Linuxカーネルのコード、バンドリのPVで使われる 62
どうなんでしょうね 部門より
また「Linuxカーネルのコードが使われていることから楽曲もGPLになるのでしょうか」といった疑問も提示されている。Hiraku Toyooka氏は、動画をGPLで頒布している訳では無いので、動画や動画内で使われている楽曲のライセンスをGPLとして扱うことはできないんじゃないかと解釈するコメントをしている。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
Tesla は日本時間 10 月 1 日に開催したイベント「AI Day 2022」で、人型ロボット Optimus のプロトタイプを公開した (The Guardian の記事、 The Verge の記事、 Ars Technica の記事、 動画)。
昨年の AI Day ではロボット風の全身タイツを着たダンサーがステージに登場したが、プロトタイプは確実に人が中に入っていない形状となっている。今回初めてテザーなしでのデモを行うというプロトタイプは舞台奥から歩いて登場し、簡単なダンスの動きを見せた。
イーロン・マスク氏は無理をして大失敗したくないとのことで、実際に作業をする模様はビデオで紹介。2 足歩行のロボットは珍しくもないが、Optimus は量産を視野に入れた設計になっているといい、自動車よりも低価格な 2 万ドル以下の価格を目指しているとのことだ。
有限会社ASRealは「AI Programmer」を発表した(窓の杜)。
日本語で指示を入力すると、コードを生成するAIだそうだ。
現在対応する言語は以下11種。
・SQL
・Python
・HTML & CSS
・スマートコントラクト
・C++
・PHP
・Go
・R
・Perl
・Ruby
・正規表現
試しに「2次元座標上で、任意の2つの座標を指定すると、その中間の座標を返す関数」のような指示をすると、ちゃんと機能するコードを生成した。
一方、「テトリスを作って」というような、ざっくりとしすぎる指示はうまく処理してくれなかった。
2022 年のノーベル物理学賞は、フランスのアラン・アスペ氏と米国のジョン・F・クラウザー氏、オーストリアのアントン・ゼイリンガー氏が受賞した。授賞理由はベルの不等式の破れを確立し、量子情報科学の分野を開拓した、エンタングル状態の光子を用いた彼らの実験 (プレスリリース、 一般向け解説記事、 専門的解説記事)。
3 氏は 2 つの量子が分離したのちにも 1 つの単位としてふるまうエンタングル状態を用いた画期的な実験を行い、量子情報を基礎にする新しい技術への道を開いた。長年にわたってエンタングル状態では隠された変数が存在すると考えられており、1960 年代にはその上限を示す「ベルの不等式」が考案された。一方、量子力学ではベルの不等式の破れを予想していた。
クラウザー氏はベルのアイディアを基に実用的な実験を行い、明確にベルの不等式の破れを示すことにより量子力学を支持する測定結果を得た。アスペ氏はクラウザー氏の実験で残されていた抜け穴のうち、重要なものをふさぐことに成功した。ゼイリンガー氏は改良されたツールと何度も繰り返した実験を行い、量子テレポーテーションと呼ばれる現象などを立証している。
あるあるネタ
'ほにゃら.txt.txt'もよく見ます
Intelはオープンソースグラフィックスドライバのスタックに長年貢献している。最近はbinaryblobなファームウェアを巡ってカーネルとの互換性を壊す変更や (すでに修正済) 、これまで必須でなかったGuC, HuCnなどのblobを強制する動きがあるが、GPUのオープンソースサポートの面では、ユーザースペースのドライバではAMDのRADV (MESAのAMD製GPU用Vulkanドライバ) などはANV (IntelのVulkanドライバ) を参考に作られたなど周辺環境の整備、オープンな規格の策定などこれまで多大な貢献をしてくれている。これからも、クローズドな方向に向かわないよう願うばかりだ。
AMDも2014年くらいからカーネル、ユーザースペースともオープンソースドライバを用意し、またCommunityが開発できるようにしてくれている。実際MASAはAMDが用意しているオープンソースドライバではなく、Communityベースのドライバだ (ValveもSteam Deckで使用) 。
Nvidiaは最近カーネル側のドライバを一部公開したが、GSPが乗っている世代以降でしか使えず (turing以降) 、オープンソースドライバのnouveauもあるがnvidiaの署名付きfirmwareがいるため周波数の変更ができず (起動時の一番低い周波数に限定される) 。
GPUを買うときはIntelかAMDのものにしよう
朝日新聞の記事によると、2011年の豪雨災害で一部区間が不通となっていたJR只見線が11年ぶりに全線再開したそうだ。災害後、JRは同線の廃止とバス転換案を提示したが、地元の要望等もあり、全線再開にこぎつけたそうだ。なお、一番列車は車両故障のため、運転が途中で打ち切られたらしい。
再開されたのは会津川口(福島県金山町)から只見(同県只見町)間の27.6キロ。同路線は赤字からの脱却が難しい状況にあったが、地元自治体が復旧費や維持管理費を負担することで再開にこぎつけたという。
オーストラリア・クイーンズランド州のブラウンズプレインズで 9 月 29 日 14 時ごろ、Wing の宅配ドローンが送電線に「着陸」するトラブルが発生し、一時は 2,000 世帯を停電させたそうだ (ABC News の記事、 Brisbane Times の記事、 news.com.au の記事、 The Verge の記事、 The Register の記事)。
Alphabet 傘下 Wing の広報担当者によれば、当時ドローンは用心のため制御着陸を試みたが、送電線の上に着陸してしまったため、電力会社 Energex に連絡したとのこと。一方、Energex 広報のダニー・ドナルド氏によれば、11,000 ボルトの送電線に乗ったドローンはトラッキング現象で発火して地面に落下したため、ドローンを降ろす作業は必要なかったという。
これによりブラウンズプレイスやブリスベン南部など 2,000 世帯で 45 分間にわたり停電が発生し、現場付近 300 世帯では 3 時間ほど停電が続いたそうだ。クイーンズランドでドローンによる停電が発生したのは初めてとのことだが、電力網に深刻な被害はなく、Energex では Wing に賠償を求めるつもりはないとのこと。Wing では不便をかけたことに謝罪し、調査を進めていることを明らかにした。
Wing のドローンはキャンベラでカラスと縄張り争いをしていたが、今回のトラブルの原因は不明だ。なお、ABC News の記事によれば、ドナルド氏は Energex のスタッフが現場に到着した当時、宅配ボックス内の料理が熱々だったと語ったそうだが、ドローンが発火していたとすれば熱々も何もない。そもそも ABC News の記事では発火の話が全く出てこない。どちらが本当だろうか。
ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ