幻冬舎社長、同社刊行の「日本国記」を批判した作家の作品の実売数を公言してひんしゅくを買う 199
売れたものが偉いという思考 部門より
「津原やすみ」名義での「あたしのエイリアン」シリーズや「ルピナス探偵団」シリーズなどで知られる作家の津原泰水さんが幻冬舎のベストセラー「日本国紀」を批判したところ、それを理由として同社から刊行予定だった文庫本の出版を中止にされたことをTwitterで明かした(Togetterまとめ)。
これに対し、同社の見城徹社長は16日、本の文庫化について「僕は反対していた」、(ハードカバー版について)「実売1800部もいかなかった」などとTwitterに投稿、批判を浴びている(Togetterまとめ)。見城氏は投稿を削除したが、非公表の「実売部数」を公にしたことに、作家などから「作家に対する敬意はゼロなのか」「編集者のモラルにもとる」など、プロレタリアート作家達や連なる編集者達の厳しい批判が相次いでいる(サイゾー、毎日新聞)。
まあ、出版部数や実売部数が秘匿されるべき個人情報と主張するプロレタリアート作家達や連なるプロレタリアート編集者達の主張にはタレコミ子は同意しかねるが、別件で印税は10%と明言されていたのにもかかわらず、校了直前に「企画会議に8%で通したから8%でいい?」と言われ、出版できなくなることを恐れて、この条件を泣く泣くのんだ作家がいた事を告発されたのは自業自得。