農林水産省、「働き方改革」で「脱・一太郎」 125
理由に脱力 部門より
農林水産省では省内での文書作成に一太郎とMicrosoft Wordを併用していたが、「働き方改革」の一環としてこれをWordに統一するという(時事通信)。
「スマートフォンで閲覧しやすく、外出先でも仕事ができる」のがその理由だという。これによって残業を減らせるとみているそうだ。また、同省と取引のある企業がそのためだけに一太郎を導入する例もあったそうだが、こういった負担も軽減できるという。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
農林水産省では省内での文書作成に一太郎とMicrosoft Wordを併用していたが、「働き方改革」の一環としてこれをWordに統一するという(時事通信)。
「スマートフォンで閲覧しやすく、外出先でも仕事ができる」のがその理由だという。これによって残業を減らせるとみているそうだ。また、同省と取引のある企業がそのためだけに一太郎を導入する例もあったそうだが、こういった負担も軽減できるという。
体内に摂取されたアルコールによって人間のDNAが傷付くという研究結果が発表された(Newsweek、Nature誌掲載論文)。
英ケンブリッジ大学の研究者らによると、エタノールによってマウスの造血幹細胞のDNAが壊されることが確認できたという。また、動物には体内でのアルコール分解過程において発生する有害なアセトアルデヒドを分解する機構があるが、これに関与するアセトアルデヒド脱水素酵素の一種を欠いたマウスではDNAの損傷がより大きくなることも確認できたという。また、破損したDNAを修復する機能もあるが、これは常に有効に働くとは限らないという。
情報通信研究機構(NICT)が、「量子コンピュータ時代に向けた新暗号技術を開発」なる発表を行っている(PC Watch)。
開発された暗号方式は「LOTUS」と名付けられている。この方式で暗号化された情報は量子コンピュータでも解読が難しく、また汎用性が高く専門家でなくても安全に利用できるという。
LOTUSでは「格子暗合」と呼ばれる技術を使っており、暗号化したいデータをベクトル化した後、公開鍵とノイズベクトルを使って暗号化するという仕組み。また、暗号文の破損をチェックするデータも組み合わせることで、復号前にその暗号化データが適切なものかどうかをチェックする機構も備えるという。
スイス政府が動物愛護に関連する法律を改正し、甲殻類を生きたまま茹でる調理方法を禁止するという(ロイター)。これは3月より施行されるとのこと。
新たに発効される規則の内容は、
ロブスターなどの活きた甲殻類は氷や氷水に漬けて輸送してはならない。水中生物は常に自然と同じ環境で保存しなければならない。甲殻類は失神させてから殺さなければならない。
といったものだそうだ。背景には、甲殻類が痛覚を感じるという研究結果があるようだ(2013年のAFP記事)。
ロブスターなどを扱うレストランでは、対策として電気ショックを与えたり、機械的に「脳を破壊」してから調理を行うことになるという(U.S.News)。
ウナギの稚魚「シラスウナギ」の不漁が各地から報告されている。
静岡県内では12月1ヶ月間の漁獲量が184グラムと、昨シーズンの同じ期間の0.04%だという(NHK)。また、鹿児島県では12月10日に解禁されてから25日までの15日間の県内採捕量は483グラムで、この量は昨年解禁後15日間の0.6%(宮崎日日新聞)。
なおこのシラスウナギの不漁は台湾や中国でも同様らしく、いよいよウナギはこのまま絶滅してしまうのだろうか。皆様のウナギの思い出なんかも聞きながらウナギに思いを馳せたい。
なお水産庁は「漁の始まりとして良くないのは確かだが、これから漁が本格化する。今後の推移を見ないと何とも言えない」(栽培養殖課)と静観の構えの模様(東京新聞)。
なお、昨年はシラスウナギの漁獲がその前年よりも増えていて、養殖池への投入量は前年の4割増だった(日経新聞)。
IT業界(特に人売りと呼ばれる客先常駐系)はブラックであるかをめぐりブログで論争から炎上している。
まず事の発端はここ最近の客先常駐の実情にIT業界のブラックな状況や、昨今募集をしても応募がないことからIT企業がさらに姑息な手段を使っているという趣旨の投稿が行われたことからでした。
これに対し、IT業界が長い人間としてレビューしておく「ここ最近の客先常駐の実情」というエントリが登場し、「まるで全部みたいな言い方は言い過ぎだと思う」、「新卒が面接でいきなり福利厚生とか勤務条件とか聞いたら落とされるでしょう。そんな新卒やだ。」、「ただ、最近は非常に法律も厳しくなり、常駐先(お客様)も含めて、法律遵守をするようになりました。ブラック問題含めて社会問題化しやすくなり、炎上したらビジネスができなくなりますからね。」等と書かれていたことから炎上、IT業界が長い人間としてレビューしておく「ここ最近の客先常駐の実情」(返信)というエントリを投稿して「技術者が、法制度について関心を持ったり、もっとよい働き方がないかどうか議論をするのは絶対にやるべきだと思います。」等と釈明する事態となっている。
しかし、ブラック企業を排除する業界としての自浄努力や「ここ20年くらいでやっと整備されてきた業界です。したがって、整備されていない間にかなり非人間的な状況というのも存在しており」と書かれているような事態の被害者への補償・救済などに言及しないままに、一部の悪徳業者が悪いんだと言われても、就活生を含む若者には響かないでしょうし、IT業界の工作員ではという疑念を持たれるだけではないでしょうか?
昨年11月、Microsoft Officeに付属する数式エディタ(Microsoft Equation)に脆弱性が確認された(INTERNET Watch)。これを受けて、Microsoftが数式エディタを無効化し利用できなくするアップデートを行ったようだ(Togetterまとめ)。
1月6日付けのMicrosoftのサポート情報に、数式エディタがセキュリティ上の問題で削除された旨が記されている。問題の脆弱性はCVE-2017-11882というもので、11月に数式エディタを起動できなくするセキュリティアップデートがリリースされている。
数式エディタは古いOfficeとの互換性のために残されていたとのことで、Office 2007以降にはネイティブで数式編集機能が組み込まれているが、それ以前のバージョンで数式エディタを使用して入力された数式については編集できない。その場合、MathTypeなどを利用すれば対応できるようだ。
滋賀県栗東市の職員が、無断で1414件の書類ファイルを削除したとして戒告処分されたという(京都新聞)。
この職員は「苦労して作ったデータを、後任に何の苦労もなく二次使用されることが許せなかった」などと話しているそうだ。
CES 2018で発表した通り、AMDとEnmotusはAMD Ryzen向けに小容量SSDを使ったHDD高速化ソリューションFuzeDriveを提供する。価格は19.99ドル(製品情報、 FAQ、 インストールガイド: PDF)。
Enmotus社がサーバー向けに提供するソリューションの機能限定版であり、Intel RSTと似たような機能を提供するが、こちらの方が構成は自由である。起動ドライブを高速化することも、データドライブを高速化することもできる。既存のドライブがSSDでもHDDでもFuzeDriveに移行でき、SSD同士の組み合わせも可能だが、UEFIの機能では無いので、初めからFuzeDriveにインストールする事はできない。
注意点としては、機能制限としてFuzeDriveで利用可能なSSDの容量が128GB以下に限られることである(※)。このほか、対応OSがWindows10のみである点や、A320チップセットは対象外である点が注意点として挙げられる。
128GBのSSDもあまり売られていないので、筆者のお勧めはIntel Optane Memoryである。2レーンとはいえNVMeであり、抜群のレスポンスと耐久性を誇っている。Intel RSTによるOptane Memoryは起動ドライブにしか使えないなど少し残念だったが、これはデータドライブにも使えるので、Steam長者でHDDが一杯な方はいかがでしょう。
※128GB以上のSSDを高速化用ドライブとして追加する場合は128GB分だけがFuzeDriveで使われ、残りの容量は別ドライブとして使用できるとのこと。128GB以上のSSDがブートドライブの場合、パーティションを縮小するか、HDD側に移動しておく必要がある。
皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー