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地球

南極の氷は地球内部からの熱によっても溶かされていたという説 21

ストーリー by hylom
地球のパワー 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

南極の氷床の融解が進んでいることはたびたび話題となっているが、氷床の融解の原因は地球温暖化だけではなく、地球内部からの熱も影響しているという説が最近議論されているという(Business Insider)。

この説によると、地球の核と地殻の間にある「マントル・プルーム」と呼ばれる層から発生する熱が地殻に伝わり、それによって南極大陸の氷床の下部が溶かされているという。南極の西部では氷床の融解が特に進んでいることが観測されているが、この部分ではマントル・プルームの影響が特に顕著であるという。

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地球

インド、今年も大気汚染悪化で学校が休校 41

ストーリー by hylom
これは外に出たくない 部門より

インドの首都・ニューデリーで大気汚染が悪化、すべての学校が休校となる事態になったという(CNN時事通信毎日新聞)。

近年ニューデリーの大気汚染は悪化しており、「1日にタバコ50本を吸うのと同等」というレベルの影響があるという話もある(ナショナルジオグラフィック)。

世界保健機関(WHO)によるPM2.5(有害な微小粒子状物質)指数の推奨上限値は25だが、13日の同市内のPM2.5指数は500を超えており、危険なレベルだという。また、視界不良で空港の滑走路が一時閉鎖される事態も起きているという。

大気汚染の原因は自動車や発電所、工場、建設現場などで、特に冬になると風が止んで煙や排ガスなどが滞留するために大気汚染が悪化しやすいようだ。

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地球

「チバニアン(千葉期)」誕生へ 74

ストーリー by hylom
せんようきではない 部門より
NOBAX 曰く、

約77万~12万6千年前の年代が「チバニアン」(千葉時代)と命名される見通しになったそうです。

日本の研究チームとイタリアの研究チームが命名権を競っていましたが、国際地質科学連合の作業部会の審査で、日本が全体の6割以上の支持を得て候補地に選ばれました。正式決定までには、あと3段階の審査がありますが、作業部会の結論が覆ったことはほとんどないそうです。

千葉に東京ディズニーランドと成田山新勝寺の他に観光名所が出来るのはご同慶の至り。

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地球

40年にわたる北極および南極の海氷観測、中断の危機。米国衛星の不具合が原因 42

ストーリー by hylom
ここでデータが消えるのは痛手 部門より
taraiok曰く、

米国雪氷データセンター(NSIDC)が1979年から40年間にわたって実施してきた観測衛星による「北極および南極の海氷指標」が中断される危機に陥っている。このデータは気候変動を知る上で重要なもの。しかし、マイクロ波センサーを使って氷の広がりを測定する米国の軍事衛星は8、11、14歳とすでに老朽化している。2014年に打ち上げられた比較的新しい衛星は不具合が発生。今月に入って制御不能になったという。同等のマイクロ波センサーを搭載した米国の衛星は予算が下りず、2022年代まで打ち上げの予定はない(Scientific AmericanSpaceNewsSlashdot)。

40年続けられてきた記録がいったん途絶えてしまえば、以前の記録と正確な比較ができなくなる。そこで、日本の「しずく」からマイクロ波センサーの海氷データを入手するテストを開始しているが、こちらも打ち上げから5年が経過している。新たな選択肢として中国の衛星からのデータ提供も検討された。しかし、米国議会は2011年以降、NASAの科学者が中国の科学者と協力することを禁止しているため実現不可能だと見られている。

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地球

米政府、気候変動の原因は人間という内容の科学報告書を承認する 45

ストーリー by hylom
今後の展開はどうなる 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

トランプ大統領は地球温暖化について懐疑的で、地球温暖化は中国のでっち上げなどと主張しているが、米政府が11月3日、気候変動は人間の活動によって引き起こされている可能性が極めて高いという特別報告書を公表した(AFP)。

報告書には炭素排出量を大幅に削減しなければさらに悪化するとの内容も含まれている。この結論はドナルド・トランプ大統領の立場とはまったく相容れないものだったため、トランプ政権が承認を遅らせるのではという憶測も出ていた(ウォール・ストリート・ジャーナル)。

この報告書は政策に大きく影響するものではないが、気候関連のリスク評価と政策決定のための情報提供の基礎になるという。

13442492 story
スパコン

ベンチャー企業開発のスパコンが日本一の性能を達成 109

ストーリー by headless
達成 部門より
northern 曰く、

ベンチャー企業のExaScalerとPEZYComputingは、両社が開発したスーパーコンピューターが国内1位相当の性能を達成したと発表した(プレスリリースNHKニュースの記事)。

独自開発した最新のメニーコアプロセッサ「PEZY-SC2」を基幹プロセッサとし、液浸冷却技術で高い省エネ性能を実現したという。

このスーパーコンピューター「Gyoukou (暁光)」は海洋研究開発機構(JAMSTEC)横浜研究所に設置されており、6月分のTop500で69位、Green500で7位にランキングされていた。今回実現した性能を6月のランキングにあてはめると、Top500では世界6位(国内1位)、Green500では世界1位に相当するとのこと。昨年6月のGreen500で1位・2位を占めた理研の「Shoubu (菖蒲)」と「Satsuki (皐月)」も両社が開発したものだ。

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地球

「地球平面説」、信奉者の勢力拡大中 169

ストーリー by hylom
他人を信じない人達 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

今年2月、米プロバスケットボールリーグNBAに所属するカイリー・アービング選手が「地球は平ら」と発言したことが話題になった(NBA Japan)。また、ラッパーのB.o.Bは地球が平らであることを確認するために人工衛星を打ち上げる、として先月からGoFundMeで100万ドルの寄付を募っている(The Verge)。その後アービング選手は地球が平らなことを信じていないと釈明しているが(The Ringer)、これ以外にも地球が丸いことを信じていない人は今でも少なくないという。

こういった炎上・売名・詐欺狙いの発言は一定数あると思われるが、特にイスラム圏で地球平面説を公然と提唱するケースが相次いでいる。

チュニジアでは、博士課程の学生が5年をかけて書き上げた地球平面説の博士論文を提出し、2つの査読のうち1つをパスしていたが、幸運にもこの件がチュニジア天文学会の前会長に漏れたため、すんでのところで博士号授与が見送られた。彼女の指導教官だった教授がこの件に関与していることは明らかで、問題は根深い(GULF NEWS)。

また、トルコのエルドアン大統領を支持する右派政党の青年部代表トルゲイ・デミルは、今年の9月1日に地球平面説を党の公式サイトに掲載した(AL-MONITOR)。

彼らの主張によると、NASAの写真は切れ目の部分が不自然に加工されており、背後にはフリーメイソンの暗躍があるという。

インドネシアでは、インドネシア国立航空宇宙研究所(LAPAN)の所長が自ら球体説についての講義を行う事態となったが(講義動画その続き)、それでも収まらずに地球平面説信奉者が研究所や職員のSNSに半年以上粘着行為をして「占拠状態」だという(Straits Times)。

余談だが、日本や欧米では中世ヨーロッパの「地球平面説という神話」がはびこっているが、コロンブスの頃でも現代と変わらず球体説が常識だった。キリスト教世界においてもローマ法王が地球儀を設計したりしたほか、ザビエルが日本に大地球体説を伝えたのもガリレオ裁判より1世紀早い。革新的だったのはアリスタルコス・コペルニクスの地動説であるが、両者は混同されてしまっている。

少なくとも日本の庶民階級は江戸時代でも球体説に馴染みがなく、戦国時代の宣教師は長崎でサクロボスコの天球論(天動説+球体説)の講義をしていたのが明らかになっている(平岡隆二著:ゴメス「天球論」の成立と構成)。

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政府

東京都、オリンピック開閉会式の4日間CO2排出量をゼロに 105

ストーリー by hylom
また他人のふんどしに頼るのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

東京都が東京オリンピック・パラリンピックの開会式および閉会式が行われる2020年7月24日・8月9日・8月25日・9月6日の計4日間について、都内で排出されるすべての二酸化炭素をゼロにする取り組みを実施すると発表した(東京都の発表時事通信日経新聞)。

どうやって実現するのだ!?と興味深く読んだが、企業から排出枠を寄付してもらい書類上ゼロにする、という話でちょっと残念である。

企業が温室効果ガスの排出削減を進めた結果保有する二酸化炭素の「超過削減量」を都に寄付してもらうことで、見かけ上の二酸化炭素排出量をゼロにするというもの。なお、4日間で都内で排出が想定される量は約72万トンとされている。

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地球

北米最大の火山地帯であるイエローストーン火山、過去の噴火時の前兆期間は数十年と短かった 30

ストーリー by hylom
とはいえ数十年もある 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

北米大陸最大の火山地帯である米イエローストーン国立公園地区で火山灰の残骸に含まれていた微量の結晶を分析した結果、火山の兆候が現れた場合、そこから数十年という短い時間で噴火が発生する可能性があるという研究結果が発表された(The New York TimesSlashdot)。

イエローストーン地域の火山が最後に噴火したのは約63万1000年に発生したとされているが、アリゾナ州立大学の大学院生Hannah Shamloo氏らが結晶を分析した結果、その組成に温度の急激な上昇に伴う変化があったことが分かった。

これまでイエローストーンの噴火は何千年もの間に徐々にその兆候が表れると考えられてきた。しかし、この結果から火山の地下に新鮮なマグマが供給された場合、数十年というごく短時間で超大破壊が起こったことを意味する可能性があるという。

なお、イエローストーンでは、最近多数の地震が観測されている(ハザードラボ)。そのため、噴火や大地震などが起こるのではないかと危惧する人々も現れているが、現在噴火に繋がるような兆候は観察されていないという。

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地球

地球温暖化によって土壌から排出される二酸化炭素の量も増加する 34

ストーリー by hylom
負のフィードバック 部門より
taraiok曰く、

1991年から26年間かけて行われた観測調査で、温暖化によって土壌から放出される二酸化炭素量も増加することが分かったという(telegram.comtheguardianScienceSlashdot)。

研究者らは米国の混合広葉樹林であるマサチューセッツのハーバード・フォレストの土壌を18のブロックに分けて観測実験を行った。彼らは地中にケーブルを通し、一部ブロックの土壌を5℃高くなるように設定した。すると、そのブロックにおいて最初の10年間は炭素放出が大幅に増えた。その後、7年間は炭素の放出は停止。その後、再び排出は再開され、最近になって再び停止したという。

原因は地中にいる微生物の影響によるものだ。加熱により微生物社会の構造が大きく代わり、土壌中の生物の種類が変化したため炭素の排出パターンが変化したという。従来の気候モデルには、このような土壌中の微生物によるフィードバックメカニズムが含まれていなかったと研究者は指摘している。

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地球

世界の砂利不足 83

ストーリー by hylom
削られる地球 部門より

Science誌にて、世界的な砂不足が取り上げられているギズモード・ジャパン)。

砂や砂利は建築資材として重要で、たとえば2010年には28.6ギガトンもの量が使われたそうだ。いっぽうで砂や砂利の採取による環境破壊は世界中で問題となっており、たとえば日本でも規制が行われている(産業技術総合研究所)。

世界的な砂不足については過去にも話題となっており、規制も進んでいるものの、非合法な採取や取引は減る気配がないようだ。

13428753 story
地球

米政府、火力発電所に対する二酸化炭素排出量規制を撤廃 44

ストーリー by hylom
逆戻り 部門より

米トランプ大統領は、オバマ前大統領が地球温暖化対策として導入した火力発電所に対する二酸化炭素排出量規制を撤廃する方針を示していたが(2017年2月の産経新聞記事)、このたび米環境保護局がこの規制の撤廃を正式に発表した(朝日新聞産経新聞)。

米国においては、発電所から排出される二酸化炭素が全排出量の3分の1を占めているが、この規制はこれを2030年までに32%削減するというものだった。しかし、これによって石炭の利用が削減されることなどから産業界や石炭産業などから反発があったという。

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地球

多くの海の魚はあと5年ほどで枯渇する? 109

ストーリー by hylom
5年後の世界はどうなっているのだろう 部門より

近畿大学の有路昌彦・世界経済研究所水産・食料戦略分野教授によると、「多くの魚種はあと5年ぐらいで枯渇する」という(日経ビジネス)。

世界の人口増加と所得増加によって魚の需要が増えていること、資源管理が適切に行えていないことなどが原因で、すでにもう「負のスパイラル」に入っていると教授は指摘している。

13425620 story
地球

80年代に小笠原に侵入した陸生ヒモムシが小笠原の生態系を大きく破壊していたことが明らかに 20

ストーリー by hylom
恐ろしい触手状の生物だった 部門より

小笠原諸島の土壌動物が、1980年代初めに侵入したヒモムシの一種に捕食されて大きく減少していたことが分かったという(東北大学の発表毎日新聞朝日新聞Scientific Reports掲載論文)。

小笠原諸島の土壌にはワラジムシ類とヨコエビ類が住み、これらが土壌環境の安定化に大きな役割を果たしていたという。ところが1980年代以降、父島全域と母島の広い範囲でこれらが消えてしまったそうだ。長らくその原因は不明だったが、東北大学や日本森林技術協会、自然環境研究センターなどが調査を行った結果、陸生のヒモムシの一種である「オガサワラリクヒモムシ」がワラジムシ類、ヨコエビ類、クモや昆虫など節足動物を広く捕食していたことが分かったという。これによってワラジムシ類を主食とする肉食性昆虫も姿を消しているなど、生態系への影響は大きいようだ。

オガサワリクヒモムシは国外から渡来した外来生物で、80年代初めに父島に侵入、90年代半ばに母島に侵入したとのこと。餌となる節足動物が近づくと、毒針のついた銛のような器官を口から発射して殺し、その後捕食する。過去の論文では節足動物は食べないとされていたため、今回発見されたものは「形態的に区別が困難な別種である可能性が高い」という。このヒモムシの生息域は拡大しており、また土壌動物相の劣化状況から判断すると、「母島の土壌生態系は遠からず壊滅するものと予想される」そうだ。ちなみにこのヒモムシは食酢で駆除できるとのこと。

なお、ヒモムシ類は小笠原諸島だけでなく、世界各国で生態系に大きな影響を与えているそうだ(Yahoo!ニュース)。

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地球

モントリオール議定書から30年、オゾン層破壊防止に重要な役割 19

ストーリー by hylom
次は温暖化 部門より

今から30年前の1987年、オゾン層破壊に繋がる物質の規制を目指したモントリオール議定書がカナダで採択された。この議定書により、世界各国で特定フロンなどの規制が行われたことは知られているが、この議定書が発効していなければ地球のオゾン層破壊は進行し、たった5分の外出だけで紫外線によって皮膚がダメージを受ける世界になっていたかもしれない、という研究結果が報告されているそうだ(ナショナルジオグラフィック)。

米国環境保護庁(EPA)は、もしこの議定書が発効していなかった場合、米国において皮膚がんの発生は2億8000万件、それによる死者は150万人、白内障は4500万件増えたと推定している。さらにほかの研究では気候変動の悪化によるハリケーンやサイクロンの被害拡大の可能性も推定されているそうだ。

いっぽうで、代替フロンに関する問題も残っているという。フロンの代わりに導入されたハイドロフルオロカーボン(HFC)やハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)は温室効果が高いため、今後使用を削減する必要がある。さらにHCFCはフロンと比べてオゾン層破係数が低いものの、オゾン層への影響があるという。特にHCFCは開発途上国では廃止に段階的至っていないという。

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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