StatCounterの10月分Windowsバージョン別シェアデータによると、
アジアでWindows 10が初めてWindows 7を上回り、シェア1位となっている。
アジアでのWindows 10のシェアは1.42ポイント増の44.44%、Windows 7は0.48ポイント減の43.45%。10月にWindows 10が1位に上昇した国や地域はないものの、
台湾や
カザフスタン、
タジキスタン、
ロシアなどでWindows 7との差を大きく縮めている。これにより、南極を除く大陸別でWindows 7が1位なのは
アフリカのみとなった。アフリカでもWindows 7が0.51ポイント減の43.91%、Windows 10が1.54ポイント増の41.16%となり、2.75%まで迫る。
地図で見るとサハラ以南は大半でWindows 10が1位となっている。
世界全体ではWindows 10が1.87ポイント増の51.94%、Windows 7が0.89ポイント減の36.31%。国・地域別では
中央アフリカや
ハンガリー、
モルドバ、
ベナンなどでWindows 10が初めて1位になり、Windows 10が1位の国・地域は9月の169から174に増加している。
デスクトップOS全体ではWindowsが3.72ポイント減の78.04%と初めて80%を割っており、デスクトップOS全体に占めるWindows 10のシェアは0.41ポイント減の40.53%となる。Windows 7は2.07ポイント減の28.34%となり、2011年3月以来初めて30%を割った。
ただし、他のOSではOS Xが0.24ポイント増の13.73%、Linuxが0.04ポイント減の1.64%、Chrome OSが0.07ポイント増の1.15%と大きく増加したものはなく、Unknownが3.45ポイント増の5.44%となっている。一方、
全プラットフォーム合計ではWindowsが1.19ポイント増の37.42%となり、3.72ポイント減で37.13%のAndroidを1年ぶりに上回っているが、こちらもUnknownの増加が目立つ。