延期されたNASAの火星探査機、打ち上げは2018年5月5日に 10
結構先に 部門より
NASAは今年の3月4日に火星に地震計を備えた探査機Insightを送り出す予定だった。しかし、探査機に搭載された地震計の耐久性に問題があることが判明。延期が決定していた。火星と地球の軌道力学の関係もあり、再打ち上げには2年以上の期間が必要だが、NASAはこの計画を2018年5月5日に実施すると発表した(Ars Technica、Universe Today、Slashdot)。
この遅延はNASAの予算をさらに圧迫することになりそうだ。正式な見積もりではないが、今回の遅延で1億5000万ドル程度の損失が発生した模様。NASAの惑星科学プログラムの関連の予算は6億7500万ドルとなっており、影響は大きいとみられている。