリーンな状態で再構築しようと試みており、いまだサイトは停止中の状態にある。過去半年以内に公式サイトで配布されていたgo-pear.pharは改竄されていた可能性があるとのことで、ダウンロードしたユーザーにはGitHubのリリースページを元にハッシュのチェックや、再ダウンロードを行うよう呼びかけられている(改竄対策のアナウンス)。
最近ではPHPのライブラリ周りはComposerへの移行が進んでおり、PEARを使う機会は少ないかもしれないが、該当する方は注意されたし。
21日午後9時頃から、ドワンゴの動画サービス「niconico」で約7時間にわたりサービスが利用しにくくなる障害が発生した(ニコニコインフォのお知らせ)。
お知らせページによると、ページにつながらない、動画サービスが利用できないなど、niconicoのサービス全般に渡ってさまざまな影響が出ていたようだ。原因はネットワーク機器(ルーター)の故障とのこと。復旧は翌22日の午前4時ごろ(ITmedia)。
タレコミ子はタイムシフトを見ようとして「あれ?」と気付いた。スラドでもプレミアム会員数の減少が度々話題に上っているniconicoだが、視聴者数が多いであろう夜間にこうした障害が出たのは痛いのではないだろうか。
世界28か国、3万3000人以上を対象に実施した信頼度調査「2018 エデルマン・トラストバロメーター」によると、日本の回答者は自国に対する信頼度が低いという傾向があったという(ロイター)。
日本における自国の政府、企業、メディア、NGOに対する信頼度の平均値は調査対象28か国の中で2番目に低かったそうだ。例えば日本企業を信頼する日本人は66%、メディアを信頼する日本人は32%だったという。また、日本人の自動車産業への信頼度もこの5年間で18ポイント下落しているという。
さらに、28か国中18か国で日本企業に対する信頼度も低下。特にロシアやブラジル、スペインで大きく信頼度が低下しているという。
AppleのTim Cook CEOが、本人の知らない間に個人情報が販売されている状況を踏まえ、プライバシーの権利強化を求めているという(ZDNet、Time、Slashdot)。
こういった個人情報販売業社h「データブローカー」と呼ばれており、個人情報を収集してパッケージ化、さらに別の購入者に販売するしているという。こういった業者の活動は見えにくいため規制当局による追跡が難しいとし、Cook氏は、米連邦取引委員会(FTC)がすべてのデータブローカーに対して登録を義務付け、消費者が自分の情報の売買などを追跡し、必要に応じて削除できるようにするよう提案。または米議員に対し、「包括的な連邦プライバシー法案」を可決するよう求めている
茨城県警稲敷署が1月17日、アニメのキャラクターのフィギュアを無断で改造して販売していた販売者を著作権法違反の疑いで逮捕したという(毎日新聞、産経新聞、読売新聞)。
茨城県警がサイバーパトロールで改造フィギュアがネットオークションに出品されているのを発見し捜査したところ、容疑者の口座に約850万円の不審な入金が見つかったという。同署は改造フィギュアを1点数千円から1万5000円程度で販売していたとみている。容疑者は「生活費の足しにしていた」と容疑を認めているという。
タレコミ子としては改造品の「販売」が著作権法違反になること自体に異論はないが、記事では改造すること自体が著作権法違反になるかのような印象を与えるのではないかと気になった。
容疑者は人気アニメ「ラブライブ!」のキャラクター「矢澤にこ」のフィギュアの頭部を、無断で別のフィギュアに取り付けて販売していたという。
窒素系肥料やさまざまな化学品の原料となっているアンモニアは、水素と窒素から合成するハーバー・ボッシュ法で生産するのが一般的だが、このたび九州工業大学の研究者らが水と空気だけからアンモニアを合成する新手法を開発したという(西日本新聞)。
この研究は以前より進められていたもので、水と接した空気に電流を流すことで空気中の窒素原子と水の表面の水素原子が結合してアンモニアが生成されるという。すでに実験室レベルでは合成に成功しており、今後実用化に向けた実証実験を進めているという。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い