文化庁・文化審議会、静止画などのダウンロード違法化に向けた意見をまとめる 107
時代はストリーミングなのに 部門より
文化庁の文化審議会・著作権分科会が、著作権法改正による静止画のダウンロード違法化に向けた意見をまとめた。改正案は来年の国会への提出を目指しているという(朝日新聞、毎日新聞、共同通信)。
報道によると、違法となるのはダウンロードのみで、閲覧については対象外だという。また、小説や論文など、ネット上のすべてのコンテンツがダウンロード違法化の対象という話も出ている。
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文化庁の文化審議会・著作権分科会が、著作権法改正による静止画のダウンロード違法化に向けた意見をまとめた。改正案は来年の国会への提出を目指しているという(朝日新聞、毎日新聞、共同通信)。
報道によると、違法となるのはダウンロードのみで、閲覧については対象外だという。また、小説や論文など、ネット上のすべてのコンテンツがダウンロード違法化の対象という話も出ている。
12月3日、インターンとしてGoogleで働いていたスタッフが研修で広告関連システムの操作を行っていた際に誤って高単価で広告枠を購入してしまうミスが発生したという。その結果、Googleの広告配信システムを採用している米国やオーストラリアのWebサイトの広告枠に単なる黄色の画像が大量に配信されたようだ(iPhone Mania、BBC)。
Google経由で販売される広告では、設定された単価が高額なものほど優先的に表示される。今回誤って設定された広告の単価は1000回の表示あたり(CPM)270ドルと、一般的なWeb広告の単価と比べて大幅に高額に設定されていたため、多くのサイトで優先的に表示されてしまったようだ。この設定は45分ほどで修正されたとのことで、Googleは広告を表示したサイトに対しきちんと支払いを行う方針とのこと。
NASAの科学者による、地球外生命体は地球にすでにやってきているかもしれないという論文(PDF)が公開された(Newsweek Japan、LiveScience、Fox News)。
炭素生命ばっか探しているけど、そうじゃない生命の可能性ももっと考えるべきだという話のようだ。(ケイ素生命みたいな)寿命が長い生命や、超小型の知性を持った生命なら、星間旅行も不可能ではないので地球に来ている可能性もあるという。
ロシア・Yandexが、独自のスマートフォンをリリースした(CNET Japan、Slashdot)。
Yandexはロシアで検索エンジンや各種インターネットサービスを手がけている企業。2013年には世界4位の検索エンジンになったことが報じられていた。
Yandexはすでにスマートスピーカーを発売しているが、スマートフォンの発売はこれが初めてになるようだ。OSはAndroidでスペック的には平凡だが、独自の音声操作システム「Alice」を備えているという。
冬の高速道路では「冬用タイヤ規制」が行われることがあり、この規制が出た場合には冬用タイヤの確認作業が行われることがある。今までは人間が目視でこのような確認作業を行っていたが、これを画像処理によって自動化する技術が開発されたそうだ(くるまのニュース)。
このシステムを開発したのは、西日本高速道路(NEXCO)エンジニアリング四国。タイヤの接地面をカメラで撮影し、そこから装着されているタイヤがスタッドレスタイヤかそうでないかを判別できるという。時速30km以下の速度での走行状態で判別が可能とのことで、冬用タイヤ確認のコストや確認作業にともなって発生する渋滞の改善が期待されている。
2016年に声かけ写真展が開催されたのを覚えているだろうか? 2018年12月になって、なぜか反対運動が盛り上がり、change.orgで署名運動が開始されるまでになった。
しかし、この署名運動の説明文には事実誤認や誇大な表現が多く、写真展を支持する立場からは疑問の声が上がっていた。写真展側が署名運動の発信者に訂正を申し入れたところ、この署名運動の説明文は大幅に修正された。(修正前のInternet Archive、修正後のInternet Archive)
しかし、説明文が修正された時点ですでに10,000人の署名を集めており、誤った情報を見て署名した人が数多く存在するという事態になっている。署名を集めた後で説明文を変更できてしまうchange.orgの仕様にも問題があるようにも思える。スラドの皆様はどうお考えだろうか?
リズム時計工業はカレンダーデジタルクロック「フィットウェーブカレンダーD205」を12月12日に発売する(ニュースリリース、 家電Watchの記事)。
D205は2018年時点に基づく2099年までの祝日と、2032年までの六曜を表示することができる。西暦2019年の祝日を巡ってカレンダーや手帳が間に合わなかった暦業界であるが、この時計の仕様からは旧暦2033年問題も確実に近づいていることを感じる。
また、日付表示をメインにし、アラーム機能を搭載するフィットウェーブカレンダーD208も同日発売となる。こちらは祝日表示に対応しないが、2030年までの六曜表示に対応している。
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