艦これグッズ無断販売問題に自称「舞鶴市長候補」が乱入・炎上 56
炎上マーケティング 部門より
舞鎮駆逐隊という同人サークルが、角川版権の艦隊これくしょん等のグッズを舞鶴市内の店舗等に勝手に流通されていたとされる問題が一部で話題となっていたようだ。同サークルは9月24・25日の両日に艦これイベントを計画していたが、角川側から警告が来た結果、関連イベントをすべて中止することになったという(Togetter、舞鎮駆逐隊公式ホームページ、舞鎮駆逐隊公式Twitterの該当ツイート)。
タレコミにあるように、このイベント中止に関しては、2023年2月17日におこなわれる舞鶴市長選で市長立候補を表明していた人物が、版権無視の活動をおこなっていた同人サークル側を擁護、角川側に批判をおこなうと捉えられる動画を15日に挙げたことで炎上化していた。この市長候補なる人物がイベント等に関与していたかは不明。同人物は20日に先の動画の内容に関する謝罪動画を挙げているが、炎上による知名度アップ、動画の再生数稼ぎを意図した部分もあるようだ。このため、ここでは名前も出さず動画も貼らないことにした。関連動画を見たい場合は先のTogetter上にリンクされている。
発端となった舞鎮駆逐隊に関しては18日のツイートで、
版元代理弁護人との話し合いにより艦これに関係するイベントの中止、イベント運営(舞鎮駆逐隊)の解散。二次創作版権キャラのグッズ物販等の頒布の中止と言う内容で誓約したことをお知らせいたします。
とツイートしており、角川側との権利問題は一応の決着がついているようだ。グッズ等の支払い済み料金に関しては返還手続きをおこなうとしている。また舞鎮駆逐隊公式ホームページとTwitterアカウントは9月末で閉鎖するという。
あるAnonymous Coward 曰く、
舞鶴市内で今月開催予定だったイベントがKADOKAWAによる中止要請を受けたことでざわついていた艦これ界隈だが、「舞鶴市長候補」を名乗る男性が「文化の盗用を許すな!」「兎に角 凄く儲かりました!」「1回のイベントで100万円売りました」「こういうのは『持ちつ持たれつ』なんですよ」などと昨年中頃から相次ぐ舞鶴でのKADOKAWA関連イベント中止や終了の内実を自ら明かし、版権を管理している「角川アーキテクチャ」からの警告文を読み上げる動画が発掘され、衝撃が広がっている。