イーロン・マスク、タイの洞窟少年救助用に開発したマシンを現地に送り届けるも使われず 99
とはいえ無事助かって良かった 部門より
先日、タイの洞窟が水没し、洞窟内に地元の少年ら13人が取り残されるという事件があった(過去記事)。この事件は世界中で注目され、SpaceXやTeslaの創業者でありCEOのイーロン・マスク氏が救助に協力する意向を示していたが、このたびマスク氏がSpaceXなどの技術を使った救助用マシンを公開した
同氏のアイデアは、SpaceXのFalconロケットで液体酸素の輸送に使われている管を使って小型潜水艦を作るというもの。すでに試作や潜水テストも行われており、その様子が同氏のTwitterで公開されている(動画その1、動画その2、動画その3、動画その4)。潜水艦といっても推進装置などはなく、ダイバーが引っ張って移動させるという。
9日にはマスク氏がこの潜水艦と共に現地に到着、マスク氏らのチームは救助の支援に当たったという(ギズモード・ジャパン)。その後少年らは全員が救助されたが、マスク氏の潜水艦は使われなかったようだ(ITmedia)。