
イネのカメムシ対策、7500倍に希釈した『焼き肉のタレ』 83
イネに味ついたりしない? 部門より
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2023 年ノーベル文学賞はノルウェーの作家ヨン・フォッセ氏が受賞した。授賞理由は語ることのできないものに声を与える彼の革新的な戯曲と散文 (プレスリリース、 バイオビブリオグラフィー)。
フォッセ氏は 1958 年、ノルウェー西岸のハウゲスンに生まれる。彼は地元との言語的・地理的な結びつきにベケットなどモダニストの芸術的手法を組み合わせているため、否定的な見方を先人と共有しているものの、作品には素晴らしいぬくもりとユーモアがある。欧州で劇作家としてのブレイクスルーとなった戯曲「Nokon kjem til å komme (誰かがやってくる)」ではセリフと演技のラディカルな削減により、不安感と無力感に関する人間の最も強力な感情をシンプルな日常的な言葉で表現した。フォッセ氏は現在、世界で最も広く上演されている劇作家の一人であるが、近年は散文の評価も高まっている。
国内では京都の劇団「地点」がフォッセ氏の戯曲をたびたび上演している。
Google は 14 日、すべての Chromebookプラットフォームに定期的な自動更新を 10 年間提供すると発表した (The Keyword の記事、 CALPIRG のニュースリリース)。
Chromebook はU.S. PIRG Education Fund の報告書で自動更新提供期間が平均 4 年間と短いことが指摘されていたが、2021 年以降にリリースされた Chromebook に対しては、10 年間の更新が来年から自動的に提供されるようになる。2021 年よりも前にリリースされた使用中の Chromebook の場合、自動更新期間をプラットフォームのリリースから 10 年間に延長するオプションが選択可能になるという。
Google は更新プログラムの互換性を維持するためすべてのコンポーネントメーカーと協力し、すべての Chromebook モデルでのテストを行う。ただし、一部のデバイスプラットフォームでは 10 年いっぱいまでの自動更新が提供されないこともあり、一部の機能やサービスがサポートされないこともあるとのことだ。
今年4月に行われた全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた指導の改善・充実に向けた説明会が8月22日に開催されたが、これを受けて島根県知事が定例会見において「江戸時代の寺子屋よりも結果が出せていない」と発言して物議を醸している。
具体的には、小学校算数の「いす4きゃくの重さをはかると、7kgでした。このいす48きゃくの重さは、何kgですか。」という問題の正答率が全国で55.5%(島根県は48.7%)であったことを憤っての発言であり、(意味がイマイチわからないのだが)「仕組みがおかしい。仕組みを作っている文部科学省の責任だ」と続けた。
参考までに記しておくと、この問題を解くのに必要な知識レベルは小学5年生相当だが、テストを受けたのは小学6年生。
このような低い正答率となった原因については、「算数の知識が身についていない」という誰もが思いつくもの以外に、「そもそも質問文の意味が理解できなったのでは」という意見が多くみられる。つまり「きゃく(脚)」がイスの助数詞であることがわからなかったので「48÷4✕7」という式が導き出せなかったのでは、というのである。
計算ができないのではなく、何を問われているか理解できない子が激増していることは、新井紀子氏が『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』で指摘して以降、学校・塾関係者の間で賛同する意見が相次いでいるが、この学力テストの結果も新たな一例といえるのかもしれない。
朝日新聞の記事によると、社会派ミステリー作品で知られる作家の森村誠一氏が死去したそうだ。90歳だった。
「人間の証明」、「野性の証明」等で知られ、映画化やテレビドラマ化された作品も多いため、原作は読んだことはなくても映像作品を見た方も多いのではないだろうか。
皆様の好きな森村作品は何だろうか。森村作品の魅力や好きな登場人物や場面は何だろうか。
朝日新聞の記事によると、雑誌専門図書館「大宅壮一文庫」が、記事検索システムを大きく刷新したそうだ。
従来の人力によるデータベースと、明治時代のデータを統合し、索引数は1.2倍で合計700万件以上になるとともに、サイトデザインもPC前提からスマートフォンにも対応したそうだ。費用は約1.4億円で、寄付も随時募っているようだ。
利用したことのある方はいるだろうか。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い