ムーンショット型研究開発制度、気象制御技術やテレパシーのように伝える技術が候補に残る 58
どの案が残るんでしょうか 部門より
現在選択されたものの中には、コロナ禍を反映した感染症に関するものや地球環境に関するもののほか、中には「思考転写、合意形成、融和を促進する科学技術により(以下略)」や「サイボーグ技術によって身体を再定義し(以下略)」といったものや「2050年までに、気象を制御(以下略)」といった大胆な内容も含まれている。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
イスラエルの極高速充電(XFC)バッテリーテクノロジー企業StoreDotは19日、5分間で満充電可能なリチウムイオン充電池のエンジニアリングサンプル出荷開始を発表した(プレスリリース、 Neowinの記事、 Mashableの記事、 The Guardianの記事)。
エンジニアリングサンプルは第1世代のXFCバッテリーで、負極のグラファイトをメタロイドのナノ粒子に置き換えることで安全性や充電サイクル、膨張などの問題を解決できることを電気自動車(EV) OEMやバッテリーメーカーに示すものだという。StoreDotでは第1世代のXFCバッテリーが電動二輪車用のバッテリーを5分間で満充電可能なことを2019年に示し(動画)ており、2020年には商用ドローンのバッテリーを5分間で満充電可能なことも示したそうだ。
サンプルを製造したのは戦略パートナーの中国Eve Energy。StoreDotのXFCバッテリーはEve Energyの既存のリチウムイオン製造ラインで製造できるよう設計されており、サンプルは国連の輸送安全基準UN38.3に準拠しているとのこと。StoreDotにはBPやダイムラー、Samsung Ventures、TDKなどが出資しており、第1世代エンジニアリングサンプルの出荷開始はシリコン主体の陰極を用いるEV向け第2世代プロトタイプへの道を開くとのことだ。
https://news.mynavi.jp/article/20210120-1660296/
> しかし、これらの太陽電池は15年の耐用年数を想定して造られていることから、最初の1組目はすでに超過、2組目も今年中に超過することもあって、予想どおり劣化による発電量の低下が現れ始めている。
まあ大気圏の底=一般の太陽光発電所より遥かに苛酷な環境だから、仕方ないね。
NHKによると公衆電話の設置ルールが変更されるそうだ。記事によると現在の公衆電話では、
▽市街地ではおおむね500メートル四方に1台、 ▽それ以外の地域はおおむね1キロメートル四方に1台を、 設置するルールが定められ、全国で10万台余りが設置されています
のだそうだ。
しかし、携帯電話の普及に伴って公衆電話の利用自体が減っていること、NTT東西の公衆電話の事業は赤字が続いていることから、総務省は先のルールは現状にそぐわないとしてルールの変更、緩和策を検討していくとのこと。緩和した場合、公衆電話の設置数が減るとみられるが、災害時などに影響が出ないよう自治体指定の避難所やコンビニに配備されている常時用公衆電話を増やすことを検討するとしている。
Microsoftは14日、Netlogonの特権昇格の脆弱性(CVE-2020-1472)対策として2月9日のセキュリティ更新プログラムでWindowsドメインコントローラー(DC)強制モードをデフォルト有効化するのに向け、対応を呼びかけた(Microsoft Security Response Centerのブログ記事)。
CVE-2020-1472は安全なRPCを使用しないNetlogonセキュアチャネル接続に存在するMicrosoft Netlogon Remote Protocol(MS-NRPC)の脆弱性だ。Microsoftでは2020年8月の月例更新で修正したが、悪用の可能性は低いと評価していた。しかし、9月には米国土安全保障省(DHS)が政府機関に更新プログラム適用を命ずる緊急指令20-04を発出し、Microsoftも活発な攻撃が確認されていると注意喚起していた。
DC強制モードではNetlogonセキュアチャネル接続を使用するすべてのデバイスで安全なRPCの使用が必要になる。これにより、アカウントを明示的に脆弱なままとする非対応デバイスリストに追加しない限り、安全なRPCを使用できないデバイスからの接続はブロックされる。Microsoftでは昨年のうちにFAQを公開し、2月からの強制モード有効化計画を示していたが、実施が近づいたことから改めて対応を呼びかけている。
対応の主なポイントとしては、ドメインコントローラーに昨年8月以降の更新プログラムを適用する、脆弱な接続を使用するデバイスをイベントログで特定する、脆弱な接続を使用する非対応デバイスの対策を行う、事前に強制モードを有効化する、といったものだ。
Linuxディストリビューション「Linux Mint」で特定の手順を使うと「スクリーンセーバー時に画面をロックする」設定を解除可能なことが分かった(GitHub、GIGAZINE)。発見者はrobo2bobo氏の子どもたちで、ロック解除に必要な手順は以下の通り。
- システムをスクリーンロックする。
- 仮想キーボードをクリックする。
- 仮想キーボードを連打しながら物理キーボードも連打する。2つのキーボードは同時に連打し、押すキーは多ければ多いほど良い。
この手法ではスクリーンロックそのものが解除されるのではなく、スクリーンロックのプロセスが強制終了することにより発生するのだという。再現性もあるが、連打速度などの関係から同氏一人だけでは再現できず、子どもの手が4本以上必要だったとのこと。すでに問題はLinux Mintプロジェクト側に伝わっており、1月13日付けで問題は修正されているとのこと。
ヤンマーホールディングスは小中学校の体育館などに簡易な工事で空調や電力を供給するシステムを開発した、と発表した。
災害時に避難所として快適に使えるよう室内温度を調節する機能のほかに大幸薬品の空間除菌剤「クレベリン」(二酸化塩素)を空気に混ぜる機能を加えるなど感染症対策も施したと主張。2021年度に商用化する予定だ。
なお二酸化塩素はウイルスを不活性化する濃度で噴霧した場合、人体の肺を侵し重篤な健康被害が出ることは報告が出ている通りである。
WHOも厚生労働省もウイルス対策としての消毒剤の空間噴霧は全く推奨していない。
NTTPCコミュニケーションズが、建設業、製造業、運輸業向けに熱中症対策として提供してきたサービス「みまもりがじゅ丸」に、テレワーク中の従業員における心的ストレスを計測できるサービスを追加するそうだ。サービスの追加は3月からを予定(プレスリリース、マイナビ)。
みまもりがじゅ丸は、作業者の脈拍や位置情報を専用の活動量計と中継機器から取得、体調変化を管理するシステム。対象となる従業員はリストバンド型デバイスを装着し、脈拍の揺らぎで自律神経の状態を推測、体調の変化を管理できる。
新機能では、過去にクラウド上に保存された平常時のデータと最新のデータとを比較することで、心的ストレスの強さを「通常」「軽いストレス状態」「ストレス状態」の3段階で評価できるとのこと。主に脈拍の揺らぎからストレスのかかり具合を予測するらしい。
道路情報を伝える国土交通省北海道開発局のTwitterアカウントが1月19日、突如として「国道40号ばばばばばえおうぃおい~べべべべべべべべべえべえええべえべべべえ(9.9km)で通行止を実施しています」とツィート、Twitter上で注目を浴びる事態が起きていた(ITmedia)。
国道40号の通行止めのタイプミスかと思いきや、当時特にそうした規制は出ておらず、またその後も原因不明との公式ツィートもあったことから謎が謎を呼ぶ事態となっていた。その後の発表によると「北海道地区道路情報のWebサイトを管理しているサーバの更新作業中にエラーが発生し、通常なら表に出ないテスト用のデータがツイートされた。内容に意味はない」とのことで、どうも変なテストデータが表に出てしまったということのようである。スラド諸氏も面白テストデータを作る際はご注意を。
普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家