全国高等専門学校プログラミングコンテストで審査をめぐり議論 254
審査 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
先日スラドでもIBMの従業員へのCOVID-19ワクチン接種義務化が話題となったばかりだが、米南部テキサス州のアボット知事は11日、民間企業を含む州内の全組織に対し、ワクチン接種の義務化を禁じる知事令を出した(CNN、ロイター、NHK、日経新聞)。
米国では9月にバイデン大統領が大企業や連邦行政機関に対して従業員のワクチン接種(または感染結果の定期提出)を義務化する計画を発表。IBMの他、GoogleやFacebook、ユナイテッド航空など多くの企業が従業員へのワクチン接種を義務化していた。今回の知事令を受け、各企業は連邦政府に従うか州政府に従うか、またワクチン接種を拒む従業員に訴訟の根拠を与えることになるため、混乱が広がっているという。
アボット知事は2014年から3期目となる共和党系の知事で、大統領選の候補にも名前が挙がる大物議員である。過去には自治体のワクチン接種義務付けやワクチンパスポートの必須化、学校区のマスク着用義務付けなどを禁止している。こうしたアボット氏の行動に対して、バイデン大統領は以前から「私が提案した生命を救うための措置を全力で台無しにしようとしている」と名指しで批判していた。
中国から1本100円で仕入れたiPhone/iPad用の偽Lightningケーブルを「純正品質」「純正工場製品」などと文言をつけて販売していた北海道の夫婦が商標法違反で逮捕されたそうだ(北海道文化放送)。函館税関苫小牧支署から商標権侵害するものを輸入しているとと警察へ通報があり発覚したそう。
300円という値段設定をみて、フリマサイトの最低出品額で売ってたのだろうかと想像がついたが、北海道文化放送の記事にある「純正工場製品」で検索してみると、3月に家宅捜索した頃に新規出品が止まっているメルカリのアカウントが検索結果に出てきた。このアカウントではアダプターを含めて6613件出品してほとんど完売している。また発送地も北海道になっていることから、販売はメルカリで行われていたようだ。
この夫婦以外にもFoxconn純正などの文面でLightningケーブルを大量出品している人はフリマサイト等でたくさん見かけるが、記事にある「DESIGNED BY APPLE IN CALIFORNIA」に類似した商標が使われている場合は違法となる可能性があるだろうか。
Gartner が 11 日に発表した 2021 年第 3 四半期の PC 出荷台数推計値によると、COVID-19 パンデミックによる出荷台数の伸びが大幅に鈍ったようだ (プレスリリース)。
第 3 四半期の PC 出荷台数推計値は 8,415 万台。Gartner は本四半期から PC 出荷台数の推計に Chromebook を加えたため、以前のデータと比較すると 1,000 万台以上増加しているが、Chromebook を含めたデータでは 86 万台増 (1.0 % 増) にとどまる。
Gartner はこれについて、COVID-19 ワクチンのより広範な接種が可能になり、世界中で多くの学校が教室での授業を再開する中、自宅学習のための PC や Chromebook に対する差し迫った必要性はなくなったとみる。その結果、Chromebook の出荷台数は前年同四半期から 17 % 減少しており、2011 年に市場投入されて以来最大の減少幅になったとのこと。ビジネス PC は主要地域での経済回復とオフィスでの業務再開により引き続き需要を維持しているものの、半導体部品の不足が続いてノート PC の出荷が制約される中、デスクトップ PC 中心の出荷となっているという。
ベンダー別にみると上位 6 ベンダーの順位は変わらないものの、3 位の Dell が 319 万台増 (26.5 % 増) の 1,524 万台と大幅に増加する一方で、2 位の HP は 109 万台減 (5.8 % 減)の 1,762 万台となっている。1 位の Lenovo は 34 万台増 (1.8 % 増) の 1,995 万台、4 位の Apple は 50 万台増 (7.4 % 増) の 722 万台、6 位の ASUS は 31 万台増 (5.5 % 増) の 603 万台とわずかずつながら出荷台数を増やしたのに対し、5 位の Acer は 29 万台減 (4.6 % 減) の 604 万台と減少した。7 位以下のベンダー合計は最も減少幅が大きく、210 万台減 (14.9 % 減) の 1,205 万台となっている。
なお、米市場では 5 四半期連続の 2 桁成長から -8.8 % の減少に転じたという。ビジネス市場の需要増によりデスクトップPCは 8 %増加したが、教育市場での生徒とデバイスの比率は 1 : 1 に近付いており、ノート PC および Chromebook の出荷台数は 10 % 減少したとのこと。その結果、昨年第 3 四半期には Dell に 200 万台以上の差を付けて 1 位だった HP が 230 万台減少 (-30.4 %) して 528 万台となり、52 万台増加 (+10.2 %) と 2 桁成長を維持した Dell が 562 万台となって 1 位に上昇した。
IDC が同日発表した 2021 年第 3 四半期 PC 出荷台数推計値では、326 万台増 (3.9 % 増) の 8,665 万台となっており、全体に Gartner と同様の傾向がみられる (プレスリリース)。
IDC は以前から Chromebook を含めていたため、両社の推計値はこれまでよりも近い数字になった。ベンダー別に見ても 2 位の HP と 3 位の Dell の増減幅は Gartner と同数だ。トップ 6 で Gartner の推計値との差が 1 % を超えているのは IDC の推計値が 5.9 % (43 万台) 多い Apple のみ。最終的に大きな差が付いた原因は 7 位以下の合計で、IDC は Gartner よりも 19.9 % (239 万台) 多い 1,444 万台となっている。
朝日新聞の記事によると、 ホンダの米子会社が、米ラスベガスの展示会で、「HondaJet」の新型コンセプト機を公開したそうだ。
コンセプト機「HondaJet 2600」は、現行機より全長や翼が大きく、乗客も多いそうだ。航続距離は2倍近くになり、米大陸を無給油横断できるらしい。ただし商業化は未定のようだ。
カスタムデザインの Xbox Series X とコントローラーが当たるキャンペーン「Xbox All Star Brawl Series X Custom Consoles and Controllers Sweepstakes」を Microsoft が実施している (応募要項、 Neowin の記事、 SlashGear の記事)。
キャンペーンはニコロデオンのビデオゲーム「Nickelodeon All-Star Brawl」リリースに合わせたもので、カスタムデザインはスポンジ・ボブとミュータントニンジャタートル (レオナルド) の 2 種類。応募者の中から 2 名の当選者が選ばれ、最初の当選者にスポンジ・ボブバージョン、2 人目の当選者にミュータントニンジャタートルバージョンが贈られる。
キャンペーンの対象は Xbox Live でサポートされる国・地域で 18 歳以上の合法的な住人であり、日本からも応募可能だ。応募方法は合法的に取得した Twitter アカウントにログインして @xbox をフォローし、キャンペーンの告知ツイートにハッシュタグ #XboxAllStarBrawlSweepstakes を含めてリツイートすればいい。既に応募受け付けは始まっており、締め切りは日本時間 10 月 25 日 12 時となる。応募は 1 人 1 回のみ、賞品を受け取るには締め切り後少なくとも 7 日間は @xbox をフォローしている必要がある。
名古屋市教育委員会が導入したアスコン製の学習端末に大量の不良品が出ている問題をスクープした中日新聞は10日、愛知、岐阜、三重県の全自治体と長野、福井、滋賀県の主要市に実施したアンケートの結果をまとめ、学習端末に採用されているメーカーの比率と不具合の発生率を明らかにしている(中日新聞Web)。
これによると不具合の発生率のトップ3は
・アスコン:4.5%
・ASUS:0.99%
・日本HP:0.88%
とアスコンが突出している一方、アップルは0.07%で最も低かった。なお、名古屋市以外の自治体の不具合発生率の平均は0.24%だったという。
採用メーカーの比率のトップ3は
・アップル:47%
・レノボ:13%
・富士通:11%
とアップルが突出しており、レノボは傘下となった富士通とNECを合わせても32~33%でアップルに及ばない。アスコンは1%で最も低く、名古屋市は全国で唯一アスコンを採用した自治体だったとも報じられている。
「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常