今も生き残っている「草の根BBS」 60
ネット遺跡 部門より
かつてのパソコン通信全盛期には、「草の根BBS」などと呼ばれる小規模なパソコン通信サービスが多数運営されていたが、インターネットの普及によってこれらの多くはサービスを終了したり、インターネット上での運営に移行している。こういった草の根BBSである「西和ネット」や「はんぞーBBS」の運営者へのインタビュー記事が文春オンラインで公開されている。
こう言った草の根BBSは、現在ではTelnetなどを使ってインターネット経由で接続できるようになっているという。一方でテキストベースでコマンドを入力して操作するというスタイルは当時から変わっていない。ただ、利用者や投稿は激減しているという。また、インターネット経由での接続が可能になったことで、攻撃を受けてサービスがダウンすることがあるという新たな問題も出ているそうだ。ちなみに西和ネットはPC-486NoteASで運用されているという。