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アメリカ合衆国

米国の「ダストボウル」対策は無意味だった? 24

ストーリー by hylom
見通しが甘かった 部門より
taraiok曰く、

米国で1930年代に発生した砂嵐ダストボウルは、草原地帯を農家が耕作して貧弱な土壌が露出された結果、発生したものだといわれている。このダストボウルによって耕作地の表土の大部分が失われる結果となったそうだ。また、近年も干ばつが主因とされる砂嵐が増えつつある。だが、この嵐も農家によって引き起こされているものだと指摘する人がいるそうだ(nprSlashdot)。

ダストボウルの反省から米国政府は米国土壌保全計画(CRP)を実施した。これは政府が土地の所有農家から土地を借りて土壌を保護するというもの。最近では環境保護などの目的にも拡大利用されている。10年前、CRPの対象地域はニューヨーク州全体より広かった。ノースダコタ州では、CRPの対象地域は5,000平方マイルに及んだという。

しかし成功した農家は、CRPの契約失効時に農地を再登録せず、トウモロコシや大豆などの作物栽培に転用した。CRPにより政府が土地を借りて環境改善に費やした資金は無駄になったということになる。環境保護法人Craig Coxは、農地を借りる形のCRPでは対策は不十分で、永久に保護するために土地を買い取るべきだと主張している。

13302962 story
NASA

NASAの「カラフルな人工雲」でオーロラと電離層の調査を行う計画 6

ストーリー by hylom
空もアメリカンなカラーに 部門より
taraiok曰く、

NASAが米ニューヨークからノースカロライナまでの地域で見ることができるという「カラフルな人工雲」を作り出す計画を進めているそうだ。とはいえ、NASAが芸術プロジェクトを始めたというわけではない。これは研究者がオーロラと電離層の関係を研究するための新システムのテストで、風や海流などに色をつけて流れを研究するのと同じようなものだという(CNETNASASlashdot)。

大気中の元素と反応するリチウムなどから構成された蒸気トレーサをロケットで打ち上げて、化学反応による中性粒子の自然発生的な流れを視覚的に追尾できるようにするらしい。人工雲は、地球上96~124マイル(154~200キロメートル)の間で発生する。また、人間には無害であるとNASAは説明している。打ち上げは当初5月31日に予定されていたが、気象条件などの問題などから複数回延期されている。現在は6月11日以降という曖昧な告知のみがされている模様。

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地球

米国、パリ協定から離脱へ 78

ストーリー by hylom
中国と欧州がリーダーに 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

トランプ米大統領が気候変動に関する「パリ協定」から離脱する方針を表明した(ハフィントンポストNHK)。

米環境保護庁(EPA)のスコット・プルイット長官など反環境保護派は環境保護派について、「地球にやさしい」ふりをした隠然たる社会主義運動にほかならないなどと考えていること、トランプ大統領の支持者は「どこか遠いところ」の環境保護よりも自らの仕事や生活のほうが重要であると考えていることなどが背景にあると報じられている(ロイター)。

トランプ大統領はパリ協定離脱を表明するに際して中国を名指しで批判したが(産経新聞)、これに対し中国はパリ協定を遵守するとの立場を示している(日経新聞)。

米国のパリ協定離脱により、今後中国が米国に代わり気候変動に対する世界的取り組みを主導する立場になる可能性があるほか、米国の再生可能エネルギー関連企業が打撃を受ける可能性もあるという。そうした背景から、「トランプ氏のオウンゴールだ」などとの厳しい批判も出ている(ロイター)。

13297561 story
地球

JAMSTEC、深海での発電現象を確認 10

ストーリー by hylom
電気ビリビリ 部門より

海洋研究開発機構(JAMSTEC)が、深さ約1,000mの海底で微弱な発電現象を確認したと発表した(JAMSTECの発表朝日新聞)。

この現象が確認されたのは、沖縄トラフの深海熱水噴出域。海底下の熱水に含まれる硫化水素から電子が放出されており、それが海底を伝わって海水中の酸素に渡される反応が起きていたという。電子の移動が発生しているということは電流が流れているということであり、また実際に電位を測定したところ、深海熱水噴出域の海水の電位は約+466mV、噴出孔付近の熱水の電位は約-96mVだったという。また、噴出孔付近で熱水と海水の間でできる円柱状の構造体「チムニー」の電位を測定したところ、場所によって電位が異なることも確認したそうだ。

この発電現象による電位差は最大600mVほどと小さいが、この電気を利用する生物の存在や、生命の誕生にこのような現象が関係した可能性が考えられるほか、この電力を海底探査に活用することも考えているようだ。

13295610 story
中国

PM2.5を吸い込む自転車「Smog Free Bicycle」が計画中。走るだけで街の空気を浄化 58

ストーリー by hylom
力技 部門より

中国で、「空気清浄機付き自転車」の開発が進められているそうだ(INTERNET.COM)。

中国では大気汚染が問題となっており、北京では汚染物質を吸い込む空気清浄機を屋外に試験的に設置する試みも行われているという。この実験では、設置した空気清浄機「Smog Free Tower」周辺で大気汚染物質であるPM2.5やPM10といった粒子状物質を減少させる効果が確認されたとのこと。空気清浄機自転車プロジェクトは、これを発展させたものになるという。

この空気清浄機付き自転車は「Smog Free Bicycle」と呼ばれており、汚染物質を吸い込んで自転車周辺に清浄な空気を提供するという。これによってライダーはきれいな空気を吸えるとともに、この自転車が多数街中を走ることで街全体の空気も浄化できるという。

ただし、「Smog Free Bicycle」の詳細な仕様や導入時期について発表されてはいないようだ。

13292037 story
医療

宇宙放射線にさらされたマウスの精子、DNAは損傷するが出産率や生まれた子のDNAには影響なし 18

ストーリー by hylom
そんな機能が 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

宇宙空間で長期保存した精子は強い宇宙放射線の影響で遺伝子の損傷が起きやすいとされている。しかし、実際に国際宇宙ステーション(ISS)で約9カ月間保存したマウスの精子を地上で卵子に授精したところ、精子のDNAは宇宙放射線の影響で損傷したものの、出産率は地上のマウスと変わらないことがわかった。宇宙空間でも哺乳類が繁殖できる可能性を示す結果となったという(朝日新聞毎日新聞PNAS掲載論文Slashdot)。

実験では凍結乾燥した精子をISS内で約9か月保管し、その後地球上に持ち帰って受精を行った。この間に精子が被曝した宇宙放射線の量は計178ミリシーベルトで、地上で同じ期間保管した精子の約100倍になるという。宇宙で保管した精子のDNAを分析したところ、地上で保管したものよりもDNAの損傷が大きい傾向があったそうだが、出産率はどちらも変わらず、またそこから生まれたマウスの遺伝子も差はなかったという。卵子にはDNAを修復する機能があり、これが影響している可能性があると分析されている。

13288237 story
アメリカ合衆国

米国はパリ協定から脱退するのか 41

ストーリー by hylom
どう転がるか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

米国がが地球温暖化対策の国際協定である「パリ協定」から脱退するかどうかについて注目が集まっている。もし脱退した場合、米国に変わって中国がこの分野でのリーダーになる可能性もあるという(産経新聞)。

米トランプ大統領は石炭事業の拡大を目指している。いっぽう中国やEU、インドなどのCO2大量模排出国は、今世紀中にクリーンエネルギーに移行し、温室効果ガスを段階的に削減する方針を再確認している。現状、中国とインドはパリ合意の目標を上回るペースでの削減を進めている(Bloomberg)。両国はトランプ大統領が脱退してもその影響は少なく、むしろ自国の国際影響力は増すと考えているようだ。

5月8日から18日にかけ、ドイツ・ボンで開催された国連気候変動会議では、各国から米国に対しパリ協定に留まるべきとの声が相次いだ(ロイター)。トランプ大統領は今月26~27日のG7サミット後に、協定にとどまり内容変更を目指すか離脱するかを判断するとみられている(時事通信ReutersSlashdot)。

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地震

地震予知を前提とした日本政府の政策は無意味なのか 78

ストーリー by hylom
もやもや感 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Nature誌に、Japan must admit it can't predict quakes(日本は地震予知ができないことを認めなければならない)というタイトルの論文が掲載された。日本政府による地震対策について批判する内容で、政府が今後30年以内に東海地方で震災が起こる可能性があると主張していることや政府の大規模地震対策特別措置法について否定的な見解を示している(朝日新聞)。

この論文を執筆した地震学者のロバート・ゲラー氏は、「政府は国民に正確な直前予知ができないことを伝え、堅実な科学研究に基づいた地震対策をすべきだ」と主張している。

13275375 story
地震

バクテリアで津波を軽減する技術 36

ストーリー by hylom
天然防振材的な 部門より
maia 曰く、

バクテリアを利用して津波の規模を小さくできないかという研究が海洋研究開発機構高知コア研究所(高知県南国市)で行われているそうだ(毎日新聞Yahoo!ニュース)。

プレートの境界が大きく動くと津波が大きくなるので、プレートの境界面に仕掛けをしたら動きを抑制できるのではないかという発想がベースとなっており、炭酸イオンを分泌するバクテリアをプレートの境界面に注入し、海水中のカルシウムとの反応によって炭酸カルシウムを境界で作るというもの。これによってセメントと同じ効果が得られるという。

摩擦試験器での実験では、このバクテリアにより摩擦力が約10%増加したそうだ。こうした技術で境界が一気に動くのを抑制できる感触はあるとの判断らしい。

アスペリティ(固着域)の急激な動きとスロースリップなら後者の方がいい気はするけど、地震や津波のメカニズムに人為的介入というアイデアにびびる。

13274256 story
日本

茨城大などの研究チーム、「チバニアン」認定に向けて国際学会に申請へ 47

ストーリー by hylom
千葉時代 部門より

2015年に『 地球の歴史に「千葉期」追加か?』という話があったが、茨城大や国立極地研究所のチームが今月、国際学会に千葉県市原市の地層を「国際標準模式地」候補として国際学会に申請するとのこと(日経新聞)。

もしこの申請が認められれば、77万年前から12万6千年前までの時代が「チバニアン」として認定される。いっぽう、イタリアの研究チームも同様に国際標準模式地への登録を目指しており、こちらが認定されれば新たに「イオニアン」という時代が認定されることになるようだ。

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地球

全国で行われている「錦鯉の放流」が環境に与える問題 149

ストーリー by hylom
地球温暖化懐疑論にも似た擁護が出るとは 部門より

日本各地で河川に錦鯉を放流する活動が行われているが、これに対し自然破壊になるとの批判が出ている(「MistiRoom」ブログの『錦鯉の放流は何故「絶対に」あってはならないのか』記事Togetterまとめ)。

鯉は雑食でかつ生命力が強いため、放流された河川の環境を破壊する可能性が高いという。さらに、養殖や放流がよく行われている鯉は日本の河川に元々生息していた「ノゴイ」とは異なる種で外来種に近く、国際自然保護連合が定めた「世界の侵略的外来種ワースト100」リストにも入っている。

一方でこれに対し、生態系が壊れても住民の合意でやっているなら別に良く、また実際には大きな影響はないのではないか、といった擁護の声も出ている(Togetterまとめ

なお、河川への生物放流については以前にもメダカ金魚が問題となっている。

13270575 story
アメリカ合衆国

SpaceX、Falcon 9ロケットの打ち上げから第1段の着陸までを地上から追った映像を公開 10

ストーリー by headless
往復 部門より
SpaceXは1日、Falcon 9ロケットによる米偵察衛星NROL-76の打ち上げミッションをケネディ宇宙センターLC-39Aで実施した(The Vergeの記事Ars Technicaの記事米国家偵察局のニュース記事Webキャスト動画)。

打ち上げは成功し、ロケット第1段は約9分後にケープカナベラル空軍基地LZ-1に着陸。回収も成功した。SpaceXが米軍のミッションを行うのは今回が初めてだ。

軍事衛星の打ち上げということもあり、目標軌道などの詳細は明らかにされておらず、通常は切り離し後にWebキャストで流されるロケット第2段搭載カメラからの映像も公開されていない。そのかわり、ロケット第1段を打ち上げから着陸までを地上のカメラで追った初の映像が流された。

管制センターの映像や第1段搭載カメラの映像のみに切り替わる部分もあるが、切り離し後の第1段が方向を変えてスラスターの噴射を繰り返しながら高度165kmまで上昇を続ける様子や、再突入時や着陸時にロケットを噴射する様子などが確認できる。
13269771 story
地球

人類は死体になってもなお地球に悪影響を与える 61

ストーリー by hylom
海に流すしか 部門より

人類の活動は地球の環境に大きな影響を及ぼしているが、人間は死んだ後も地球環境に影響を及ぼすという調査結果が発表された(PHYS.ORGAFP)。

人間の遺体は多くの場合墓地に葬られることとなるが、その遺体からはさまざまな成分が土壌に流出する。そのため、墓地周辺の土壌の成分がほかの場所と異なるものになってしまうという。これらの成分は動植物などに必須なものが多いため、逆にほかの場所で生命にとって必須な成分が希薄になるという可能性がある。

また、遺体からはたとえば歯の詰め物に由来する水銀のような有害な物質が流出する可能性もあるようだ。そのため、今後は環境への影響が少ない埋葬方法を考える必要が出てくるかもしれない。

13260883 story
地球

豊洲土壌汚染問題の根底にある「ゼロリスク信仰」 206

ストーリー by hylom
どこに落ち着くのか 部門より
masakun曰く、

小池知事が豊洲市場の安全性に疑問を呈したことで市場の移転が延期されたままになっている築地移転問題について、産業技術総合研究所名誉フェローの中西準子氏が書いた『築地移転問題が改めて示した「ゼロリスク」の呪縛』という記事がWedge Infinityに掲載された(Wedge Infinity)。

この記事では、豊洲市場をめぐる報道で盛り土問題をめぐって地下水の水質が分析され、環境基準値を超えるかどうかがしばしば問題視されたため(過去のストーリー)、多くの人が豊洲では地下水を使うと勘違いしたのが混乱の原因となったと説明。さらに土壌中にヒ素やベンゼンが高濃度で見つかったと報道されたことで(maiaの日記)、わけもわからない多くの人が抱く健康リスク不安に拍車をかけることになった。

しかしながら土壌対策汚染法の概要によれば、汚染された土地を再利用する場合、摂取経路が遮断され、きちんと健康リスクの管理さえされていればよい。豊洲市場では地下水を一切使用しないので、法律上は飛散防止だけでよく、地下水の水質を測定する義務もない。また豊洲市場の地下から汚染物質を取り除くことは環境リスクを増すことにほかならない。筆者は豊洲問題の報道から「行政、市民、事業者、マスメディアのどの側にも、環境問題について健康リスクを評価し、そのリスクの大きさに応じて対策を決めるという態度がないと感じる」と書いている。

ただしこれは今に始まったことではなく、過去のBSE問題の全頭検査に始まり、福島県の帰還問題にもつながる話だという。中西氏は2013年9月に開かれた日本学術会議のシンポジウムで、「年間5ミリシーベルト以下の地区なら避難指示を解除すべし」という意見を出したそうだが、それは広島や長崎の研究で導き出されたものだという。多くの人に早く帰還してもらうためには、一定程度の放射線リスクを受容してもらう必要がある。しかしながら国を含めすべての関係者が混乱を引き起こすことを恐れるあまり、多くの人が自宅に帰還できない現実を作ってしまった。年間1ミリシーベルトという非科学的な数字を目指す国主導の除染活動をみた外国人研究者が半分呆れかえり「日本はお金があるから」と言って帰っていく実態を知れば、BSE問題で若齢牛も含む全頭検査をしなかった海外の考え方について、日本政府とは異なることも知り得よう。

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地球

絶滅危惧種だったマナティー、個体数回復により「危急種」に格下げ 28

ストーリー by hylom
復活してるっぽい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

西インド諸島に生息するマナティーの一種、西インドマナティーはこれまで絶滅危惧種に指定されていたが、個体数が劇的に回復したと判断され、このたび絶滅危惧種から「危急種」に変更された(CNNMiami HeraldSlashdot)。

西インドマナティーは1970年代には数百等にまで減少していたが、最近では6000頭を超すマナティーが目撃されているという。ただ、マナティーの正確な個体数は分かっていないようだ。

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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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