みずほ銀行・みずほ信託銀行、新勘定系システム全面稼働開始 90
完成から2年 部門より
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消費者庁が「花粉を水に変えるマスク」をうたう製品に対し合理的な根拠がないとして措置命令を出したことに対し、措置命令を受けた4社のうちの1社である大正製薬は不服としていたが、このたび同社が「消費者庁による措置命令に関する見解」なる文書を公開した。
問題の商品は「パブロンマスク365」で、消費者庁の発表資料によると次の表示内容が問題とされている。
- マスクの表面に、様々な粒子が付着し、マスクに接している粒子が分解されているイメージ図と共に、「ウイルス」、「花粉アレルゲン」、「光触媒で分解!」及び「太陽光、室内光でも」と記載
- 蛍光灯やLEDなどの室内光(可視光線)や太陽光(紫外線)がマスクの表面に当たることにより、ウイルス、細菌、花粉アレルゲン及び臭いの粒子がマスクの表面に付着し、分解されている「マスク表面での反応」と題するイメージ図と共に、「〈V-CAT〉は、太陽光(紫外線)のみならず、室内光(蛍光灯やLEDなど)でも高い分解反応を発揮する優れた光触媒。ウイルスや細菌はもちろん、花粉アレルゲンや臭いも分解し、除去します。」と記載
これに対し、大正製薬はマスクにインフルエンザウイルス懸濁液やスギ花粉粗抽出液、黄色ぶどう球菌懸濁液を添加して一定時間光を照射したところ、ウイルスや花粉アレルゲン、菌不活性化・分解されたという実験結果を提出したとのことだが、消費者庁はこれを合理的な根拠を示すものと認めなかったという。また、消費者庁は花粉を分解する実験を行い、分解が確認できなかったとしているが、大正製薬は問題の製品について「花粉等を水と二酸化炭素に分解する」という表示は行っていないと主張している。
なお、問題のマスクのパッケージには「ウイルス 花粉アレルゲン 光触媒で分解!」と記されており、確かに「花粉を分解」とは書かれていない。ただ、「アレルゲン」の文字は小さく表記されており、誤認される可能性がないとは言えない表記にはなっている。
Anonymous Coward曰く、
プログラマー兼エンジニアのDavid Fifield氏が、たった10MBのサイズにも関わらず、展開すると281TBにまで爆発する新しいタイプの「ZIP爆弾」を発表した。
ZIP爆弾は、そのファイル自体は小さいにもかかわらず、展開すると巨大なファイルになるように細工をしたZIPファイルの俗称。小さなファイルを巨大なファイルとして展開させることによりPCのCPU、メモリ、ディスク容量といったリソースを奪うことができる。
通常のZIP爆弾は内側のZIPファイルの中にさらにZIPファイルを作るという再帰的手法で作られているが、それゆえに多くのアンチウイルスソフトで対策されている。Fifield氏が考案した「非再帰的ZIP爆弾」は、再帰のない単一層でより密集したファイルを作成できるのが特徴。
展開後のファイルサイズこそ高効率で作られた再帰的ZIP爆弾にかなわないものの、それでも展開後のサイズを2800万倍に膨らませることができるという。さらに、ZIP64形式を用いることで46MBのファイルを9800万倍の4.5PBにすることも可能だとしている(Vice、GIGAZINE、Slashdot)。
Googleマップには訪問した場所にクチコミや情報を投稿する機能があるが、これを使って歯科医院のレビューを投稿したところ、それに対して削除を求める内容証明が届くという事案が発生したそうだ(Togetterまとめ)。
レビューの内容は、保険適用外となる高額な治療の見積もりを出され、保険内での診療を希望しても拒否されたというもの。また、削除依頼を受けて弁護士から削除依頼が来たという内容も追加したところ、これに対しても「通知人の社会的評価を低下される記載」などと追加で弁護士から通知が来たという。
この歯科医院に対しては、不適切なSEOを行っている可能性も指摘されている。
Ryo.F曰く、
荏原製作所は10年前に研究所を廃止し、その代わりとして大学の研究室に基礎研究を依頼するという方針を取ったそうだ(日経ビジネス:「荏原製作所、研究所解体も特許出願4.5倍」)。
元々持っていた中央研究所を廃止した上で、研究開発を安く大学研究者へ外注に出す、という方針。これに対し、大学研究者を安く買い叩き過ぎではないかという議論が出ている(Twitter、はてなブックマーク)。
任天堂のアクションゲーム「スーパーマリオ」シリーズのステージを作って遊んだり、オンラインで共有できるゲーム「スーパーマリオメーカー」はチューリング完全であり、「コンピュータで計算可能なものなら何でも計算できる」そうだ(吉田雄紀氏による発表スライド、ITmedia)。
発表ではスーパーマリオメーカー内で実装した論理演算回路や加算器の例も紹介されている。
Anonymous Coward曰く、
Googleは7月10日、AI人材育成および技術活用支援プログラム「Google AI for Japan」を発表した(CNET Japan、ITmedia、Google Japan Blog)。
このプログラムは複数の施策で構成されており、その中でも大きなものとしてAI関連研究者への5万ドルの助成金提供が挙げられている。今回提供されるのは情報・システム研究機構の山岸順一氏、京都大学教授の河原達也氏、東京工業大学の奥村学氏、東京大学大学院の杉山将氏、東北大学の乾健太郎氏、奈良先端科学技術大学院大学の中村哲氏とのこと。
Googleはすでに東京大学でのAIの授業支援やフェローシップやインターンシッププログラムを実施しているほか、機械学習のトレーニングプログラム「ML Study Jams」、小学校向けの人工知能学習教材の提供なども行っている。
Anonymous Coward曰く、
7月12日、「PCエンジン mini」の発売日と収録タイトルが発表された(ITmedia、コナミの商品ページ)。
収録数は50タイトルで、日本語24タイトルと英語26タイトルの合計となっているが、ニュートピアやイースI&IIなど一部重複するものもある。
ちなみに、PCエンジンmini公式サイトを開く際に生年月日を入力する必要があるが、18歳未満になる日付を入力すると「You cannot view this content at this time.」と出てコンテンツが参照できないようになっている。
どのリージョンも同様なので、日本は「CERO:D」(17歳以上)だがヨーロッパが「PEGI:18(暫定)」となっているためこちらにあわせているものと思われる(ESRBはRP、審査前)。
米テクノロジー企業に対する制裁金として50億ドルは過去最大規模だが、Facebookの2018年の売上高は約560億ドルとのことで、同社に壊滅的な影響を与える程ではないという。
そのため、下院反トラスト・商業・行政法小委員長のデビッド・シシリン氏は手首をひっぱたく程度のものだと批判しており、報道を受けてFacebook株は2%近く上昇したとのことだ。
アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家