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Google

Google、Chromebookに10年間の自動更新提供へ 28

ストーリー by nagazou
10年 部門より
headless 曰く、

Google は 14 日、すべての Chromebookプラットフォームに定期的な自動更新を 10 年間提供すると発表した (The Keyword の記事CALPIRG のニュースリリース)。

Chromebook はU.S. PIRG Education Fund の報告書で自動更新提供期間が平均 4 年間と短いことが指摘されていたが、2021 年以降にリリースされた Chromebook に対しては、10 年間の更新が来年から自動的に提供されるようになる。2021 年よりも前にリリースされた使用中の Chromebook の場合、自動更新期間をプラットフォームのリリースから 10 年間に延長するオプションが選択可能になるという。

Google は更新プログラムの互換性を維持するためすべてのコンポーネントメーカーと協力し、すべての Chromebook モデルでのテストを行う。ただし、一部のデバイスプラットフォームでは 10 年いっぱいまでの自動更新が提供されないこともあり、一部の機能やサービスがサポートされないこともあるとのことだ。

17217018 story
Digital

欧州委員会、大手デジタルプラットフォーム6社をデジタル市場法のゲートキーパーに指定 19

ストーリー by nagazou
指定 部門より
headless 曰く、

欧州委員会は 6 日、Alphabet と Amazon、Apple、ByteDance、Meta、Microsoft の 6 社をデジタル市場法 (DMA) における「ゲートキーパー」に指定した (プレスリリース)。

DMA ではアプリストアやオンラインマーケットプレースなどの仲介サービス、サーチエンジン、ソーシャルネットワーク、メッセージングサービス (N-IICS)、ビデオ共有プラットフォームサービス、バーチャルアシスタント、ウェブブラウザー、クラウドコンピューティングサービス、オペレーティングシステム、広告サービスを「コアプラットフォームサービス」と定める。これらのサービスがビジネスと消費者を結ぶ重要な「ゲートウェイ」となっている場合、提供するデジタルプラットフォームがゲートキーパーに指定される。

具体的にはサービスが EU 加盟国 3 か国以上で提供され、欧州経済域 (EEA) での年間売上高や EU でのユーザー数 (消費者:月間 4,500 万人以上、企業:年間 1 万件以上)、継続性 (ユーザー数の要件を 3 年以上継続して満たす)といった要件でゲートキーパーに指定される。指定された企業は公平な条件でサービスを提供することが義務付けられる。

今回、コアプラットフォームサービスに指定されたのは以下の22サービス。

  • ソーシャルネットワーク: TikTok / Facebook / Instagram / LinkedIn
  • 仲介: Google Maps / Google Play / Google Shopping / Amazon Marketplace / App Store / Meta Marketplace
  • 広告: Google / Amazon / Meta
  • N-IICS: WhatsApp / Messenger
  • ビデオ共有: YouTube
  • 検索: Google Search
  • ブラウザー: Chrome・Safari
  • OS: Google Android・iOS・Windows

一方、要件を満たしてはいるが Microsoft と Apple がゲートウェイに指定すべきでないと主張しているコアプラットフォームサービス計 4 件 (Microsoft: Bing / Edge / Microsoft Advertising、Apple: iMessage) についてはさらなる調査を行うほか、要件を満たさない iPadOS をゲートウェイに指定すべきかどうかの調査も行う。

また、Gmail と Outlook.com、Samsung Internet Browser も要件を満たしてはいるが、Google とMicrosoft、Samsung がゲートウェイに指定すべきではないことを十分に正当化する理由を示したため、これらのサービスは除外された。これにより、Samsung はゲートキーパーに指定されない結果となった

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マイクロソフト

Windows上で検索エンジンをBingへ切り替え推奨するポップアップ報告が増加 36

ストーリー by nagazou
無理に押すと引かれるよ 部門より
Windowsの最新アップデートにより、MicrosoftがWindowsユーザーに対して、競合するソフトウェアやサービスからMicrosoft製品に移行するよう促すポップアップを表示するようになったとの報告が増えている。具体的にはWindowsデスクトップ上に「Chromeの既定の検索エンジンをMicrosoft Bingに切り替えましょう」といったメッセージが表示されるというもの(ニッチなPCゲーマーの環境構築ZGIGAZINE)。

こうしたGoogle Chromeユーザーに対してBingへの切り替えを促す内容となっている。ポップアップの通知内容には微妙な違いがあり、Firefoxを既定のブラウザに設定したWindows 10でも同様のポップアップが表示されるとの報告もあったようだ。このようなポップアップを見たユーザーは多く、苦情も出ているようだ。
16743491 story
医療

スマホを長時間使っていると「口が臭くなる」 43

ストーリー by nagazou
角度 部門より
スマートフォンを長時間使用すると、口臭が発生するといった話があるらしい。女性誌の話題なので話半分のネタかなと思っていたのだが、「スマートフォン 口臭」でググるとこうした内容に関する報告は以前からあるようだ。このことを紹介している8760 by postsevenの記事によると、スマートフォンの操作に伴う特定の姿勢と状態が、口臭の原因となる可能性があるのだという(8760 by postseven)。

先の記事によれば、スマートフォンを長時間見る際の姿勢や状態には無表情・無動作・無言の要素が含まれ、スマートフォンの操作姿勢によるうつむきや緊張、無言の状態が30分以上続くことで、唾液の分泌量が減少し、口臭の原因になると説明している。5年ほど前から、スマートフォン操作中に口臭を感じる患者が増えてきたとの報告が出ていたらしい。SNSやゲームなどに没頭することで社交的な会話が減少し、表情筋の動きが滞ることも唾液の分泌量の減少に影響しているとしている。
16741139 story
Chrome

Microsoft Edge、一部の環境でChromeのインストーラーを有害な可能性があると識別 18

ストーリー by headless
識別 部門より
安定版の Microsoft Edge 116 が一部のユーザー環境で、Google Chrome のインストールファイル (ChromeSetup.exe) を有害な可能性のあるファイルと識別するそうだ (Windows Latest の記事On MSFT の記事)。

Microsoft Edge で Chrome のウェブサイトにアクセスすると、多くのページで Microsoft Edge の使用継続を推奨するヒントがポップアップ表示され、「今すぐ安全に閲覧する」をクリックすると Microsoft Edge の機能紹介ページに移動する。プレビュー版の Microsoft Edge では Chrome のダウンロード後に表示されるページにヒントを大きくしたようなバナーまで表示する。

これとは異なり、今回確認された現象は Microsoft Edge のダウンロードファイル一覧に表示されるものだ。Windows Latest の調べによると、Microsoft Edge 116 安定版のインストール環境 5 つのうち 1 つで ChromeSetup.exe がデバイスに害を与える可能性があるとして、保存するか削除するかを選ばせるボタンが表示されたという。実際に表示される可能性は低そうだが、スラドの皆さんは目撃しただろうか。
16728103 story
Chrome

Chrome 117、拡張機能の安全確認機能追加へ 8

ストーリー by headless
確認 部門より
Chrome 117 ではインストール済みの拡張機能が Chrome ウェブストアで提供されなくなった場合、ユーザーに通知する機能が追加されるそうだ (Chrome Developers のブログ記事Neowin の記事)。

拡張機能が Chrome ウェブストアで提供されなくなる理由としては、開発者が公開を終了・Chrome ウェブストアポリシー違反・マルウェアと判定された、という 3 つのケースに限られる。ポリシー違反の場合は開発者に警告後、修正や異議申立を行うための猶予期間が設けられるが、この間は拡張機能が公開停止になることはない。そのため、ユーザーにも通知が表示されることはなく、問題が解決すれば通知は自動的に消えるとのこと。マルウェアと判定された拡張機能はこれまで通り自動で無効化される。

拡張機能提供中止の理由は Chrome の拡張機能設定画面 (chrome://extensions/) に表示されるが、「プライバシーとセキュリティ」設定画面 (chrome://settings/privacy) の「安全確認」で通知を目にする可能性が高いという。ここでレビューボタンをクリックすれば、拡張機能設定画面に移動して理由を確認したり、削除したりすることが可能だ。この変更は正規の拡張機能に影響を与えることなく、エコシステムの安全を保つことを目指しているそうだ。
16719523 story
GNOME

ネットワークディスプレイ機能をGNOMEに統合 30

ストーリー by nagazou
統合 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ネットワークディスプレイ機能を、GNOMEに統合する作業が行われている( OMG! Linux)。Miracastと、Chromecastに対応予定。クイック設定にあるネットワークディスプレイのアイコンをクリックすると、接続できるディスプレイが表示され、その中から選んで接続できる。プレゼンなどに便利。現在でも、GNOME Network Displays というアプリでMiracastを使うことができるが、これがGNOMEに統合されるということだ。

これは、Google Summer of Codeのプロジェクトの一つである。Google Summer of Codeは、学生がメンテナーのサポートを受けながら、OSSの開発をすることができるというものだ。GNOMEの他にも、Gentoo、openSUSE、NetBSD、FreeBSD、X.Org、GNU、KDE、QEMU、Chromium、Tor、VideoLAN、Inkscape、GIMP、Blender、Postman、Django、GitLab、Git、Jenkins、Swift、Kotlin、R、Ruby、Dart、Python、Creative Commons、OpenStreetMap、Wikimedia、Internet Archive、The Linux Foundation、など計168ものOSSプロジェクトが参加している。

来年、Google Summer of Code に参加してみようかな。

16718396 story
Windows

MicrosoftはWindows OSのクラウド・サブスク移行を計画している 65

ストーリー by nagazou
これは勘弁して欲しい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

先日のActivision買収審議の際、Microsoftが提出した内部文書(現在は削除済) [Mirror]に、Windows 11のクラウド移行を進め、ユーザーが異なるデバイス間でWindows PCをストリーミング使用できるよう働き掛けてゆく旨の記述があり、各地で波紋を呼んでいる。

Microsoftは、将来的にWindowsをOffice 365のようなサブスクリプションモデルに移行させてゆきたいようで、最終的にはAndroidやiOS、ChromebookやMacOSといった異なるデバイスからWindows 365 Cloud PCやWindows 365 Frontlineのようなものを利用する形態になりそうだ。

元記事は少し前のものであるようだ。タレコミにあるようにComputerworldの記事によると、Microsoftは、Windows 11をクラウドに移行する計画を進めているという。Windows 365は現在、ビジネスとエンタープライズ向けに提供されているが、Microsoftは今後、コンシューマー向けにも提供を開始する予定と見られている。Windows 365は、Windows PC、Chromebook、Linux PC、iPadなど、さまざまなプラットフォームで実行可能。クラウド化が実現すれば、Windowsをほぼすべてのプラットフォームに導入できることになる。コンシューマ向けのWindows 365が月額いくらになるかは不明だが、記事によれば、ファミリーアカウントの場合、月額10ドルになるのではないかという憶測も出ているようだ(Computerworld)。

16718406 story
ノートPC

2023年第2四半期のタブレット出荷台数は大幅減、Chromebookは縮小幅が減少 11

ストーリー by nagazou
減少 部門より
headless 曰く、

IDC の推計によれば、2023 年第 2 四半期はタブレット出荷台数が大幅に減少する一方、Chromebook は減少幅が縮小したそうだ (プレスリリース)。

Chromebook の出荷台数は COVID-19 パンデミックの影響で大幅に増加した。タブレットの増加は控えめだったが、パンデミック後半になると Chromebook が大幅に減少する一方でタブレットは出荷台数を維持してきた。しかし、2023 年第 1 四半期にはタブレットも 2 桁減となり、パンデミック前のレベルまで後退した。第 2 四半期も消費者信頼感と購買能力の低さによりタブレット需要の弱い状態が続く。過剰な在庫も相まって出荷台数の減少幅がさらに大きくなり、29.9% 減 (1,200 万台減) の 2,830 万台となった。ただし、在庫の問題は今後数か月の間に改善が見込まれるという。

ベンダー別にみると 1 位の Apple (1,050 万台、-16.8%) をはじめ、2 位の Samsung (580 万台、-18.3%)、3 位の Lenovo (210 万台、-38.8%)、4 位の Huawei (170 万台、-22.9%) までが 2 桁減。5 位の Xiaomi のみ 41.6% 増の 100 万台となったが、増加分は 30 万台程度にとどまる。6 位以下の合計は 49.7% 減の 720 万台となっており、トップ 5 は Lenovo を除いてシェアを伸ばした。

Chromebook は第 1 四半期まで 2 桁減が続いていたが、第 2 四半期は下半期の Chrome OS ライセンスコスト上昇を見越した注文が入ったことで 1.8% 減の 580 万台にとどまった。ベンダー別では HP が 69.2% 増 (160 万台) と大幅に増加し、前年同四半期の 4 位から 1 位まで上昇した。前年 1 位だった Lenovo の出荷台数は前年と同数の 130 万台だが、3.1% 増加している。3 位の Dell (130 万台、-14.9%) と 4 位の Acer (110 万台、-20.7%)、5 位の ASUS (30 万台、-37.7%) は軒並み 2 桁減。6 位以下の総計 (20 万台、-24.7%) も 2 桁減となり、トップ 5 のシェアは 96.2% まで増加した。

なお、プレスリリースの表では Chromebook の前年のデータと今年のデータの列が入れ替わっている。

16715572 story
ゲーム

SteamのOSシェア、7月はLinuxがmacOSを初めて上回る 54

ストーリー by headless
逆転 部門より
7 月分の Steam ハードウェア&ソフトウェア調査によると、OS 種類別シェアで Linux が macOS を初めて上回っている (Phoronix の記事Ars Technica の記事)。

Steam では数年にわたって 1% を割り込んでいた Linux のシェアだが、COVID-19 パンデミック中にシェアが 1% 台に回復していた。7 月は 0.52 ポイント増と大幅に増加して 1.96% となった。macOS も 0.05 ポイント増加したものの、1.84% にとどまった。Steam のデータは後日秘かに修正されることも多いが、このまま修正されなければ初の快挙となる。なお、OS 種類別で 7 月に減少したのは Windows のみで、0.56 ポイント減の 96.21% となっている。

全体のデータにはなぜか記載されていないが、Linux のみのデータでは SteamOS Holo が 42.07% を占めている。これを全体のデータに当てはめると 0.82% に相当し、macOSで最も多いバージョンの macOS 13.4.1 (0.62%) よりも多い。プロセッサーベンダーは AMD が 69.18%、Intel が 39.82% となっており、ビデオカードは Steam Deck が採用する APU、AMD Van Gogh が 42.06% と圧倒的に多い。これらのことから、Linux の大幅増には Steam Deck が貢献したとみられる。

ちなみに、StatCounter のデスクトップ OS シェアデータでは Linux が 3.12% (+0.05)、Chrome OS が 3.24% (-0.89) となっており、Linux 系 OS 合計では 6.36% となる。前月との比較では 0.84 ポイント減少しているが、1 年前との比較では 2.1 ポイント増と大幅に増加している。このほかの OS では Windows が 69.52% (+1.29)、macOS が 20.42% (-0.09) となっている。
16712814 story
Chrome

ブラウザのTCPクエリ送信でネットにつながりにくくなる現象、一部ルーターが原因か 40

ストーリー by nagazou
原因 部門より
日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS.JP)主催の「DNS Summer Day 2023」というカンファレンス内で、ChromeがTCPを使ったDNSクエリを出すことで、一部のユーザーがネットにつながりにくくなる現象についての議題が取り上げられたことがINTERNET Watchの記事でまとめられている(INTERNET Watch)。

そもそもTCPクエリを出すこと自体には問題はないが、今回の件では、インターネットへのアクセスに支障が出たという問題が発生している。ネットにつながりにくくなる現象は、Windows、かつChrome、もしくはChromeベースのブラウザーにおいてのみ発生するということが判明した。また調査の結果、TCPクエリでネットにつながりにくくなった原因は、主にホームルーター側の問題であることが判明したという。

具体的な理由としては、ホームルーターにおいてHTTPとDNSの扱いが異なることが挙げられる。HTTPの場合はクライアントと外部ホストがTCPセッションを張り、DNSの場合はTCPクエリが発生した場合、クライアントとホームルーターの間にTCPセッションを張る必要がある。ホームルーターがTCPクエリを正しく処理できない場合、名前解決に失敗し、インターネットへのアクセスに支障が出ることになる。

この問題は特定のISPのユーザーや特定のホームルーターの機種で問題が発生しており、TCPクエリを正しく処理できないホームルーターに原因があるとの結論に至った。回避策として、TCPクエリを正しく処理できるホームルーターやパブリックDNSを利用すること、また、フルサービスリゾルバー(キャッシュDNSサーバー)を運用している場合は、多数のTCPクエリを受けられるよう対応する必要があるとしている。
16661525 story
Chrome

Windows 11 の月例更新プログラム、MalwarebytesにChromeをブロックさせる 15

ストーリー by headless
新手 部門より
Microsoft が Windows 11 バージョン 22H2 向けにリリースした 6 月の月例更新プログラム (KB5027231) をインストールすると、Malwarebytes が Google Chrome をブロックする問題が発生したそうだ (Malwarebytes のサポート記事サポートフォーラム投稿Neowin の記事BleepingComputer の記事)。

症状としては Chrome を起動しようとするとタスクマネージャーにプロセスが表示されるものの、Chrome のウィンドウが表示されないというものだ。Malwarebytes によると、この更新プログラムをインストールすることで Chrome とエクスプロイト保護機能の競合が発生し、Chrome がクラッシュするのだという。

Malwarebytes では当初、Chrome を既定のブラウザーにするか、Malwarebytes 製品のオプションでアプリケーション保護の対象から Chrome を除外する、という 2 つの緩和策を提案していたが、その後の更新プログラムで対策が行われた。対策済みバージョンはコンポーネントバージョン 1.0.2047 および Malwarebytes バージョン 4.5.31.270 となる。

更新プログラムでの対策内容は、Chrome のプロセスすべてに対してエクスプロイト対策のコードを適用しないというもので、これによりアプリケーション保護の対象から Chrome を除外する必要がなくなる。なお、緩和策に従ってアプリケーション保護の対象から Chrome を除外していた場合、手動で元に戻す必要がある。
16653695 story
人工知能

「chrome」を検索すると聞かれてないのに自己紹介する Bing AI 24

ストーリー by headless
紹介 部門より
Bing で一時、「chrome」を検索すると「Bing」の紹介が表示される状態になっていたそうだ (The Verge の記事Neowin の記事Android Police の記事9to5Google の記事)。

通常、デスクトップ版のBingで「chrome」を検索すると Microsoft Edge が推奨される。しかし The Verge の Sean Hollister 氏によると、「chrome」を検索したにもかかわらず Bing AI が「Bingの機能に関するニュース記事を検索している」という趣旨のコメントを表示し、その後 Bing の機能紹介とニュース記事のリンクを表示するようになっていたという。下にスクロールすると「chrome」の検索結果が続いていたようだが、スクロールせずに見える範囲では Bing の情報だけとなっている。

これについて Microsoft の Jason Fischel 氏は、顧客のエクスペリエンス改善のためにしばしば新機能や UX、動作の実験をすると述べ、このようなテストは短時間で終わることが多く、幅広い顧客に提供を予定していることを必ずしも意味しないなどと説明したという。さらに Fischel 氏は The Verge の記事公開後、実験を終了したと知らせてきたそうだ。

しかし Hollister 氏は、今回の「実験」の内容を Microsoft が実際に顧客へ提供したいと考えているのではないか、Hollister 氏の指摘がなくても「実験」として終わっていたのか、Microsoft がどのように「幅広い」を定義しているのか、といった疑問を呈している。Hollister 氏によれば、「実験」は複数のコンピューターで確認され、同僚の妻のゲーミングノートPCや海外の同僚の携帯電話でも発生しており、それなりに幅広かったと考えられるとのことだ。
16652007 story
インターネット

Vivaldi、デスクトップ版で Bing チャットにアクセスできるようになったと発表 3

ストーリー by nagazou
対応 部門より
headless 曰く、

Vivaldi は 8 日、デスクトップ版の Vivaldi で Bing チャットにアクセスできるようになったと発表した (更新情報)。

Vivaldi では 2019 年からブラウザースニッフィング対策として、サーバーからのリクエストに応じて User-Agent に関する情報を返すクライアントヒントの偽装を行っており、それが役に立ったという。

Vivaldi の User-Agent 文字列は Google Chrome の User-Agent 文字列に「Vivaldi/バージョン」を追加したものだが、多くの場面で「Vivaldi/バージョン」を省略して Chrome に偽装している。ただし、bing.com へのアクセス時には「Vivaldi/バージョン」を「Edg/バージョン」に置き換え、Microsoft Edge に偽装している。

Bing チャットは Edge 以外のサードパーティー製ブラウザーへのロールアウトを開始しているが、Edge に偽装することで順番を待つことなくすぐに使えるという話のようだ。

次々と新機能が追加されていく Vivaldi だが、個人的には「ウィンドウ」パネルでタブやスタックを並べ替える際、正しい位置にドロップできない問題をどうにかしてほしいと思う。

16645300 story
インターネット

Microsoft、サードパーティ製ブラウザーでも Bing チャットをテスト開始 20

ストーリー by nagazou
開始 部門より
headless 曰く、

Microsoft がサードパーティ製のブラウザーでも Bing チャットのテストを開始したそうだ (Neowin の記事BetaNews の記事Ghacks の記事)。

Reddit では週末から Safari やChrome で特別な設定なしに Bing チャットが利用可能になったとの報告が出ていた。Twitter 上で Neowin の John Callaham 氏が Microsoft のMikhail Parakhin 氏に質問したところ、実際にテストを開始しており、徐々にロールアウトしているとの回答があった。

手元のデバイスではインストール環境によって Chrome や Brave では利用できるものもあったが、Firefox や Vivaldi で利用可能なものは見つからなかった。Operaでは「チャット」のリンク自体が表示されない。スラドの皆さんのところではいかがだろうか。

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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