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バイオテック

メンデルの法則の「優性」や「劣性」、訳語を変更へ 113

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「顕性の法則」に 部門より
northern 曰く、

メンデルの法則」で使われている「dominant」「recessive」の日本語訳としては「優勢」「劣勢」が今まで使われていたが、日本遺伝学会がこの訳を改定、今後は「顕性」「潜性」にするとした(朝日新聞)。

「優性」「劣性」は「優れている/劣っている」といった誤解や偏見を生む可能性があるための変更。そのほか「変異」は「多様性」に、「色覚異常」や「色盲」は「色覚多様性」となる。

13400344 story
バイオテック

ダウン症の出生前治療を可能にする化合物が発見される 98

ストーリー by hylom
うまくいくとよいのだが 部門より

京都大学の小林亜希子医学研究科助教、萩原正敏同教授らの研究グループが、ダウン症の出生前治療を可能にする化合物を発見したと発表した(京都大学の発表産経新聞)。

ダウン症は染色体異常が原因の遺伝子疾患であり、身体的発達の遅延や軽度の知的障害などの症状が見られるもの。今回研究グループが発見したのは、ダウン症で低下している神経幹細胞の増殖を促進するという化合物で、「アルジャーノン(ALGERNON:altered generation of neuron)」と名付けられている。この化合物をダウン症のiPS細胞に加えたところ、神経幹細胞の増殖を促すことが確認されたという。また、妊娠マウスに投与したところダウン症マウス仔の大脳皮質の形成異常および低下した学習行動が改善されたという。

ダウン症は出産前に診断できるが、まだ副作用などの危険性が分かっていない点なども含めて実用化までのハードルは高いという(産経新聞の別記事)。

13380177 story
バイオテック

脊椎動物の胴の長さは特定のタンパク質で決まる 13

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生まれてしまったあとの操作は難しそうだ 部門より

脊椎動物は種ごとに背骨の数が異なり、そのため胴の長さも異なっている。カエルやカメなどは胴が短く、ヘビなどは胴が長いが、この違いは「GDF11」というタンパク質の遺伝子1つだけで決定されることを名古屋大学などの研究グループが発見した(名古屋大学の発表Nature ecology & evolution掲載論文朝日新聞中日新聞サイエンスポータル)。

脊椎動物の後ろ足は骨盤を介して背骨の「仙椎」という部分に接続されているが、GDF11は仙椎の位置に後ろ足と骨盤を作る働きを担っているという。このタンパク質が働くタイミングが早いと背骨が短くなり、遅いと長くなることが分かったという。

研究グループはニワトリの胚を用いて後ろ足の発生メカニズムを調べ、その結果GDF11が関わっていることを突き止めた。さらに、カエルやスッポン、マウス、ヘビなど9種類の動物でGDF11の働き方を調べた結果、GDF11が働き始めるタイミングによって胴の長さ(頭から後ろ足までの脊椎の数)が異なることが分かったとのこと。さらにヒヨコを使ってGDF11が働く時期を変える実験を行ったところ、機能を阻害したヒヨコは胴体が長くなったという。

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バイオテック

DNAに格納したエクスプロイトでコンピューターを攻撃する実験 14

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実験 部門より
DNAをストレージとして使用する試みは以前から行われているが、米国・ワシントン大学の研究チームがDNAにエクスプロイトコードを格納してコンピューターを攻撃する実験を行っている(ワシントン大学のニュース記事論文: PDFHackReadの記事The Registerの記事)。

実験ではDNAシーケンサーが出力するFASTQファイルにエクスプロイトコードが含まれるようDNA鎖を合成。FASTQファイルの圧縮に用いるfqzcompユーティリティーを改変し、想定より長いDNAリードを読み込むとバッファーオーバーフローを引き起こす脆弱性を追加している。このエクスプロイトコードによる攻撃が成功するとターゲットマシンはリモートサーバーに接続し、リモートから任意のコードを実行可能になる。なお、実験はASLRを無効化するなど、攻撃者に有利な環境で行われている。

エクスプロイトコードはシーケンシングのエラーに弱く、1か所でもエラーがあると機能しなくなる。実験では76.2%が正常に読み取られたが、ランダムに逆順の読み取りが発生するため、機能するエクスプロイトコードが含まれるリードは37.4%だったそうだ。

実験ではプログラムに脆弱性を追加しているが、DNA分析に使用するオープンソースプログラムを調査したところ、セキュリティのベストプラクティスに従っていないものが多かったという。また、複数サンプルを同時に処理可能なマルチプレックス法によるDNAシーケンシングでは、他のサンプルのデータを取得可能なことも今回の実験で判明している。

現実のプログラムで脆弱性を探し、攻撃用のコードをDNAに組み込むのは容易ではない。ただし、分析を依頼されるDNAサンプルが攻撃ベクターになる可能性を認識し、攻撃が現実の脅威となる前にセキュリティの改善を進めていく必要があるとのことだ。
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バイオテック

牛肉そっくりの味で赤い肉汁も出る植物性人工肉バーガー、米食品医薬品局は安全性を認定できないとコメント 65

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不可 部門より
植物性の原料から製造されながら、牛肉そっくりの味で赤い肉汁も出るという米Impossible Foodsの人工肉バーガー「Impossible Burger」に対し、米食品医薬品局(FDA)が安全性を認定するに足る十分な情報がないとコメントしている(The New York Timesの記事Ars Technicaの記事Impossible FoodsのニュースリリースFDAのコメント入り文書: PDF)。

FDAが懸念を示しているのは、牛肉の味や肉汁を再現する主要な成分となっている大豆レグヘモグロビンだ。レグヘモグロビンは根粒菌に感染したマメ科の植物の根で生成されるヘムタンパク質で、Impossible Foodsでは遺伝子操作した酵母を用いて大豆レグヘモグロビンを製造している。

FDAでは大豆タンパクが人間の食糧として安全と考えられているとする一方、大豆の根は食糧として広く利用されていないことを指摘。大豆レグヘモグロビンを人間が摂取した場合の安全性や、一般的な安全性の認識が確立されていないと述べている。また、一部の大豆タンパクがアレルギー反応を引き起こすことから、大豆レグヘモグロビンについても確認が必要なことなどを指摘している。そのため、現時点では一般に安全と認められるGRAS物質としては認定できないとのこと。

ただし、FDAがGRASとして認定しなくても、使用が禁じられるわけではないという。今回はImpossible FoodsがGRASの認定をFDAに申請しているが、企業が自ら安全性を確認すれば任意の添加物を使用できる。FDAでは安全性の判断について企業に説明を求めることはあっても、必要がなければそれ以上の対応を行うことはないそうだ。それでもImpossible FoodsではGRAS認定を受けるべく、さらなるデータの提出を予定しているとのことだ。

このようなGRAS免除の仕組みが食品の安全をないがしろにしているとの批判も出ており、5月には消費者グループなどが改善を求める訴えを起こしている。
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バイオテック

iPSから血小板製剤を量産へ、2018年に臨床試験開始 9

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ついに実用化へ 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

京都のバイオ系ベンチャーメガカリオンが、ヒトiPS細胞由来の血小板製剤について臨床試験用製剤の製法を確立した発表した(発表PDF)。2018年に臨床試験を開始し、2020年を目処に量産体制を構築するという(日経新聞朝日新聞時事通信)。

血小板を用いた血液製剤の製造には、従来は献血で集めた血液が使用されていた。しかし、血液の有効期間は採決後4日間と定められており、需給調整が難しいという問題や、少子高齢化による献血不足などが懸念されている。さらに、血小板輸血を受けた患者で「HLA抗体」が産生されるという問題もあるという。HLA抗体は血小板上のHLA抗原の存在によって発生し、この抗体が産生された患者はHLA型が適合する血小板を輸血する必要があるが、この適合確率は非常に低いという。iPS細胞を使った血小板製剤はこのような問題を解決できるとされている。

13373062 story
バイオテック

通常の2倍の速度で成長する「遺伝子組み換えサーモン」が出荷される 56

ストーリー by hylom
魚類の加工食品でも「遺伝子組み換えは使っていません」表示がされる時代が来る? 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

2014年にFDA認可待ちと報じられた米アクアバウンティ・テクノロジー社の「遺伝子組み換えサーモン」だが、同社の発表によれば、2017年についにカナダで初出荷が行われたとのこと(SankeiBiz東京新聞)。

このサーモンは、成長が速いキングサーモンの成長ホルモン遺伝子をアトランティックサーモンに組み込んで作成されたものだという(※以前の報道では深海魚の遺伝子となっていたがどちらが正しいか不明)。魚や肉など動物の遺伝子組み換え食品が一般市場で販売されたのはこれが世界初となる。1~6月の出荷量は約5トン。

養殖は現在はカナダやパナマの陸上施設で行っており、今後は米国内に施設を作って販売することも計画しているが、環境保護団体からは施設の安全性を懸念する声が上がっている。

Natureの記事によると、1ポンド(0.45kg)あたり5.3ドルという価格で出荷されたとのこと。

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医療

米食品医薬品局、ニコチン依存症が起こらないレベルまで紙巻きタバコのニコチン含有量を減らす計画 60

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減量 部門より
米食品医薬品局(FDA)は28日、タバコに関連する病気や若年死を減らすための取り組みの一環として、ニコチン依存症が起こらないレベルまで紙巻きタバコのニコチン含有量を減らす計画を明らかにした(ニュースリリースThe Vergeの記事Ars Technicaの記事)。

米国でのタバコ消費量は減少しているが、回避可能な病因や死因としてタバコは主要な位置を占め続けている。紙巻きタバコは長期にわたって意図した通りに使用を続けることで、使用者の半数を死に至らす唯一の合法的な製品であり、タバコに起因するとみられる病気や死の大半はニコチン依存によって引き起こされているという。

FDAは紙巻きタバコのニコチン量を減らすことで、喫煙を始めた人がニコチン依存症になるのを防ぎ、現在ニコチン依存症の人が喫煙をやめられるようにすることが可能になるとの見方を示している。ニコチンが必要な人はより安全な方法で摂取すればいいと述べており、FDAは電子タバコなどを想定しているようだが、楽観的過ぎるとの意見も出ている。

ニコチンは紙巻きタバコの煙を通じて摂取するのが最も有害とされている。電子タバコによりニコチン摂取は比較的安全だと考えられているが、電子タバコが一般に使われるようになったのはこの10年ほどのことであり、長期的な使用による影響は検証されていない。また、米国では電子タバコが規制対象になったばかりであり、メーカーの申請期限は当初の2018年から2022年まで延期されている。

なお、ここで取り上げられているのはタバコ製品自体が含むニコチンの量を減らすというものであり、煙に空気を混ぜてニコチン・タールの検出量を減らした「ライト」タバコとは異なる。ピッツバーグ大学のEric Donny氏によれば、実際に依存性を減少させるには85%~95%のニコチンを減らす必要があるとのことだ。
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バイオテック

呼吸もしない「常識外れの微生物」が発見される 9

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SFだと事件の原因になるやつだ 部門より

海洋研究開発機構(JAMSTEC)高知コア研究所の鈴木志野特任主任研究員らが、「一細胞あたりのゲノムサイズが非常に小さく、生命機能の維持・存続に必須の遺伝子群が欠落している」という特異な微生物群を発見したことを発表した(プレスリリース毎日新聞The ISME Journal掲載論文)。

この微生物は米カリフォルニア州ソノマ郡の「The Cedars」という、マントル由来の岩石域から湧き出る強アルカリ性の水が湧き出るエリアで採取されたもの。湧水中に含まれるカンラン岩の隙間や表面に密集している様子が観察されたことから、その生命活動を蛇紋岩化反応に依存して生きる生命である可能性があるそうだ。

蛇紋岩化反応は、カンラン岩と水が反応するとカンラン岩が蛇紋岩に変質するとともに、水素を多く含む強アルカリ性の流体が生成される反応。この反応は約40億年前の地球初期の環境と類似すると考えられており、今回発見された微生物は地球初期の環境に存在していた生理機能や生存戦略を残している可能性があると考えられるという。

13350032 story
バイオテック

台湾、ニホンウナギを「最も絶滅の危険度が高い種」に指定 175

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ウナギ税を導入すべき 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

台湾政府は近年資源量が急減しているニホンウナギについて、同国の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)で「最も絶滅の危険度が高い種」に指定することを明らかにした(毎日新聞産経新聞佐賀新聞)。

ニホンウナギは近年乱獲等により急激に数を減らしており、既に日本や国際自然保護連合 (IUCN) でも「絶滅する危険性が高い絶滅危惧種」に指定されているが、今回の指定はより危険度が高いものとなる。台湾では稚魚(シラスウナギ)の輸出を禁止するなど対策を進めているが、日本に違法に輸出される例が後を絶たず、状況の深刻さが増しているようだ。

ニホンウナギについては、このままの状態が続けばワシントン条約で国際取引が禁止される可能性も高いという。日本ではこの期に及んで土用の丑の日でウナギを食べようと各地でキャンペーンが打たれているが、事態はそれどころではないように思える。

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バグ

ボルバキアを使用した不妊虫放飼でネッタイシマカの個体数を減らす大規模実験「Debug Fresno」 45

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放飼 部門より
Alphabet傘下のVerilyは14日、Sterile Insect Technique(SIT: 不妊虫放飼法)によりネッタイシマカの個体数を減少させる実験「Debug Fresno」を米国・カリフォルニア州フレズノ郡で開始した(Verily Blogの記事プロジェクトページThe Vergeの記事9to5Googleの記事)。

Debug Fresnoはバイオテクノロジー企業 MosquitoMateおよびフレズノ郡の Consolidated Mosquito Abatement Districtとの提携によるもので、MosquitoMateが開発したオスのネッタイシマカ「ZAP」を使用する。実験はフレズノ郡の2地区で20週にわたって実施され、2地区合わせて毎週100万匹のZAPを放出するという大規模なものだ。

ZAPはボルバキアに感染しており、感染していないメスと交配しても細胞質不和合性により卵は孵化しない。ボルバキアは自然に存在する細菌であり、遺伝子操作を用いるものと比較して安全性が高いことをMosquitoMateは示唆している。

なお、フロリダ州のフロリダキーズ諸島では遺伝子操作したネッタイシマカの放出実験が計画されていたが、こちらは現在も実現していないようだ。その一方で、2万匹のZAPを放出する実験が4月に実施されている(プロジェクトページ)。
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バイオテック

動画データを大腸菌のDNAに格納する試み 29

ストーリー by headless
動画 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ハーバード大学などの研究チームが生きた大腸菌のDNAに動画データを格納し、それを読み出して動画を再生することに成功したそうだ(論文アブストラクトIEEE Spectrumの記事The Vergeの記事)。

DNAにデータを格納する研究は以前から行われていたが、今回の試みではデータを格納したDNAを大腸菌のゲノムに挿入したのが特徴。使用した動画データは36×26ピクセルのGIF動画で、90%の精度で組み込んだデータを読み取ることができたという。

研究者らは今まで観測できなかった生命的な細胞の活動の情報をDNAに記録し、それを読み取ることで今まで明らかになっていなかった細胞初期の成長などの情報を得ることを目指しているようだ。

動画データのもとになったのは世界で初めて撮影された「動画」の一つであるエドワード・マイブリッジによる疾走する馬の連続写真のうち、5フレーム分。研究チームではこの動画を選んだ理由として、洞窟壁画のように人類が初めて自然界に刻んだイメージを示すようなものにしたかったとのことだ。

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バイオテック

体を切断しても再生することが知られるプラナリア、宇宙空間で頭が2つになる 14

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その頭は頭なのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

再生能力が高く、体を切断するとそこから各器官が再生して各部分が独立した固体になることで知られるプラナリアだが、体を3分割した後に国際宇宙ステーション(ISS)に持ち込んで宇宙空間で再生させたところ、体の両端に頭が2つ再生された固体が確認できたという(ハザードラボ)。

実験では頭部、胴体、尻尾の3つに切断したプラナリアを用意し、ISSに5週間滞在させてから地上に戻したという。その結果、胴体部分のサンプルで体の両端に頭が2つ再生された個体が確認されたという。

また、この個体は地球に戻ってからも1年以上双頭状態が続いており、さらに両端の頭を地上で切断しても両端から頭が再生されたという。

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9,900万年前のコハクの中で鳥のヒナが見つかる 50

ストーリー by headless
発見 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ミャンマーのフーコン渓谷で採取された9,900万年前のコハクから、エナンティオルニス類とみられる鳥のヒナが見つかった(論文ABC Newsの記事)。

白亜紀の鳥(の祖先)としては今までで最も完全な形の化石。表面からは足しか見えないが、CTスキャンしたら、一羽丸ごと入ってたらしい。この鳥は生まれた直後または短時間のうちに飛べるようになると考えられているが、生後数日で樹液に落ちて死んだと考えられる。

ミャンマーの市場で売られていたコハクからは、羽毛の生えた恐竜の尾が2016年に発見されているが、フーコン渓谷からは、これからも白亜紀の何か入りのコハクが見つかるかも。

コハクは生物の組織を非常によく保存できるが、コハクの大きさには限りがある。今回のコハクはおよそ86㎜×30mm×57mmほどの大きさで、重さは78.16g。ただし、残念なことにコハクは半分に切り分けられており、胸部や頭部で2つに切断されているとのこと。今回の発見でエナンティオルニス類の若鳥の軟組織や羽毛の詳細な観察が可能となり、解剖学的理解の詳細さが新しいレベルに到達するとのことだ。

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セシウムを取り込みにくくするよう品種改良を行ったコシヒカリが開発される 71

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風評被害対策的なところは大きそう 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

放射性セシウムを取り込みにくいよう品種改良された米が開発された(朝日新聞日経新聞産経新聞)。

放射性物質で汚染された農地の問題点としては、作物が放射性物質を取り込んでしまう点がある。今回開発された新しい品種はコシヒカリをベースにセシウムを取り込みにくくするような突然変異を起こしたもので、セシウム濃度は玄米中で55%、稲わらで59%下がったという。収穫量や食味は従来のコシヒカリとほぼ同じだそうだ。

とはいえ、「品種改良」といえば聞こえは良いが突然変異というのは意図的な遺伝子操作であるわけで、これに否定的な人は一定数いそうである(そしてそのような人達は放射能汚染を主張する人達とかぶりそうな気がする)。

放射性セシウムは半減期が30年と長く、また土壌に強く保持される特徴があるため特に注意が必要とされている(日本土壌肥料学会)。ただ、白米については吸収されたセシウムのうち可食部に運ばれる量が少なく、玄米を精米して研ぎ、炊飯したあとのセシウム濃度は玄米時と比べて大きく下がっているという調査結果もある(農研機構の研究成果情報)。

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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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