日本でも新車のガソリン車販売禁止へ。2030年半ばごろを目標 254
長いものには巻かれろ 部門より
ガソリンエンジンしか搭載していない車種の販売は禁止される見通し。販売が認められるのはハイブリッド車、プラグインハイブリッド(PHEV)、EV、燃料電池車になる。時事ドットコムによれば、ハイブリッド車を残すことでガソリンエンジンの生産も継続できるようにするという。 ※1/20 一部修正
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
マサチューセッツ工科大学(MIT)によると、現在大手製薬会社が発表している新型コロナウイルス用ワクチンの有効性は人種によって異なる可能性があるという。一番新しい発表では、ファイザーとビオンテック製のワクチンは95%の有効率が確認されたと報じられている。しかし、MITコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)の研究者は、こうした有効率の主張には注意が必要だとしている(CSAIL、CNET)。
CSAILの二人の研究者は、モデルナとファイザーのものに類似したワクチンを、機械学習AI手法を使用して免疫反応の状況を調査した。その結果、細胞免疫反応を起こさないと予想される人は、治験に参加した白人以外の1%以下の範囲に集中していたという。自己申告によれば治験に参加した人の約10%はアジア人だったとされる。
この発表を行ったDavid K. Gifford氏は「考慮すべき他の要因はたくさんあるものの、私たちの予備的調査の結果は、黒人またはアジア人の祖先の人々が平均してワクチン無効化をしやすい要素があるのではいか」と推測している。ワクチンの検証は、適切な母集団全体でワクチンの有効性が測定されるよう、多様な遺伝的背景を持つ集団全体で確実にテストする必要があると述べている。この指摘では、モデルナ、ファイザー、アストラゼネカ製のすべてのワクチンで同様の問題を抱えている可能性があるともしている。
中国国家航天局(CNSA)は2日、月探査機嫦娥5号の着陸・上昇機が月面に着陸し、表土や岩石の採取活動を開始したと発表した(CNSAのニュース記事、 The Vergeの記事、 Ars Technicaの記事、 CNSAのニュース記事中国語版)。
嫦娥5号の軌道・帰還機と分離した着陸・上昇機は日本時間2日0時11分、リュムケル山北部の北緯43.1度西経51.8度付近に着陸した。今後、月面の表土や岩石のサンプルを2kgほど採取し、12月中旬に地球へ持ち帰ることを目指している。帰還時には上昇機が上昇して軌道・帰還機とランデブーし、サンプルを受け取った帰還機が分離して地球へ帰還するという。ミッションが成功すれば44年ぶり、中国としては初めて月から物質を持ち帰ることになる。
Twitterは2日、暴言や脅迫、差別的言動に対するTwitterのポリシー (Hateful conduct policy)を更新し、非人間的に扱う行為が禁止される集団のカテゴリーとして出身地・人種・民族の追加を発表した(Twitterのブログ記事、 Neowinの記事)。
特定の集団を非人間的に扱う行為の禁止は2019年7月の更新で導入され、その後対象カテゴリーが追加されている。出身地・人種・民族に対するヘイト行為は以前から禁止されているが、非人間的に扱う行為が禁止される集団のカテゴリーには挙げられていなかった。なお、ブログ記事では社会的階級(caste、日本語版では「社会的地位」と訳されている)を理由とした非人間的に扱う行為の禁止は2019年7月の更新に含まれると説明されているが、実際にはこれまでのポリシー(Internet Archiveの11月30日分スナップショット)には含まれておらず、今回追加されたようだ。
全国初のコロナ専門病院となった大阪市立の十三市民病院で看護師14人が退職した。
もともとは18の診療科を持つ総合病院だったが、外来診療、救急診療をやめ、約200人いた入院患者全員を転退院させた。
そして従来からある結核病棟だけでなく、他の病棟も新型コロナ病棟に改装した。
しかし、本来の専門分野の患者を診られなくなったこともあり、医師4人、看護師14人を含む25人ほどの病院職員が退職した。
この数は職員全体の7%の割合とのこと。
また、新型コロナの患者の半数は80代であり、食事や排泄の介助が必要な人が多く、看護師不足に拍車をかけているという。
Kyashが同社のデジタルバンキングアプリ「Kyash」において、残高に対し年利1%の利息を付与する「残高利息」サービスを開始するという。このサービスは12月8日から開始される(Kyash、ITmedia)。
今回、Kyash側のチャージ残高に年利1%の利息を付与することで、決済、送金に加えて資産形成の機能を持たせることができるとしている。Kyashは決済時に利用すると支払額の1%をポイント還元してきたが、さらに利息で1%されることになる。ただし付与される利息はKyashバリューとして付与されるため出金はできない。
ただKyashこのシステム、Twitterなどでは法的問題があるのではないかという指摘が複数出ている。猫頭さんの指摘によれば、
━━資金移動業者は、銀行と異なり預金の 受入れはできず(銀行法第2条第2項)、送金と 無関係に資金を預かったり、送金用口座と称して 長期間金銭を預かり利息を付すなど、その実態によっては実質的に「預り金」に該当する場合も 考えられます。 金融庁パブコメ忘れたか!!、
とのこと。またshao / 澤田 翔さんの指摘によればその1、その2
長期間残高を預かることの対価として金銭的利益を付与する行為は、名目が「チャージ残高」であろうともアウトだと思います。残高チャージすると勝手に利息が付与され、法を犯すリスクがあるのでこれを避けることを強くオススメします。
Kyashの残高利息の何がマズいかというと、チャージ残高は出金可能なので1兆円入金されて100億円の利息(Visaデビット残高)を付与したのちに1兆円引き出された場合に100億円をKyashが用立てできないとKyashが破産し、残高の保護が図られないからです。
とのこと。
あるAnonymous Coward 曰く、
StatCounterのWindowsバージョン別シェアデータ11月分によると、Windows 10のシェアが1ポイント以上減少したようだ。
Windows 10のシェアは前月から1.35ポイント減の75.96%。2015年のリリース以来、StatCounterでWindows 10のシェアが1ポイント以上減少するのは初めてだ。一方、Windows 7は0.88ポイント増の17.68%となり、Windows 10のリリース以来最大の増加幅を記録した。このほか、Windows 8.1(3.98%、+0.19)やWindows 8(1.09%、+0.09)、Windows XP(0.79%、+0.08)、Windows Vista(0.46%、+0.01)、Windows Server 2003(0.03%、+0.01)も増加している。データに含まれるWindows 10以外のバージョンがすべて増加するのもWindows 10リリース以来初めてだ。大陸別にみるとWindows 10は欧州で若干増加(81.33%、+0.44)したものの、他ではすべて減少しており、特にアフリカ(63.05%、-6.97)と南米(72.92%、-6.78)、アジア(67.51%、-3.61)の減少幅が大きい。
デスクトップOS全体ではWindows(73.21%、-3.11)とOS X(16.54%、-1.11)が減少する一方、Chrome OS(1.92%、+0.34)とLinux(1.8%、+0.27)は増加している。また、OSを識別できない「Unknown」が再び増加(6.51%、+3.59)しており、WindowsとOS Xの減少分を吸収している。OS全体では10月にWindowsがAndroidを上回っていたが、11月は再び逆転されている。
SteamでもWindows 10 64 bitのシェア(88.59%、-0.69)が減少しており、Windows 7 64 bit(5.24%、+0.85%)は増加した。32ビット版は前月分から変動がなく、32ビット版・64ビット版の合計ではWindows 10が88.72%、Windows 7が5.46%となる。Windows全体では増加(95.73%、+0.08%)しており、OSXが減少(3.37%、-0.08%)、Linuxが変動なし(0.90%)となっている。
なお、10月分でデータ提供を終了すると発表していたNetMarketShareだが、発表はそのままに11月分データが追加されている。参考までに一部抜粋すると、デスクトップOSバージョン別ではWindows 10が2.00ポイント増加(64.16%)し、Windows 7が2.15ポイント減少(18.78%)。デスクトップOS種類別ではWindows(86.66%、-0.37)とMac OS(10.65%、-0.09)が減少し、Linux(2.06%、+0.35)とChrome OS(0.54%、+0.12)が増加している。Unknownは0.01ポイント減の0.09%と大きな変化はない。
パスワード付きZIPとパスワードを別メールで送信するPPAP廃止の動きが広まってきている。代替策として提案されるようになってきたのが、民間のストレージサービスでファイルを共有、圧縮ファイルを解凍するパスワードをメールで送信する、パスワードを電話などで口頭で伝えるという方法だ(過去記事、ITmedia)。
パスワードを電話で伝える方法は、相手がリアルタイムで電話に出なければならない、口頭で伝えられたパスワードをメモる必要がある等々面倒すぎることから、現実的ではないと思われていた。しかしTogetterのまとめによれば、実際にこの方法を採用している例も出ている模様。パスワードのアルファベットを間違いなく口頭で伝えるために
取引先「フォックスロット、タンゴ、アルファ、ナイン、ナイン。復唱お願いします」
といったフォネティックコードを使う必要があるのではという意見も出ている。
20GB/月で\2980
超過後は1Mbpsで容量追加は\500/1GB
イランの核開発計画で重要な役割を果たしたとされる科学者モフセン・ファクリザ氏が11月27日に暗殺された。イランのファルス通信によれば、暗殺は衛星から遠隔操作によって行われたという(The Guardian、AFP、時事ドットコム、Sputnik)。
ファルス通信によれば、暗殺の現場には犯人はおらず、150メートル離れた場所に置かれたピックアップカーに設置された自動遠隔操作による機関銃によって暗殺されたらしい。機関銃には電子機器を使った装置が取り付けられており、衛星経由の遠隔操作によって引き金が引かれた模様。
同じく1日に「ガジェット通信 ネット流行語大賞2020」が発表されている。こちらの順位は以下の通り。
犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー