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13917678 story
変なモノ

「全世界で重大な被害を与えた6種のマルウェアに感染しているノートPC」という芸術作品、オークション入札額が120万ドルを超える 53

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作品 部門より
全世界で重大な被害を与えた6種のマルウェアに感染しているノートPC、という芸術作品「The Persistence of Chaos」がオークションにかけられており、入札額は120万ドルを超えている(オークションページHackReadの記事Motherboardの記事)。

The Persistence of Chaosは中国のインターネットアーティスト郭偶東(Guo O Dong)氏の作品だ。米サイバーセキュリティ―企業Deep Instinctの協力により、ネットオークションが行われている。本体は10.2インチディスプレイ(WSVGA)を搭載したSamsungのネットブックNC10-14GB(2008年製)で、OSはWindows XP SP3。総額950億ドルの金銭的被害を出した6種のマルウェア「ILOVEYOU」「MyDoom」「SoBig」「WannaCry」「DarkTequila」「BlackEnergy」に感染しており、オークションページでは感染が広がらないようエアギャップ環境でのライブ中継が行われている。

現在はニューヨークで保管されているようだが、米国ではマルウェアを運用目的で販売することは違法となる。そのため、入札にあたっては芸術作品として、または学術目的での購入であり、マルウェア拡散が目的ではないことに合意する必要があるとのことだ。
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お金

オープンソース貢献者個人への金銭的支援を可能にする「GitHub Sponsors」 33

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支援 部門より
GitHubは23日、GitHubのオープンソースプロジェクト貢献者個人に対する金銭的な支援が可能となる「GitHub Sponsors」のベータプログラムを発表した(The GitHub Blogの記事GitHub Helpの記事The Vergeの記事The Next Webの記事)。

GitHubアカウント保有者は、貢献者のプロフィールで毎月の支援額を指定すればスポンサーになることができる。新プログラム開始を記念して最初の12か月間は送金手数料をGitHubが負担するため、全額が貢献者に支払われるとのこと。

現時点で支援の対象となる「sponsored developer」は少数のベータプログラム参加者のみとなっており、ウェイティングリストへの登録を受け付けている段階だが、将来的にはすべての貢献者がsponsored developerとして登録可能になるという。また、GitHubではsponsored developerに登録後1年間、1人あたり最高5,000ドルを支援する「GitHub Sponsors Matching Fund」も用意している。
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レッドハット

Red Hatのロゴから男が消える 39

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帽子だけ残して 部門より
hylom 曰く、

米Red Hatがロゴマーク刷新を発表した(Red Hatのブログ記事PC Watchの記事)。

これまでのロゴでは赤い中折れ帽(fedora)をかぶった男性の顔のイラストが使われていたが、新ロゴでは赤い中折れ帽だけになっている。ロゴの文字部分も従来の「redhat」から「Red Hat」に変更された。Red Hatによると、かつてRed Hatは「こっそり出入りする」新興企業だったが、現在では世界をリードする企業となり、「影から出てきた」という。新しいロゴはRed Hatのこういった進化を反映しているとのこと。

スラドの「レッドハット」トピックアイコンは2015年のデザイン刷新で現在の赤い帽子のみに変更されている。

13917468 story
Google

Googleアシスタントの自動予約電話機能、通話の4分の1は本物の人間によるもの 23

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天然 部門より
Googleの自動音声通話技術「Duplex」がGoogleアシスタントのユーザーに代わって予約電話をかける機能は昨年のGoogle I/Oで発表され、AIによる本物の人間のような会話が注目を集めたが、現在米国48州で提供されているレストランへの予約電話サービスでは実際に本物の人間が電話をかけるケースも多いようだ(The New York Timesの記事SlashGearの記事The Vergeの記事9to5Googleの記事)。

The New York Timesが実施した数日にわたる実験では、事前にレストランへ連絡したうえで、12件以上の予約電話をGoogleアシスタントにかけさせている。予約可能な人数の条件が合わずに断られた店も多かったようだが、予約に成功した4件のうち3件は人間が電話したものだったという。ただし、AIによる予約が成功した1件は、AIが適宜間や間投詞を入れるなど、実際に人間が考えながら受け答えをしているような会話となっている。電話に出た店員が混乱したふりをして繰り返す質問にも迷わず答え、「子供が含まれるか」という質問には「クライアントに代わって電話しているので、はっきりとはわからない」と答えている。この店員によれば、本当の人間が話しているようで、すべて完璧だったとのこと。

Googleによれば、Googleアシスタントによる予約電話の25%程度はコールセンターのスタッフによるもので、自動化システムにより発信されたもののうち15%程度は途中で人間が代わることになるそうだ。Googleでは店に失礼がないよう、予約を受け付けているかどうか不明な場合や、ユーザーがスパマーの可能性がある場合などには人間のスタッフがかかわるようにしているという。予約に成功したチベット料理店については予約を受け付けているかどうか不明だったためスタッフが電話をかけたと説明されたが、翌日同じ店でもう一度試した時にもスタッフによる電話だったとのこと。Googleは積極的に人間のかかわりをなくすつもりはないが、通話の途中で人間が助けなくてもすむように自動化システムの改善は進めているとのことだ。
13917464 story
インターネット

ICANN、AmazonによるgTLD「.amazon」の申請を認める方向で決着へ 21

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決着 部門より
ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)「.amazon」の使用権をめぐりAmazon EU S.à r.l.とアマゾン協力条約機構(ACTO)加盟国との間で行なわれていた論争は、ICANNがAmazon EU案を受け入れることで決着の運びとなったようだ(ICANNの発表Mashableの記事The Registerの記事)。

Amazon EUは2012年にgTLD「.amazon」(および、その国際化ドメイン名バージョン2件)を申請。しかし、南米各国は小売り大手のAmazonによるドメイン名の独占や、アマゾンの生物群系の保護など公共の利益にかかわる用途で使用できなくなることを危惧しており、ICANNの諮問機関GACはブラジルとペルーの要請により早期警告(PDF)を出している。

ブラジルとペルーの要請については、GACメンバーでないACTO加盟国のボリビアとエクアドル、ガイアナに加え、ACTO加盟国ではないアルゼンチン政府が全面的に支持していた。その後、議論はACTO加盟8か国(ブラジル・ボリビア・コロンビア・エクアドル・ガイアナ・ペルー・スリナム・ベネズエラ)とAmazon EUの間で続いていたが、相互に受け入れ可能な結論に達するのは困難だった。ただし、Amazon EUによる4月17日の提案はGACの勧告と大きく相違するものではないことから、ICANNの理事会では申請を拒否する理由はないと判断したとのこと。

理事会が許容可能と判断したAmazon EUの提案のポイントとしては、アマゾニア地域の重要な文化や遺産として幅広く知られている用語を各.amazon TLDのドメイン名に使わないことや、各.amazon TLDについて9つのドメイン名をACTOおよび加盟国が非商用目的で利用できるよう提供することが挙げられている。Amazon EUの申請については、今後30日間の意見募集を行ったうえで手続きを進めていくとのことだ。
13916953 story
プリンター

福岡空港の運営会社、ボタン押し間違えで暗証番号などが含まれた文書を報道機関にFAXする 53

ストーリー by hylom
報道機関って未だにFAX見てるんですかね 部門より

福岡空港の運営会社が、テロ対策強化のための内部文書を誤って報道機関21社にFAXで送信していたそうだ(テレビ西日本朝日新聞日経新聞)。

誤送信された内部文書には、ビル内のバックヤードに入るための扉の位置や、オートロックの暗証番号なども記載されていたという。本来は空港内の店舗に送信するはずが、誤って報道機関向けに送信するボタンを押したのが原因とのこと。

13916948 story
AMD

CPU脆弱性問題への修正パッチ適用でIntel CPUでは15〜16%の性能低下が発生との調査結果 71

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前から言われていたことですが 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

2018年1月にプロセッサの脆弱性問題として「Specter」と「Meltdown」が発覚した。すでに脆弱性の対策パッチは公開されているが、これらを適用した場合にどの程度性能が低下するかをPhoronixが調査しその結果を公開したGIGAZINESlashdot)。

調査対象はIntelのCore i7-6800K・Core i7-8700K・Core i9-7980XEと、AMDのRyzen 7 2700X・Threadripper 2990WX。その結果のグラフを見ると、いずれのCPUでも修正パッチの適用で性能が下がっていることが分かる。

また、その低下幅はIntel CPUの方が大きく、AMD CPUはいずれも性能低下は3%未満だったのに対し、Intel CPUはSMTをオンにした状態で15~16%ほど、SMTをオフした場合は20%以上の性能低下が見られた。

13916941 story
OS

Windows 10 May 2019 Update、段階的な一般提供開始 60

ストーリー by hylom
様子見 部門より
headless曰く、

Microsoftは21日、Windows 10 May 2019 Update(バージョン1903)の一般提供開始を発表した(Windows Exerience BlogWindows 10のダウンロードページ)。

May 2019 UpdateはOctober 2018 Update(バージョン1809)での大失敗を教訓に、Windows Insider Programのリリースプレビューリングでは4月8日から、4本の累積更新プログラムを含む1か月以上にわたるテストが行われた。

4月に発表されていた通り、Windows 10バージョン1803/1809では月例更新プログラムと機能更新プログラムを個別にインストール可能にする累積更新プログラム(バージョン1803用: KB4499183/バージョン1809用: KB4497934)が同日リリースされている。これらの更新プログラム適用後は「設定」アプリの「更新とセキュリティ→Windows Update」で「更新プログラムのチェック」のクリック後に自動でインストールされるのは品質/セキュリティ更新プログラムのみとなる。

機能更新プログラムに関しては、利用可能な場合に追加のオプションが表示されるのみで、このオプションを選択するまではダウンロードもインストールも実行されない(解説動画)。ただし、サービス終了が近付いているバージョンのWindows 10では機能更新プログラムが自動インストールされる。Windows 10バージョン1803は11月12日にサービス終了となるため、6月以降は順次更新が行われるという。

なお、May 2019 Updateは徐々に提供対象を拡大している段階なので、オプションが表示されるまでに時間がかかる可能性もある。Windows 10のダウンロードページで入手可能な更新アシスタントやメディア作成ツールはMay 2019 Update対応版に更新されているため、すぐにインストールしたい場合はこちらを利用するといいだろう。

13917038 story
交通

シトロエンの「乗り物酔いを防ぐメガネ」、国内でも発売へ 31

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船でも効くなら興味が 部門より

自動車メーカーの仏シトロエンが昨年、乗り物酔いを防ぐ効果があるという眼鏡「SEETROËN」を発売したが、ついにこの製品が日本でも発売されるという(レスポンスITmedia)。

シトロエンショールームおよびシトロエンオンラインショップで販売され、価格は1万6,200円。元々は船員向けに開発された技術を自動車向けに応用したものだそうで、フレーム内に封入された青色の液体が水平線を再現することで視覚と三半規管の感覚を同期して乗りもの酔いを解消できるという。

13916915 story
SNS

SNSの「フォロワー」と「いいね」は買える 69

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最近はInstagramのほうが主流なのか 部門より
Bill Hates曰く、

NHKの取材でモデルやタレントのフォロワー数の水増しなどの目的で、InstagramやYouTube、Twitter、Facebook、TikTokなどのSNSで「フォロワー」と「いいね」が売買されているという実態が明らかになった(NHK)。

連絡が取れた販売業者によれば、注文の8割がInstagramであるという。そこで報道の目的で3万人のフォロワーを購入したところ、購入したフォロワーは世界各地に点在するものの一定の傾向が見られたという。その中の日本人と思われるアカウントに連絡すると、フォローした覚えがないとの返答ばかりで、中には使われなくなったアカウントもあったという。

購入経験者への取材では、大手の経営コンサルから提案されたが増えたフォロワーは海外ばかりで客からどう見えるか心配になったとの返答を得ている。

取材を続けたところ、パソコンからInstagramへ投稿するフリーソフトの利用規約に「このソフトは、あなたのアカウントを使って、ほかの人のアカウントをフォローすることがあります」との意味合いの文言があり、設定されたIDとパスワードを使って利用者の代わりにインスタグラムにログインし、他人をフォローすることもできることになるという。

そのソフトを使っていた自治体のアカウントもあったが、すべて外部の業者に委託してアカウントを運用していたといい、今後は外部業者へのアカウント運用を委託するにあたってはフリーソフト使用の可否に関しても契約に盛り込むなどの対応を考える必要があると返答した自治体があったとのこと。

13916911 story
交通

「内気循環」では車内の二酸化炭素濃度が上昇する 90

ストーリー by hylom
狭い密室ですから 部門より

JAF(日本自動車連盟)によると、自動車の空調は基本的には「内気循環」よりも「外気導入」にしておいたほうが良いという(Car WatchJAFの発表)。

JAFが行ったテストでは、内気循環時には社内の二酸化炭素濃度が上昇する傾向があったという。高速道路のトンネル内など、外気循環を行うと一時的に二酸化炭素や一酸化炭素の濃度が高くなることもあったものの、一般的には内気循環では二酸化炭素濃度が高くなり、その影響で疲労感の増加や注意力の低下、眠気や頭痛といった症状が出ることがあるという。

13916836 story
ゲーム

任天堂、loot box規制を受けてモバイルゲーム2本のベルギーでのサービス終了を発表 17

ストーリー by hylom
どうぶつの森もNGなのだろうか 部門より
headless曰く、

任天堂は21日、モバイルゲーム2本について、ベルギーでのサービスを8月27日で終了することを発表した(The VergeSlashGear告知)。

ベルギーでは昨年から、ビデオゲーム内のloot box(日本でいう「ガチャ」)システムが賭博にあたると判断されるケースが相次いでいる。その結果、Electronic Artsは当局の捜査を受けたと9月に報じられており、スクウェア・エニックスはモバイルゲーム3本の提供中止を11月に発表していた。

ベルギーでのサービスを終了するのは「どうぶつの森 ポケットキャンプ」および「ファイアーエムブレム ヒーローズ」の2本。8月27日以降、これらの2本のゲームをプレイすることもダウンロードすることもできなくなる。リーフチケットやオーブといったゲーム内アイテムはサービス終了まで利用可能だという。任天堂はゲーム内での特定の課金システムについて不透明な状況であることから2本のサービスを終了すると説明しており、同様の機能を備えるゲームタイトルは今後もベルギーでリリースされないとのことだ。

13916833 story
スパコン

「京」後継のスーパーコンピューター、名称は「富岳」に 100

ストーリー by hylom
速いぞデカいぞふーじーさーん 部門より

2月に名前の募集が行われていた理化学研究所のスーパーコンピュータ「京」の後継機の名前が、「富岳」に決定した(NHK日経新聞朝日新聞ITmedia)。

公募では5000件以上の候補が寄せられたという。富岳の稼働は2021年ごとを予定している。

13916824 story
アメリカ合衆国

Huaweiの次に米国に狙い撃ちされるのは大手ドローンメーカーDJIか 35

ストーリー by hylom
シェアが高くて通信機能があるものは狙われそう 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

米国政府がHuaweiに対する制裁を発表したが、次の制裁ターゲットは世界シェアの7割を占めているとも言われる中国のドローンメーカーDJIではないかとみられている。米国土安全保障省が米企業などに対し、中国製のドローンによって情報流出が発生する可能性があると警告したとのこと(読売新聞)。

DJIはこういった「情報流出」に対し否定、第三者機関の調査でもそのような行為は認められなかったとしている(ギズモード・ジャパン)。

なお、DJIのドローンには過去に脆弱性が見つかっているが、これは意図的なものではなく、セキュリティ企業からの指摘を受けて修正されたとしている(チェックポイントの発表)。

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Facebook

Facebookの一部ユーザーは顔認識機能のオプトアウトができない? 6

ストーリー by hylom
チェックしてみよう 部門より
taraiok曰く、

Facebookにはアップロードした写真から人物を認識してタグ付けする顔認識機能が実装されている。この機能はデフォルトで有効にされているものの、オプトアウト(利用拒否)もできるとされる。ところが消費者団体Consumer Reportsの調査によると、すべてのユーザーがオプトアウトできるわけではないという。調査によると、米国では31人中8人、約25%のアカウントに顔認識に関連する設定がないことが見つかった(The Daily DotSlashdot)。

Consumer Reportsのテストの責任者であるBobby Richter氏によると、現時点では少数のアカウントでしか調査していないため断言はできないものの、広い範囲で同様の問題が起きているのではないかと考えられるという。

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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