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13897710 story
グラフィック

Microsoft、当面は「ペイント」をWindows 10から削除しないと明言 46

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維持 部門より
Windows Insider Programを担当するMicrosoftのBrandon LeBlanc氏は22日、当面は「ペイント(mspaint.exe)」がWindows 10の標準アプリのままになることを明言した(LeBlanc氏のツイートNeowinの記事The Vergeの記事Windows Centralの記事)。

Microsoftは2017年、ペイントをWindows 10 Fall Creators Update(バージョン1709)で非推奨とすることを発表し、Windows 10の標準アプリではなくMicrosoftストアで提供する計画を明らかにした。同年12月に提供が始まったWindows 10 Insider Preview ビルド17063のペイントでは、間もなくMicrosoftストアへ移動するといった情報を表示する「Product alert(製品の警告)」ボタンがツールバーに追加されており、Windows 10 バージョン1803/1809のリリースビルドにもボタンが存在する。

しかし、最近のInsider Previewビルドでは19H1/20H1ともに「製品の警告」ボタンがなくなっており、ペイントの削除が結局取りやめになったのではないかと話題になっていた。現在Windows 10 May 2019 Update(19H1、バージョン1903)のリリースプレビューとなっているビルド18362.53にも「製品の警告」ボタンは存在しない。

LeBlanc氏の発言はこれに関するTwitterでの質問に答えたもので、バージョン1903にはペイントが含まれ、現在のところWindows 10に含まれ続ける予定だと述べている。
13897404 story
携帯電話

Samsung、公式にGalaxy Fold発売延期を発表 55

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galaxy-hold 部門より
Samsungは23日、折りたたみ型ディスプレイを搭載するスマートフォン「Galaxy Fold」の発売延期を発表した(プレスリリースSoftpediaの記事BetaNewsの記事Neowinの記事)。

Galaxy Foldは2つ折り可能な7.3インチQXGA+(4.2:3)のメインディスプレイと4.6インチHD+(21:9)のカバーディスプレイを搭載し、2つ折りにした状態と開いた状態で使用できる新フォームファクターのスマートフォン。米国では4月26日の発売を予定していたが、これに先立ってレビュー用に貸し出した試用機でメインディスプレイが破損したとの報告が相次いでいた。

この問題を受け、Samsungではフィードバック内容を検証し、さらなる内部でのテストを実施するために発売延期を決めたとのこと。予約済みの人に対しては、製品が出荷されない限りいつでも予約を無料でキャンセルできるとの通知を送っているそうだ。試用機の全品回収を実施中とも報じられている。Samsungは対策としてディスプレイの保護を強化することや、ディスプレイ保護層を含む取り扱い上の注意を強調することを挙げており、新たな発売日については今後数週間のうちに発表するとのことだ。
13897444 story
医療

交通事故で植物状態になった女性、27年ぶりに意識を取り戻す 39

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覚醒 部門より
hylom 曰く、

1991年に交通事故で脳に損傷を負って昏睡状態になったアラブ首長国連邦の女性が、昨年27年ぶりに意識を取り戻したという(BBCニュースの記事The Nationalの記事)。

この女性は27年間昏睡状態で治療を受けていたが、2018年6月に突然意識を取り戻して息子の名前を呼んだ。現在は十分な意思疎通ができる状態にまで回復し、リハビリを受けているそうだ。こういった長期の昏睡状態から意識を取り戻す例は少なく、珍しい事例とのことだ。

13897395 story
JAXA

はやぶさ2、4月5日の衝突体発射による人工クレーター生成成功を確認 16

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成功 部門より
JAXAは25日、小惑星探査機「はやぶさ2」が4月5日に実施した衝突装置運用による、小惑星リュウグウ表面での人工クレーター生成成功を発表した(プレスリリース)。

4月5日の運用では分離した衝突装置から厚さ約5mm、2kgの銅板をリュウグウに向けて発射。分離カメラがリュウグウ表面からの噴出物をとらえており、発射は成功したとみられていたが、実際にクレーターを生成できたかどうかは確認されていなかった。そのため、はやぶさ2は23日~25日にリュウグウ表面の変化を観測する「クレーター探索運用(事後)」(CRA2)を実施した。

はやぶさ2は24日にリュウグウへの降下を開始し、25日11時50分に最低高度付近(1.6~1.7km)で観測を開始した。観測は1時間ほど続き、衝突地点にクレーターが生成されていることを確認した。観測終了後の13時14分には再上昇し、CRA2も成功している。クレーターの正確な大きさや形はさらなる調査が必要となるが、想定を大きく上回る幅20mほどの領域の地形が変化しているとのことだ。

なお、JAXAはCRA2および今後の探索活動に関する記者説明会を5月9日15時~16時に開催し、ライブ配信も実施する。
13897393 story
Android

Google Play プロテクトのマルウェア検出性能は向上していないのか? 26

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検出 部門より
GoogleがAndroid標準のマルウェア防御サービスとして2017年に導入した「Google Play プロテクト」だが、ドイツの独立系ITセキュリティ機関 AV-TESTが2か月ごとに実施しているAndroid向けアンチウィルスソフトウェアのテスト結果によると、2年近く経過した現在もマルウェア検出性能は向上していないようだ(The best antivirus software for Android: March 2019Softpediaの記事)。

AV-TESTのAndroid向けアンチウィルスソフトウェアのテストでは、マルウェア(AV-TESTが初めて検知してから24時間以内の最新マルウェア/最近4週間に流行中のマルウェア)の検出率を評価する「Protection」と、パフォーマンスへの影響や誤検出(Google Playで公開されているアプリ/サードパーティーのアプリストアで公開されているアプリ)を評価する「Usability」にそれぞれ最大6点、追加機能を評価する「Features」に最大1点が割り当てられる。AV-TESTの認定証が授与されるのは、合計13点満点中8.5点以上取得したソフトウェアだ。

Google Play プロテクトは2017年9月分から評価対象に追加されているが、認定証は一度も獲得できていない。検出率はテスト対象の平均が最新マルウェア/流行中のマルウェアともに90%台後半なのに対し、Google Play プロテクトのスコアはいずれも40%台~70%台を推移しており、Protectionのスコアは常に0点だった。一方、Usabilityではパフォーマンスへの影響(バッテリー消費/速度低下/データ通信量)はなく、昨年7月分までは誤検出も0だったため、6点満点を獲得していた。しかし、以降は少数の誤検出がみられるようになり、スコアが低下していた。3月分ではGoogle Playで公開されているアプリの誤検知数が189(サンプル数1,867)、サードパーティアプリストアで公開されているアプリの誤検知数が26(サンプル数936)まで大幅に増加し、スコアは3点となった。Featuresのスコアは0点であり、合計のスコアも3点にとどまる。

3月分でテストされたのは合計19本。Google Play プロテクト以外はすべて検出率が99%を超えており、誤検出数は最大5。12本が誤検出0だ。13点満点を獲得した8本のうち、ESET Endpoint Security / Kaspersky Internet Security / Norton Mobile Security / Trend Micro Mobile Security の4本は検出率100%。Usabilityのスコアは誤検出による減点が大きいようで、満点を獲得した8本はすべて誤検出0となっている。
13896920 story
バイオテック

長寿を実現するためのDNA修復能力の高い5つのアミノ酸が同定される 24

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長寿の薬は実現できるか 部門より
taraiok曰く、

ロチェスター大学の研究者たちは、遺伝子「サーチュイン6(SIRT6)」が、長寿種におけるDNAの効率的な修復に関与していることを見つけた。SIRT6は、タンパク質の組織化や壊れたDNAを修復する酵素の補充に重要な役割を果たしているため、しばしば「長寿遺伝子」と呼ばれる。研究者たちは、長い寿命を持つ生物はDNA修復調節因子を進化させている可能性があるという仮説を立てた(CELLPHYS.ORGSlashdot)。

仮説を検証するために、研究者らは寿命が3年のマウスをはじめ寿命32年のビーバーなどの18種類のげっ歯類のDNA修復を分析した。結果、長寿のげっ歯類は、SIRT6遺伝子の産物である「SIRT6タンパク質」が強力であり、これにより効率的なDNA修復が行われることで長生きしていたことが分かった。

さらに、寿命の短いマウスの弱いSIRT6タンパク質と長寿のビーバーに見られる強いSIRT6タンパク質の違いを分析した。その結果、DNA修復を活性化する5つのアミノ酸を同定することに成功した。さらにビーバーとマウスのSIRT6をヒト細胞に注入した結果、ビーバーSIRT6はマウスのものよりもストレスによるDNA損傷を減らしたとしている。

13896916 story
テクノロジー

ゲル素材を機械的に繰り返し収縮させることで柔軟性と強度が向上することが発見される 27

ストーリー by hylom
培養肉も筋トレすれば美味しくなる可能性? 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

ゲル素材を機械的に繰り返し収縮させることでその強度が上がることが確認されたそうだ(Engadget日本版MIT News)。

このゲル素材はポリビニルアルコールハイドロゲル(PVA-H)というもので、繰り返し収縮させることで素材中の繊維質の配向状態が揃っていき、柔軟性が向上するとともに強度も上がったという。

13896907 story
情報漏洩

英国家サイバーセキュリティセンター、繰り返し使われているパスワード上位10万件のリストを公開 47

ストーリー by hylom
定期的に出るやつ 部門より
headless曰く、

英政府通信本部(GCHQ)の国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)は21日、繰り返し使われているパスワード上位10万件のリスト「PwnedPasswordTop100k.txt」を公開した(NCSCのブログ記事BetaNewsThe Guardian)。

リストはTroy Hunt氏の協力の元、Have I Been Pwned?が収集した流出データから抽出したものだ。トップの「123456」毎年のように最悪のパスワードに挙げられているが、Have I Been Pwned?のデータでは2,300万回出現するそうだ。49,562位の「oreocookie」でも3,000回以上出現するといい、リストに含まれるパスワードを使用している場合は即刻変更する必要があるとのこと。

弱いパスワードは使用者のデータが侵害される原因となるだけでなく、組織のネットワークが侵害される可能性もある。そのため、以前からGCHQでは繰り返し使われるパスワードのブラックリストを用い、システム側で設定できないようにすることを推奨している。リストの件数を100万件ではなく10万件にとどめたのは、ユーザーによる良いパスワードの選択を難しくしすぎず、弱いパスワードの選択を避けられるようにできるようバランスを考慮したものとのことだ。

自分が使用しているパスワードはリストに含まれていなかったが、スラドの皆さんが使用しているパスワードはいかがだろうか。

13896983 story
Windows

Microsoft、新元号「令和」対応のための更新プログラムをオプション扱いで配信開始 71

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MSですらギリギリの対応に 部門より

Windowsの「令和」対応更新、ゴールデンウィーク前には間に合わない可能性という話があったが、米国時間4月25日、Microsoftが新元号「令和」に対応するWindows向け更新プログラムをリリースした(窓の杜Microsoftサポート)。

これらの更新プログラムはオプションの更新プログラムとして配布されており、手動でWindows Updateを実行しない限りインストールされないとのこと。また、更新プログラムは段階的にリリースされるとのことで、「完了するまでに数か月程度かかることがあります」とのこと。

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インターネット

海賊版サイトへのアクセス抑止で意見募集、総務省 97

ストーリー by hylom
ぜひアクションを 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

総務省が「アクセス抑止方策に係る検討の論点」に対する意見募集を行っている(Security NEXT総務省の意見募集ページ)。

昨年話題になった海賊版配信サイトに対するアクセス遮断についての意見を募集するもの。現在、海賊版配信サイトへの接続時にISPによって「警告」を表示する方式が検討されているが、この是非など複数の論点が課題として挙げられている。

意見の提出期限は5月14日17時必着。

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Yahoo!

ヤフー、持ち株会社体制に移行のため商号を「Zホールディングス」に変更へ 38

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津 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

ヤフーが事業毎に会社を分割し、持株会社でそれらを統括する、いわゆる「持株会社体制」に組織構成を変更する。これに合わせて、ヤフーの会社名は「Zホールディングス」に変更される(ヤフーの発表)。

ヤフーは決済サービス「PayPay」をソフトバンクと共同で展開しているが、こういった金融関連事業を別の事業会社として切り離す方針。まずインターネット事業を行う「紀尾井町分割準備株式会社」と金融事業を行う「紀尾井町金融分割準備株式会社」を設立し、現在のヤフーの事業をこれら2社に吸収させる。続いて現在のヤフー株式会社の商号をZホールディングス株式会社に、紀尾井町分割準備株式会社の商号をヤフー株式会社に変更するという流れだそうだ。

13896790 story
ゲーム

「国内版と同じゲーム内容」としていたSwitch版「遊戯王」、海外版ベースだったことが発売直前に発覚し炎上 41

ストーリー by hylom
どうしてこうなった 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

人気トレーディングカードゲーム(TCG)「遊戯王」をビデオゲームとして再現したNintendo Switch向けゲーム「遊戯王レガシー・オブ・ザ・デュエリスト」で、「収録カード誤表記があった」ことからファンによる批判が殺到する事態になっているという(AUTOMATON)。

このゲームは「国内版遊戯王と同じゲーム内容」を謳っていたが、突如発売2日前に実際は海外版の遊戯王をベースにしていることが明かされた(Twitter)。国内版と海外版では収録カードが異なり、禁止・制限・準制限カードの扱いも異なっているようだ。そのため、実際には「国内版遊戯王と同じゲーム内容」ではないという。

広告やメディアに対しては「遊戯王OCG」(国内版)準拠と言い続けていたにも関わらず、発売直前にこれは誤表記で「Yu-Gi-Oh! TCG」(海外版)を収録と突然変更したのはさすがにひどい。

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グラフィック

東京都港区で見つかった謎の「バンクシーっぽい」落書き、都庁で展示される 64

ストーリー by hylom
偽物でもそれはそれで面白い 部門より

東京都港区の防潮扉に描かれていた正体不明の絵が、5月8日までの期間限定で都庁で展示されることとなった(NHK朝日新聞)。

この絵はスプレー塗料で描かれたと見られるもので、傘を差したネズミのようなものが描かれている。誰が書いたのかは不明だが、風刺画で知られるバンクシーが似たような作品を描いていることからバンクシーの作品では無いかとも言われている。

バンクシーは昨年、その作品がオークションでの落札後にシュレッダーで切り刻まれたことで話題となり(過去記事)、そのため都庁ではこの作品を見るために多くの人々が集まっているという(TBS)。

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地球

キツツキ、木を突く行動によって脳にダメージを負っていた可能性 26

ストーリー by hylom
やっぱりダメだったか 部門より
Nasubee曰く、

キツツキはくちばしを木に打ち付ける習性を持つが、その衝撃によって脳にダメージが与えられている可能性があることが分かったという(ロイター)。

キツツキはこれまで、脳のサイズが比較的小さい、頭蓋骨にしっかり守られているなどの理由で、脳にはほぼダメージがないと考えられてきた。しかし、最近の研究ではキツツキの脳に脳損傷と関係のある「タウタンパク質」の蓄積が生じていることが分かったそうだ。

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携帯通信

PHS、2023年3月末ですべてのサービスが終了 39

ストーリー by hylom
ついに 部門より

PHSの一般向けサービスは2020年7月末で終了するが(過去記事)、業務用機器のデータ通信などで使われているPHSの「テレメタリングプラン」についても2023年3月末で終了することが発表された(ケータイWatchソフトバンクの発表)。

これによって、国内におけるすべてのPHSサービスが終了となる。

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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