セブン-イレブン・ジャパン、7pay問題の「お詫び」として加盟店に金券1万円を配るとの報道 69
またしても謎の対応 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
8月13日にリリースされたWindowsの更新プログラムを導入した環境で、Visual Basic 6で実装されたアプリケーションやVBAで作成したマクロ、VBScriptで作成したマクロやアプリケーションが応答しなくなる不具合が発生しているという(ニッチなPCゲーマーの環境構築、窓の杜)。
Microsoftの発表によると、Windows 10やWindows 8.1、Windows 7 SP1のほか、Windows Serverでもこの問題が発生するようだ。
Anonymous Coward曰く、
型宣言の導入など近年大きな変更の続くPHPだが、コミュニティ内での互換性を巡る議論の中で、後方互換性に縛られない革新的な言語「P++」を作る提案が出されたという(まとめ記事、FAQ和訳)。
この提案は、開発者のZeev氏が「Bringing Peace to the Galaxy(銀河に平和をもたらす)」というタイトルでメーリングリストに投稿したもの。PHPでは7以降たびたび大きな変更が入るとともにレガシーな機能の廃止も行われているが、こうした互換性をなくす変更に対しては、コミュニティ内に反発もあるのだという。そこで氏は、互換性を保ったPHPを開発する一方、革新的な機能を取り込むための言語 (仮称:P++) を提案したとのこと。P++はPHPのforkではなく、あくまでPHPの別モードとなる想定のようだ。
ただし、この提案は現状コミュニティからは「開発リソースが無い」という理由などから否定的な反応が寄せられているとのことで、近い将来にP++が誕生することは無さそうである。
ナチス高官を美少女化したキャラクターが登場するノベルゲーム「Mein Waifu is the Fuhrer 私の妻はフューラー」が、Kickstarterでのクラウドファンディングで8万ドル以上の支援を集めている(Kickstarterのプロジェクトページ、スプートニク)。
このゲームについては電ファミニコゲーマーでも取り上げられているが、いわゆる「美少女を攻略する」タイプのゲームで、攻略対象はアドルフ・ヒトラー、ハインリヒ・ヒムラー、ヘルマン・ゲーリング、ヨーゼフ・ゲッベルス、ルドルフ・ヘスだという。なお、外見は美少女だが、時代背景は1939年となっているため、たとえばヒトラーの年齢は50歳という設定になっている。
このタイトルを開発しているDEVGRU-Pは過去に北朝鮮を舞台にした恋愛ゲームなどもリリースしている。
木星に隕石が衝突する瞬間の映像がアマチュア写真家によって撮影された(ギズモード・ジャパン、Science Alert)。
衝突が発生したと思われるのは8月7日4時過ぎ(UTC)。公開された画像では、金星の近くに白い斑点のようなものが映っている。ただ、衝突の痕跡のようなものはまだ確認されていないそうだ。
Anonymous Coward曰く、
8月13日(米国時間)にリリースされた今月のWindows UpdateではWindows XP以降に存在する重大な脆弱性の修正が行われているため、迅速に適用することが推奨されるようだ(Slashdot、Security NEXT、PC Watch)。
この脆弱性はProject ZeroのTavis Ormandy氏によって発見されたCTextFramework(CTF)に関するもの(MicrosoftのCVE-2019-1162ページ)。この脆弱性を悪用することで、サンドボックスに関係なく非特権ユーザーが容易に管理者権限を取得できる。
興味深いのは、Windows XP時代からこの脆弱性が存在しており約20年にわたり指摘されなかったことだ。そもCTFの意味すら明文化されていない。おそらくCommon Text Frameworkであろうが、脆弱性の宝庫とあってはCatch the flagと揶揄されても仕方なかろう。
日本技術士会・千葉県支部の技術者教育支援チームが、『「NMRパイプテクター」の効果についての見解書』なる文書を公開した(日本技術士会千葉県支部のページ)。
この装置を分解した結果、永久磁石の磁力以外の物理的・化学的原理 が組み込まれず、外部からの電力が接続されていないと判定された。すなわち、いわゆる磁気活水器との差異がない。
「磁気活水器は効果を裏付ける根拠がない」、として東京都生活文化局や公正取引委員会から排除勧告を受けている。
などとして、これらから「赤錆を減少させる有用な効果は生じないと考えられる」としている。
headless曰く、
電源端子がUSB Type-CになったRaspberry Pi 4では仕様違反によりeMarkerチップ内蔵ケーブルによる給電ができないのだが、Raspberry Pi FoundationのEben Upton氏がそんな高級ケーブルを使用する方が悪いと受け取れるような発言をしている(BetaNews、動画)。
USB Type-Cでは、電源供給を受ける側で2つのCC(Configuration Channel)端子(CC1・CC2)を個別にプルダウンすることになっているが、Raspberry Pi 4ではCC1・CC2を短絡して1つのプルダウン抵抗でまとめてプルダウンしている。そのため、eMarkerチップ内蔵ケーブルを使用するとオーディオアダプターアクセサリーモードと認識され、電源が供給されなくなる。
Upton氏の発言はエンジニアがRaspberry Pi 4に関する質問に答えるという動画の中で飛び出したもので、YouTubeのRaspberry Pi公式チャンネルで公開されている。Upton氏は抵抗器が一つ欠けていることを認めたうえで、MacBookのACアダプターなど、高級なスマートACアダプターや高級なUSB-Cケーブルを使用するとRaspberry Piに電源が供給できない可能性があると述べている。この点を除けば(USB Type-Cに)移行してよかったとし、修正が必要なことについては触れなかった。
eMarkerはケーブルのメーカーや仕様などの情報を格納したチップで、USB 3.1に対応するType-Cケーブルでは内蔵することが義務付けられている(@IT)。
yume曰く、
University of New South WalesのJohn Sweller(認知負荷理論を発明した心理学者)の2007年の研究によると「ある単語を読ませながら、同時にその内容を話す」ことで、聴衆の理解は増えるのではなく減ってしまう。読むことと聞くことを同時に行えば、認知力は下がってしまうためだそうだ(Inc.、Togetterまとめ)。
さらに、Forbes誌に引用されたハーバード大学の最近の研究によると「(オンライン視聴者の評価をまとめると)PowerPointのプレゼンは、視覚補助のない口頭のみのプレゼンより良いとは評価されなかった」そうだ。
要するに、プレゼンのためにPowerPointで視覚資料をせっせと準備することは全くの無駄であり、それどころか、聴衆の認知負荷を増大させる恐れもあるということだ。
Anonymous Coward曰く、
8月8日、ロシア北西部アルハンゲリスク州のニョノクサ近くにある海軍の海上実験場で爆発事故が発生した(NHK、ロイター)。
この事故では5人が死亡したと伝えられているほか、実験場から東40km離れた場所にあるセベロドビンスクでは事故後に2マイクロシーベルトの放射線量が観測されたという。
当局は事故の隠蔽を行ったとの話もあるが(BLOGOS)、その後国営原子力企業のロスアトムが、原子力エンジンの試験時に発生した事故であることを認めた(BBC、Bloomberg、Slashdot)。
また、別の報道によると、米トランプ大統領は、爆発したのは原子力推進式巡航ミサイル「9M730ブレベストニク(NATOコード:SCCXスカイフォール)」に関連したものだとTwitter上で発言している。
headless曰く、
MozillaはFirefox 57以降を「Firefox Quantum」と呼んでいるが、Firefox 70では「Quantum」の使用をやめて「Firefox Browser」になるのではないかという見方が出ている(ghacks.net、Thurrott、Neowin)。
Mozillaが6月にFirefoxファミリー製品全体を示す新アイコンを発表した際、WebブラウザーのFirefoxは「Firefox Browser」と呼ばれていた。Firefox Nightly(70.0a1)では数日前、狐が奥を向いたFirefox Quantumのアイコンから、狐が横を向いたFirefox Browserのアイコンに変更されており、バージョン情報では「Firefox Browser」の下に「Nightly」と表示されるようになっている。
もともと「Quantum」は次世代Webエンジン「Project Quantum」の要素を数多く取り入れた結果、バージョン番号の増加だけでは表せないほどの変更が行われた、という理由で使われていたものだ。ただし、基本的には雰囲気だけのもので特に意味のある名称ではなく、普及していたとは言い難い。
10月からの携帯電話事業開始を計画している楽天モバイルだが、基地局整備が計画通り進んでいないという(日経新聞)。これに対し、総務省が計画値を確実に達成するための修正計画の提出および実行の要請を行ったそうだ(日経新聞の別記事、読売新聞)。
楽天の計画では、9月末までに5000~6000の基地局を設置する予定だったが、その後工事の遅れにより2500~3500に下方修正していた。しかし、この数値の達成もできるか分からないと見られている。
楽天側は整備の遅れを認めており、契約している土地の問題や天候などさまざまな要因があるとしている。楽天が基地局工事に必要な期間を甘く見積もっていたのではないかとの推測も出ているようだ(日経ビジネス、産経新聞)。
先日、「エヴァンゲリオン」シリーズなどで知られるアニメ制作会社のカラーがオープンソースで開発されている3DCGソフトウェア「Blender」に資金提供をすることが明かされたが(過去記事)、同スタジオはメインの3DCGソフトウェアを商用ソフトウェアである「3ds MAX」からBlenderへと移行させようとしているという(Engadget日本版)。背景にはコストの問題があるそうだ。
3ds MAXはいわゆるサブスクリプション形式で提供されており、その費用は1ライセンス当たり年間で25万円ほどと比較的高価だという。カラーは外部のスタジオと協力して制作作業を進めているが、コスト面の問題から十分な数の3ds MAXのライセンスを導入できる会社は限られており、そのため必要な人数を確保しようとすると複数の会社に依頼せざるを得ず、管理コストが高くなってしまうという。
カラーによると、Blenderはほかのソフトウェアと比べて「引けを取らない機能を実装している」といい、さらに無料で提供されているためコスト面で導入のハードルが低いという。そのため、同社や協力スタジオでの導入を推進しているそうだ。
また、カラーやその子会社であるスタジオQ内には元々Blenderに詳しい人材がいたことも導入を後押ししたという。そのほか、Blenderはオープンソースで開発されているため、機能改善などの要望に対し迅速に対応できるのではないか、との期待もあるそうだ。
なお、現在同社が制作している「シン・エヴァンゲリオン劇場版」ではまだほかのソフトウェアがメインだが、一部で「実地検証」としてBlenderでの制作を行おうとしているという。
ベネッセコーポレーションや河合塾、駿台予備校などが提供している模擬試験の問題および解答が、ネットで「転売」されているという(西日本新聞)。
この模擬試験では「統一実施日」が設定されているものの、採用する高校の都合で試験日が多少前後することがあり、これを利用して先に実施した高校の生徒や関係者が問題や解答を流出させていると見られている。
これらはあくまで模擬試験であるが、学校によっては模試の結果をクラス分けや推薦の判断基準に使われる可能性があるため、転売された試験問題や解答を購入する人がいるようだ。
アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者