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13863102 story
サイエンス

新石器時代以降の食物の変化が音声言語を変化させたという研究結果 34

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出歯 部門より
人類の歯の咬み合わせが新石器時代以降変化したことにより、現在の音声言語の形成に影響を与えたという研究成果が発表された(論文アブストラクトPhys.orgの記事Inside Scienceの記事Ars Technicaの記事)。

自然言語の音声には「a」や「m」といった幅広い言語で共通してみられるものもあれば、南部アフリカ言語の一部でみられる吸着音のように出現頻度の低いものもある。このような違いは生物学的な制約による発音のしやすさや聞き取りやすさ、習得しやすさが影響し、人種レベルで異なるとみられている。

言語学者のチャールズ・ホケットは1985年、人類が柔らかいものを食べるようになって上の歯が下の歯に覆いかぶさるような咬み合わせに変化したことで、上の歯と下唇を付けて発音する「f」や「v」のような唇歯音が出現したという説を提唱した。今回の研究では古人類学と音声科学、歴史的言語学に進化生物学の手法を組み合わせ、この説を支持する証拠を提示している。
13863272 story
パテント

米連邦地裁、AppleがQualcommの特許3件を侵害したとの評決 1

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評決 部門より
米カリフォルニア南部地区連邦地裁の陪審は15日、AppleによるQualcommの特許3件の侵害を認め、Qualcommの損害額を約3,100万ドルとする評決に全員一致で達したそうだ(QualcommのプレスリリースSlashGearの記事CNETの記事Bloombergの記事)。

この訴訟は2017年7月、QualcommがAppleによる6件の特許侵害を理由にiPhoneの輸入差止を求める訴状を米国際貿易委員会(ITC)へ提出したのとあわせ、損害賠償などを求めて連邦地裁に提起していたものだ。その後、特許3件については訴訟の対象から外されていた。評決ではiPhone 7/7 Plus/8/8 Plus/XがQualcommの8,838,949特許9,535,490特許を侵害しており、iPhone 8/8 Plus/XがQualcommの8,633,936特許を侵害していると判断された。

なお、'949特許については、発明当時AppleのエンジニアだったGoogleのArjuna Sivasithambaresan(Siva)氏が自分のアイディアだとITCの訴訟で宣誓供述し、Qualcommが同件から'949特許を外していた。しかし、今回の訴訟で証言したSiva氏は、自分のアイディアが特許に貢献してはいるが、発明したと主張するつもりはないと証言。Apple側はQualcommが証言に影響を与えたことを示唆している。
13863265 story
数学

Google、31.4兆桁の円周率で世界記録を更新 93

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更新 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Googleは円周率の日の3月14日、Google Cloudを用いて最も正確な円周率の世界記録となる小数点以下31.4兆桁の計算に成功したと発表した(The Keywordの記事Google Cloud Blogの記事Numberworldの記事)。

計算に使用したのは円周率の世界記録更新で定番となっているy-cruncher。開発者のAlexander J. Yee氏によれば、近年の記録更新はメモリーやストレージの速度がボトルネックになっているとのことである。

プロジェクトの中心となったGoogleのEmma Haruka Iwao氏は、大学時代の恩師で過去の世界記録保持者でもある筑波大学計算科学研究センターの高橋大介教授にプロジェクト開始を伝え、いくつかのアドバイスをもらったそうだ。

なお、31.4兆桁のASCII形式のデータ容量は31.4TByteであり、データ圧縮(算術圧縮)しても10TByteである。

121日かけて計算された円周率の桁数は31,415,926,535,897桁。最も正確な円周率としてギネス世界記録にも認定されている。Yee氏によれば、円周率の世界記録としては計算に商用クラウドサービスを使用するのもSSDを使用するのも初めてだという。また、PC時代の円周率世界記録としては初めてネットワークストレージを使用しているほか、このような計算がAVX-512命令セットを使用して実行されたのも初めてとのことだ。

13863113 story
HP

HPのバッテリパック自主回収プログラム対象拡大、米政府機関一部閉鎖で2か月間話題にならず 3

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面倒 部門より
HPが昨年から実施していたノートPCおよびモバイルワークステーション用バッテリパックの自主回収プログラムで、対象を拡大している(日本HPの告知自主回収プログラム専用サイトCPSCのリコール情報SlashGearの記事)。

対象のバッテリパックは異常過熱が報告され、HPでは昨年1月から自主回収を実施していたが、当初は回収対象外とされていたバッテリパックでも異常が報告されたため今年1月に対象を拡大したという。ただし、米政府機関の一部閉鎖の影響で米消費者製品安全委員会(CPSC)によるリコール情報公開が遅れ、3月12日付で公開されるまで話題になっていなかったらしい。日本HPでは1月18日付で告知ページを更新しており、国内販売モデルではHP Probook 4xx(G4/G5)などの修理交換したバッテリパックが新規で対象に追加されている。消費者庁のリコール情報は更新されていないようだ。
13863100 story
バグ

キョードー東京のチケット販売サイト、他人の個人情報が表示されるトラブル 35

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他人 部門より
キョードー東京は16日、同社のチケット販売サイト「キョードー東京チケットオンライン」にアクセスした顧客の情報が別の顧客に誤って表示されるトラブルが発生していたことを発表した(大切なお知らせ読売新聞オンラインの記事)。

同サイトは15日から高負荷によりアクセスしづらい状態になっていたためシステム会社が16日4:07に改善措置を実施したとのことだが、これに不十分な点があったことが原因だという。漏洩の可能性があるのは16日4:07~8:17に同サイトへアクセスした最大1,600件分で、氏名・性別・電話番号・住所・生年月日・メールアドレス・秘密の質問と答え・ID・パスワードが含まれるとのこと。銀行口座やクレジットカード番号などは含まれない。

同サイトは現在停止しており、16日4:07~8:17に同サイトへアクセスした顧客は復旧後にメールアドレスとパスワードの変更が必要になる。今後はシステム会社との連携強化や作業内容確認の徹底といった再発防止策をとるとのことだ。
13863096 story
Windows

Windows 10 20H1、更新適用による再起動後にメモ帳の未保存テキストを復元する機能が追加 45

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復元 部門より
Microsoftは13日、Windows 10 Insider Preview ビルド18855(20H1)を「スキップ」にオプトインしたユーザーへ提供開始した(Windows Experience Blogの記事)。

本ビルドに大きな新機能は追加されていないが、更新プログラムインストール時の再起動後にメモ帳の未保存テキストを自動で復元する機能が追加されているそうだ。メモ帳を強制終了した場合や、システムを再起動した場合には復元されないため、現時点では実際の動作を確認できない。

このほかの変更点としてはWindows Sandboxでのマイクの有効化やホストとのタイムゾーン同期など、19H1ビルドではビルド18353で既に適用されていたものが大半となっている。既知の問題点としては、チート防止ソフトウェアを使用するゲームの起動時にGSODが発生する可能性があるといった、最近の19H1/20H1ビルドで共通して挙げられているものがほとんどのようだ。

なお、19H1では15日提供開始のビルド18358が最新ビルドとなっており、スローリングでは同日ビルド18356の提供が始まっている。
13862830 story
統計

アダルトコンテンツ投稿を禁じたTumblr、2か月でトラフィックが約30%減少 44

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戦略 部門より
ブログサイトTumblrでは昨年12月17日からアダルトコンテンツの投稿を禁じたが、サイトへのトラフィックは2か月間で約30%減少したそうだ(The Next Webの記事Mashableの記事Statistaの記事The Vergeの記事)。

これまでTumblrはアダルトコンテンツを許容していたが、ユーザーの児童ポルノ投稿によりApp Storeから公式アプリが削除された(とみられる)ことをきっかけにガイドラインが改訂され、アダルトコンテンツの投稿が禁じられた。既存のアダルトコンテンツは削除されないものの、プライベートに設定されて投稿者だけが閲覧できる状態になっている。The Vergeによれば現在も投稿者以外が閲覧可能なポルノコンテンツも残されているとのことだが、AIツールによる誤判定は新ガイドライン施行以前から多数報告されており、現在も一部のアダルトコンテンツは判定から漏れている可能性もある。

SimilarWebのデータによると、12月時点で5億2,100万件だったTumblrの訪問数は1月に4億3,700万件となり、2月には3億6,960万件まで減少している。トラフィック減少に対しTumblrでは、さまざまなタイプのユーザーにおける長期的な成長を見据えた戦略的な決定であり、正しい決定をしたと述べているとのことだ。
13862684 story
Android

Google、Android Q Beta 1を公開 13

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公開 部門より
Googleは13日、Android Q Beta 1およびプレビュー版SDKを公開した(Android Developers Blogの記事)。

Android Qでは折りたたみ型ディスプレイのサポートに必要なAPI変更や、アプリ内でシステム設定画面を表示可能なSettings Panels APIの追加、プライバシーやセキュリティの強化、メディア関連の強化などが行われる。

プライバシーやセキュリティの強化点としては、アプリにバックグラウンドでの位置情報取得を許可するかどうかをユーザーが選択可能になり、バックグラウンドからのアクティビティ開始はブロックされる。また、異なるWi-Fiアクセスポイント接続時のMACアドレスランダム化がデフォルトで有効になるほか、新しいWi-Fi標準規格のWPA3およびEnhanced Openがサポートされるとのこと。隠しAPIの使用制限も拡大されている。

メディア関連の強化点としては、JPEGイメージと深度メタデータを含むDynamic Depth Format(DDF)がサポートされるほか、AV1やOpusといったコーデックのサポート追加、HDR10+のサポート、C/C++コードでMIDIデバイスと通信するAndroid Native MIDI API(AMidi)の追加、Vulkanサポートの拡大などが挙げられている。

現在、Android Q BetaでサポートされるデバイスはPixelスマートフォン3世代のみ。これらのデバイスでAndroid Q Beta ProgramにエンロールすればOTAでAndroid Q Betaが配信される。システムイメージのダウンロードも可能だ。サポートされるデバイスを所有していない場合は、Android StudioのSDK Managerでエミュレーター用のシステムイメージをダウンロードすればテストできる。
13862563 story
EU

Spotify、Appleの不当競争行為是正を欧州委員会に訴える 13

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競争 部門より
Spotifyは13日、欧州委員会にAppleの不当競争行為是正を訴えたことを明らかにした(For the Recordの記事The Guardianの記事9to5Macの記事The Vergeの記事)。

不当競争行為の例としては、Appleの支払いシステムを利用すると30%のApple税(手数料)がかかり、Spotifyが有料サービスでApple Musicとの価格競争力を維持するのが困難なこと、Appleの支払いシステムを使用しないと顧客に直接連絡を取ることなどが制約されること、Spotifyを含む競合各社がSiriやHomePod、Apple WatchなどAppleのサービスから締め出されていることを挙げている。Spotifyが主張するAppleの不当競争行為は特設サイトTime to Play Fairでも確認できる。

Spotifyでは特別扱いを求めているのではなく、UberやDeliverooなどApp Storeで公開されている多くのアプリと同様に制約をなくすことを求めているのだという。SpotifyとAppleはiOSアプリをめぐって以前から論争しているが、当事者間での解決が難しいことから欧州委員会に訴えることにしたとのことだ。

一方Appleは、Spotifyに繰り返しSiriやAirPlay 2のサポートについて連絡しているがSpotify側の準備ができていないとし、SpotifyのApple Watchアプリは音楽カテゴリーで1位になっているにもかかわらずSpotifyが締め出されていると主張することに驚いたなどと反論する声明を翌14日に公開した。
13862550 story
法廷

ワンセグ受信機能付き携帯電話のみの所有でNHK受信契約義務が生ずるとの判決、最高裁で確定 234

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設置 部門より
ワンセグ受信機能付き携帯電話を所有しているだけでNHKとの受信契約義務が生じるかどうかについて争われていた4件の訴訟について、最高裁は義務が生じるとした高裁判決を支持し、13日までに原告の上告を退ける決定をしたそうだ(日本経済新聞の記事NHKニュースの記事産経ニュースの記事読売新聞オンラインの記事)。

4件のうち1件は1審のさいたま地裁がワンセグ受信機能付き携帯電話の所持は放送法上の受信機の設置にあたらないとの判断を示したが、2審の東京高裁では携帯型の受信機を持ち歩く場合も設置に相当するとして1審判決を取り消していた。その他3件は受信契約義務が生じるとの地裁判決を東京高裁が支持した訴訟とみられる。

最高裁の決定により、ワンセグ受信機能付き携帯電話の所有でNHK受信契約義務が生じるとの判決が4件とも確定した。
13862548 story
Windows

Windows 7、サポート終了に向けた通知表示を4月から開始 27

ストーリー by headless
再開 部門より
Microsoftは12日、Windows 7でサポート終了に向けた通知の表示を4月から開始する計画を明らかにした(Windows Experience Blogの記事BetaNewsの記事Neowinの記事On MSFTの記事)。

通知はWindows 7サポート終了前の移行準備に必要な情報提供をするためのもので、2019年中に繰り返し表示されるとのこと。ただし、それ以上通知を受け取りたくない場合は無効にすることも可能だという。Windows 7のサポート終了とWindows 10への移行に必要な情報はwww.microsoft.com/windows7で今すぐ確認することも可能だ。

Windows 7の延長サポートは2020年1月14日で終了する。Office 2010も2020年10月13日で延長サポート終了となるが、何らかの通知が行われるかどうかについては触れられていない。
13862012 story
地震

3月13日の紀伊水道を震源地とする地震、南海トラフ地震との関連は? 61

ストーリー by hylom
結局どうなんかい 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

3月13日13時48分ごろ、紀伊水道を震源地とし、和歌山県と徳島県で震度4の揺れを観測する地震があったのだが(tenki.jp)、この地震が四国沖のプレート境界と言われている南海トラフや、将来発生するのではないかと言われている「南海トラフ地震」と関係があるのかどうかが議論されている。

この地震をハザードラボは、「紀伊水道でM5.2和歌山市などで震度4「南海トラフか」震源の深さ50km津波なし」との見出しで報じ、南海トラフに関連する可能性を否定しなかった。またMBSは『和歌山と徳島で震度4 専門家「南海トラフ地震近づいている」』との見出しで、南海地震が近づいているという専門家の意見を報じている

一方NHKは「今回の地震は南海トラフで巨大地震が懸念されているプレート境界で起きた地震ではなく、陸側のプレートの下に沈み込むフィリピン海プレートの内部で起きた地震とみられる」との専門家の意見を伝えており、南海トラフ巨大地震と関連があるかないか、報道機関によって見方が分かれている。

13862001 story
インターネット

World Wide Web 30周年、ティム・バーナーズ・リーが考える今後の目標は? 16

ストーリー by hylom
30周年も3回あるのかな 部門より
headless曰く、

ティム・バーナーズ・リー氏が1989年3月12日にWorld Wide Webを提案してから30周年を迎えたのにあたり、30年間で達成したことを祝うだけでなく、これから達成すべき目標について考える機会にしたいと述べている(World Wide Web Foundation)。

Webは人々に機会をもたらし、日々の生活を便利にする一方で、悪用するものにも機会を与え、犯罪も容易に行えるようになった。バーナーズ・リー氏が考える問題の原因としては、1)国家に支援されたハッキングや攻撃、犯罪行為、オンラインでの嫌がらせといった意図的な悪意、2)偽情報でも拡散すれば広告収入が得られるといった、ユーザーの価値を犠牲にする同期を生むシステム設計、3)オンラインでの発言などによる意図とは異なる影響、の3つだという。

こういった問題に対しては、政府・企業・市民を含む世界的なWebコミュニティーとして取り組む必要があるといい、そのためにWeb Foundationは「Contract for the Web」の策定を進めている。取り組みの例として、各国政府が法令をデジタル時代に適合したものに転換することや、企業が短期的な利益のために人権や民主主義、科学的事実、公共の安全を犠牲にしないこと、市民が自由で開かれたWebを守る政治家や個人情報を尊重するWebサービスを選ぶこと、などを挙げている。

現在、世界人口の半数がオンラインとなっており、Webに新たな機能が追加されるたびに残りの半数との格差が広がっていく。そのため、残りの半数をいつまでもオフラインにしておかないようにすることは、これまでにも増して急務となっているとのこと。Webはみんなのためのものであり、我々は共同して変えていく力を持っている。簡単にできることではないが、みんなが少しだけ夢を見てたくさん努力すれば、我々が求めるWebを手に入れることができるとのことだ。

13861998 story
ネットワーク

米国、ドイツに対し5G通信網でファーウェイを採用するなら機密情報の共有を制限すると警告 40

ストーリー by hylom
露骨な警告 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

中国の通信機器メーカー大手ファーウェイ(華為技術、Huawei)に対しては、その製品にバックドアが設置されている疑いがあるとして米国やロシアなどがその使用を禁止するよう圧力をかけている(過去記事)。これに対し、カナダイギリスなどはリスクが少ないとして、ファーウェイ排除については懐疑的な姿勢を見せている。こうした中、米国がドイツに対し、5G通信網でのファーウェイの機器を採用する場合、両国間での重要機密情報の共有に問題が発生する可能性があるとの警告を送ったという。

ドイツは、ファーウェイの無線通信機器にデータの外部からの傍受といったスパイ行為や不正動作をするという証拠を得られなかったことから、ファーウェイに5Gネットワーク構築契約の入札許可を出していた。このため、こうした書簡が送られたものとみられている(TheVergeEngadget日本版Slashdot)。

13862086 story
お金

「連打」で不正に引き出せる不具合を使って仮想通貨「モナコイン」を詐取した少年が書類送検される 52

ストーリー by hylom
大人ならもう少しうまくやってたかも 部門より

昨年9月、仮想通貨「モナコイン」を扱うウォレットサービス「Monappy」にて、不正にモナコインが引き出される事件が発生した(Monappyのサービスを運営するIndieSquareによる告知)。この事件は、モナコインを受け取れる「ギフトコード」機能の不具合を利用したものとされていたが、この不具合を利用して不正に約1500万円分の仮想通貨「モナコイン」を詐取した栃木県宇都宮市の18歳少年が電子計算機使用詐欺などの容疑で書類送検された(読売新聞時事通信)。

NOBAX 曰く、

少年は栃木県内の学校でコンピューター技術を学んでおり、サイバー関連の知識は豊富だったようです。

ギフトコードはモナコインのPRイベントで入手したもので、サイト上で「受け取りボタン」を何度もクリックすると送金システムが誤作動することを発見。匿名化サイトや自分で開発したソフトなどを使って、ホットウォレットから計1500万円相当のモナコインを引き出し、他の仮想通貨業者に送金しました。

その後、昨年8月末、保管サイトの管理者や利用者らに対し、「俺がモナコインを奪った」などとメッセージを送信したほか、ネット掲示板に英文で「私はモナッピー(保管サイト)の攻撃者だ」「通常とは違うモナコインの入手方法を見つけた」などと書き込んでいました。

余計なことをしなければ捕まらなかったのだろうけど、ついついやってしまうんですね。犯人検挙には褒め殺しが有効かもしれません。

問題の不具合は、本来は1つのギフトコードで1回しかモナコインを受け取れないはずが、特定の条件下では複数回モナコインを受け取れてしまうというもの。少年は56個のギフトカードを使い、合計で約6200回の送金を行ったという。

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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