パスワードを忘れた? アカウント作成
13834228 story
EU

日欧EPA発効によりデジカメの動画撮影時間が増える可能性 22

ストーリー by hylom
センサーの熱問題はあるので直ちに全てが無制限になるわけではなさそうではある 部門より

2019年2月1日、日本とEUの間での経済連携協定(EPA)が発効した。これによって日本からEUへの工業製品の輸出について、100%の関税撤廃が達成されたが(財務省関税局による資料PDF)、これによって日本から欧州に輸出されるビデオカメラの関税も撤廃された。その影響で、今後は長時間の動画撮影が可能なデジタルカメラが増える可能性があるという(ギズモード・ジャパン)。

今まで、欧州では「解像度800×600ピクセル以上」「フレームレート23fps以上」「連続録画時間30分以上」での動画撮影機能を持つデジタルカメラについてはビデオカメラとして関税が適用され、一時は最大10.5%の関税が課せられていた(JETROの関税に関する資料PDF)。これらの税率は徐々に引き下げられていたが、今回のEPA発効によって日本製デジタルカメラへの関税は完全に撤廃されることとなった。これによって、今後は30分以上の撮影が可能なデジタルカメラが増加するのではないかと見られている。

13834124 story
人工知能

岡山県警、防犯カメラを分析するAIシステムを導入へ 14

ストーリー by hylom
精度は大丈夫ということか 部門より

岡山県警が人工知能(AI)を使ったシステムを捜査に導入することを決めたという(NHK)。

導入されるのは、防犯カメラ映像を自動分析して容疑者の追跡を行うというシステム。こういったシステムを警察が導入するのは日本で初めてだという。

13834117 story
Firefox

Firefox 66は音が出る状態でのメディア自動再生をブロック 19

ストーリー by hylom
音が出ない動画の自動再生もブロックしてくれないかな 部門より
headless曰く、

Mozillaは4日、Firefox 66以降ではデフォルトで音が出る状態でのメディア自動再生をブロックする計画を明らかにした(Mozilla HacksThe VergeSlashGear)。

音が出る状態でのオーディオまたはビデオをHTMLMediaElement API経由で再生する場合、ユーザーがWebページ上をクリック/タッチした場合やキーを押した場合にのみ許可される。ただし、HTMLMediaElementの「muted」属性に「true」がセットされている場合は自動再生も可能だという。一方、ユーザーはWebサイトごとに自動再生を許可することが可能となるほか、ユーザーがカメラ/マイクの使用を許可したWebサイトでも音声の出る状態での自動再生が許可されるため、WebRTCはこれまで通り動作するとのこと。

Web開発者に対しては、HTMLMediaElement.play()が常に成功すると仮定せず、拒否された場合の処理を追加することが推奨されている。再生がブロックされることを確実に避けるには、再生はclickイベントなどのイベントハンドラー内で実行すべきとのこと。ビデオを自動再生したい場合、ミュートした状態で再生を開始し、ユーザーがミュートを解除できるようにする方法も提示されている。

Firefox 66は3月19日の一般リリースが予定されている。Android版では既に自動再生ブロック機能が搭載されているが、動作がデスクトップ版と同じになるよう変更される。このほか実装時期は未定だが、2019年中にはWeb Audio APIを使用するコンテンツについても自動再生をブロックする計画とのことだ。

13834106 story
テクノロジー

パン酵母などから作ったレアアース吸着材料が開発される 19

ストーリー by hylom
将来に期待 部門より

レアアースが含まれる溶液からレアアースを回収する新しい手法として、パン酵母や食品添加物を使用するものが開発されたという(Scientific Reports掲載論文読売新聞)。

この手法は大阪市立大学の研究者らが開発したもので(大阪市立大学の発表)、パン酵母と食品添加物として使用されるトリメタリン酸ナトリウム作成した「リン酸基修飾酵母」を使用するというもの。リン酸基修飾酵母は強い負電荷をもち、水中で正電荷を持つ金属イオンを強力に吸着するという。

このような吸着材料はこれまでも開発されているが、今回開発された材料では乾燥重量1g当たり約1.0 mmolと、既存の生物吸着材料の中では最高レベルの性能があるという。特に希少価値の高い3価の金属イオンをより強く吸着するという性質もあるという。

実験では溶液からネオジムやイッテルビウムなどのレアアースを回収できることを確認しており、回収率は7割近くだったという。

13834090 story
交通

「えきから時刻表」、サービス終了 42

ストーリー by hylom
なかなかビジネスとしては難しいのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

ぐるなびが運営する乗り換え案内・時刻表検索サービス「えきから時刻表」が、3月29日にサービスを終了する(ITmedia)。

えきから時刻表は、各駅時刻表の他に、路線毎に、縦軸に駅名、横軸に列車が一覧で表示され、各時間帯の列車を簡単に一覧でき、そのまま列車毎の詳細な時刻表も分かり、とても見やすく、分かりやすいサービスを提供していた。

現在、代替サービスはないのではないだろうか。皆様はどのような時刻表サイトを見ているだろうか。

13834073 story
おもちゃ

カプセルに入っていないカプセルトイ、「EXCEED MODEL GUNDAM HEAD 1」発売 35

ストーリー by hylom
とりあえずこれベースでMk-IIは作れそう 部門より

アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する「ザク」の頭部再現モデル「EXCEED MODEL ZAKU HEAD」は「カプセルに入っていないカプセルトイ」として話題となり、累計180万個も出荷するヒット商品になったそうだ。すでに複数のバージョンが展開され、台座やカスタム用パーツといった関連商品も展開されているが、、このたびついに同様のスタイルで「ガンダム」の頭部を再現した「EXCEED MODEL GUNDAM HEAD 1」が発売される。

「EXCEED MODEL」シリーズは、いわゆる「ガチャガチャ」などと呼ばれる、カプセルに入った形で玩具を販売する自動販売機(カプセル自動販売機)で販売される商品。一般的なカプセルトイとは異なり、カプセルを使用しないことでより大きなサイズを実現しているのが特徴。ただ、カプセルを使用しないためにその開発作業は大変だったようだ(ITmediaによる開発者インタビュー)。

ガンダムの頭部は第1弾となったザクの頭部よりも複雑な形状をしているため、ザクとは異なる方針で開発を進めていたそうだ。その際に課題となったのは大きさとコストだという。特にコスト面では、販売価格500円という制約があったためギリギリになっており、初回出荷分しか売れなかったら採算は厳し胃というレベルになっているそうだ。また、最終段階でカプセル自販機から出てこない場合があることが判明するといったトラブルもあったという。

13834055 story
ストレージ

2023年でもSSDの容量単価はHDDの7.7倍との予測 61

ストーリー by hylom
まだまだ増加するHDDの容量 部門より

日本HDD協会によると、2020年には金額ベースではSSD市場がHDD市場を超えると見られているそうだが、記憶容量あたりのコストは2023年でもSSDはHDDの7.7倍で、SSDの記憶容量あたりコストがHDD並みになることは容易ではないという(PC Watch)。

理由としては、HDDの1台あたり記憶容量が以前増加しつつあることが上げらている。もちろんSSDの1台あたり記憶容量も増加しているが、HDDの方が増加ペースは早いという。

13834029 story
スパコン

理化学研究所のスパコン「京」、8月に停止・撤去へ。後継機整備のため 124

ストーリー by hylom
依然国内3位の性能ではあるのだが 部門より

理化学研究所のスーパーコンピュータ「京」の運用が8月に停止されると報じられている(共同通信神戸新聞日経新聞)。

京の後継機は京と同じ場所に設置されるとのことで、その整備のための運用停止のようだ。停止後は撤去され大部分が解体されるという。

13834014 story
音楽

スマートフォンのAIはシューベルトの未完成交響曲を完成できるか 32

ストーリー by hylom
それっぽいものは作れそうだが 部門より
headless曰く、

Huawei UKがスマートフォンのAIを用い、シューベルトの「未完成交響曲」を完成させるそうだ(Huawei UKの告知South China Morning Postティザー動画)。

Huaweiの発表に詳細は書かれていないが、ティザー動画によればエミー賞受賞作曲家の協力の元、Mate 20 ProのAIを使用して未完成交響曲を完成させるとのこと。HuaweiはAI補完版の未完成交響曲を2月4日にロンドンで初演するとして、1月末に英国在住者を対象とした招待券プレゼントキャンペーンをソーシャルメディアで実施していた。現在のところ初演に関する情報は出ていないようだが、South China Morning Postによると完成版は25日からスペイン・バルセロナで開催されるMWC19で披露されるとのこと。

シューベルトは交響曲第7番ロ短調D.759(第8番と表記されることも多い)を第2楽章まで仕上げたが、第3楽章は冒頭部分のスケッチのみ残されていることから「未完成交響曲」と呼ばれている。後の音楽家がスケッチを補完して第3楽章とし、劇音楽「ロザムンデ」の間奏曲を第4楽章とした4楽章構成のバージョンも存在するが、演奏される機会は少ない。Huaweiは未完成交響曲を本当に完成させることができるだろうか。

13833223 story
テクノロジー

自動運転車の普及で駐車する代わりに低速で走行し続ける車が増加するとの予測 148

ストーリー by hylom
なるほど 部門より

自動運転車の普及によって都市部の渋滞が解消されるのではないかとの期待があるが、米カリフォルニア大学サンタクルーズ校の研究者によると、実際には渋滞は解消せず、むしろ都市部の車の速度が遅くなる可能性もあるという(MIT Technology ReviewTransport Policy誌掲載論文)。

渋滞の原因としては、自動運転車では「移動」と「駐車」の境目が曖昧になることが挙げられている。たとえば自動運転車で目的地に移動して乗っている人を降ろした後、その付近に駐車せずに別の場所にある駐車場や家に移動したり、その周辺を自動で移動し続けるということが発生しうる。こういった状況では低速で移動したほうがコストが安くなるため、その影響で全体的に車両の速度が低下するという。実際、サンフランシスコをモデルとしたシミュレーションでは、駐車料金が安くなる一方で移動に要する時間は長くなるという結果が得られたそうだ。

また、この問題の解決方法として特定区域内にいる時間に応じて料金を徴収するようなシステムや、距離/燃料ベースでの通行料支払いのようなシステムが考えられるとされている。

13833219 story
軍事

ロシアが開発しているICBMは核弾頭を搭載すれば10発でアメリカを殲滅できる 84

ストーリー by hylom
核の炎に包まれる日は来るか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

米国が中距離核戦力全廃条約(INF)から離脱し、ロシアが履行を停止したことで、INFは事実上機能しなくなった。そんな中、ロシアは米国のミサイル防衛(MD)網を突破できるとされる大陸間弾道弾(ICBM)「RS-28サルマート」(別名サタン2)の開発を進めているそうだ(読売新聞)。

サルマートの射程は1万1000km以上で核弾頭も搭載可能。さらにミサイル防衛網をかいくぐることもできるという。もし核弾頭をフルに積んだサルマートが人口密集地域に落とされた場合、単純計算で最大3750万人を殺害できるという。これは、10発で米国の全人口を全滅させられるレベルだそうだ。

13833220 story
軍事

ドイツ空軍、F-35戦闘機の調達を撤回 62

ストーリー by hylom
方針転換 部門より
shesee曰く、

軍縮を重ねて戦力も正面装備の稼働率も悲惨な事になっているドイツ軍だが、とうとうトーネード後継のF-35戦闘機の調達まで撤回してしまった(Sputnik日本DefenseNews)。

一応後継はユーロファイターか、F/A-18戦闘攻撃機を検討しているとのことだが、調達数も減らされそうな予感がプンプン。クリミア危機以来、NATOはロシアとの緊張が高まっていると思うのだが、軍事的正面は全部ポーランド任せなのだろうか。

減らされた分の調達はどうせ中国と相対する、日本やオーストラリアに回ってくるに違いない。がんばれぼくらのF-3。

13833296 story
お金

JR東日本、導入費用が安い簡易版Suicaを早ければ2019年度中にも導入へ 140

ストーリー by hylom
他の電子マネー的な実現方法 部門より

JR東日本の交通系ICカード「Suica」は導入費用が高いと言われているが、来年度中にも導入費用が安い「簡易版」の決済システムを導入するという(産経新聞)。

Suicaは自動改札での利用を前提としているため、非常に高速に決済が行える。しかし、一般店舗での決済においてはそこまでの速度が必要ではないとし、端末側でデータを持たない、「クラウド技術」を活用したものにすることでコストを下げる方針だという。

13833084 story
IBM

マコーミックとIBM、AIによる香辛料などの開発を共同研究 21

ストーリー by hylom
AIスパイス 部門より
headless曰く、

スパイスメーカーのMcCormick & Company(マコーミック)とIBMは4日、共同でAIによる香辛料や調味料などの開発を研究していることを明らかにした(IBMの発表IBM Research BlogVentureBeat)。

マコーミックの製品開発者は同社の40年以上に及ぶプロプライエタリな知覚科学と味のデータをIBM Research AI for Product Compositionと組み合わせ、AIによる製品プラットフォーム「ONE」を開発したという。同社は2019年半ばまでに「トスカーナ風チキン(の素)」「豚ヒレ肉のバーボン風味(の素)」「ニューオリンズソーセージ(の素)」を含む調味料ミックス第一弾とともにONEを立ち上げる計画だ。米国では春の終わりまでに新調味料ミックスが店頭に並ぶとのこと。

AIや機械学習を活用することで新たな調味料の開発が最大3倍に高速化するだけでなく、効果的で消費者に好まれるレシピが実現可能になっているそうだ。同社は2021年までに全世界にこの技術を拡大する計画とのことだ。

13833077 story
ソフトウェア

国交省が自動車システムのプログラム更新を「許可制」にするとの報道 78

ストーリー by hylom
バグのないことは証明できないわけですが 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

国土交通省が、自動車システム向けのプログラム更新を「許可制」にする方針だという(読売新聞)。

読売新聞によれば「メーカーが不完全なプログラムを配信することや、メーカー以外の第三者が勝手に改造プログラムを作り大量に配信することを防ぐ狙い」だという。完全自動運転機能だけではなく車線維持機能、自動車線変更機能、自動駐車機能も対象になる。

実現すれば、海外メーカーが本社で簡易な検証を行っただけのプログラムをLTE経由で配信したりすることができなくなる。

審査方法としては実車の試乗や査読が想定されているが、実効性を確保する具体的な方法は決まっていないようだ。

記事ではチェック方法として「情報技術の知識を持った職員がプログラムの中身を確認する」とあるが、本当に実効性のあるチェックが可能なのか疑問の声も出ている(Togetterまとめ)。

typodupeerror

吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

読み込み中...