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JAXA

人工衛星「きく8号」運用終了、東日本大震災の災害支援でも活躍 42

ストーリー by hylom
お疲れ様でした 部門より

JAXAが1月10日、技術試験衛星VIII型「きく8号」の運用を終了したことを発表した。

きく8号は2006年12月に打ち上げられた衛星で、衛星通信や測位システム構築のための試験を行うことを目的に打ち上げられた。本来のミッション期間は3年だったが、その後も運用は継続され、東日本大震災時には人工衛星回線の提供にも使われていた(JAXAの発表)。

運用終了はバス設計寿命の10年を超え、また燃料も残り少なくなっていることから決定された。運用終了に伴い、衛星を静止軌道から離脱させて停波を行ったとのこと。

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電力

オランダ鉄道が風力で電車を運行 89

ストーリー by headless
風車 部門より
route127 曰く、

オランダ鉄道は1日から、風力発電による電力ですべての電車を運行しているようだ(化学業界の話題の記事AFPBB Newsの記事)。

オランダといえば風車小屋が有名だが、実際に16世紀末から17世紀にかけて活躍したシモン・ステヴィンはオランダの強い風を利用して帆走車を製作している。

オランダ鉄道では2016年に電力の大半を風力発電でまかなっており、少なくとも半年前には2017年の完全移行を発表していたようだ。昨年末には2017年1月1日以降すべての電車が風力発電で走るとも報じられている(オランダ鉄道の記事Eneco NS Groene TreinTreinreiziger.nlの記事AD.nlの記事[1][2])。

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スラッシュバック

SpaceXが5か月ぶりのFalcon 9ロケット打ち上げ、海上での回収も成功 19

ストーリー by headless
復活 部門より
SpaceXは日本時間15日、昨年8月以来5か月ぶりとなるFalcon 9ロケットの打ち上げを米国・カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地で実施した(WebキャストSpaceXのニュース記事SpaceXのツイート[1][2]Iridiumの更新情報)。

今回のミッション「Iridium-1」はIridiumのNEXT衛星10基を地球低軌道に投入するというもの。Falcon 9ロケットは日本時間15日2時54分に打ち上げられ、4時15分までに10基すべての配置完了を確認。打ち上げは成功した。ロケット第1段は打ち上げからおよそ8分後、太平洋上のドローン船「Just Read the Instructions」に着陸、回収も成功している。ドローン船上での回収成功は今回で5回目だ。なお、Iridium NEXT衛星は合計70基の打ち上げが計画されており、今後6回にわたってSpaceXが打ち上げを行う。

Falcon 9ロケットは昨年9月に打ち上げ前の試験で爆発事故が発生し、原因の調査が進められていた。原因としては、液体酸素タンク内の圧力を維持するためのヘリウムを格納するカーボンの外装とアルミニウムのライナーを組み合わせた圧力容器(COPV)の問題であることが10月時点で特定されていたが、1月2日に調査の完了と打ち上げの再開計画が発表された。短期的には固体酸素の発生を防ぐため、より温度の高いヘリウムを格納できるようCOPVの設定を変更するなどの措置が行われ、長期的にはCOPVの設計変更が計画されている。なお、今回のミッションは1月8日の実施予定が天候不順により延期されていた。
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地球

南極で巨大氷山が分離し、海面が上昇する恐れ 33

ストーリー by hylom
浮遊する千葉 部門より

南極半島の「ラーセンC」と呼ばれる棚氷の亀裂が広まっているという。このまま亀裂が伸びると、千葉県とほぼ同じ面積の巨大な氷山となり漂流する可能性があるそうだ(NHKLive Science)。

イギリスの南極調査プロジェクトMIDASが明らかにしたもの。分離の影響で棚氷が崩壊するといったことが発生した場合、海面上昇が起こる可能性があり、もしラーセンCの棚氷のすべてが沈んだ場合、世界の海面が4インチ(10センチメートル)ほど上昇する可能性があるという。

ラーセン棚氷はA、B、Cの3つに分かれていたが、ラーセンAは1995年に、ラーセンBは2002年に崩壊している。

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地球

月は地球への連続した小惑星衝突によって生まれた、という説 14

ストーリー by hylom
遠い昔の話 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

月は地球に小さな天体が複数回衝突した結果生まれた、という新たな説が発表された(Nature Geoscience誌掲載論文AFP)。

月の起源としては、直径が地球の約半分程の惑星が地球に激突して生まれたというジャイアント・インパクト説が有力とされていた。しかし、この説では月の組成が地球の組成とほぼ同じ理由を説明できないという。

今回発表された新説は、複数の小さな天体が地球に衝突し、それらの破片が集まって月になった、というもの。この説では月の成分が地球の成分とほぼ同じである理由が説明でき、コンピュータシミュレーションにとってこの説の妥当性も確認されているという。

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地球

「地球温暖化の休止」が無かったことを裏付ける論文が発表される 27

ストーリー by hylom
新大統領はどう出るか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米海洋大気局(NOAA)は2015年、1998~2014年に起きた温暖化が一部見過ごされていたという発表を行ったのだが、カリフォルニア大学バークレー校(UCB)のZeke Hausfather氏らの研究チームが、これを裏付ける研究論文を発表した(Science Advences形成論文AFP)。

NOAAの発表では海洋気象ブイによる海水温測定がそれ以前の火曜気象観測船による測定よりもやや低い温度を示す傾向があると指摘、これによって近年の地球温暖化が一部見過ごされていたとしていたが、今回発表された論文はこれを裏付けるものとなる。

NOAAの発表は地球温暖化懐疑主義者らから反発を招いており、米共和党内の議員から圧力がかけられたこともあった(Ars TechnicaSlateSlashdot)。

13107198 story
EU

太陽電池パネルを敷き詰めた世界初の道路がフランスで開通、1kmの区間で費用は500万ユーロ 51

ストーリー by hylom
電気の道 部門より
headless曰く、

世界初だという太陽電池パネルを敷き詰めた道路が22日、フランス・ノルマンディー地方の小さな村、トゥルーブル・オー・ペルシュに開通した(プレスリリース:PDFArs TechnicaGuardianThe Verge)。

この「Wattway」と呼ばれる道路はスラドでも以前話題になった1,000kmにわたる太陽電池発電道路計画の試験段階となるもので、今後2年間の試験期間を通じて耐久性や予期した通りの出力が得られるかどうかなどを検証する。Wattwayを開発・設置したColasでは、フランス国内4か所の駐車場でテストを行っているが、一般車両が通行する道路に設置するのは初めてとのこと。

今回開通したWattwayは2車線道路の1車線分1kmの区間で、合計2,880m2の太陽電池パネルが敷き詰められており、年間280MWhの発電を見込む。1日平均の発電量は767kWhだが、夏のピーク時には1,500kWhに達するという。Wattwayの太陽電池パネルは薄型で柔軟性があり、既存の道路に直接貼り付けて使用できる。

開通式を行った環境・エネルギー・海洋大臣のセゴレーヌ・ロワイヤル氏は、フランス国内の道路1,000kmごとに1kmのWattway区間を設置したいとの考えを示している(フランス国内の道路の総延長は100万kmとのことで、合計1,000kmになる)。しかし、道路面に水平設置するWattwayは太陽に向けて設置するのと比べて効率が低い。フランス北西部のノルマンディー地方は年間の日照時間も短く、1kmで500万ユーロという費用もあって、再生可能エネルギーの開発においてWattwayよりも優先すべき事項があるといった批判も出ているようだ。

13092125 story
電力

超臨界水を使った発電計画を模索するアイスランド深層掘削計画 41

ストーリー by hylom
地下深くから 部門より
taraiok曰く、

アイルランド南西にあるレイキャネス半島の火山の中心部で、アイスランド深層掘削計画(IDDP)なる計画が進められている。この計画は地下5kmのボーリング孔を掘り、そこにある液体でも気体でもない「超臨界水」を活用して発電を行うというものだそうだ(MIT Technology ReviewBBCThe Science ExplorerSlashdot)。

通常の地熱発電では2~3kmの深さまでボーリングを行うのが一般的だが、この計画では5kmまで掘り進むという。この位置には最大500℃の高温の岩石と水の深い源泉があると期待されているという。

火力発電では、水蒸気の圧力や温度が高ければ高いほど熱効率が高くなる。超臨界水を使えば高い効率で発電が可能で、従来の地熱発電の10倍の電力出力を得ることができるという。とはいえこの計画にはリスクもあるようだ。2009年に行われたIDDP-1として知られる計画では、2100mまで掘り進んだもののマグマ層に達したため中断されたという。

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地球

地表上の水の変化を地図にマッピングした「Google Surface Water Exolorer」 3

ストーリー by hylom
世界の変化 部門より

Googleと欧州委員会の共同研究センター(Joint Research Centre, JRC)が、地球上に存在する水の情報を追跡し地図上にマッピングしたものを「Google Surface Water Explorer」として公開した(Google BlogCNET Japan)。

Google Surface Water Explorerでは、NASAの地球観測衛星Landsat(ランドサット)によって集計された1984年から2015年までデータを元に、地表に存在する水の存在頻度やその変化を地図上でカラーで表示できる。たとえばカザフスタンとウズベキスタンにまたがるアラル海水面の急速な低下が発生していることで知られているが、Google Surface Water Explorerでこの付近を「Water Occurence Change Intensity」モードで表示すると赤色で表示され、実際に水が大きく減少していることが分かる。

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ビジネス

Apple、中国の風力発電事業に出資 7

ストーリー by hylom
クリーンに 部門より

Appleが中国の新疆金風科技(Goldwind)との提携を発表した(AFPCNN.co.jpCHINA DAILY ASISCNN TechSlashdot)。

新疆金風科技は世界最大規模の風力発電設備メーカーであり、中国各地で風力発電事業を行う子会社を保有している。Appleはこの風力発電事業を行う子会社4社の株式30%を取得するという。

Apple製品のほどんどは中国で製造されているが、中国における環境汚染はたびたび問題とされており、Apple製品を製造する工場からの環境汚染も過去に指摘されている。そのため、風力発電事業への出資によるクリーンエネルギーの活用でこういった批判を緩和したい意図があるようだ。

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地球

地球自転は100年間に平均で1.8ミリ秒ほど伸びている 17

ストーリー by hylom
地球の未来の姿を見たい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

地球の自転は緩やかに減速しており、100年間で約1.8ミリ秒ほど短くなっているという(王立協会会報theguardianSputnikSlashdot)。

ダラム大学および英Nautical Almanac Officeの研究者らが紀元前720年から西暦2015年までの日食や月食、そのほかの天文学的イベントの記録を調査し、それを地球の自転モデルと比較した。その結果、地球の自転間隔は1世紀あたり1.8ミリ秒ほど長くなっていることが分かったという。

なお、この結果は地球の潮汐摩擦をベースに計算した予測(1世紀辺り2.3ミリ秒)よりも小さかったとのこと。

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地球

パリ、大気汚染悪化により公共交通機関の期間限定無料化と車の使用規制を行う 23

ストーリー by hylom
花の都がこんなことに 部門より

フランス・パリで大気汚染が悪化したため、公共交通機関の期間限定無料化と自動車の走行規制が行われた(AFPロイターIndependentCNN.co.jpSlashdot)。

規制が行われたのは今月6日~9日で、この間自動車はナンバープレートの末尾が偶数か奇数かによって市内を走行できる日が決められ、それ以外の日の走行には罰則が設けられた。また、この間は地下鉄やバスなどの公共交通機関が無料で利用できるようになったという。

パリ市の大気汚染は「過去10年で最悪」のレベルだそうで、交通規制でこれを改善する試み。ただ、規制が開始された6日だけで1700人以上のドライバーが違反による罰金を科せられているという。

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アメリカ合衆国

地球温暖化に懐疑的なトランプ氏の大統領就任によってNASAの気候変動関連研究が止まるおそれ 53

ストーリー by hylom
大きな痛手 部門より
taraiok曰く、

ドナルド・トランプ次期米大統領は以前から「地球温暖化はでっち上げ」と主張しており、大統領の就任後には気候変動関連について大幅な予算削減があると見られている。トランプ氏の上級顧問であるBob Walker氏の発言によれば、氏はNASAの地球科学部門における気候変動関連部門の研究予算をすべて削減する方針のようだ(guardianSlashdot)。

これによってNASAがこれまで行ってきた温度、氷、雲や他の気象現象に関する観測や研究が停止することになる。Bob Walker氏によれば「進行中のNASAプログラムをすぐに止めることは難しい。また私は気候研究が必要であると信じる。しかし、気候変動研究は政治色が強くなってきており、研究者の仕事を徐々に蝕んでいる。トランプ氏は科学分野は政治化されるべきではないと考えている」としている。また、トランプ氏は深宇宙探査には予算を回していく方針だという。

これに対し米国立環境研究センターのKevin Trenberth氏は、気候変動研究は衛星観測のない暗黒時代に逆戻りすることになるだろうとしている。

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地球

世界のCO2排出量、3年間横ばいを維持 19

ストーリー by hylom
中国要因 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

世界の二酸化炭素(CO2)排出量はこの3年間、「ほぼ横ばい」を維持しているそうだ(AFPabcNEWSSlashdot)。

11月14日に公開された国際研究チームによる報告書「Global Carbon Budget 2016」によると、2015年のCO2の排出量は363億トンで、2016年はそこから0.2%の増加と推定されるという。

排出量が減った原因は、世界全体のCO2排出量の約30%を占めている中国での石炭使用量が経済的な理由で減少したためだと見られている。

また、CO2の排出量が減った原因は、植物の光合成の能力が高まってCO2を吸収する量が増えたという説も出ている。CO2の吸収は海と地上の植物によって行われているが、Dynamic Global Vegetation Model(DGVM)と呼ばれるシミュレーションモデルと衛星観測を組み合わせた調査では、陸上の植物のCO2の吸収量が増えていたという(ギズモード・ジャパン)。

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地球

2100年までに世界の海岸線の80%が海面上昇の影響を受けるという試算、1m近い海面上昇の可能性も 46

ストーリー by hylom
日本への影響も大きそうだ 部門より
taraiok曰く、

先日、今まで言われてきた「20世紀の海面上昇率」は過小評価だった?という話があったが、2100年までに世界の海面は1メートル近く上昇するという試算があるそうだ(Scientific American米国科学アカデミー紀要Slashdot)。

炭素排出量の割合が衰えることなく続けば、地球の気温は2040年までに2℃上昇するとみられている。2℃上昇した場合、世界全体では平均20センチメートルの海面上昇率だが、2100年までに気温が5℃以上上昇した場合は海岸線の80%が影響を受けるという。予測ではマイアミの低地エリアで250万人、中国の広州で210万人。ムンバイで180万人。そして、東京や大阪、ニューオーリンズ、ニューヨーク、ベトナムのホーチミン市で100万人以上と数千万人の人々が影響を受けると見られている。

ニューヨークと東海岸沿岸の都市は、産業革命前から4~5℃気温が高くなった場合、今世紀末までに海面は3フィート(0.9144メートル)ほど上昇する。海面の上昇速度は非常に速く、対策を取る時間は非常に限られているとしている。

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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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